眉毛を染める方法。失敗して後悔しないように…注意点など
髪をカラーリングしていると気になる事、ありますよね。プリン?いやそれも確かに気になるんですが、もう1つありませんか?そう、眉毛です。
髪が明るいのに眉毛は黒くて何か違和感…。メイクと言ってもアイブロウだけでは限界があるし、いっそ眉を染めてしまおうかなぁ、なんて思ったことありませんか?
確かに染めてしまえば眉の色も明るく出来て、ちぐはぐな印象になりませんよね。でも眉毛を染めるってどうやって…?と、ふと疑問に思った方の為に、眉毛を染める方法をご紹介したいと思います。
眉を染める方法は5つ!…でも、色々デメリットもあるんです。
眉の色をチェンジする方法としては、次のようなものがあります。
- 専用のブリーチ剤を使用する
- 眉用に作られたブリーチ剤、または髪用よりも比較的使いやすい体毛用のブリーチ剤を使用して、自分で眉を脱色します。
初心者でも失敗しにくい、やりやすいと言われています。自分で行うと費用も安く済みますが、自己責任になりますのでちゃんと準備をし、薬剤の使用方法をしっかりと確認しておく必要があります。
- ヘアカラー剤を使用する
- 眉用のカラーリング剤というものはありません。ですので眉をカラーリングするにはヘアカラー剤を使用する事になります。
しかし髪に使用する為に作られたカラーリング剤を眉に使うのはリスクがあります。刺激が強過ぎて肌がかぶれてしまったり、液が垂れやすく目に入りやすい、という危険性も。
- 美容室でやってもらう
- 美容室で髪をカラーリングした時などに、ついでに眉も一緒に染めてもらえる場合があります。しかし実はヘアサロンで眉毛を染めてもらうのは違法なんです。
パッケージにも記載されていますが、ヘアカラー剤は髪を染める以外の用途で使ってはいけないんです。自分で行う分には自己責任ですが、万が一事故やトラブルがあった場合、美容院が責任を問われる事になります。
ですので髪を染めるついでにやってもらえる事もありますが、眉毛だけのメニューというのは殆どありませんし、お店によっては一切やっていない所もあります。
- 眉サロンでやってもらう
- 眉のスタイリングに特化した眉サロンでカラーリングしてもらう方法です。眉サロンであれば安心して施術を受けることができます。
料金は割高にはなりますが、眉頭・眉山・眉尻と色味を変えて染めてくれるお店もあり、丁寧な施術が期待できます。
お店によってはカラーリングのメニューが無いところもあるので要注意。事前に確認をしておきましょう。
- 眉マスカラを使う
- すっかり定着したコスメアイテム・眉マスカラを使用して一時的に染める、という方法もあります。顔を洗うと落ちてしまいますが、間違いなく一番安全な方法であると言えるでしょう。
以上の5つが主な方法になります。デメリット・安全性なども考慮して、この中でおすすめできる方法は、
- 専用のブリーチ剤を使用する
- 眉サロンでやってもらう
- 眉マスカラを使う
の3つになります。
自宅で行う眉ブリーチの方法
専用のブリーチ剤を使って自宅で脱色する方法についてご説明します。まず、使用するブリーチ剤ですが、眉用として市販されているものは1種類しかありません。
- ジョレン クリームブリーチ
- 眉毛専用ブリーチ剤として販売されている唯一の商品。アメリカ製です。しっかり明るくなると評判で、眉専用なだけあって匂い・液ダレが少なく使いやすいのが特長。
ノーマルタイプとマイルドタイプがあり、マイルドタイプはアロエ成分配合で肌に優しいので、敏感肌の人にはこちらがおすすめです。2つの薬剤を混ぜて塗布するタイプで放置時間は約10分。
購入方法はインターネットになりますが、模造品(偽物)が非常に多く出回っている為、国内正規代理店であるジョレンジャパンの公式HPからの購入が安心です。
- エピラット 脱色クリーム
- 本来は腕・足用のブリーチ剤です。カモミールエキス・海藻エキス配合。敏感肌用もあります。2剤を混ぜるタイプで放置時間は5~10分程度。
自然な仕上がりになりますが眉用ではない為、ジョレンよりも多少刺激は強めです。実際眉に使用した人から「ピリピリする」「匂いが気になる」という声も。
上記のいずれかの使用をおすすめします。パッケージ記載の使用方法をよく確認して使うようにしましょう。薬剤でかぶれが起こらないか、事前にパッチテストをするのもお忘れなく。
脱色を行う前にあらかじめ必要なものは全て揃えておきましょう。薬剤を塗っている途中や塗った後で動き回ると薬剤が垂れたり、目に入ってしまう恐れがあるので、途中で「あ、あれ忘れた!」と取りに行く事がないように。用意するものは次の通りです。
- ブリーチ剤
- 綿棒
- コットン
- ラップ
- 時計
- 保護クリーム(ワセリンやニベアなど)
ブリーチの手順:
- まず眉の形を整えます。なりたい眉の形をイメージして、アウトラインをペンシルアイブローで描きます。そこからはみ出した毛をカミソリで剃り、眉用コームと眉用ハサミで長さを揃えましょう。
- 皮膚が薬剤でかぶれてしまわないよう、眉の周辺に保護クリームを塗ります。
- 薬剤を混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせた薬剤を眉に塗布します。ムラになってしまわないよう、全体にまんべんなく乗せていきましょう。根元の方から毛を逆立てるような感じで塗るのがコツ。目や皮膚についてしまわないよう気をつけて。
- 塗り終わったら眉の上からラップを貼って、5~10分おきます。ラップを貼ることで薬剤が垂れてくるのを防ぎ、しっかりと眉毛に浸透していきます。
- 時間が経ったら薬剤を拭き取ります。水で濡らして絞ったコットンを使ってしっかりと拭き取っていきましょう。最後に洗顔、スキンケアも忘れずに。
手軽にカラーチェンジ!眉マスカラの選び方・塗り方のコツ
一時的なものではありますが、安心して眉を染めることが出来る眉マスカラ。沢山の種類が販売されていますが、髪と同じか髪よりもやや明るめの色を選ぶと良いでしょう。
また、眉毛の硬さに合わせて選ぶことも大切です。毛が硬い人は眉マスカラも硬めのテクスチャーのものを、毛が柔らかめの人はサラッとしたものを使うとうまく密着し、ムラになりにくいですよ。
眉マスカラの塗り方:
- あらかじめ眉を整え、毛流れに沿ってとかしておきます。
- ブラシの表面についたマスカラをティッシュオフします。余分なマスカラを落とし、ダマになるのを防ぎます。
- 眉尻から眉頭に向かって、毛流れに逆らうようにマスカラをつけていきます。
- 今度は眉頭から眉尻の方に、毛流れに沿って塗っていきます。眉頭は下から上に向かって塗りましょう。
髪色に合わせた、自然な眉カラーにチェンジ!
いかがでしたか?アイブローだけでは髪色に合わせづらい眉も、カラーチェンジすることで違和感の無い自然な色に変えることができます。でも自宅でブリーチを行う際はくれぐれも薬剤の取り扱いに気をつけて下さいね。
不安な方は無理をせずに、眉サロンや眉マスカラを利用して下さい。ご自分に合った方法で眉の色を変えて、もっとおしゃれを楽しみましょう。
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