車の選びのポイント。タイプ別の40代女性におすすめの10車種

車とひとことで言っても、メーカーやブランド、車種など沢山あって選ぶのが大変ですよね。自分に合う車はどのようなものなのか、悩むところです。

そこで車のタイプごとに、特徴やメリットとデメリットをご紹介し、車のタイプ別に、40代女性におすすめしたい車種をご紹介します。

手ごろ感がある軽自動車。小回り重視の方におすすめ

車に関わる税金も安く、購入価格も普通車に比べると低価格で済む軽自動車は、40代女性が通勤やお買物の足として使いやすいタイプの車です。

最近では性能が上がり、高速道路の走行も無理なくできる軽自動車も増えています。室内空間も広く、荷物もたっぷりと詰める車種も出てきています。

トールサイズは横風に弱いは過去の話

荷物が沢山詰める軽自動車は、トールサイズといって車高が高いタイプ物になります。背が高い分、横風に弱く転倒しやすいと言われてきましたが、これは過去の話となってきています。

重心を下に位置させることで、トールサイズの軽自動車も、横風に弱いというデメリットは克服されてきています。

ただ、下の部分を重くしたために、重量が嵩み従来よりも重量税が高い車は増えています。

軽自動車は以外に高く100万円以下で新車は難しい

一昔前なら、軽自動車なら100万円以下でも新車で購入できる車と思われていましたが、残念ながら性能の向上や、重量の増加などによってごく一部の車種、グレードを除いて100万円以上の費用が必要です。

車によっては200万円以上という軽自動車も出てきています。

以前は軽自動車に乗るのは低価格で恥ずかしいと感じていたかもしれませんが、今は軽自動車に乗っていても安い車に乗っていると思われることはほとんどありません。

軽自動車は維持費が安い

軽自動車のメリットについてみていきます。

何といっても維持費の安さは大きなメリットです。

  • 自動車税
  • 自動車保険
  • 高速道路料金

これらは普通車に比べ非常に安くなっています。

一例をあげて見ます。

軽自動車(タント) 普通車(フリード)
自動車税 29,500円 34,500円
自動車保険 82,780円 96,150円
高速道路料金 3,330円 4,120円

※自動車税は1,000cc~1,500ccのもの(フリードは1,500cc)
※自動車保険はソニー損保の新規申し込み・年間走行距離9,000km以下・家庭用・43歳・ゴールド免許・運転者30歳以上限定・車両保険付きで比較
※高速道路料金は東京ICから甲府昭和ICまで139.9㎞の料金で比較

