ドライブラッシングの効果とは?老化対策に効果的な部位と方法
海外発祥のドライブラッシングは、アンチエイジングにも効果があると日本でも人気のある美容方法です。
老化によるセルライトなどに働きかけができるドライブラッシングとはどのような方法で行い、どのようなアンチエイジング効果があるのでしょうか?
ブラッシングの正しい方法やブラシの種類などもあわせてご紹介していきます。
Contents
注目のドライブラッシングとはどんなもの?
以前から海外セレブも注目しているドライブラッシング。
ドライブラッシングは1日1回、専用のブラシで全身をブラッシングするいたってシンプルな美容方法です。
専用のブラシと正しいブラッシング方法で、手軽にアンチエイジングをはじめてみましょう。
ドライブラッシングで得られるアンチエイジングの効果とは?
ドライブラッシングを継続して行うと、女性特有の悩みを解消することができます。
むくみを解消し気になるボコボコセルライトを撃退!
毎日同じ姿勢で座りっぱなしでいたり、立ちっぱなしでいると足がむくんでしまったり、時には全身がむくんでしまうなんてことも…
むくみは放置をしておくと、溜まった水分や老廃物が体内に蓄積されてセルライトへと変化します。
またセルライトの原因となるむくみも解消し、予防することができます。
リンパの流れを改善して血行促進!冷え性改善にも繋がる
夏でも一日中冷房の効いた室内にいることや運動不足などが原因で、体内のリンパの流れが悪くなったり血の巡りが悪くなり冷えを引き起こします。
また、年齢を重ねることで血液の循環も衰えてしまい、冷え性の症状も悪化してしまったなんてことも…
そんなお悩みにもドライブラッシングは非常におすすめです。
古い角質を除去!美肌にも効果的!
毎日蓄積される古い角質は肌のくすみの原因となり、肌全体を暗くさせたり肌が乾燥して硬くなってしまいます。
人間の肌には新陳代謝と肌を生まれ変わらせるターンオーバーの効果がありますが、古い角質が蓄積してしまっていることでこの効果が正常に保てなくなります。
ターンオーバーを正常に保つケアーにはピーリングが非常に効果的です。
リラックス効果も得られてストレス発散に!
アンチエイジングにストレスは最大の敵です。
ストレスフリーな生活を送ることが理想ですが、現代社会でストレスを抱えずに生活していくというのは難しいことですよね。
ストレスフリーな生活を送ることが難しいのなら、上手にストレスを発散解消をしていきたいものです。
そんなストレス対策にもドライブラッシングは有効と言われています。
ドライブラッシングには軽度のマッサージ効果があるので、全身の緊張をほぐして疲れた身体や心を癒してくれます。
ドライブラッシングがOKな部位や注意すべき点とは?
ドライブラッシングで行ってはいけない部位はほとんどありませんが、注意しなければいけないことが何点かありますので、行う前には注意事項を念頭において行うようにしましょう。
肌状態をチェックしてから行うこと
肌の腫れや傷、赤みなどの異常がないか必ずチェックをしてからブラッシングを始めましょう。
異常がある箇所に行うことで、症状が悪化する恐れがあります。
また、ムダ毛処理をした後は肌のバリア機能が低下しているため、処理した部位は避けるようにしましょう。
力を入れず優しく行うこと
最近ではナイロンタオルでゴシゴシと体を洗うことが良くないと言われていますが、ドライブラッシングもこれと同じでゴシゴシと肌をこするようなブラッシングは厳禁です。
力を入なくても効果はありますので、優しく心地よいと感じる強さで行いましょう。
乾いた肌に行うこと
濡れた肌にブラッシングを行うと、肌バリアが失われて乾燥などの原因になることがありますので乾いた肌で行うのがおすすめです。
入浴前にブラッシングを行えば、肌に付着した汚れもさらに落ちやすくなり、入浴後につける保湿剤もより浸透しやすい状態になります。
正しいドライブラッシング方法で気になる悩みに働きかける
ドライブラッシングを行うためには、正しい方法で行うことが重要です。
基本のブラシの使い方
ブラッシングをする前に、正しいブラシの使い方を覚えておきましょう。
- 毛の表面、または側面を使って優しく撫でる感覚で使う
- それぞれ10〜30回程を目安にブラッシングを行う
- 心臓に遠い部位(下半身)から始める
下半身は「上から下へ」が基本。足の指まで丁寧に
まずはじめに下半身から行います。
- 1.足の指先から
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足の指先→足の甲→足の裏→足首→くるぶしと上に向かって念入りに行い、かかとなどは心地よい程度にくるくると円を描くようにしても良いです。
- 2.次にふくらはぎ
