自宅で簡単にできるホワイトニング!有効成分とグッズを紹介
歯が白くないと年齢よりも老けて見てしまいます。そのことをコンプレックスに感じている人も多いのではないでしょうか。
会話のとき気を使わなくてもいいように、歯のホワイトニングをしたい。でも、歯のホワイトニングは時間や費用がかかりそうで迷っている。
そこで、忙しい人にも手軽にできる、セルフホワイトニングの方法を紹介します。自宅で若々しくきれいな歯を手に入れましょう。
Contents
歯科医でのホワイトニングより手軽なセルフホワイトニング
ホワイトニングは歯科医院やサロンなどでも実施されています。その場合、歯の着色汚れの原因である歯石の除去を行います。
歯石は、細菌の塊である歯垢が固まって出来たもので、超音波新動機や、スケーラーという楊枝のような機材を使って取り除きます。
これをクリーニングと言います。クリーニングを行うと確かに歯はすっきりしますが、表面を削るので少し痛みを伴うのがデメリットです。
そこで、自宅で好きな時間に取り組むことのできるセルフホワイトニングが考案され、様々な製品が市販されているのです。
クリニックで診察を受けてから自宅ホワイトニングへ
自宅でホワイトニングを行う場合、もっとも効果的なのが、クリニックで自分用のホワイトニングトレーを製作してもらう方法です。
診察は2回だけで、後は自宅で自分のペースでホワイトニングを行うことができます。時間はかかりますが、おすすめな方法です。
クリニックでホワイトニング指導を受ける手順
まずは、歯科医師に歯の様子を診断してもらい、どの程度着色されているのかを見てもらいます。この段階で着色がひどいようなら、クリーニングを勧められるかもしれません。
その後、歯の型を取ってホワイトニングに使う歯形、トレーを製作してもらいます。このトレーにホワイトニング剤を入れて歯をきれいにします。
歯形が出来たら再び受診し、トレーの装着指導を受けます。そしてホワイトニング剤を処方してもらい、自宅でのホワイトニングに入ります。
トレーとホワイトニング剤の使い方
ホワイトニング剤は、ジェル状になっているものがほとんどです。薬剤をトレーに乗せて、その状態で歯に被せます。
このとき、トレーにジェルを付けすぎると歯の間からはみ出してしまうので注意しましょう。
はみ出した分は、もともと口に入るものなので飲み込んでしまっても問題はありません。ですが処方によっては苦味を感じることがあります。
その場合はホワイトニングの後でしっかりうがいをしましょう。喉の奥までがらがらうがいをするのがポイントです。
ホワイトニングをしながら明日の準備をしたり、ネットから離れたりして入眠儀式に繋がるとよりよいでしょう。
クリニックを使わない自宅ホワイトニング
完全に自宅で行うホワイトニングの方法もあります。市販の歯磨き粉を使うと、手軽に時間をかけずに着色汚れを落とすことができます。
ホワイトニング用の歯磨き粉には、研磨剤や吸着剤として様々な成分が配合されています。天然材料を使ったものもあるので、効果や好みを元に選びましょう。
ホワイトニング歯磨きに使われる成分
ホワイトニング用の歯磨き粉には、歯の汚れを落とすための成分が必ず含まれています。汚れを吸着して落とすものや、歯の傷を治す物など複数種類あります。
代表的な成分を紹介します。一部はクリニックのホワイトニングでも使われているものなので、信頼性が高いのが特徴です。
- ポリリン酸ナトリウム
- 歯の表面の汚れと結合しやすい成分です。そのため、着色の原因となっている汚れを効率よく落とすことが出来ます。
また、除去後に歯をコーティングして再度歯が着色されることを防いでくれます。さらに漂白効果もあるので、より歯がより白くなります
- ハイドロキシアパタイト
- 歯のエナメル質を作っている成分です。歯の表面の傷を治す力があるため、傷口に着色のもとが入るのを防ぎます。