どの項目を見ても軽自動車はコスパが良いことが分かります。

重量が増えたとはいえ、普通車に比べるとやはり軽量なので燃費性能は高く、小回りが利くという点は非常に高いメリットです。

実は手放すときに価値が下がりにくく、想像しているより高く下取りや買取をして貰えるケースも多くなっています。

普通車に比べて売買時の手続きが簡単です。揃えなければならない書類なども少ないので、手間をかけずに済みます。

造りが簡単で安全性は低め

軽自動車の最大のデメリットは、やはり造りが簡易であるという点です。

機能が向上し、性能も高くなった軽自動車ですが、どうしても安全性が犠牲になってしまっている車が多くなります。走行音や雨天時の雨音なども気になります。

軽自動車の定員は4名と少なくなっています。さらに、定員4名が乗車した軽自動車は、ターボが無ければ走行時のパワー不足を顕著に感じます。

基本は1人ないし2人程度で乗る車といえます。

小さい分室内空間は狭い

軽自動車の中でも、トールサイズ軽自動車などは比較的室内空間は広くなっていますが、それでも普通車に比べるとやはり手狭です。

  • 普段は一人しか乗らない場合には、2列目のシートを倒して荷台を広く利用する。
  • 後部座席には小さな子供しか乗らないという場合には、上部の空間を活用する。

このような工夫をすると、狭い空間を上手に活用できるようになります。

おすすめしたい軽自動車2車種

  • 通勤やお買物がメイン
  • 子どもや親をのせることが多い
  • 程よくかわいい車がほしい

このような希望を持つ方におすすめの軽自動車2車種をご紹介します。

四角いボディラインが大人を感じる【タント】

累計200万台を突破しているダイハツのタントは、車内空間が広く、乗り降りしやすいミラクルオープンドアが人気を高めています。

四角いボディラインですが、程よく丸みもあるため、大人の女性が乗るのに違和感がありません。1Lで28㎞走る燃費性能も、40代女性にとっては嬉しい低燃費さですよね。

スマートアシストⅢなどの安全性能があり、2016年度予防安全性能評価で最高ランクを獲得しています。

幅広い年齢層で人気が高い車です。

圧倒的な低燃費とデザイン性のある【ワゴンR】

20年以上前に初代が発売されて以来、進化を続ける軽自動車がスズキのワゴンRです。

左右の後部座席のドアにはアンブレラホルダーが設けられたり、軽自動車発のヘッドアップディスプレイといって、視線の先に欲しい情報が見えたりする機能が備わっています。

軽自動車発となるデュアルセンサーブレーキサポートが装着できるグレードもあり、安全性にも配慮されています。

ワゴンRは軽自動車では珍しいハイブリット仕様の車もあり、1Lで33.0kmという超低燃費も実現しています。

室内も上質でデザイン性も備わった、大人の女性が乗るのにちょうどよい軽自動車です。

コンパクトカーのメリットは燃費。日常の足にちょうどいい

コンパクトカーは非常に人気が高く、普通車の新車売上を見ても上位のほとんどがコンパクトカーになっています。

軽自動車に比べるとパワーがあり、日本の細い路地などを快適に走れるコンパクトカーは、
まさに日常の足にちょうどいい車といえます。

長距離運転も楽にこなせ、ハイブリットやEVといった低燃費車両も数多く販売されており、軽自動車よりも選ぶ楽しみがあります。

ほとんどの立体駐車場に駐車が可能で、狭い駐車スペースでも簡単い車庫入れが可能など、40代女性がやや苦手としている車庫入れがスムーズにできる車が多くなっています。

黄色いナンバープレートではなく、普通車なので白のナンバープレートが付く点も軽自動車との違いを感じさせます。

やや中途半端さがあるのが難点

コンパクトカーのデメリットといえば、軽自動車と一般的な普通自動車の中間的な位置にあるために、中途半端さがあるという点です。

家計に優しい車かと聞かれると軽自動車の方が上に感じます。高速道路の通行料金や自動車税などはやはり軽自動車の方が安いですよね。

一方でセダンにくらべると騒音も感じやすく、安全性能という面では劣る部分が多くみられます。

女性をターゲットにした車も数多い

コンパクトカーのテレビCMを見ると、女性が登場するCMが多いですよね。CMに登場するのは、その車がターゲットにしている人になります。

軽自動車の場合は20代から30代の女性が多くみられますが、コンパクトカーになってくると40代の女性を見かけることも多くなります。

コンパクトカーを買う年代・性別として、40代女性がターゲットになっていることになります。

コンパクトカーでおすすめの車種2選

  • 週末はレジャーに使う
  • 居住性もできれば快適に
  • 乗車している家族の距離感が近い方がいい

このようなタイプの方に、コンパクトカーでおすすめの2車種をご紹介します。

コスパが一番のコンパクトカー【アクア】
ハイブリットなのに200万円を切るコスパの良さが人気のトヨタのアクアは、1Lで37.0㎞も走る低燃費という、燃費性能は軽自動車よりも高いコンパクトカーです。