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ふくらはぎも足首からはじめて、下から上の方向でブラッシング。ふくらはぎの内側、外側と場所を変えて行うとより効果が増します。
- 3.膝の裏にあるリンパ節
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ブラシを当てて、下から上へ流すようにします。
- 4.太もも
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ふくらはぎ同様、下から上の順にブラッシングしていく。
- 5.お尻
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お尻の下部分の外側から上側に向かって円を描くイメージで行い、お尻の下から上へ向かってブラッシングしていく。
- 足の付け根にある鼠蹊部のリンパ節
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最後にここをブラッシングして、リンパの詰まりを流し血流を促進させる。
上半身は外側から内側へ。心臓に向かって行うこと
下半身のブラッシングを終えたら、上半身にうつります。上半身はお腹から行いましょう。
- 1.お腹
- 下半身と同じく下から上にブラッシングした後に、円を描きながらさらに優しくブラッシングする。
- 2.腰→脇の下→手の指から肘の順→肩から背中
-
バストに向かって贅肉を流すような感覚で横にブラッシングしていく。
- 3.最後に鎖骨下部分のリンパまでブラッシング
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鎖骨部分のリンパ節は、リンパの出入り口ともなる場所なので丁寧にブラッシングをしてあげましょう。
デリケートな顔には専用のブラシで優しく行う
気になる顔のくすみやたるみにもドライブラッシングは有効です。
顔へのブラッシングは以下の方法で行います。
- 顔のフェイスライン側から行い、顎からこめかみ、ほうれい線からこめかみ、鼻からこめかみへと、内側から外側へブラッシングします
- 目の周りは外側から始めて目の周りを一周してこめかみまで流し、そのまま耳の後ろから首筋、鎖骨まで一気に流すようにブラッシングします。
- 最後に鎖骨部分のリンパ節を流すようにブラッシングします。
ブラシ選びは慎重に!自分に合うブラシを見つけること
ドライブラッシングはブラッシング方法を身につけるだけでは正しい効果は得られません。
また肌に優しいだけではなく、ブラッシングをしていて心地よいと感じるブラシでブラッシングすることも大切です。
ドライブラッシングを始める前に、自分にあったブラシを選んでみましょう。
乾燥肌におすすめの「馬毛」
コシのある毛質で毛並みが細く柔らかいことが特徴の馬毛。撥水性もあるので、毛が固まりにくいという特徴もあります。
乾燥肌が気になる人におすすめのブラシです。
硬めの毛質がお好みなら「豚毛」
弾力性があることが特徴の豚毛は吸水性があり、毛質も少々硬目です。
程よい硬さで少々の刺激が好みな人や、ドライブラッシングの初心者さんにおすすめのブラシです。
角質ケアーやセルライトなどのケアーには「猪毛」
動物の天然毛でできたブラシの中では比較的毛質が硬めな猪毛。
その特徴を活かして、肌に刺激を与えながら角質や毛穴のケアーや、セルライトにしっかりと働きかけたいという人におすすめのブラシです。
リラックス効果が期待できる「山羊毛」
天然毛の中でもとても柔らかい山羊毛はベビーブラシとも言われるくらい先端が細い毛並みが特徴です。
肌への刺激が少ないので、肌ケアーを目的とするよしもリラックスの効果を得たいという人におすすめです。
角質ケアーをよりしっかりと行いたい時は「植物素材毛」
名前の通り、植物の繊維を使用した植物素材毛は動物天然毛より硬い素材でできています。
毛先にばらつきを活かして角質を除去することができるので、角質ケアーをしっかりと行いたいという人にはおすすめです。
植物素材毛は、アレルギーのある人や敏感肌の人でも安心して使用することができます。
コスパが売りの「合成繊維素材」
合成繊維素材のボディーブラシは安価のため手軽に購入することができますが、肌には負担がかかりやすい素材だと言われています。
肌が弱い人は合成繊維素材ではなく、少し高くても動物性や植物性のブラシを選ぶようにしましょう。
ドライブラッシングで美容と健康を手に入れよう!
アンチエイジングをするためには、手間とお金がかかるものと思いがちですが、ドライブラッシングならブラシの費用のみで空き時間に手軽に行うことができます。
この機会にドライブラッシングを毎日の日課で取り入れて、手軽にアンチエイジングをしてみましょう。
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