目の下のクマをメイクで隠す!すぐに出来るクマ隠しメイクの方法
目の下のクマは老け顔に見せるだけでなく、疲れたような印象や暗いイメージを与えてしまいがちです。
メイクでクマを隠そうと思っても、いざやってみるとなかなか隠せなかったり、厚化粧になってしまったり、逆にクマが目立ってしまったなどという苦い経験を持つ女性も多いのではないでしょうか。
もしクマの下をしっかりメイクしたのに上手く隠せなかったという人は、自分のクマに合ったメイク方法ではなかったり、適切な色の化粧道具を使っていなかったのかも知れません。
そこで、クマを即効で消すことが出来るメイクアップ方法について、化粧品の選び方のポイントとともにご紹介します。
Contents
目のクマのタイプによってメイク方法を変えてみよう
そもそも、目の下のクマにはいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
- 青クマ…主に血行不良によって毛細血管が浮き出て見えて出来たもの。
- 茶クマ…目元の色素沈着によるもの。
- 黒クマ…目の周囲の皮膚のたるみから出来たもの。
関
各クマごとの特徴に合ったメイクが出来ていないと、余計にクマが目立ってしまったり、厚塗りの印象を与えてしまうなどといった悪循環になりがちです。
これらのクマの特徴を踏まえながら、「コンシーラーを使ったクマを消すメイク」「口紅を使ったクマを隠すメイク」のテクニックと、クマ隠しメイクをするタイミングについて見ていきましょう。
コンシーラーを使ったメイク方法
全てのクマタイプで使えるコンシーラーですが、青クマ、茶クマに特に効果的なのが、シミ隠しにもよく使われるコンシーラーを使ったクマ隠しのメイクです。
しかし、コンシーラーの選び方や塗り方、その後のファンデーションの乗せ方を間違えると、逆に老けて見えてしまうこともありますので、必ずチェックしておきたいポイントがあります。
- コンシーラーを乗せる量を少量にすること
- 乗せる際はポンポンと叩くようにして軽く乗せていくこと
- 必ず綺麗にぼかすこと
- 固めのテクスチャであるクリームタイプかスティックタイプ、粘度の高い筆タイプなどを選ぶこと
上記のポイントを踏まえた上で、ここでは、クマの種類別にコンシーラーの使い方を見ていきましょう。
【青クマ】赤みとベージュの2色使い
クマの青くなっている個所を自然な肌色に見せるため、オレンジ系などの赤みが強めのコンシーラーと、肌色より明るいベージュ系のコンシーラーをダブル使いすることでクマを消します。
メイク手順は以下の通りです。
- クマの範囲からはみ出さないように注意して、オレンジ系のコンシーラーを乗せ、指で軽く押さえて定着させます。
- ベージュ系のコンシーラーでクマの範囲から5ミリ程度外側までの範囲を上から塗り、境界線を中心に指でぼかして馴染ませます。
- 光沢感のあるパウダーなどを目の下っ全体にブラシで軽く乗せるか、薄くファンデーションを塗って完成です。
【茶クマ】イエロー系、暗めのオークル系、明るめのベージュ系の3色使い
そばかすやシミを隠すのにも効果的なメイク方法です。
肌よりも色が濃くなってしまった色素沈着を隠すため、イエロー系と肌より濃いオークル系、そして肌より明るいベージュ系の3種類のコンシーラーを使います。
イエロー系のコンシーラーは、レモンイエローのような薄い黄色ではなく、なるべくはっきりとした色味の黄色の物を選びましょう。
- イエロー系のコンシーラーをクマの範囲にだけ塗り、クマからはみ出さないように注意しながら指でたたいて馴染ませます。
- 肌よりも濃いオークル系のコンシーラーを、1で塗った部分の上にのせて同じように指でたたいて馴染ませます。
- 明るめのベージュ系のコンシーラーをクマの外側に5ミリ程度はみ出すようにしてクマ全体に塗ります。
- 最後に綺麗にぼかせば完成です。
【黒クマ】明るいハイライト色のコンシーラーで錯覚を作る