小回りも効き、重心が低い位置にあるために安定性もある車となっています。

後部座席を倒すと荷室が広くなり、沢山お買物をしても楽に荷物を積めます。

コストを下げている分、同じハイブリット車のプリウスに比べると室内の質感がやや劣る部分がありますが、普段使いと考えれば十分です。

街中でも走りやすく、燃費も嬉しい経済的なコンパクトカーです。

超低床で親をのせるのにもちょうどいい【フリード】

ちょうどいいくるまとして開発されたホンダのフリードは、まさに40代女性が乗るのにちょうどよい車と言える部分がつまっています。

基本は3列シートのフリードは、普段は3列目をたたんで広い荷室として使いながらも、家族+親をのせるときにはシートを出して6人または7人乗りにもできます。

さらに、2列シートのフリード+は超低床ラゲッジ空間が備わり、車いすも人が乗車した状態で乗せられます。

車いすだけではなく、ベビーカーもそのまま入ります。とりあえず車にベビーカーごと子どもをのせてから、チャイルドシートへ移動させる。という事も可能です。

体力の衰えも正直感じる40代ママでも、もたつかずスマートに子どもを車に乗せられますね。

燃費もよく、ハイブリット仕様も選べます。さまざまな世代が乗りやすく、普段は4人以下、時折5人以上乗るという乗り方に対応した車です。

ミニバンはファミリーカーの王道

まだまだ子どもが小さい育児中の方も、子どもが中高生、大学生となって少し手が離れてきた方もいる40代。ファミリーカーとしてミニバンを選ぶ方も多いですよね。

中高生になり体が大きくなった子供でもゆったりと座れ、荷物が多い育児中の方でも車内に荷物があふれて仕方がないということを避けることもできます。

何といっても広々とした室内空間が魅力

運転席からの視認性が高いミニバンは、運転しやすい車としても人気があります。最近ではバックモニターをつけることも多く、後部の視認性も高まっています。

後部座席はスライドドア仕様で、子どもが乗り降りをする際に、隣の車にドアをぶつける心配もありません。

車高が高く、小さな子供なら楽に立って着替えも可能ですし、大人にとっても頭上が広く圧迫感を感じないという室内空間の広さが魅力的です。

低床タイプのミニバンも多く、特に後部座席は足腰が弱った親世代や、幼稚園児くらいの子どもでも乗り降りがしやすいというメリットもあります。

3列目をたためば広い荷室を確保でき、レジャーやアウトドアで使う荷物もたっぷりと詰める車です。

燃費性能が悪く立体駐車場に入らないデメリットも

ミニバンタイプの車は、どうしても車体重量が重たいというデメリットもあります。

コンパクトカーであれば1Lで30kmを超える燃費を誇る車もありますが、ミニバンは1Lで10kmほど走ればまずまずと言われます。

車高が高い分、立体駐車場にはハイルーフタイプでなければ駐車ができないケースも多くなっています。

昔に比べると安定性はありますが、それでもセダンタイプの車に比べると高速走行でのふらつきを感じることもあります。

オプションのつけ方次第で値段に幅が出る

ミニバンの特徴として、グレードやオプション装備のつけ方次第で、価格が大きく変わるというものがあります。

トヨタのノアの場合、標準のグレードでは2,466,720円~という価格ですが、ハイグレードになると3,363,120円~と価格差は90万円になります。(価格は2018年9月現在)

一般的には2WD車の方が4WD車よりも安いため、不要であれば4WDを選ばないようにすると低価格に抑えられます。ハイブリットはさらに高額です。

車の色、カーナビ、ETC、スペアタイヤやパワースライドドアなどのオプションの費用、税金や自賠責保険、販売所費用などをプラスしていくと、50万円以上の上乗せがかかってきます。

