乾燥肌にオススメのファンデーション。乾燥肌は潤い成分入りを選ぶ!

乾燥肌の方は、夕方にふと鏡を見ると白く粉を吹いていたり、ファンデーションがヨレてしまっていてビックリすることもあるのではないでしょうか。

しかし、乾燥肌用に作られたファンデーションを選んだり、ちょっとした塗り方のコツを覚えると、1日中美しい潤い肌をキープすることができますよ。

乾燥肌の方のためのファンデーションについて、詳しくみていきましょう。

乾燥肌の方にオススメのファンデーションの種類

まずは乾燥肌の方にオススメのファンデーションの種類をみていきましょう。

乾燥を防ぎカバー力の高い「リキッドファンデーション」

油分を含んだ液状のファンデーションです。水っぽいもの、こっくりしたものなどテクスチャーには様々なタイプがあります。

リキッドファンデーションは乾燥が気になる方や密着力、カバー力を求める方に向いているファンデーションです。

乾燥肌の方にピッタリ!「クリームファンデーション」

冬になると人気になるクリームタイプのファンデーション。乾燥肌の方は1年中使用している方もいるかもしれませんね。

クリームファンデーションはリキッドファンデーションよりも油分が多く保湿力の高いファンデーションです。

肌の上に油の膜を貼ってくれるので、肌内部の潤いを逃さず、さらに外気の乾燥からも肌を守ってくれます。

カバー力も高く、毛穴やシミなどもしっかり隠すことができます。

抜群の保湿力を誇るクリームファンデーションは、その特性上、敏感肌やニキビに悩む方には不向きなファンデーションです。

化粧下地や仕上げのパウダーがいらない「クッションファンデーション」

最近よく名前を聞くようになった韓国生まれのファンデーションです。スポンジタイプのクッションにリキッド状のファンデーションを染み込ませているものです。

リキッドファンデーションを、外出先で手軽にメイク直しに使用できるように改良したもので、リキッドとパウダーの中間のようなタイプです。

パフに含ませてポンポンとスタンプを押すように肌に乗せていきます。

またクッションファンデーションには下地がいらないのが特徴です。さらに仕上げのパウダーも必要ありません。簡単にツヤツヤの肌を作ることができます。

肌への負担が少ないのが魅力の「ミネラルファンデーション」

アメリカで誕生した、マイカや酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄等の天然鉱物(ミネラル)を主成分として作られたファンデーションのことです。

肌への負担が少ないのが特徴で、もともとは皮膚科や形成外科などで、手術や火傷の痕を隠すためのファンデーションとして使用され始めました。

現在では国産のミネラルファンデーションも存在しており、ミネラルのみで作られているものであれば、クレンジングを使わなくても石けんだけで落とすことができます。

手軽に使用できるのがうれしい「パウダーファンデーション」

「パウダーファンデーション=乾燥肌の方は使用できない」、という考えはもう古く、乾燥肌の方でも安心して使えるパウダーファンデーションが現在たくさん販売されています。