黒クマは実際に影になってできているクマなので、ここまで見てきた青クマや茶クマと比べて、クマそのものを隠すことは困難です。
そのため、コンシーラーを使って黒クマを隠す際には、明るいハイライトのような色のコンシーラーを使い、光を目の下に集めてレフ版のような働きをさせて、クマの影を光で飛ばすのがポイントとなります。
- 両目の目頭から斜め下に向かってコンシーラーを塗り、指で軽く馴染ませます(はっきりとコンシーラーを塗った部分が明るいと分かる程度にとどめます)
- 目尻の3分の1に同色のコンシーラーを塗り、同様の点に注意しながら軽く馴染ませます。
- 目の下のたるみのすぐ下の影になっている部分に同色のコンシーラーを塗り、コンシーラーとベースの境目部分をほんの少しだけ隠せば完成です。
目元に赤い口紅を塗るメイク方法
目元に口紅!?しかも赤!?と驚かれる方もいるかもしれませんが、実際にメイクのプロが現場で実践している方法です。
特にコンシーラーではなかなか隠しにくかった黒クマにもしっかりと効果を発揮しますし、青クマや茶クマも同時に隠せます。
尚、目元に塗る赤い口紅選びには以下のポイントをチェックしましょう。
- マット系の口紅は目の下の皺が目立つため、適度に艶のある質感の口紅を使う。
- ラメやパールが強いものは避ける。
- 色白の人はオレンジ系の赤いリップを選ぶ。
- 小麦系の肌の人は紫に近い赤いリップを選ぶ。
では、実際のメイク方法について見ていきます。
- 赤のリップをクマ全体に叩いて乗せていきます。
- しっかりと赤い色がつくまで乗せていきますが、クマから外側5ミリほどまでならはみ出ても問題ありませんので、大胆に塗りましょう。
- 上からカバー力の高い固めのコンシーラーか、カバー力の高いリキッドタイプのファンデーションをぽんぽんとたたいて塗り重ね、赤みを消していきます。
- クマとの境目部分をぼかし、パウダーなどで仕上げたら完成です。
ファンデーションのタイプによって変わるクマ隠しのタイミング
コンシーラーや口紅を使ってクマを隠すタイミングは、自分が使っているファンデーションのタイプによって異なります。
リキッドファンデーション、クリームファンデーション
ファンデーションでベースを作った後にクマ隠しのメイクを行いましょう。
出来ればその後におしろいなどのフィニッシュパウダーで仕上げるとより自然に仕上がります。
パウダーファンデーション、クッションファンデーション
化粧下地を塗った後、ファンデーションを塗る前にクマを隠し、その後にファンデーションで仕上げます。
いずれのファンデーションを使う場合でも、厚塗りにならないように注意してください。
ポイントメイクで目線をそらすのも手
- 口紅の色をはっきりとしたものにして口元に目線を誘導する
- 上まぶたにアイラインをしっかり塗り、マスカラで強調することで目の下の印象を薄める
- 明るい色のチークを頬の高い部分に乗せて目線を拡散させる
これらのちょっとした工夫でも、クマの印象を目立たなくすることが可能ですので、ぜひ毎日のメイクに取り入れてみてください。
メイクの力を使ってクマの印象を打ち消そう
女性を美しくするメイクの力は、自分のコンプレックスや悩みを解決してくれる救世主のような存在で、クマで悩む人を助けることももちろん可能です。
しかし、クマはタイプが様々なので、間違った方法でメイクしてしまうとかえって気になる場所を目立たせてしまう危険性を孕んでいます。
せっかくメイクで綺麗になれるのですから、正しい知識とテクニックを駆使して、悩みの種であるクマを消し去りたいものです。
クマをメイクで解決し、若々しく明るい印象を与える手助けとなれば幸いです。
また、出かける前にちゃちゃっと何とかしたい!という方にはこちらの内容がおすすめです!メイク以外にもマッサージや蒸しタオルで目元美人を目指してみてくださいね。
コメントする