できるだけ安く購入したい時には、追加料金をいかに減らすかがポイントです。

家族をのせられるミニバンのおすすめ2車種

  • 大勢で楽しく出かけたい
  • 荷物をたくさん載せたい
  • スライドドアは外せない

このようなタイプの方におすすめのミニバンですが、40代という世代に合った2つの車種をご紹介します。

ワンランク上の乗り心地を持つ【アルファード】

ミニバンの中でも大きめで、室内も高級感があるトヨタのアルファードは、大人がゆったりと座れ、経済的にやや余裕を持つ40代女性に人気があります。

高級路線ということもあり、価格は高くなります。

その分、エアバックが全席標準装備となっているなど、安全性が高く、パノラマミックビューモニターなどを利用することで車庫入れも楽にできます。

重厚感のある車体は、重量があり、燃費が悪いというデメリットもありますが、ハイパワーで快適な走行性が期待できる車です。

40代になったらちょっといい車に乗りたい女性にはおすすめです。

低床で使い勝手のいいグリップで乗り降りしやすい【ノア】

ミニバンの中でも、ファミリーカーとしての使いやすさが優れているのがトヨタのノアです。

兄弟車にはヴォクシーやエスクァイアといった車がありますが、どこか男性的な2車種に比べ、ノアは角が取れた雰囲気で、落ち着いた40代女性にはおすすめです。

ミニバンの中では低床で、さらに乗車を手助けするグリップが、乗る人の背に合わせるように設置されています。子どもでも大人でも、使いやすグリップになっています。

座席の高さがやや高めなので、座席に座った時に景色が見やすいという特徴を持ちます。

低価格ミニバンになっているため、走行音などはやや気になりますが、価格に見合ったミニバンともいえます。

アウトドア派ならSUV。視認性も高く見晴らし抜群

キャンプなども流行り、アウトドアを楽しむ方も増えました。回りとはちょっと違う車に乗りたい。遊び心を持ちたいという方には、SUVがおすすめです。

SUVは悪路の走行性を重視したものもありますが、最近では街乗りを意識した車種も増えています。40代女性が乗るなら、スタイリッシュな車種を選びたいですね。

気になるのは燃費の悪さと維持費の高さ

SUVは車両重量が重いケースが多く、どうしても燃費が悪いというデメリットを持っています。

以前は馬力のあるディーゼルエンジンを積んだSUVも多くありましたが、排ガス規制によりディーゼルエンジンを使った車はだいぶ減りました。

排ガス規制をクリアしたクリーンディーゼルエンジン車は価格も高く、結果的に初期投資が高くなってしまうというデメリットも出てきます。

遊び心満載で安全性が高い

SUVタイプの車は、一般的な車に比べると大きなタイヤが特徴の一つです。大きなタイヤを履くことで、山道や河川敷といった悪路でも、走行が可能になってきます。

つまり、アウトドアシーンなどで大活躍してくれる車です。レジャーの幅が広がり、遊び頃が満たされる車といえます。

悪路も走れるSUVは、揺れや振動に耐えられる強固な車体となっています。衝撃にも強いため、安全性が高いというメリットも出てきます。故障もしにくくなっています。

頑丈な車という事もあり、実は運転に自信がないという40代女性にとっても、安全な車となります。視点も高いので視認性もよく、周りを見渡せるという特徴もあります。

街乗りも意識したスポーティーなSUV2車種

  • キャンプや海・山でのレジャーを楽しみたい
  • 回りとちょっと違う車に乗りたい
  • 安全性が高い車に乗りたい

このような方にはSUVはおすすめです。荷物も大量に積める本格派SUVと、街乗りメインのコンパクトSUVをそれぞれご紹介します。

ミニバンタイプのSUV【デリカD5】なら大量な荷物もOK

クリーンディーゼルエンジンを搭載している三菱のデリカD5は、ミニバンタイプのSUVでとなっています。ディーゼルエンジンが持つ力強さがあり、悪路もお構いなしに走行可能です。

ただ、見た目は少し強固なイメージのミニバンですので、街乗りでも違和感を感じない車です。

4WDのミニバンは燃費が悪いと言われていますが、デリカD5の4WDはクリーンディーゼル車なので、ガソリンに比べ低価格の軽油で走行が可能になります。

燃費が良く、力強く走ってくれます。

ミニバンの中でも大きな車体をしていますが、視点が高く取り回しが楽なので、運転がしやすい車でもあります。

ハイブリットもあるコンパクトSUV【ヴィセル】

見た目はちょっと狭そうと感じるホンダのヴィセルですが、実は室内空間は広く、荷室も大型のクーラーボックスも楽々収納できる、さすがSUVといえる車です。

SUVが持つ粗っぽさや力強さはあまり感じず、どちらかといえば大人っぽい雰囲気があります。夫婦二人で乗るのにも、違和感を感じません。むしろ子どもが巣立った後に乗りたいSUVです。

後部座席も広く、大人がゆったりと座れます。女友達をのせてのドライブでも、狭さを感じさせません。

後部座席を倒すとスポーティータイプの自転車を積むこともできるため、今流行りの自転車女子としてポタリングを楽しみたい人にもおすすめです。

落ち着いた雰囲気のセダンはやっぱりあこがれの一台

40代ともなれば、大人の雰囲気を作っていきたい、目指したい女性も増えてきます。

今まではファミリーカーに乗っていたとしても、やはり落ち着いた雰囲気のセダンに乗りたいという希望も出てきます。

人と荷物のエリアがはっきりと分かれ、乗車していて走行音が気になりにくく、振動も抑えられたセダンは、乗り心地が良いクルマです。

遊び心よりも上質な居住性を求めたい大人の車といえます。

安全性や安定感は抜群

セダンが他の車と大きく異なるのは、車高の低さです。

室内空間が広いミニバンやトールサイズ軽自動車、SUVもまた車高が高くなる分、重心を下に置くことで安定感を無理やりだしています。

セダンはもともと車高が低いため、非常に安定した車です。風の抵抗がかかりにくく、風によるブレも少ないため、横揺れなども感じにくくなっています。

さらに、どのような立体駐車場でもほとんどのケースで入庫できないということはありません。

人が乗るスペースと荷室に完全に分かれるため、車のつくり自体も強固で、安全性の面では申し分ありません。

前方が見えにくく取り回しが難しく感じることも

普段コンパクトカーやミニバンを運転する方にとっては、エンジンルームが前方にあるセダンは前が見えにくいと感じます。ですが、実は車の左側の死角となる部分が少なく、視認性は高い車です。

