本当にすっぴん?40代で本当の素肌美人になれる秘訣とメイク術
インスタなどのSNSの普及で、女優やタレントの素顔を見る機会も増えてきました。中には40代に入った女優が、すっぴん姿の投稿写真を公開し、その素肌の綺麗さが話題になることもありますよね。
40代なのにすっぴんを見せられるくらいの素肌美人にはあこがれますよね。
素肌美人になるためには、やはりスキンケアに工夫が必要です。誰にも見せられないすっぴんから、見せたいすっぴんになれるスキンケアをご紹介します。すっぴん風メイク術もご紹介します。
すっぴん肌に大切な5つのポイント
すっぴん肌がきれいだと、実はしっかりメイクをした時にもメイクののりが良く、化粧崩れもしにくくなります。
その理由は、お肌が整ってこそ初めてすっぴん肌はキレイに見えるからです。
ボロボロの状態の素肌をいくら隠そうとしても、結果的にファンデーションを厚く塗り過ぎ、かえっておばさんメイクになってしまうこともありますよね。
まずは自信をもってすっぴんになれるお肌を手に入れましょう。
基礎化粧品で重視したいのは高保湿である事
40代のお肌に最も足りないのが潤いです。保湿成分がしっかりと含まれた基礎化粧品を利用することが大切です。
30代までは、お肌の内部にある程度水分が蓄えられているため、水分を与えてあげればぐんぐんと吸い込めるお肌でした。ですが、40代に入り乾燥気味になると、逆に水分は吸い込まなくなります。
化粧水で水分を補い、乳液やクリームで蓋をするだけではなく、化粧水にも保湿効果が高いものを選ぶ。
乳液やクリームは、よりしっかりと蓋ができる成分が含まれたものを利用する必要があります。
【高保湿が期待できる成分】
- セラミド:水を抱え込み逃げ出すのを防ぐ
- ヒアルロン酸:表皮で水分を蓄える
- コラーゲン:表皮で水分を蓄える
- 天然保湿因子:水分を吸収し結合する
など
関連記事:「40代の基礎化粧品。4つの視点で選ぶ10種類のおすすめ」
肌に負担をかけないために紫外線対策は必須
紫外線がお肌に掛ける負担は非常に大きなものになります。肌の老化の原因となる要素の約80%が、紫外線によるダメージとも言われています。
紫外線によるダメージでもっとも怖いのは、今すぐにダメージが現れるわけではないという点です。紫外線のダメージは積み重なっていき、10年後、20年後にその影響が表れてきます。
40代の今、肌にトラブルが起こっているのは、20代や30代に浴びた紫外線の影響ともいえます。そして、今浴びた紫外線の影響は、50代や60代になった時に顕著に表れることになります。
以前よりも衰えてしまったお肌なので、紫外線の影響はより強く受けることになり、さらに衰えるお肌にとって、その影響は非常に大きなものになります。
40代は効果が高いクリームや美容液を使うよりも、紫外線対策を行うことが重要です。
- 紫外線吸収剤が入っていないもの
- シリコンが入っていないもの
- できれば石けんなどで落とせるもの
日焼け止めの機能だけではなく、美容液の成分が含まれた、日中用美容液を活用する方法もあります。
日焼け止めだけではなく、日傘や帽子、ストールなどUVカット機能を持つものを活用しましょう。
さらに目からの紫外線を防ぐために、UVカット機能が付いた眼鏡やサングラスをすることも効果的です。
過度な洗顔は行わない
日中のメイクや皮脂汚れ、さらにほこりなどを洗い流すために、洗顔をすることは大切です。
汚れがお肌に残っている状態は、お肌に良いものではありません。
ですが、必要以上に過度な洗顔を行ってしまうと、お肌にとって必要な皮脂まで洗い流してしまうことになります。
皮脂というとべたつくものというイメージがありますが、お肌のバリア機能や潤いをキープするために重要な役割を持っています。
汚れを落とすのに必要最低限度の洗顔にとどめ、さらに体温以下のぬるま湯ですすぎを行うなど、皮脂を洗い流し過ぎない洗顔を行うことが重要です。
抗酸化作用がある食べものをしっかりと食べる
私たちの体には、日々活性酸素が生まれます。活性酸素は適度な量であれば、体には有用ですが、過度な活性酸素は細胞を傷つけ、老化を速めてしまいます。
抗酸化作用を持つものはこの活性酸素に対抗するものです。活性酸素を減らすためには必要不可欠な成分です。
化粧品で抗酸化作用を持つ成分が含まれている物を取り入れることも大切ですが、それ以上に食べ物から抗酸化作用を持つものを取り入れることは重要です。
- ビタミンA:アボカド・緑黄色野菜 など
- ビタミンC:りんご・みかん・赤ピーマン・ブロッコリー など
- ビタミンE:ナッツ類・キウイフルーツ・かぼちゃ など
- ポリフェノール:トマト(リコピン)・ベリー類(アントシアニン) など
など
