目が疲れやすい人必見!4つの改善方法と予防策で疲れ目を回避しよう

目が疲れやすいと、体全体もなんだか重たくなりませんか?目の奥が痛くなったりすると、頭痛に悩まされることも。

目が疲れやすい原因がわかれば、解決策も見えてくるはず!毎日気持ちよく過ごすためにも、予防・改善できる方法があれば、実践してみたいですよね。

そこで、目が疲れやすい3つの原因と4つの改善方法をご紹介します。また、疲れ目にならないための予防策も解説していきます。

疲れ目度合いのセルフチェック法やおすすめの目薬も併せて、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目が疲れやすい原因は主に3つ

目が疲れていると、体もなんとなくダルくなって、生活にも支障がありますよね。目が疲れやすい原因はどんなものがあるのでしょうか?

原因を把握すれば、解決策も見えてきますよね。ここでは、目が疲れやすい主な原因を解説していきます。

目を駆使しすぎて眼精疲労を招く

デジタル社会のいま、日常生活の中で目を駆使することは多いですよね。スマホやパソコンなど、長時間ディスプレイを眺める人は多いのでは?

目を駆使すると、目の周りの筋肉が硬くなってしまい、血流も悪くなります。また、凝視することでまばたきの回数が減少し、目の疲れに拍車をかけます。

疲れ目の状態を放置していると、眼精疲労となってしまうのです。目の疲れやすさは、目を駆使すればするほど悪化してしまいます。

ドライアイで目が乾燥する

ドライアイに悩む人はとても多いのが現状です。オフィスワークの3人に1人がドライアイだという報告も…。

ドライアイとは、目の表面を潤す力が低下している状態をいいます。つまり、涙の異常なのです。目の駆使やコンタクトレンズ装用者に多く見られます。

目が乾燥すると、目の表面が潤わなくなるため、目が疲れやすくなってしまいます。目の疲れやすさは、ドライアイが原因であることも多くあります。

目の老化でピント調節機能が低下

目のピント調節機能の低下は、実は30歳を過ぎたあたりから始まります。老眼は45歳すぎから始まるのが一般的。

加齢が原因で、水晶体の弾力性が減少し硬くなってしまうため、ピントが合わせにくくなるのです。目のかすみも、これが原因となっています。

ピントを合わせようと頑張ることで、目の筋肉に負担がかかり、目が疲れやすくなってしまいます。

目が疲れやすい人のためのセルフチェック

目が疲れやすい人に共通することは、目の使いすぎ。でも、自分が他の人より使いすぎているのか基準がわかりませんよね。

ここでは、目の使いすぎチェックや、疲れ目の度合いをチェックする方法をご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

チェック項目が多ければ目の使いすぎ!

以下の項目を見てみましょう。チェックの数によって、目の疲れの度合いがわかります。

  • 目が乾燥する
  • コンタクトレンズや眼鏡の度数が合っていない気がする
  • 小さい字や細かいものが見えにくくなった
  • 湿度の低い場所に入りことが多い
  • 睡眠不足だと思う
  • 食生活が乱れている
  • ストレスを感じている
  • 夜遅くまでスマホや読書など目を駆使していることが多い
  • スマホやパソコンなどを1日5時間以上見る
  • 肩や首が凝っている
目の疲れ度合い
  • チェック数0~2個:20%
  • チェック数3~5個:40%
  • チェック数6~8個:70%
  • チェック数9~10個:90%

チェック数が多くなるほど、目の疲れだけでなく、体の不調も現れてくることも。しっかり疲れをとって、目の健康を心がけていきましょう。

あなたは寄せ目ができますか?寄せ目力をチェックしよう

寄せ目とは、瞳を真ん中に寄せた状態のこと。あなたは、寄せ目ができますか?寄せ目力が低下しているなら、目が疲れている証拠なんです。

寄せ目力チェック方法
  1. なるべく白い紙を用意しましょう。
  2. 髪の中央にペンでまっすぐ線を書きます。
  3. 端から10㎝の場所に点を書きましょう。
  4. 紙を下まぶたと直角になるように手で持ちます。
  5. 点の場所を見つめ、10秒間キープしましょう。
このチェック法では、10秒間キープできない又は点が2個に見えてしまう場合、寄せ目力が低下しているということがわかります。

