まつ毛を守るためにはビューラーが鍵!使い方と選び方を学ぼう!

ビューラーを使ってまつ毛ケアしている女性

まつ毛の抜け毛が増えたとき、原因の一つと言われているのが「ビューラー」です。

まつ毛をぐっと持ち上げることで、きれいなカールを作ってくれるビューラーですが、実はまつ毛にダメージを与えやすいアイテムです。

抜け毛を防止するためには、まつ毛を傷めない使い方をマスターするのがベストです。具体的な方法やコツ、そして使いやすく安心のアイテムを紹介していきます。

ビューラーがまつ毛に負担を与える理由3つ

ビューラーでまつ毛を傷めないようにするためには、「なぜビューラーを使うとまつ毛に負担がかかるのか」を理解しましょう。

ビューラーを使うとまつ毛が傷んでしまう理由は、主に以下の3つです。

  • しっかりカールさせようと、つい引っ張ってしまう
  • ホットビューラーによる乾燥の影響
  • ビューラーのお手入れ不足

ビューラーを使ったときに抜け毛が発生する人や、「ビューラーのリスクを初めて知った!」という方は、知らない間にダメージが蓄積している可能性もアリ。

まずは「ビューラー=使い方を間違えるとダメージを与えてしまうもの」と心得ておきましょう。

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もうまつ毛を傷ませない!正しいビューラーの使い方

ビューラーのリスクを頭に入れたところで、気になるのが「じゃあいったい、どうすれば正しく使えるの?」という点です。

これまで自己流で使ってきた!という方は、特にチェックしてみてください。

まずは自分に合うビューラーを選ぶ!

ビューラーを正しく使うためのコツは、実は「選ぶ」ところからスタートしています。

ビューラーは、どのメーカーのどの製品も同じわけではありません。長さやカーブの強さなど、細かな点でさまざまな違いがあるのです。

自分に合っていないビューラーを使うと、姿勢や持ち方に無理が生じたり、力業でまつ毛を上げなければならなかったり…。目元やまつ毛にダメージを与えてしまいます。

現在使っているビューラーで「よくまぶたをはさんでしまう」という方は、ビューラーがあっていない可能性が高いです。

ビューラーの大きさは3センチから4センチ程度が主流です。自分の目のサイズを確かめて、それに合う大きさとカーブのビューラーを探してみてください。

機能にもこだわって選ぼう!

ビューラーの中には、さまざまな機能を持つアイテムも存在しています。

まつ毛のタイプや希望の仕上がりによっては、特殊なビューラーを選んだ方が、効率が良いことも。ビューラーの種類とそれぞれの特徴についてまとめます。

種類 特徴 まつ毛への負担
普通の
ビューラー
ゴムがついたフレームを、自分の力ではさんでカールさせます。ごく一般的なシンプルな形状。 小さい
部分用
ビューラー
普通のビューラーを小さくした形状。「目尻だけ」という使い方が可能で、目元の表情を出しやすいです。 小さい
スプリング付きビューラー フレームにバネが仕込まれていて、少ない力でもまつ毛をくるんとカールできます。使用感が軽く、人気のタイプ。 小さい
ホット
ビューラー
熱の力を使うことで、カールを長時間キープできます。 やや大きい

ホットビューラーは熱がまつ毛の水分を奪ってしまうため、与えるダメージも大きくなりがちです。

とはいえ「負担が小さい」としたビューラーも、使い方を誤れば負担が大きくなってしまうので、注意してください。

正しい使い方の手順

自分に合うビューラーを見つけたら、早速使用してみましょう。正しい使い方の手順は、以下の通りです。

  1. あごを軽く上げて、ビューラーをアイラインに優しくあてる
  2. まずはまつ毛の根本を5秒間はさみ、カールさせる
  3. 少しあごを下げ、ビューラーの位置をまつ毛中央まで移動させる
  4. 中央も5秒間はさみ、カールさせる
  5. さらにあごを下げ、ビューラーの位置をまつ毛の先端まで移動させる
  6. 同様に5秒間はさみ、カールを完成させる

まつ毛をはさむときに、力を入れすぎる必要はありません。またまつ毛を挟んだまま、ビューラーを持ち上げようとはしないでください。抜け毛の原因となります。

ビューラーを動かすのは、カールさせ終わったあと!肘から先の腕全体でビューラーを動かし、あごの位置で微調整するとうまくいきます。

もしもまぶたが邪魔をしてまつ毛の根本をはさみにくい場合、反対の手でまぶたを抑えて調整しましょう。

上まつ毛が終わったら、次は下まつ毛です。

  1. ビューラーを反対向きに持つ
  2. 下まぶたを下に引っ張りながら、まつ毛の根本をはさむ
  3. 2~3回にわけて、それぞれ5秒ずつカールさせる

下まつ毛は上まつ毛に比べて、短いことも多いですから、回数は調整してください。

また、「下まつ毛が難しい!」という場合には、無理せず部分用ビューラーを使うのがオススメです。

ビューラーを正しく使えば、ギュッと力を入れすぎなくても、美しく自然なカールに仕上がります。ダメージを与えないためには、無理ないことが最大のコツです!