馴れるまでは取り回しなども難しいと感じますが、実際に教習所ではセダンタイプの車が使われていますので、馴れてしまえば多くの人にとって乗りやすい車です。

競争が少なく価格が高いケースが欠点

車全体で見ると、セダンの需要は低めなので、どうしても他のタイプの車に比べると競争が少なく、価格は高めとなっています。

その分高級感などが感じられ、40代女性の経済的な余裕を感じさせる結果となります。そろそろ落ち着いた車に乗りたい方にはぴったりです。

乗るならやっぱり高級車。セダンタイプのおすすめの2車種

  • そろそろ落ち着いた雰囲気の車がいい
  • 安定感や安全性を重視したい
  • 乗り心地の良いクルマを選びたい

セダンならこのような希望も叶えられます。

比較的価格が落ち着いているミドルサイズセダンから1車種と、ワンクラス上の40代女性ならではの余裕を見せられるLサイズセダンから1車種をご紹介します。

スポーティーに走りたい女性に人気の【インプレッサG4】

運転を楽しみたいという40代女性におすすめするミドルサイズセダンの一つがスバルのインプレッサG4です。

運転席は運転に集中できるよう工夫が施され、運転席というよりはコックピットといった方がふさわしい造りとなっています。

安全性も高く、予測安全性能評価も最高レベルとなっています。

リビングでくつろぐような上質な居住性をもつ【ティアナ】

Lサイズセダンの中でも大人の雰囲気を持つ日産ティアナは、もともとリビングのようなくつろげる室内空間になっています。長距離の走行でも疲れにくいシートが採用されています。

リアルタムに交通情報を受け取れるなど、利便性が高いナビゲーションシステムも標準装備されていますし、アラウンドビューモニターもセットで装備され、車庫入れもスムーズに行えます。