疲れやすい目に効果抜群!目の疲れを改善する4つの方法

疲れた目は、放置していると様々な不調を訴えることになってしまいます。疲れは蓄積させず、日々ケアしてあげることが大切。

ここでは、目の疲れを改善する方法を6つご紹介します。あなたの症状に合った改善方法を実践してみてくださいね。

充血には「冷パック」で炎症を抑える

疲れ目で充血しているなら、冷やすのが最適!目の炎症を抑えて、すっきりした目元を取り戻すことができます。

冷パックのやり方
  1. タオルを氷水に浸して絞るか、濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やしておきます。
  2. 冷たくなったタオルを目元に乗せましょう。
  3. 5~10分程度パックしたらタオルを外しましょう。
目に炎症が起きている時は、温めるのはNG。しっかり冷やしてあげると、とても気持ちがよく、すっきりしますよ。

疲れた目には「温パック」で目の調節機能を回復させる

疲れ目には、目元を温めてあげることが大切です。温パックで目の調節機能を回復させて、疲れをリセットしましょう。

温パックのやり方
  1. 濡らしたタオルを軽く絞って、レンジで1分温めます。
  2. 温めたタオルを目元に乗せましょう。
  3. 5~10分程度置いたら、タオルを外して終了。
疲れ目は、間の周りの筋肉が凝り固まっている証拠。硬くなった筋肉を温パックで温めることで、血流も良くなり筋肉を柔らかくしてくれます。

目が疲れやすいなら「目の体操」で予防する

目が疲れやすい人に効果的な目の体操をご紹介します。簡単に実践できる2つの体操で、目の疲れを回避してみましょう。

クルクル体操
  1. ギュッと目を閉じたら、パッと目を開けましょう。
  2. 正面を向いたまま、目だけ右を見たら、次に左へ動かします。
  3. 今度は上に目をやり、下へ目を向けます。
  4. これを1セットとしましょう。
スマホやパソコンで目を駆使することが多い人に効果的!30分~1時間に2~3度の間隔で実践するのがオススメですよ。
ピント合わせ体操
  1. 目の前にあるものを20秒間見つめます。
  2. 20秒間見つめたら、今度は遠くのものを5分間眺めましょう。
  3. これを1セットとし、数回繰り返します。
疲れ目防止にぜひ実践してみてくださいね。リフレッシュ効果もあるのでとってもオススメ!1日数回やると効果的ですよ。

「ツボ押し」で疲れ目にしっかりアプローチ

ツボ押しは、いつでもどこでもできる疲れ目改善方法。目元には、たくさんのツボが存在しています。ここでは、4つのツボをご紹介しますね。

  • 瞳子りょう(どうしりょう):目尻の横にあるツボ。
  • 攅竹(さんちく):眉頭の下に位置するツボ。
  • 四白(しはく):下まぶた中央の指1本分下にあるツボ。
  • 睛明(せいめい):目頭のくぼみ部分にあるツボ。
目に疲れを感じた時や、温パック後、入浴時などにやってみてくださいね。一番効果的なのは、目元を温めてから行うのが◎。

疲れやすい目を予防する5つの習慣

目の疲れは、生活習慣の見直しで軽減していくことができます。目を気遣う行動がとっても大切なのです。

ここでは、疲れやすい目を予防するための5つの習慣について解説していきます。日々の過ごし方を見直して、疲れ目にならないように心がけましょう。

ディスプレイの光を調整する

あなたが使っているスマホやパソコンのディスプレイは、部屋より極端に明るくなっていませんか?画面の光は、目を疲れさせる原因になります。

ディスプレイの明るさは、部屋の明るさより少しだけ明るいくらいが◎。ポイントは、画面から目を外した時に、明暗の差が少ないこと。

また、ブルーライトカットフィルターを使うのも効果があります。特にデスクでのパソコン作業が多い人は試してみてくださいね。

まばたきの減少に気をつける

目を駆使することが多いと、自然とまばたきの回数も減少しています。その結果、目の乾燥が進み、ドライアイや眼精疲労の原因に。

目が疲れやすい人は、まばたきの回数にも気をつけてみましょう。目を駆使しなければならない時は、意識してまばたきをするように心がけてみてくださいね。

デスクワークの際など姿勢に注意する

パソコンなどを使うときは、姿勢に気をつけると疲れ目もかなり軽減されます。姿勢によって、目の乾燥を防げるため正しい姿勢で作業すると◎。

デスクワークで気をつけたい5つのポイント
  • 前かがみにならない。
  • ディスプレイの位置は目線より下にして見下ろす。
  • ディスプレイと目は50㎝以上離す。
  • 背筋を伸ばして、背中を背もたれに軽く当てる。
  • 書類を見ながら作業する時は、画面と書類を見る目の移動距離を最小限にする。
ディスプレイを見下ろす位置にすることで、目の潤いをキープしやすくなります。また、正しい姿勢は首と肩の負担も軽減されるので疲れ目回避に◎。