ビューラーのお手入れも重要!

何度やっても、ビューラーがうまくできない!きれいにカールしないから、ついついギュッとはさんでしまう…!

こんな方は、ビューラー自体が傷んでいる可能性もあります。まつ毛に負担をかけないためにも、定期的にきちんとメンテナンスを施しましょう。

使ったあとは汚れケア

使用後のビューラーを見ると、まぶたと接したフレーム部分がなんとなく汚れていませんか。ビューラーには、ファンデや下地、アイカラーなどの汚れが付着しています。

そのままにしておくと、汚れに雑菌が繁殖し、次回使用した際に目元やまつ毛に付着してしまいます。

ビューラーを使い終わったら、フレームやゴムの部分を、除菌ティッシュで優しく拭いておきましょう。汚れをオフして清潔さをキープできます。

ビューラーのゴムは劣化素材!

まつ毛を優しくはさむため、ビューラーにはゴムが装着されていますが、実はこれ、徐々に劣化してしまう素材です。

ゴムが劣化したまま使い続けると、まつ毛に与える衝撃が強くなってしまいます。金属でそのまま挟んでいるのと同じぐらい、ダメージを与えてしまいます。

ビューラーのゴムを取り替える目安は以下のとおりです。

  • 2カ月以上ビューラーのゴムを取り替えていない
  • ゴムに亀裂が入っている
  • 最初よりもゴムが柔らかくなっている
  • うまくカールできなくなった

これらの症状に当てはまる点がなくても、大体ゴムの寿命は2~3ヶ月です。こまめに交換することで、まつ毛へのダメージを防げます。

フレームについても注意が必要で、大体2年で寿命を迎えると言われています。はさむ力に変化が見られたり、フレームが歪んでしまったりしたときは、買い替えのタイミングです。

まつ毛を守りたい人にオススメのビューラー5選

まつ毛を守りながらビューラーを使いたい!というときには、使いやすいビューラーを選ぶことが大切です。使いやすくオススメのビューラーを5つ紹介します。

シュウウエムラ Sカーラー
部分用ビューラーとして開発されていますが、一重や奥二重でも無理なく使えると人気の品です。サイドバーがないので、まぶたを挟み込む心配もありません。下まつ毛も無理なくカールさせられます。(替えゴム1個付き)
コージー本舗 カービングアイラッシュカーラー
日本人女性の目元に合わせて作られた形状で、自然にフィットしやすいです。まつ毛の根本から、無理なくくるんとさせられます。まつ毛を放射状に広げてくれるので、ビューラーだけでもかなりボリュームアップします。(替えゴム2個付き)
資生堂 アイラッシュカーラー 213
1992年から発売され続けている、ベストセラーアイテムです。プチプラなのに使いやすい!と多くの女性に支持されています。シリコン製のゴムで、大切なまつ毛を優しくサポート。力加減も簡単です。(替えゴム1個付き)
エクセル スプリングパワーカーラー
スプリング内臓のため、軽い力でさっとカールさせられます。ばねの力で適度にサポートしてくれるため、「強く握りすぎて直角に折れてしまった!」なんて失敗もありません。短いまつ毛も逃さずキャッチしてくれます。(替えゴム1個付き)
マキアージュ エッジフリー アイラッシュカーラー
資生堂の中でも、マキアージュブランドから発売されているのがこちらのビューラーです。奥行が薄く設計されているので、目の周りの彫りが薄いタイプの人も安心して使えます。また両端がないので、目に当たる心配もありません。(替えゴム1個付き)
些細な違いと思っても、使い心地に大きな影響を与える場合があります。妥協せず、自分に合うビューラーを探してみてください。

正しく使って、まつ毛もビューラーも諦めない!

まつ毛の負担を軽減したいなら、ビューラーは使用しないのが一番です。しかし、ビューラーが欠かせない!という方もいるでしょう。

正しく使えば、ビューラーによるまつ毛へのダメージは最小限に抑えられます。まつ毛を守りながら、華やかメイクを楽しめるはずです。

ビューラーを使っていてまつ毛のダメージが気になったら、まずは自身のビューラーを確認するところからスタートしてみてください。

適切なアイテムをきちんと使えているかどうか。ここが最も重要なポイントといえます。

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