睡眠はしっかり。リフレッシュも大切
夜更かしをした朝と、しっかりと睡眠をとれた朝とでは、お肌には違いを感じることが多いですよね。睡眠中はお肌の生まれ変わりが起こるため、しっかりと睡眠をとることは大切です。
睡眠はゴールデンタイムと呼ばれている夜10時から午前2時の間に熟睡する必要があると言われていますが、実際には時間帯ではなく、どのくらい深い眠りを得たかの方が重要です。
お肌の生まれ変わりに重要な働きを持つ成長ホルモンは、睡眠中に繰り返される深い眠りと浅い眠りのうち、一番最初に訪れる深い眠りの時に分泌量がピークになります。
このとき深い眠りをどれだけ得られたかで、分泌される成長ホルモンの量が変わります。多少の物音や振動ではなかなか目覚めないくらい深い眠りを得る事が必要です。
ストレスを軽減する効果も、睡眠にはあります。ストレスは活性酸素をつくる原因の一つですので、できるだけストレスを軽減することが大切です。
睡眠と同じように、打ち込める趣味を作る事や、時には思い切り羽根を伸ばすといった、リフレッシュすることも必要です。
今すぐできるすっぴん風メイク術
すっぴん肌になりたいけど、自信がない。やっぱりすっぴんは恥ずかしいという場合には、すっぴん風メイクを施すこともおすすめです。
すっぴん風メイクは決して手抜きのメイクではありません。まるですっぴんのように見せるメイクの方法です。
足さないで引くメイクをする
メイクというと、足していくものと思いがちです。
ベースメイクをして、眉をかき、アイメイクをして、チークをしてリップメイクをする。これは足すメイクです。
ベースメイクを薄く施し、強調したい部分にだけ軽くメイクを施す。他の部分はあえてメイクを足さないことで、自然と軽く行っただけのメイクを目立たせます。これが足さないで引くメイクです。
- 目元を強調したいなら、眉やチークはメイクしないかしてもごく薄くする。
- 口元を強調したいなら、アイメイクはしないかごく薄くする。
ふわっと強調したい部分だけ浮き上がるため、メイクを薄くできます。
CCクリームを上手に活用する
素肌をすっかりと隠してしまうベースメイクではなく、少し素肌を感じられるベースメイクをすることで、すっぴんに見えやすくなります。そのために使いたいのがCCクリームです。
CCクリームはお肌の色味を補正してくれるので、素肌感がありながらも、お肌の悩みを目立ちにくくするという特徴があります。
CCクリームはカバー力は弱くなりますが、いくつかの種類のCCクリームを使い分けることで、お肌の悩みを目立ちにくできます。
用意するCCクリームの種類は3種類です
- 素肌に近い色
- 素肌よりワントーン明るい色
- オレンジ系
- 素肌よりワントーン明るいCCクリームを使う場所
-
- 鼻筋
- 頬骨
- 目の下のクマ
など
立体感を出したり、クマを消す事に使います。
- オレンジ系のCCクリームを使う場所
-
- シミ
- そばかす
- ニキビ跡
など
色素沈着が起こっている部分にピンポイントで使います。塗った部分のフチは、周りになじませるようにします。
- 素肌に近い色のCCクリームを使う場所
-
ベースメイクとしてファンデーションを塗る時と同じように、他の2つのCCクリームを使っていない場所に塗ります。
BBクリームやファンデーションでお肌をカバーしたのとは異なる、すっぴんに感じられるベースメイクができます。
あとはほんの少し柔らかいピンクのチークを頬に施し、さらにフェイスパウダーを化粧ブラシでさっと塗って終わりです。
CCクリームとパウダーで、脱ファンデ
お肌を綺麗に見せるためにファンデーションで隠すという方法から、素肌感を残すCCクリームとフェイスパウダーで行うベースメイクにシフトチェンジすることで、今流行りのすっぴん風メイクができます。
ファンデーションを使わないことで、お肌に掛かる負担も格段に減り、素肌をより綺麗に整える、すっぴんに自信が持てるように変えていけます。
脱ファンデは最初はどうしても難しい、勇気がいる行動になりますが、やってみれば次第に自信が持てる素肌に近づけて行けます。
最初は怖い。でも慣れれば楽ちん・時短・ローコスト
すっぴんで過ごすことやすっぴん風メイクで過ごすことは、今までばっちりメイクをしていた人にとっては少し怖いですよね。
ですが、慣れてしまえばいいこともいっぱいです。
クレンジングや洗顔でお肌に掛ける負担も減らせ、メイク自体も時短で済んでしまいます。高いメイクアイテムを購入する必要もなくなれば、コストダウンもできます。
面倒だからメイクをしないすっぴんではなく、すっぴんでも十分な素肌を手に入れましょう。
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