アイブロウパウダーの基本的な使い方!ナチュラル眉で美人度アップ
ひと昔前までは、眉メイクと言えば、アイブロウペンシルで仕上げるのが当たり前でしたよね。
ですが現在では、ペンシルだけではなく、パウダー、アイブロウ、マスカラ、ティントなど、好みやシーンに合わせて、さまざまな方法で眉メイクをするのが主流になってきています。
中でもアイブロウパウダーは、柔らかい印象の仕上がりになるため、ナチュラルメイクやちょっとしたお出かけメイクと相性がぴったりです。
今回は、日常で幅広く使える、アイブロウパウダーの基本的な使い方をご紹介します。
Contents
アイブロウパウダーを使うための下準備
まずはアイブロウパウダーを使う前の下準備をしましょう。
アイブロウパウダーは、その名の通り粉でできているため、ただつけるだけではおでこから流れる汗や皮脂に耐えられず、落ちてしまう場合があります。
少しでも持ちを良くするためには、この下準備が非常に重要です。
アイブロウパウダーでメイクするときに用意するもの
アイブロウパウダーを使うときに必要なものは、普段のメイクで使うものとほぼ同じです。
- アイブロウパウダー
- 眉コーム
- 眉(スクリュー)ブラシ
- パウダーブラシ(柔らかいもの・コシのあるもの)
- ティッシュ
- 綿棒
アイブロウパウダーの色は、髪色よりワントーン明るめのものを選ぶと自然に眉をつくることができます。最近では1色ではなく、2色以上のグラデーションタイプが定番です。
眉ブラシは付属のブラシでも構いませんが、柔らかいブラシとコシのあるブラシ、両方あるとメイクしやすく、おすすめです。付属のブラシがどちらか片方のみの場合には眉ブラシを買い足すようにしましょう。
土台作りが重要。アイブロウパウダーを使う前に肌を整える
アイブロウパウダーを落ちにくくするためには、汗や皮脂に負けないように土台作りをしなければいけません。
普段、メイクがよれないようにするために効果的な事と言えば、「スキンケア・ベースメイクを念入りにすること」。これは、眉毛にも同じことが言えます。
ただコットンやパフをすべらせただけでは、眉毛が邪魔して、化粧水もファンデーションも地肌まで届きません。そのため、スキンケアやベースメイクのときに、眉毛の地肌もきちんと意識して塗ることが重要になります。
メイク直前に、余分な皮脂をティッシュでオフ
次に大切なのが「眉メイクをする直前にティッシュで眉毛を拭くこと」です。
汗や皮脂はおでこからももちろんやってきますが、眉毛自体の毛穴からも浮いてきます。皮脂の上からパウダーを塗っても定着せず、汗に流されやすくなってしまうため、直前の皮脂ケアでこれを防ぎます。
ティッシュで眉毛を押さえるように拭き、皮脂をティッシュに吸着させるような気持ちで行ってください。
ナチュラルで立体的な眉を作る。アイブロウパウダーの基本的な使い方
一口に眉毛と言っても、眉頭から眉尻まで、生え方が均等な眉毛はありません。傾向として、眉の真ん中付近が最も濃く、眉頭と眉尻が少し薄くなります。
アイブロウパウダーもこれに合わせて塗ると、自然な仕上がりになり、眉毛のメイク浮き防止になりますよ。
2色以上のアイブロウパウダーのグラデーションを使って、ナチュラルかつ立体的な眉をつくるのが今の流行です。
今回は、使い勝手の良い3色のグラデーションパレットを使った場合でご紹介します。
1、眉ブラシで眉毛を梳いて、整える
最初に、眉ブラシでブラッシングをし、毛流れを整えます。
ブラッシングすることで、
- アイブロウパウダーのつきを良くする
- 眉毛の間のホコリをとる
- 皮脂や角質をとる
などの効果があります。
眉毛を梳いたあと全体を眺めて、理想のラインを想像して決めておきましょう。ラインから外れる眉毛はあらかじめ切っておいてください。
2、眉毛を3分割し、中央に暗めの色をのせる
