美顔器を使ってのまぶたのたるみケアにおすすめの機能・機種

リフトアップ効果や小顔効果などがあることで人気が高い美顔器ですが、まぶたのたるみの改善のために利用する時には、いくつか注意すべき点や選ぶ時のポイントがあります。

まぶたのたるみ改善のための美顔器の選び方をご説明し、おすすめの美顔器を3つご紹介していきます。

主だった美顔器種類とまぶたに使う時のおすすめ度

美顔器は非常に沢山の種類のものが発売されています。その中でいったいどの美顔器が良いのかということを選ぶためには、美顔器に搭載されている機能の特徴を知ることが大切です。

簡単に美顔器に機能として搭載されやすいものと、その特徴、まぶたのたるみケアにおすすめできるかをまとめました。

特徴 おすすめ度
イオン導入
エレクトロポレーション
成分を浸透させる
RF・高周波 血流を促進させる
マイクロカレント 微弱電流で筋肉を刺激する
スチーム 微細の水分を発生し潤いを与える
美顔ローラー 血行やリンパの流れを整える
超音波 音の振動で筋肉に刺激を与える ×
EMS 電気的な刺激で筋肉を動かす
発光系
(光・フォト・
レーザーなど)
光の波長によって肌の修復機能を高める

それぞれの機能がどうしてまぶたのたるみケアに向かないのか、さらに向いているのかという点を詳しくご紹介していきます。

どうして超音波はおすすめできないのか

多くの美顔器に搭載されている機能の一つが超音波振動です。超音波は1秒間に何万回もの高速で微細な振動を肌に与えることが出来る性質があります。

それにより、汚れを浮き上がらせたり、マッサージ効果を得られたり、血行を促進させるといった美容効果が得られます。

顔の他の部分であれば、皮膚に溜まってしまった老廃物を排出したり、脂肪を燃焼させる効果も期待できるのですが、まぶたの場合にはこの超音波による振動の刺激が強すぎてしまいます。

顔の他の部分に比べても、まぶたの皮膚はとても薄くデリケートです。さらに、上まぶたの下には眼球があります。超音波の刺激が眼球に伝わってしまう危険性があります。

同じように振動を与える機能にEMSがありますが、このEMSは筋肉に電気的な刺激を与えることで筋肉を動かすというものになるため、超音波ほど注意する必要はありませんが、EMSの強さによってはやはり危険性が出てきます。

まぶたのたるみの原因の一つは確かに脂肪で、脂肪を燃やす効果がある超音波やEMSの美顔器は効果的と思われがちですが、安全性を考えるとおすすめできません。

また、薄いまぶたの皮膚に過度な刺激を与えると乾燥してしまう危険性も出てきます。たるみが改善されても、カサカサの目元になってしまっては困りますよね。

まぶたのたるみ改善には血行の促進と低刺激によるケアがおすすめ

まぶたのたるみの原因には、老廃物がしっかりと排出されないことや、必要な栄養素や酸素がしっかりと送られず、代謝が低下してしまうことで脂肪が溜まりやすくなることも考えられます。

ではどうしてこのような事が起こるのかといえば、血行不良によるものになります。血行不良にってまぶたのむくみなども起こる可能性も出てきます。

これらを改善するために、まぶたの血行を改善させることは大切です。

血行改善を行う上では、まぶたを温めることは効果的になります。またまぶたの緊張をほどき、リラックスさせて休ませることもまぶたの血行促進にはおすすめです。

この点によって、RFや高周波、さらにスチームといった機能を持つ美顔器は、まぶたのたるみ改善にはおすすめになってきます。

マイクロカレントなどのとても微細な刺激を与えることも、血行を促進させるという意味ではお勧めできる方法です。美顔ローラーも、優しくコロコロと転がすようにすれば、過度の刺激を与えることがないため良い方法と言えます。

上まぶたは特に刺激で血行を促進させるよりも、温めることで血行を促進させるというように、刺激を与えない方法をとることがおすすめになります。

発光系を使う際の注意点は直接見ないようにする、上まぶたには使わない

美顔器の中でも光美容やフォトフェイシャル機能、レーザー美容といった機能があるものは人気が高くなりますし、まぶたのケアが可能という美顔器もありますが、発光するタイプの美顔器の場合にはいくつかの注意点があります。

