アンチエイジングの基本は「サビない」こと!体の中からサビないレシピ
アンチエイジングで重要な事は「サビないこと」。「サビる(酸化)」とは、不規則な生活や偏った食生活、紫外線などによって体の中で発生した活性酸素が増えることです。
体がサビることによって細胞の老化が早まりシワやたるみなどの肌トラブルや、肥満などの原因となります。
- 紫外線
- 資質
- アルコール
- 添加物
- タバコ
- 大気汚染
- ストレス
活性酸素による体の酸化(サビ)を防ぐ役割をするのが、食べ物に含まれている『抗酸化物質』です。
抗酸化物質を毎日の食事から摂取することによって、老化の速度をコントロールすることができます。簡単レシピで毎日無理なくおいしくアンチエイジングしましょう。
Contents
リコピンの抗酸化力は美白効果が大!リコピンたっぷりのレシピ
トマトの赤い色素のカロテノイドの一種、リコピンにはアボカドに多く含まれるビタミンEの100倍という強力な抗酸化力や美白効果があります。
生で食べるのはもちろん、リコピンは熱に強く加熱をすると吸収力アップ。様々な食材との相性も良いので毎日の食事に取り入れやすいアンチエイジング食材ですよ。
トマトチーズリゾット
リコピンたっぷりのトマトに加え、肌の新陳代謝を促すビタミンB2が豊富なチーズを混ぜでかけて食べるリゾット。
お粥やリゾットは忙しいときや体調がすぐれない時でも食べやすく、栄養も手軽に摂ることができるメニューです。
- 水 350cc
- ご飯 お茶碗に軽く4杯分
- カットトマト缶 1缶
- ツナ缶 1缶(油を切る)
- 玉ねぎ 1個(みじん切り)
- にんにく 2片(みじん切り)
- オリーブオイル 大さじ2
- チキンコンソメ(固形) 2個
- 塩 2つまみ
- ローリエ 1枚
- 粉チーズ・黒胡椒・パセリ・とろけるチーズ 適量
- フライパンでオリーブオイルを熱し香りが出るまでにんにくを炒める。
- にんにくの香りが出たら玉ねぎがしんなりするまで炒め、玉ねぎがしんなりしたらツナ缶とトマト缶と水を入れる。
- 全体が混ざったらご飯をほぐしながら入れ、チキンコンソメ・塩・ローリエを入れ、ヘラで混ぜながら15分ほど弱火で煮込む。
- ご飯に味がしみたら火を止めてとろけるチーズを軽くふたつまみぐらい入れ、溶けるまで混ぜる。
- お皿に盛り付けて、粉チーズ・黒胡椒・パセリをお好みでかけて出来上がり。
ビタミンEを凌ぐ抗酸化作用!アスタキサンチンが気軽に摂れるレシピ
ビタミンEの500倍以上の抗酸化作用を持つアスタキサンチン。老化の原因となる紫外線の予防効果で知られているビタミンCと比べると抗酸化作用は6000倍とも。
そんなアンチエイジングに嬉しいアスタキサンチンが多く含まれている代表的な食材が鮭やサーモンです。
切り身はグリルやフライパンで焼くだけ、生のサーモンはカルパッチョなど様々な調理法がありますよね。
価格も切り身はひと切れ100円前後と安価で一年中手に入りやすい食材というのも特徴です。
鮭ドリア◎冷凍保存可◎
ドリアと聞くと、材料を炒めたりホワイトソースを小麦粉で作ったりと少し手間がかかる料理のイメージがありますよね。
そこでホワイトソース缶を使うと手軽に作れますよ。焼き魚で食べることが多い鮭ですが、洋風にドリアにしても美味しいです。
ご飯の量を少なくして抗酸化作用が強い玉ねぎとほうれん草を多めに入れることでカロリーもカットしてあります。
- 鮭(ふり塩) 4切れ
- ご飯 200g
- 玉ねぎ 1玉
- ほうれん草 1束
- バター 20g
- ハーブソルト 少々
- ホワイトソース缶 1缶
- 牛乳(豆乳でも) ホワイトソース缶の分量
- とろけるチーズ 40g
- 粉チーズ 適量
- 鮭を焼いたらほぐす
- 鮭を焼いている間に玉ねぎとさっと茹でたほうれん草をみじん切りしたものをバターで炒めしんなりしたらご飯も混ぜ炒める
- ほぐした鮭をフライパンに入れ混ぜ合わせる
- ホワイトソースを作る
- ボウルで混ぜ合わせたライスを耐熱皿に入れ、ホワイトソースをかける
- とろけるチーズと粉チーズものせて230℃に熱したオーブンで8分焼いてできあがり
(オーブントースターでは15分ぐらい)
第七の栄養素、ファイトケミカルを効率よく摂取できるスープレシピ
近年、6つの栄養素についで第七の栄養素として注目され、最強の抗酸化作用を持つと言われるファイトケミカル。
ファイトケミカルは植物(野菜やくだもの、豆類)からのみ摂取でき、体内では生成できないことが特徴の栄養素です。
野菜のポタージュスープ◎冷凍保存可◎
加熱に強く水や油に溶け出しやすいという特性を持っているので効率よく摂取したいならば、スープにするのがおすすめ。