前述の通り、自然な眉毛は真ん中が濃く、眉頭・眉尻は薄く生えています。そこで、アイブロウパウダーもこれにならってつけていきます。
パウダーブラシはコシのあるブラシを使います。
平たいブラシであれば真横になるように持ち、まずはパレットの一番濃い色を使って、眉毛の真ん中、真正面を見た瞳の上の眉の上下を縁取ります。
【挿入:4画像1】
そして縁取った内側に色をのせます。
【挿入:4画像2】
アイブロウパウダーの色をのせるときは、ブラシを一方向に動かすのではなく、左右に小刻みに動かしてください。
【挿入:4画像3】
こうすることで、眉毛と眉毛の間にも、きちんと色がのせられます。
3、残った眉頭・眉尻側に明るめの色をのせる
眉毛の真ん中に色をのせることができたら、次は2番目に濃い色をブラシにつけてください。
眉頭・眉尻側を、先程と同様にブラシを横に持ち、左右に小刻みに動かしながら塗っていきます。この時には、事前の縁取りはいりません。眉毛の中から外側へ、少しずつ描き足しましょう。
【挿入:4画像4】
ここでのポイントは、眉尻をブラシで一本一本描くようにすること。
眉尻まできっちり塗って描きあげてしまうと、少々濃すぎることがあります。バランスを見ながら一本一本描く気持ちで色をのせると自然な仕上がりになりますよ。
全て塗ることができたら、いったん眉毛全体を見て、調整をします。理想のラインからはみ出してしまった場合には綿棒を使ってラインを整えましょう。
綿棒だけでなかなか取れない場合は、下地やファンデーションを少し綿棒の先につけて使ってください。ファンデーション付きの綿棒を使えば、ベースメイクのお直しが不要になります。
4、最後の仕上げ。一番明るい色で立体感をだす
最後の仕上げです。
パレットの一番明るい色と、柔らかいブラシを使用します。
パレットにブラシを立てて、毛の中にパウダーを含ませるように、円を描きます。ブラシにパウダーを含ませたら、手の甲やティッシュなどに余分な粉をトントンと落としてください。
一番明るいパウダーを含ませたブラシを眉毛全体にふわっとのせます。この時、地肌につかないように、あくまでも「毛」のみにパウダーをのせるようにするのがポイントです。
全体にパウダーをのせて立体感を出しつつ、毛流れを整えれば、ナチュラルな眉毛の完成です。
応用編。アイブロウパウダーとアイブロウペンシルで眉メイク
これまでアイブロウペンシルを使ってきたのであれば、アイブロウパウダーと一緒に使ってみましょう。
アイブロウペンシルは細い線が描けるので、シュッとした細い眉尻が好みの人にはぴったりです。
やりかたは、基本の使い方とほとんど同じ。
ステップ3のときに、眉尻にパウダーをのせず、眉の真ん中~眉尻をアイブロウペンシルで好みの形に描きましょう。
眉尻だけアイブロウペンシルで描いてしまうと、うまくグラデーションしてくれません。少しだけ、真ん中に塗った濃い色にかぶせるように線を描き始めてください。
眉尻が描けたら、仕上げのパウダーまで手順は同じです。
【挿入:4画像5】
この方法だと、ふわっとしていて立体感はあるのに、眉尻がシャープにできあがります。ビジネスシーンや学校行事などのちょっとした集まりにオススメですよ。
女性らしさを演出できるアイブロウパウダーを使いこなそう
「なんだか落ちやすそうで不安」と敬遠されがちなアイブロウパウダー。ですが、ベースメイクをしっかりすれば、きれいに保つことができるんです。
ですが、汗をかく時期には、ちょっと不安ですよね。
そんなときは100円均一でも買うことのできる「アイブロウコート」がおすすめ。眉メイクの上からさっとひと塗するだけで、朝のお化粧のときのままキープすることができます。
アイブロウパウダーで作れる眉は自然で、立体感のある仕上がり。ふわっとした柔らかい印象と演出できるため、女性らしさをプラスできます。
ぜひ、アイブロウパウダーをメイクグッズに仲間入りさせてみてくださいね。
コメントする