眉毛を伸ばす9つのポイント。すっぴんでも自信の持てる眉に
あなたは、自分の眉毛に自信を持てていますか?
温泉旅行でメイクをオフするときや、汗で眉メイクが崩れてしまったとき。地眉がなくて自信が持てていない人、多いのではないでしょうか。
眉毛の生え変わるサイクルは個人差があるうえに、一本一本まちまち。ですが大体、3か月ほどでその周期が来ると言われています。
全体的にこのサイクルが順調に巡れば悩みませんが、
- 一部だけなかなか生えてこない
- 全体的に成長が遅い
- 抜きすぎ・剃りすぎてしまった
など、「眉毛のサイクルを整えたい」「一日も早く眉毛を生やしたい」とき、ありますよね。
今回は、眉毛の育成に焦点を当ててみました。
眉毛を伸ばすなら、体の内と外、両面からはたらきかけて
眉毛には、「毛乳頭」と呼ばれている毛の根っこがあります。私達は、この毛乳頭に栄養を与えることで眉毛を育てることができているんです。
ですが、毛乳頭に栄養が行き届かなければ、成長のサイクルは遅くなってしまい、「思ったように生えてこない」という現象がおこってしまいます。
また、髪の毛と同様、皮脂による毛穴詰まりやダメージも、眉毛の育成に悪影響が。
そこで、
- 毛乳頭に必要な栄養を届けるため、血行を良くする
- 眉毛を生えやすくするために、毛穴詰まりを解消する
この2つを軸に、眉毛を伸ばすためのポイントをご紹介します。
1、クレンジングをしっかり行う
私たちが普段使っている化粧品や日焼け止めは、実は毛穴に詰まりやすいんです。
それもそのはずで、毛穴を埋めることで紫外線から肌を守ったり、イチゴ鼻と呼ばれるぶつぶつ毛穴をカバーするためにあるからです。
クレンジングをするときに、目や唇、おでこや頬など、目立つ部分だけ集中的に行っていませんか?
眉毛も同様に意識し、しっかりクレンジングを行ってください。
2、洗顔・クレンジング時にゴシゴシはNG
「髪の毛を洗うとき、爪をたててはいけない」と聞いたことはありませんか?
眉毛も髪の毛と同じく、毛穴に刺激を与えすぎないようゴシゴシ洗いは避けましょう。
毛穴に刺激を与えると血行促進になるような気もしますが、ダメージを与えると、このダメージを保護しようと、余分な皮脂が分泌されてしまいます。
そうすると毛穴詰まりにもつながり、眉毛が生えずらくなってしまいます。
洗顔やクレンジングをするときには洗顔料・クレンジング剤と指の間に摩擦が起こらないよう、やさしく洗うようにしてくださいね。
3、ブラッシングをして血行促進
髪の毛をブラッシングして、頭皮の血行促進をはかるように、眉毛だってブラッシング効果が見込めます。
眉毛ブラシを使って、
- 眉頭~眉尻
- 眉尻~眉頭
- まぶた側からおでこ側へジグザグに
と、いろんな方向からブラッシングをしてみましょう。
朝のメイク前・夜のクレンジング後など、すっぴんの状態で行うのがオススメです。
4、眉毛専用の美容液を使う
「眉毛専用」の美容液があるって、知っていましたか?
バラエティショップを中心に、ドラッグストアでも購入することができます。
マスカラやグロスのようなスティックに、先がハケのようになっているタイプが一般的。使い方はおおむね、メイクオフ・洗顔後に塗るだけなので簡単です。
眉毛専用の美容液なら、毛穴から毛乳頭に浸透し、直接働きかけてくれるため、効果てきめん。ハケで塗るタイプなら、ピンポイントに生やしたいところだけに効果を出せます。
個人差はありますが、「ずっと眉毛が生えてこなかったところが生えてきた!」というレビューも。しかも、その効果は眉毛を生やすことだけではなく、眉毛自体のハリやコシにも効果がありますよ。
眉毛美容液の効果が出るのは2週間~数か月程度と言われているため、効果が出るまで使い続ける必要があります。
- もっと効果を上げたいなら、眉毛専用育毛剤もある!?