まずは光を直接見ないという点です。美顔器から発せられる光は比較的強いものになるため、眼球に与える刺激は強いものになってしまいます。

上まぶたには基本的に使わないということも守りましょう。

まぶたの皮膚はとても薄いため、目をつぶったとしても光を強く感じてしまいます。眼球を守るためにも、発光系の美顔器を上まぶたに使うことは避けましょう。

まぶたのたるみケアにおすすめの3種類の美顔器

まぶたのたるみケアをするときには、刺激を与え過ぎないことや、眼球への影響などもしっかりと考える必要があります。

たるみという見た目も大切ですが、眼球などの機能が損なわれないケアをすることが大切になってきます。

そこで、まぶたのケアが可能で、眼球への影響もしっかりと考えられた美顔器を3つご紹介していきます。

目元に特化した【目元エステ】なら安心ケアができる

パナソニックの目元エステは、スチームと温感ヒーターによって目の周りをあたため、血行を促進させる機能があります。またスチームの出方によって目の周りに優しく刺激を与えることも可能です。

スチームを使うことで、目元の保湿にもなります。しっかりと保湿をすることは、皮膚を健康に保ち、ハリを保つことにつながります。

アロマタブレットを使うことで自分が好きなアロマでリラックスをすることも可能です。肌ストレスに対抗することは、たるみケアにも効果的です。

商品名 目もとエステ EH-SW66
メーカー名/販売元 Panasonic
機能
  • スチーム
  • 温感ヒーター
  • アロマ
参考価格 22,000円(税抜)
特徴
  • ホットスチームで目元のうるおいを与え血流も改善させる
  • スチームの強弱で優しく目元ケアができる
  • アロマタブレットで好みの香りでリラックスできる

【アセチノアイズエステ】なら人の手で優しくマッサージされている心地

アセチノアイズエステは、まるで目の周りを人の手で優しくマッサージをしているような心地を体験できる目元専用の美顔器です。

ヒート機能によって目元をあたためて血行促進を促し、老廃物の排出を助け、代謝に必要な栄養をしっかりと巡らせられます。

さらに、7つのエアープッシャーが表情筋を優しく刺激してくれるので、マッサージ効果も期待できます。

商品名 アセチノアイズエステ STA-167
メーカー名/販売元 ヤーマン
機能
  • エアー機能
  • リズム機能
  • ヒート機能
参考価格 13,800円(税抜)
特徴
  • 空気の力と振動で目元に優しく刺激を与える
  • 眼輪筋と側頭筋を優しく刺激してくれる
  • ヒート機能で目元をあたため血流をUP

下まぶたのケアなら【美ルルリバース】が使い勝手もよい

上まぶたではなく下まぶたが脂肪などでたるみを起こしているという方なら、美ルルリバースがおすすめです。U字型のヘッドが下まぶたにしっかりとフィットします。

RF温熱機能で下まぶたをあたため、EMSで筋肉を動かして脂肪燃焼効果を高められるメリットがあります。また、アイクリームなどの美容成分をエレクトロポレーション機能によって浸透させることも可能です。

美ルルリバースは目元ケアに特化したものではないため、頬やあご、ボディなどのケアにも使えます。目元以外のケアもしたいという方にはおすすめできる美顔器です。

眼球の上には使わないように記載もありますので、上まぶたには使わないようにしましょう。
商品名 美ルル リバース KRD1033
メーカー名/販売元 ビューティフルエンジェル(綺麗堂)
機能
  • エレクトロポレーション
  • ノーニードルメソセラピー
  • EMS
  • RF温熱
  • 超音波
  • LEDエステ
参考価格 19,800円(税込)
特徴
  • 下まぶたにぴったりフィットするU字フィット
  • 美容成分をエレクトロポレーションでしっかりと浸透
  • エステシャンが行うタッピングのような心地よい振動が得られる

上まぶたのケアは目元ケア専用を利用することがおすすめ

まぶたはもともと皮膚が薄くとてもデリケートな部分ということもあり、使える美顔器にもかなり制限があります。できれば目元ケア専用の美顔器を利用することがおすすめということになります。

過度な刺激を与えず、温めて血行を改善させたり、やさしくマッサージが出来るといった機能を持つ美顔器がおすすめです。

下まぶたの皮膚も他の顔の部分に比べるとデリケートな部分になっていますので、強い刺激でマッサージをするような美顔器の使用は避け、優しい刺激でケアが出来るものを選ぶことがベストです。

必ず美顔器の利用時間などを守ることで、皮膚の乾燥などを防ぐことが出来ます。乾燥はたるみにつながってしまいますので、せっかくケアが逆効果にならないようにしていきましょう。

コメントする