保湿成分が含まれているものを選ぶのがポイントです。パウダーながらしっとりし、上品なツヤを出せるものが多いのが特徴です。

乾燥肌の方のファンデーションの塗り方。長時間美しさをキープする方法

どんなファンデーションを選ぶかももちろん重要ですが、ファンデーションの塗り方にも乾燥を防ぐためのコツがあります。

ポイントは、厚塗りにしない、朝の洗顔は念入りに、ファンデーション前の保湿はたっぷり、です。詳しくみていきましょう。

ファンデーションは規定量を守る

化粧品には、パール大、500円玉大など規定量が表記されていますがファンデーションも例外ではありません。

付ける量が多すぎて厚塗りになると、目元や口元などの皮膚がよく動く部分がヨレてしまいます。

またファンデーションは顔の中心部だけに置き、内側から外側に向かって伸ばし、外側に向かうにつれてだんだんと薄付きになるようにしてください。

ファンデーションを塗るとき力を入れてこすると、摩擦でより乾燥を招いてしまうこともあります。

「塗る」というよりは「やさしく叩き込む」ように塗っていきましょう。

朝の洗顔は洗顔料を使ってしっかりと汚れや皮脂を落とす

夜にきちんと洗顔をしていても、寝ている間に皮脂が分泌され、部屋の埃などが肌に付いています。その汚れを落とさないまま化粧水や乳液を肌に塗っても浸透しません。

夜に使用する洗顔料ほど洗浄力の強いものでなくて構いませんが、洗顔をしない、水洗いのみで済ますのはおすすめできません。

ファンデーション前にしっかり保湿をすることで乾燥から守る

どんなに高保湿タイプのファンデーションを使用したとしても、その土台となる肌に潤いが足りていなければ意味がありません。

洗顔で毛穴の汚れをしっかり落としたあとは、化粧水や乳液などでしっかり保湿しましょう。化粧水や乳液を塗ったあとは手の平を肌に当ててハンドプレスすることも忘れずに。

特に乾燥が気になるときはシートパック、目元口元などピンポイントで乾燥が気になるときはコットンパックをすると良いでしょう。

クリームファンデーション、リキッドファンデーションのあとは仕上げのパウダーを忘れずに

クリームファンデーション、リキッドファンデーションのあとは必ずフェイスパウダーを重ねてください。このひと手間でメイク崩れを大きく防ぐことができます。

乾燥肌タイプの方は、フェイスパウダーも高保湿タイプを選んでください。パウダーも厚塗りにならないよう、薄く重ねましょう。

ファンデーションやパウダーを塗るときのブラシやパフは常に清潔なものを使用してください。メンテナンスされていないブラシやパフは雑菌だらけで肌を荒らしてしまいます。

どうしてもファンデーションが乗らないときは

どうしても乾燥が特に気になり、どうやってもファンデーションがキレイに肌に乗らないということもあるでしょう。

そんなときは、化粧下地を塗る前に、目元や口元などの乾燥が気になる部分にほんの少量のオイルを馴染ませてみてください。付けすぎは絶対にNGです。

さらに、ファンデーションを塗ったあとに乾燥が気になったり、外出中に粉吹き気になることもあるでしょう。

そんなときは、保湿力の高い美容液などを乾燥が気になる部分に少量叩き込むように馴染ませ、パウダーを薄く重ねてください。

乾燥肌の方にオススメのファンデーション

ここからは乾燥肌の方にオススメのファンデーションをタイプ別に紹介します。

乾燥肌の方がファンデーションを選ぶときは、ヒアルロン酸、セラミド、スクワランなどの保湿成分が含まれているかどうかをしっかり確認してください。

また伸びの良いタイプを選ぶことも重要です。「伸びが悪い=肌への摩擦が増える」なので、肌への負担が増え、より乾燥肌を招く可能性が高くなります。

リキッドファンデーション:「エスティ ローダー」の「ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ SPF10/PA++」

アットコスメのランキングで毎年賞を取り、2010年には@cosmeベストコスメ大賞 殿堂入りを果たした口コミ評価も高いリキッドタイプのファンデーションです。

優れたカバー力と崩れなさで大人気の商品で、12時間化粧直しいらず、毛穴やクマもばっちり隠れる、海で遊んでも崩れてない、などの口コミが寄せられています。

1998年発売のロングセラー商品であることも安心ですね。

少々お値段は高めですが、コンシーラーがいらないほどカバー力が高いこと、伸びが良く少量で充分な点からコスパは良いといえます。

カラーのバリエーションも豊富で自分にぴったりの色がきっと見つかります。

セミマットな使用感で肌にピッタリフィットします。乾燥肌さんの夏のファンデーションとしてオススメの商品です。30ml入りで6,000円(税抜)。

クリームファンデーション:「RMK」の「ジェルクリーミィファンデーション」

ジェルとクリームの良いところ取りのファンデーションです。

透明感とカバー力の両方を得ることができる上、ヒアルロン酸やローヤルゼリーエキス配合で肌を乾燥から守ります。

まるで肌に溶け込むようにしっかり馴染み、塗りたてのような美しいツヤ肌を長時間キープします。しっかりカバーするのに厚塗り感がなくナチュラルなのもポイントです。

いろんなファンデーションを試してみても、結局これに戻ってしまうという口コミも多数寄せられています。SPF24・PA++で全7色展開。30g 5,000円(税抜)