疲れ目に効く「栄養素や食品」で疲れやすい目をいたわる

毎日の食生活の中で、目の健康に効く栄養素や食品の摂取を心がけてみませんか?疲れやすい目を体の中から予防・改善して、目をいたわりましょう。

目の健康維持にオススメの栄養素
  • ビタミンA
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ルテイン
目の健康に効く食品
  • 黒酢
  • ブルーベリー
  • にんにく

部屋が乾燥しないように加湿を心がけよう

部屋が乾燥していると、目の乾燥にもつながってしまいます。目が乾燥することで、目が疲れやすくなるため、加湿を心がけましょう。

職場では、小型の加湿器をデスクに置くのがおすすめです。空気の乾燥を感じたら、しっかり対策するようにしてくださいね。

タイプ別!疲れやすい目におすすめの目薬と成分

ここでは、タイプ別に分けて有効成分とおすすめの目薬をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

疲れ目にはビタミン配合の目薬が◎

有効成分
  • シアノコバラミン
  • メチル硫酸ネオスチグミン
おすすめの目薬
  • ロート製薬 Vロート プレミアム:参考価格¥1,500
  • ロート製薬 ロートV11:参考価格¥1,300

目のピントフリーズ対策にオススメの目薬

有効成分
  • ビタミンB12
  • ネオスチグミンメチル硫酸塩
おすすめの目薬
  • 参天製薬 サンテ快滴40:参考価格¥192
  • 参天製薬 サンテドウプラスEアルファ¥370

目の代謝を高める目薬

有効成分
  • タウリン
  • パンテノール
おすすめの目薬
  • 参天製薬 サンテ ボーティエ:参考価格¥1,620
  • ロート製薬 ロートVアクティブ:参考価格¥1,404

コンタクトレンズ装用のままで使えるオススメの目薬

有効成分
  • 塩化ナトリウム
  • コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
おすすめの目薬
  • 参天製薬 ソフトサンティア:参考価格¥593
  • 大正製薬 アイリスCL-Iネオ:参考価格¥584

ドライアイの人は防腐剤が入っていない目薬がオススメ

有効成分
  • ヒアルロン酸
  • コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
おすすめの目薬
  • ロート製薬 新なみだロートドライアイ:参考価格¥864
  • ロート製薬 ロート養潤水α:参考価格¥950

目が疲れやすい人に気をつけてほしい2つの注意点

目が疲れやすい人がやってしまいがちな2つの注意点を解説します。目の健康は体の健康でもあります。しっかり把握しておきましょう。

目の疲れを放置すると体に不調が現れる場合も

脳の神経で直接支配している12本のうち、6本が目に関わっています。半分が目の働きのために使われているため、疲れ目を放置するのは危険。

疲れた目を放置していると、いずれ体にも異変が現れてくる場合があります。冷え性にも繋がりやすいため、注意が必要です。

疲れ目は、その日のうちに解消しておきましょう。仕事の合間や、入浴時、夜のリラックスタイムなどを利用して目元ケアを行ってくださいね。

目薬は使用回数を守る

目が疲れやすいと、頻繁に目薬をさしたくなりますよね。しかし、眼科で処方される目薬や市販のものでも、使用方法を間違えると症状を悪化させることも。

目の疲れや乾燥を感じたら目薬を使用しますが、一般的に疲れ目になるのは午後からのことが多いですよね。

目薬のさしすぎに注意して、目が疲れてくるタイミングで早めに対処していきましょう。

疲れやすい目は毎日のケアと予防策で目の健康を守ろう!

目が疲れやすいのは、老化のサインでもあります。疲れ目を放置しないで、その日のうちにしっかり解消しておくことが改善への近道!

また、目が疲れやすい人は予防策も実践して、疲れ目を回避していきましょう。目のケアは、日々の過ごし方に気をつけるだけでも効果があります。

毎日のケアと予防策で、目の健康を守って生き生きとした目元をキープしてくださいね。

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