長距離の運転で疲れた時に車線を逸脱してしまった場合などに、警告音を発してくれる車線逸脱警報の他、自動ブレーキ、踏み間違え防止アシストが全車標準装備されています。

40代以降も乗り続けたい大人のセダンです。

車のタイプ以外にも、車を買うときに考えたいこと

ここまで主に車選びのポイントについてご説明してきました。ですが、車を購入する前に、考えておきたいことについてもご説明します。

自動車の購入代金の支払い方法はどうするのか

最近の車は性能や機能が高くなった分、価格も高くなっています。
軽自動車でも、オプションなどをつけていくと気が付くと200万円を超えるケースも出てきています。

  • コンパクトカーでも200万円前後
  • ミニバンでは300万円前後
  • 高級車では500万円以上もざら

このような多額の購入代金を、どのように支払うのかを考えて置く必要があります。

余裕があれば現金一括払い

購入資金だけではなく、数年の維持費などもある場合には、現金一括払いが最もおすすめとなります。

利息などもかからないため、最も安く車を手に入れる方法にもなります。

あとでもご説明しますが、車の購入代金ギリギリしか資金がない場合には、現金一括払いは避ける必要があります。

車の維持費は想像以上にかかることがあるので、ある程度資金に余裕を持たせる必要があります。

ローンの組み方もいくつかの選択肢がある

車の購入代金をローンで支払う方も多くいます。

ローンといえば、あらかじめいくらかの頭金を支払い、残りを分割払いで支払う方法が一般的ですが、車を購入する場合には、残価設定型のローンという選択肢もあります。

頭金に相当する金額は、残価に残し、まずは分割払いの部分を最初の車検まで支払うという方法です。

最初の車検時に、このまま車に乗り続けるか、新しい車に乗り換えるかという選択を行い、乗り続けるなら残金を支払う。

乗り換えるなら、今乗っている車を引き渡したうえで、新車を購入することになります。

従来の頭金を支払い残金を分割で支払う場合は、自動車会社以外のローンも活用できますが、残価設定型の場合は、基本として自動車会社のローンを利用することになります。

従来のローンの方が利息は少なく、残価設定型の場合の方が利息は高くなります。

車は思ったよりも購入時に時間・手間・費用がかかる

車の購入のためにディーラーなどに行くと、すぐに車を購入できる、手に入れられると思っている方もいるかもしれません。

また、車を購入する際は、表示されている金額で購入できると思っている方もいるかもしれませんね。

ですが、車は注文をしてから納車まで、一般的には3週間程度かかります。人気車種となってくると、3カ月待ちというケースもあり、時間がかかります。

さらに車を所有するためには車庫証明を取ったり、新車登録を行ったりするために、印鑑証明を取得する必要があるなど、手間もかかります。

車庫証明を取る費用、新車登録の費用などもかかりますし、税金の支払いなどもあり、当初想像しているよりも費用がかさむケースも多くみられます。

車は維持費も想像以上にかかってくる

車は購入した後も、様々な費用がかかります。

  • 自動車保険(任意保険)
  • 毎年の自動車税の支払い
  • 駐車場費用
  • メンテナンス費用

新車購入から3年目やその後2年ごとの車検費用なども必要です。つまり、車を維持するための費用もしっかりと考えなければいけません。

任意保険は文字通り入るか入らないかは自分の意思で決められますが、万が一事故を起こしてしまった場合、自賠責保険では被害者の人身対する補償の一部しか補償されません。

  • 物損事故を起こした時の損害賠償金
  • 自賠責ではカバーしきれない賠償金
  • 自損事故の場合の車の修理費用
  • 事故により同乗者が怪我を負った場合の治療費

このようなものをカバーするのが任意で加入する自動車保険です。補償を手厚くすればそれだけ保険料は上がります。

そこまでして車を購入する必要があるのかも考える必要があります。

自分にとって、家庭にとって、車を所有することは本当に必要なのか、車はどのような位置づけものなのかを一度購入前に考えることも必要です。

車を買うのではなく、借りるというスタイルもある

40代の女性にとっては、車に乗るなら所有する物というイメージを持つ方も多くいますが、最近では借りるというスタイルを選ぶ方も増えています。

  • 自分に合った車がどのような車か試したい
  • 普段は公共交通機関で移動は問題ないが必要な時だけ車を使いたい
  • ピンポイントで車を利用したい

車を購入し所有をすれば、当然自動車税やメンテナンス費用などのコストがかかってきますが、借りるというスタイルの場合には、このような所有に関わるコストがかかりません。

新車に乗りたいという希望を叶えるリース

車を借りる場合でも、新車に乗りたい、自分が好きなオプションを付けたいといった希望を叶えてくれるのがリースという方法です。

新車を購入するのに比べると低コストで済み、契約する会社によっては、メンテナンス費用などもコミコミで借りれます。

所有ではないので自動車税の支払いなども不要です。

最初の車検で新車への買換えをするという方なら、リースで借りるという選択肢はおすすめです。

テレビCMでも有名なコスモ石油のマイカーリースの場合

  • ホンダ N-BOXなら月額29,700円~
  • トヨタ アクアなら月額40,284円~
  • ホンダ ヴェセルなら月額42,984円~

このような価格で借りれます。

レジャーなど数日間だけ車を借りたいならレンタル

都心部などで駐車場を借りるだけでも数万円かかるといったケースや、普段は公共交通機関でもストレスなく移動できる方なら、必要な時だけ車を借りるレンタルという方法もあります。

レンタカーは必要な時に必要な大きさの車を借りられるため、自分に合う車を探したい方にもおすすめです。

ニッポンレンタカーのケースでみると

  • ホンダ N-BOXなら24時間まで7,020円~(2日目から5,832円~)
  • トヨタ アクアなら24時間まで8,856円~(2日目から7,560円~)
  • ホンダ ヴェセルなら24時間まで10,800円~(2日目から8,396円~)

このような価格になるため、毎月5日以下借りたいという場合には、レンタルはお得です。

15分くらいなどごく短時間使いたい時だけ使えるカーシェアリング

時間単位ではなく、15分単位のごく短時間車を借りたいという方なら、都心部を中心として展開されているカーシェアリングを利用する方法もあります。

あらかじめ登録をしておけば、カーシェアリングに対応している駐車場で車を借り、別の駐車場に乗り捨てるという事も可能です。

カーシェアリングでもシェアが高いタイムズカープラスの場合には、

カード発行料1,550円+月額基本料金1,030円+利用料15分206円(または412円)

これだけの料金で利用可能です。

車を購入するコストや手間、所有するコストなどを考えると、独身の方でお買い物など本当にわずかな時間だけ車を使いたいという方には、かなり利便性が高い方法です。

好みや生活スタイルに合った車選びを

車選びはやはりそれぞれの好みや、生活スタイルにも合わせる必要があります。40代女性はさまざまな生活スタイルの方がいるので、一概にこの車がいいという事は言えません。

ただ、アクセサリー感覚で車を選ぶのではなく、用途などをしっかりと考えて選ぶことで、大切に車にのり、長く使える車に出会えます。

おすすめした10車種以外にも、たくさんの車がありますので、ぜひ自分に合った車を探してください。

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