パウダーファンデーション:「マキアージュ」の「ドラマティックパウダリー UV」

13時間メイク直しのいらないパウダータイプのファンデーションです。皮脂崩れや毛穴の目立ちはもちろん、粉吹きも13時間もの長時間防ぎます。

「ムース生まれのパウダリー」で、肌に乗せた瞬間、肌になめらかに溶けていくようです。

カバー力にも優れ、光をコントロールし、シミや色むら、毛穴目立ちもしっかり隠してくれます。

軽い付け心地でムラがなく、360度どこから見ても美しい仕上がり。まるで素肌そのものが美しい人のように自然に仕上がります。

「乾燥肌でもしっとりと肌に馴染み、多少皮脂が浮いても少しツヤっぽくなる程度で大きく崩れない」、「マスクに付かなくてビックリ」という口コミが見られました。

美容液成分を配合し、潤いのあるなめらかな肌を演出します。

7色展開、SPF25・PA+++。ファンデーション本体価格3,240円(税込)、専用ケース1,080円(税込)、スポンジ付き。

アットコスメにて、2017年ベストコスメアワード殿堂入り。

ミネラルファンデーション:「MiMC エムアイエムシー」の「ミネラルリキッドリーファンデーション」

吸い上げ方式のケースで、スポンジを当てて1プッシュすると1回分の量が出て来るという不思議な作りのファンデーションです。

空気に触れず酸化しないので、いつでもフレッシュな状態を維持できます。

白樺樹液ウォーター、アフリカンスパイダーフラワーエキス、ヨモギ葉エキス、アルニカ花エキス、アーチチョーク葉エキスなどの厳選した植物美容液エキスを配合。

肌の水分と皮脂のバランスを整え、潤いに溢れたみずみずしい肌にしてくれます。

ノンシリコン処方でありながら汗に強く、崩れにくいので夏でも安心して使用できます。石けんだけですっきり洗い流せるのも魅力です。

もともと化粧下地が必要ないといわれるミネラルファンデーションですが、この商品は下地なしでの使用を推奨しています。

特に合成ポリマー・シリコーン等を含むものを使用するとせっかくの仕上がりが悪くなります。

さらに乾燥が気になる場合は、スキンケアの最後に、「エッセンスハーブバームクリーム」の使用が推奨されています。SPF22・PA++。4色展開。6,500円(税抜)

軽い付け心地やツヤや潤い、仕上がりの美しさに満足している口コミが目立つ一方、カバー力を求める方にとっては物足りないという意見もあります。

クッションファンデーション:「メイベリン ニューヨーク」の「SP クッション ウルトラカバークッション BB」

リキッドファンデーションとクッションファンデーションの両方の良さを兼ね揃えた進化系クッションファンデーションといわれ、薄付きながらカバー力にも優れています。

ツヤ感が夜まで長続きし、さっと一塗りするだけで毛穴の凹凸やシミ、色ムラをしっかりカバーしてくれます。

しかも約60%が化粧水成分で構成されており、みずみずしく潤いに溢れるセミマット肌へ。

朝のメイクの時短にもなり、美しさと手軽さを両方得ることができます。クッションファンデーション初心者さんにもオススメ。2色展開で2,400円(税抜)。

「慣れるまではキレイに仕上げるのが難しいものの、慣れるとキレイで楽」という口コミが多く寄せられています。

乾燥肌を1日中潤い肌に見せるファンデーションはある!

何をしても乾燥して粉を吹いてしまうからと、ファンデーションを諦めてしまっていた方もいるかもしれません。

しかし、1日中潤い肌をキープするファンデーションがあることがわかりました。

乾燥肌の方は、潤い成分がしっかり含まれているファンデーションを選び、メイク前のスキンケアもしっかり行うようにしてください。

ちょっとしたコツで潤いに満ちた美しい肌を演出できますよ。

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