ボディスクラブのおすすめは？自分の肌質に合うものを選んで

ボディスクラブとは、粒子を含んだクリームやジェルのことで、毛穴の黒ずみや古い角質を落とすために使われます。

人の体は年齢とともに新陳代謝が落ちていって、角質が肌の上に残りやすくなっていきます。そのため老けて見えたり肌が黒ずんでしまうのです。

それを解消してくれるのがボディスクラブの働きです。主な種類と、肌質に合った商品の選び方を紹介します。

スクラブの効果と使用方法

ボディスクラブに含まれている粒子には主に2種類があります。1つはソルト由来、つまり塩の粒子で、もう1つはシュガー由来で砂糖の粒子です。

ソルトとシュガーの粒子にはそれぞれ効果に違いがあります。目的や肌質によって使い分ける必要があります。

ソルトスクラブは角質除去に効果的

ソルト由来のスクラブは、粒子の大きさがやや大きめなものが多く手触りがざらざらとしているのが特徴です。

ですが、その分角質にかかる力が大きくなるので、黒ずみやくすみをしっかり取り除いてくれます。肌の掃除をしてくれるような感覚ですね。

ですが、粒子の粗さから肌への刺激も大きくなっています。肌が弱い人が使うと少しひりひりしてしまうかもしれないので、注意してください。

シュガースクラブは滑らかで保湿力もあり

砂糖の粒子は塩の粒子に比べて直径が小さいので、シュガー由来のボディスクラブは手触りが滑らかなのが特徴です。

こちらは敏感肌の方に向いています。肌にかかる刺激が小さいので、使用後に荒れたりする心配がありません。

またシュガースクラブの中には、保湿成分が多く含まれているものもあります。そのため乾燥を防いでしわやしみの対策にもなります。

その他のスクラブ成分

ソルトとシュガーの他にも、ボディスクラブの成分になっているものは複数あります。それぞれの特徴や効能を見ていきましょう。

泥由来のボディスクラブ

泥、いわゆる粘土を使用したもので、一般的には鉱物の粒子を原材料にしたボディスクラブに分類されています。

泥には強い吸着力があり、肌表面の老廃物や毛穴に詰まった汚れなどに取り付いてはがれやすくしてくれます。

また保湿成分にもすぐれているので、乾燥が気になる方でも安心して利用することが出来ます。

植物由来のボディスクラブ

果実の種や繊維を用いたものです。植物由来の粒子には角質を絡め取ったり汚れや皮脂を落とす効能があります。

ホルモンバランスの乱れによってオイリー肌になってしまっている方には、こちらがおすすめです。

マッサージに使えばスリミングやセルライト除去にも効果あり！

ボディスクラブは体にすりこむとき、マッサージクリームとしても使えます。お風呂中や上がったあとなどに行うと血行がよくなっていて効果が高くなります。

粒子のしっかりしたスクラブでマッサージを行うことによって、肌に適度な刺激が加わり、体にたまったセルライトを除去することが出来ます。

ボディスクラブ選びは、部位と肌質を考えて

ボディスクラブの使用箇所は、顔、体全体、肘やかかとなど皮膚が硬くなっているところに分けられます。

それぞれ肌の厚さや敏感度が違っているので、合わない素材のものを使うと肌を傷つけてしまうかもしれません。

部位ごとのボディスクラブの選び方をまとめました。お悩み別に使い分けるのもいいですね。

顔のピーリングにはシュガー由来のものがおすすめ

古い角質を落とすことをピーリングといいますが、顔や胸、主に上半身の皮膚が柔らかい場所には、シュガー由来のものを使うといいでしょう。

強くこするなど肌に刺激を加えすぎると、しみやしわの原因になってしまいます。顔などは特にその心配が大きい場所です。

シュガースクラブは滑らかで伸びやすいので、肌ストレスを与える心配がありません。そして保湿力も高いので、乾燥対策にも向いています。

おすすめ肌用ボディスクラブ「ブルーム　トリートメントシュガースクラブ」

沖縄産の黒糖を原材料としたシュガースクラブです。特徴はミネラル分がとても多く含まれているということ。

そのため肌のきめを整える力に優れています。また保湿成分にはココナッツオイルが使われています。

天然成分が主原料なので、肌の弱い人でも安心して使えることが魅力です。やさしい香りもおすすめポイントです。

体全体、肘などにはソルト由来のものを

しっかり角質を落としたい場合には、粒子の粗いソルトスクラブを使うのがいいでしょう。特に肘などはケアしていないとがさがさになってしまいます。

角質が古くなって溜まってしまった箇所に、ソルトスクラブをしっかりなじませることで、もとの柔らかい肌になることを目指します。

また植物の繊維を用いたものも洗浄作用が強く、角質に働きかける力があります。顔とは別に肌に刺激を加えられるものを選びましょう。

おすすめ体用ボディスクラブ「サボン　ボディスクラブ」

塩分濃度が高いことで有名な死海の塩を使っているソルトスクラブです。使い心地はすこしねっとりとしています。

この粘質で硬くなった角質もしっかり絡めて除去してくれます。ですが使用後少しぬるっとした感じが残るかもしれません。

お風呂で使った後は体を洗ってきれいに流すといいでしょう。

香りや使い心地で選ぶという方法も

ボディスクラブは肌ケアだけでなく、リフレッシュメントとして利用するという方法もあります。

そのため、角質に効く成分や保湿力だけではなく、香り成分や手触りなどを基準にして選んでもいいでしょう。

特にマッサージ目的で使う場合には、香りを重視することも大切です。フローラルや柑橘系など好みのものを探しましょう。

海外の製品だと、香料を多用しているものもあるようです。ネット通販などで検索できるので、利用してみるのもいいですね。

肌荒れ防止のためにも、目的別に上手に選びましょう

肌をこするなど強い刺激を与え続けると、ストレスになりしみや小じわが出来る原因になってしまいます。

ボディスクラブは肌にすりこむ様にして使うものなので、自分の肌質や使いたい部位によって適切なものを選ばなくてはいけません。