- 眉毛専用美容液より効果を出したいのであれば、眉毛専用の育毛剤もあります。眉毛専用美容液よりは数も少なく、コストも上がってしまいますが、これまで美容液で効果が出なかった人は試す価値があります。
- ただ、育毛剤は美容液よりも強い効果がある反面、副作用もあるので要注意。
- 「眉毛だけでなく、他の場所にも効果が出てしまう」「成分に含まれる男性ホルモンで、ハゲが進行する可能性がある」
- このようなデメリットもあるので、使用は用法容量を守り、慎重に判断しましょう。
5、血行促進のために運動も取り入れて
血行促進をして眉毛の育成を促したいなら、眉毛だけではなく、全身の血行にも気を配りましょう。
全身の血行が良くなれば、眉毛に届く栄養も良質になります。
運動は、ヨガやウォーキングなど、じんわり汗をかく程度でも十分。仕事帰りにひと駅歩くのなら、少し息があがるくらい、早歩きを心がけましょう。
もちろん、美容やダイエット効果も期待できますよ。
6、マッサージをして目の周りの血行を整える
眉毛の周りの血行がうまく流れていない場合、栄養が行きわたりにくくなるため、眉毛の育成が滞ることがあります。
眉毛を育てるマッサージは、疲れ目にも効果がありますので、ぜひやってみてください。
- 片手の親指の腹で眉間をじんわりプッシュ。
- 左右の親指の腹で、眉頭~眉尻にプッシュ。なでるのではなく、場所を少しずつ変えながら押します。
- こめかみをやさしくプッシュ。
- 人差し指を「鍵爪」のような形にし、第二関節で眉頭~眉尻まで、押しながら流します。
【挿入:4画像1】※この写真は使わず、わかりやすくイラストの使用をお願いします。
マッサージはバスタイムや、寝る前などのリラックスタイムに行うことをオススメします。
7、ツボ押しで血行促進
からだにはたくさんのツボがあります。眉毛を育成するには目の周りの血行を促進してくれる「太陽」というツボを押しましょう。
太陽は、眉尻と目尻の延長線上にある、わずかなくぼみ部分のツボです。
【挿入:4画像2】
左右にあるので、指先でなぞりながら探してみましょう。
ツボを押すときは、強く押すと逆効果。指の腹で「気持ちいい」と思えるぐらいの強さにとどめましょう。
一回あたり5秒程度、3セットずつ行ってください。
8、食生活を整えてビオチンを摂取!
眉毛はたんぱく質から作られています。そのため、たんぱく質が不足してしまえば眉毛が作られずらくなってしまうんです。
- たんぱく質
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンE
- ビタミンA
- 葉酸
- 鉄分
- 亜鉛
などの栄養素をバランス良く摂り入れ、眉毛を作り、育てましょう。
眉毛の育成にオススメの食材は、卵。卵はたんぱく質はもちろん、眉毛を生やすのに効果的な成分・ビオチンや、鉄分、亜鉛も含まれていて、眉毛育成の黄金食材とも言えます。ぜひ一日一回は卵を摂るようにしましょう。
コレステロールが気になる方にオススメなのは、納豆や豆腐などの大豆製品。
大豆製品には、
- ビオチン
- 食物繊維
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- イソフラボン
など、眉毛だけではなく女性の体に不足しがちな嬉しい成分がたくさん含まれています。
おやつなら、亜鉛が豊富なアーモンドがオススメ。無塩の素焼きタイプのものを選ぶようにしましょう。
9、ゴールデンタイムを活用して、眉毛にも美容にも効果を得る
肌のゴールデンタイムと呼ばれる時間があるのは、有名ですよね。ゴールデンタイムに睡眠をとると、自律神経が整い、美容にも効果があります。
このゴールデンタイムは、もちろん眉毛を伸ばすのにも効果的な時間。ぜひ活用しましょう。
ゴールデンタイムの効果を上げるには、
- 寝る前にスマホをいじらない
- 食事と睡眠の時間をあける
- シャワーではなく湯船に浸かって身体をあたためる
など、良質な眠りを取るように心がけましょう。
眠りが浅いと、ゴールデンタイムの妨げになってしまいます。
眉毛を伸ばすには「焦らず毎日コツコツと」が大事
眉毛を伸ばすためにやっておきたいポイント9つをご紹介しました。
眉毛を伸ばそう、と思うと、つい美容液に頼ってしまいがちになりますが、眉毛を育てるには、内と外、両方からのアプローチをしなければ効果も半減してしまいます。
ですが、内側からのアプローチは、眉毛にとって良いのはもちろん、美容にも良いことばかりですので、やって損はありません。
まずは自分の生活に無理のないものを選んでやってみましょう。余裕があればひとつずつたしてみるのがオススメです。
残念ながら、今日やって明日生えてくるような劇的な即効性は見込めませんが、早い人なら数週間で効果を実感できますよ。
すっぴんでも自信のもてる眉毛にするためにも、ぜひ今日から取り組んでみてくださいね。
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