歯のホワイトニングで老け見え防止!加齢とともに起こる黄ばみなどの変色
歯は健康的に白いことが理想ですが、様々な理由から色がついてしまうことがあります。歯に色が着いていると、見た目より老けて見えてしまいます。
それを防ぐためにも、ホワイトニングをすることがいいでしょう。歯のホワイトニングとは、着色の原因を分解することを言います。
歯の年齢化をふせぐために、どのような方法でホワイトニングを行えばいいのでしょうか。また歯に色がついてしまう理由も解説します。
歳を取ることによって進む歯の変色
歯はもともと真っ白い色をしていますが、年齢を重ねることで徐々に黄色や茶色に見えてくるようになります。
歯茎から露出している部分の歯は、エナメル質という物質に覆われています。これはつるつるとした硬い組織で、歯を守り表面に汚れがつくのを防いでいます。
そのため、歯の下の象牙質やセメント質という組織が透けてみるようになり、徐々に歯が黄ばんでくるのです。
歯が着色される主な原因
加齢による変化は厳密には着色ではありません。ですが、歯が黄色っぽくなってくる原因は複数あります。
着色は日常生活と関わってくるもので、普段から気をつけることが重要です。主なものを見ていきましょう。
コーヒーなどの着色汚れ、ステイン
歯の表面に色素が付着した状態のことをステインと言いますが、これは生活習慣によるもので、誰でも蓄積させてしまう可能性があります。
日常的に呑んでいるコーヒーや紅茶、またはチョコレートやタバコなどに含まれている原因色素が歯に付着することで、ステインになってしまいます。
そのため、日常的にコーヒーやチョコレートを口にする習慣のある人は、歯の色が変わってしまうリスクを持っていると思ってください。
歯垢が溜まることでも歯は茶色くなる
歯が茶色く変色してしまう理由のもう1つが、歯垢が溜まってしまうことです。歯垢とは、プラークとも呼ばれます。
これは、食べ物の残りかすなどを餌にして細菌が繁殖してしまったものです。放っておくと細菌が酸を発生させて、歯を溶かし虫歯になってしまいます。
口の中の細菌は食後すぐから増えてしまうので、それを防ぐために食事のあとすぐに口をすすぐか、ブラッシングをすることを習慣付けましょう。
30代以降は虫歯が原因で着色することも
虫歯も着色の原因になることがあります。そして成人後の虫歯はなかなか気付きにくく、進行も早いので、いつの間にか歯が茶色くなってしまっています。
虫歯によって歯が着色されてしまうのは、脱灰という状態が起こってしまうからです。脱灰とは、歯からリン酸やカルシウムが溶け出してしまうことです。
脱灰が進むと歯の表面に小さな穴が少しずつ開いていきます。これはホワイトスポットとも呼ばれていますが、症状が進むとやがて黒っぽくなってしまいます。
ホワイトニングは専門医のクリーニングで
歯の着色汚れを取ってきれいにすることを、クリーニングと言います。歯をクリーニングすることで白さを取り戻すのが、ホワイトニングの手順です。
ホワイトニングは自宅でも専用の歯磨きを使うことで行えますが、より本格的にきれいにするには、歯科医を利用するのがおすすめです。
歯科医によるホワイトニング
歯科医院で行われているホワイトニングは、歯石を磨いて落とす歯面研磨という方法で行われています。
ですが、固まってしまった歯石を落とす目的でも、歯を削ることにはリスクあります。さらに歯石を削って落としたとは、歯が少し沁みやすくなるというデメリットもあります。
これなら痛みはありませんが、よごれの種類によっては適性が無いものもあって、真っ白になるかどうかは医師の診断を受けなくてはいけません。
ホワイトニングの回数と料金
歯科医で行われるホワイトニングのことを、オフィスホワイトニングといいます。オフィスホワイトニングをする際の料金と回数の目安です。
- 回数 1回~4回程度
- 料金 1本500円程度から
歯石の蓄積状態や、ステインがどのくらい着いてしまっているのかによっても回数や料金は変わってきます。
人によれば1回の施術で終わってしまうこともありますが、汚れがひどい場合には何度も通院しなくてはいけません。
普段から着色に気をつけていれば回数も少なく済むかもしれません。まずは、ホワイトニングを行っているクリニックで相談をしてみましょう。
歯の着色原因は様々。ホワイトニングですっきりきれいに
歯は加齢によって自然に黄色っぽくなっていく傾向にありますが、生活習慣や虫歯などが原因の場合もあります。
歯が茶色いと人前に出るとき気になってしまうこともあるでしょう。そうならないために、ホワイトニングを上手く利用するのがいいですね。
まず自分の歯の状態を知るために、ホワイトニングを行っている歯科を受診してみてください。
Topics歯の黄ばみ・くすみ
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