野菜をそのまま煮込んで食べる方法もありますが、もっと手軽に摂取したいのであれば少しだけ手間をかけてポタージュスープにすると、野菜が苦手な人も効率的に無理なく摂取することができますよ。牛乳の代わりに豆乳を使ったり、油もバターも使わないのでとてもヘルシーですよ。
- ニンジン 2本
- 玉ねぎ 1玉
- カボチャ 1/2個
- ほうれん草 1束
- 豆乳
- 水
- コンソメ 固形3~4個
- 塩(クレイジーソルトなどのハーブソルトでもOK) 少々
- オレガノやローズマリーなどのハーブ類 お好み(なくてもOK)
- 野菜類は一口大の大きさに切る
- 鍋に水・コンソメ・ハーブ類(なくてもOK)野菜を入れて柔らかくなるまで煮る
- 柔らかくなったら、野菜だけ取り出してとろとろになるまでミキサーにかける(煮た水はそのまま残しておく)
- 全ての野菜をミキサーにかけたら、鍋に戻して豆乳を入れてふきこぼれないように混ぜながら火にかけてできあがり
強力な抗酸化作用を持つアリシンを含む優良食材ニラのレシピ
にんにくやたまねぎ、ニラなどの香味野菜のあの独特な臭い。それがアリシンです。
アリシンは、体温を上げて新陳代謝を促進し、発汗・利尿作用によってデトックス効果があります。
また、ニラはβカロテンやビタミンも豊富に含まれているので肌荒れ予防にもなります。
ニラと豚肉のチヂミ◎冷凍保存可◎
アリシンは細胞を壊すことによって発生するので、細かく刻んだりつぶしたり、玉ねぎは繊維に垂直に切るようにします。
熱に弱いアリシンですが油と一緒に調理をすれば損失は少なくて済みます。
また、ニラは油と調理すると吸収率がアップし、活性酸素を無害化して抗酸化作用を促進してシミやシワを防ぐβカロテンも豊富。
そんな抗酸化作用食材のニラと玉ねぎと、合わせて摂取すると疲労回復効果があるビタミンB1が豊富な豚肉を組み合わせたお腹も満足する混ぜて焼くだけの簡単チヂミレシピ。
- 豚バラ肉 150g
- 玉ねぎ 1/2個
- 小麦粉 100g
- 片栗粉 小さじ4
- 卵 2個
- ごま油 大さじ4
- 水 300cc
- 塩 1つまみ
- ★タレ★
- ポン酢
- コチュジャン(お好みで)
- 豚バラ肉は一口大に切る。
- ニラは粗みじん切り、玉ねぎは繊維を絶つように切る
- 大きなボウルに豚バラ肉・ニラ・玉ねぎとごま油以外の材料を入れてよく混ぜ合わせる
- フライパンにごま油大さじ2を熱し、混ぜ合わせた生地の半分の量をフライパンに流し込んで薄くなるようにのばし形を整える
- フタをして3分ほど焼いたらひっくり返して片面も3分ほど焼く
- 火が通ったら食べやすい大きさに切ってお皿に盛り付けてできあがり
残りの半分も同じように焼いてくださいね。食べきれない場合はそのまま冷凍保存もできますよ!
実は最強アンチエイジング野菜!ほうれん草を使ったレシピ
ビタミン含有量が緑黄色野菜の中でもトップクラスのほうれん草。特に抗酸化作用を持つビタミンACEの含有量が100gで1食分をカバーできるほど豊富です。
特に旬の冬の時期のほうれん草のビタミンCの含有量は他の季節よりに比べると2倍のもなると言われています。そのため、内側からの肌のアンチエイジングに役立つ野菜として注目されています。
ほうれん草のアーモンド和え
抗酸化作用のビタミンEを多く含むアーモンド。ほうれん草に豊富に含まれるビタミンACEは同時に摂取すると相乗効果が。
茹でて切って和えるだけのレシピです。簡単に作れるので常備菜やお弁当の副菜にも最適ですよ。
- ほうれん草 1束
- アーモンド 50g
- しょうゆ 小さじ1
- 砂糖 小さじ2~3
- 塩 1つまみ
- ごま油 小さじ1
- ほうれん草はさっと茹で、水にさらしてよくしぼり5~10cmの長さに切る
- アーモンドを粗みじん切りにする(歯ごたえがある仕上がりになるように少し大きめでもOK)
- ほうれん草とアーモンドをボウルに入れて、調味料を全て入れて混ぜて出来上がり
アンチエイジングは一日にして成らず!無理なく楽しく続けることがコツ
アンチエイジングの化粧品、サプリメント、エステ…中には高価なものもありますが、魅力的なキャッチフレーズにつられてついつい試してみたいと思ってしまいますよね。
いくら高価な化粧品やサプリメントを使用したりエステに通ったりしても、高価すぎて続かなかったり、食生活が乱れていたりストレスフルな毎日を送っていたりしたら意味がありません。
アンチエイジングは積み重ねが大事。毎日の食生活の中から無理なく楽しくストレスフリーに年齢と上手に付き合ってみてはいかがですか。
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