そのため、歯が汚れてしまうのを防ぐのに効果的です。予防だけでなく、細かい粒子が研磨剤の役目をするので、歯についた歯垢を取ってくれます。
- カオリン
- 天然の粘土から抽出される成分です。粒子がきれいな丸をしているので、歯を磨いてもエナメル質を傷つけることなく汚れだけを落としてくれます。
- 活性炭
- 炭の粒子には細かい穴が開いていて、そこに歯の汚れが吸着します。歯磨きに含まれるものは、粒子の直径がかなり小さくなっています。
そのため、歯についたごく細かい隙間汚れまできれいになるのが特徴です。
自宅ホワイトニング歯磨きおすすめ5選
上の様な成分を含んでいるホワイトニング用の歯磨き粉の中で、特に人気なものを紹介します。
歯をきれいにするだけでなく、歯を守効果を持っているものもあるので、使い続けていくと口腔の年齢化を防げるでしょう。
- キラルンハミガキ ペーストタイプ
- 天然素材から作ったハイドロキシアパタイトと、研磨剤としての効果の高い炭酸カルシウムを主成分に使ったホワイトニング歯磨きです。
歯を白くしつつ、天然アパタイトの作用で傷を修復し、口腔の年齢化を防ぎます。
- コンクール リペリオ
- ポリリン酸ナトリウムを主成分に含んでいる歯磨き粉です。着色汚れのもとにはりついて歯からはがれやすくします。
また歯茎を補強する効果もあるので虫歯予防になという利点も持っています。
- ねんどのハミガキ ボディクレイ研究所
- 一般の研磨剤よりもやさしい粘土成分を使っているので、磨きあがりがつるつるになると人気の歯磨き粉です。
- カーボンココ
- ココナッツの皮から作った活性炭の吸着力を利用して、歯についた汚れを落としていきます。研磨剤不使用なのでエナメル質を傷つける心配がありません。
その他家庭で使えるホワイトニンググッズ
セルフホワイトニングのアイテムとしては歯磨き粉が手軽で種類も多いですが、それ以外にも効果のあるグッズはあります。
ハミガキだけではなんとなく効果を実感できない、という場合には、それ以外の方法を試してみるのもいいですね。
- 歯に直接塗るペンタイプ漂白剤
- マニキュアのような携帯の歯の漂白剤で、歯1本1本に直接塗るという特徴を持っています。
携帯に便利な反面、塗布してからしばらく時間を空けないといけないデメリットも持っています。
- こすって落とす消しゴムタイプ
- 消しゴムのように歯をこすって汚れを落とすホワイトニンググッズです。素材はシリコンで、中に研磨剤が配合されています。
汚れが気になるところへピンポイントで使えるメリットを持っています。ですが、強くこすると歯を傷つけてしまうリスクもあるので慎重に使いましょう。
- 歯をパックするシールタイプ
- シール状になった漂白剤です。歯をすっぽり包み込むことで、成分を浸透させてついた汚れを落とします。
方法はさまざま。自分の歯の状態にあったものを選びましょう
自宅でのホワイトニングケアはまだ浸透していませんが、欧米では一般的なことから、日本でも市販品が多く開発されるようになりました。
より本格的な歯科医師によるトレーを用いるのもいいですが、時間がかかってしまうのがネックになる場合は、ハミガキや消しゴムタイプが手軽でいいですね。
歯磨き粉を選ぶ場合は、医師も使用することのあるポリリン酸ナトリウムや、天然の成分を使ったものが安全でおすすめです。
着色の具合を一度クリニックで見てもらって指導を受けることも1つの方法ですが、ドラッグストアで購入できるものなどが日常に取り入れるのに適しています。
また歯の色だけでなく、口内環境についても目を向けていきましょう。年を重ねるにつれて、虫歯や歯周病などになりやすくなっているためです。
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