老化によるクマには目元マッサージが効く!方法と嬉しい効果
目の下のクマを解消する際には、クマの種類によっては目元のマッサージが効果を発揮します。
また、目元だけでなく顔全体の血行を促したり、リンパ流れを良くしたりすることもクマの解消につながります。
見た目年齢を大きく左右するクマの解消に役立つマッサージの方法について、詳しく見ていきましょう。
血行不良を治すマッサージ
クマの原因は様々ですが、マッサージによってクマ解消の効果が期待できるものの一つが「血行不良」によって出来たクマです。
ここでは、目元と顔周りの血行不良の改善に効果がある、簡単に出来るマッサージ方法をご紹介します。
目の下のマッサージ
必ず目を閉じた状態で優しいタッチで行ってください。
- 目を閉じてから、両目の目頭から目尻方向へと左右の薬指で鏡対象となるように軽く押していきます。
- こめかみ周辺を優しく押さえます。
- 人差し指と中指を交互にぱたぱたと軽いタッチで動かしながら、目頭と目尻の間を何度か往復させましょう。
これを1セットとして毎日3セット程度行うようにしましょう。目の周りを1周するのも効果的です。
こめかみのマッサージ
- 両手をおでこの真ん中に優しく当てます。
- 人差し指、中指、薬指の3本を使って、痛みを感じないで気持ち良いくらいの圧力でおでこを押しながら、指達を徐々にこめかみまで移動します。
- 両手の中指の腹部分を左右の目尻に当て、目の下の骨のふちをなぞるようにして目頭に移動させます。
- 同様に、目頭から目の上の骨の縁を通って目尻へと移動させます。
- 両肘を肩と平行にした状態で中指と薬指の腹を左右の目頭に当て、目尻、こめかみへと1と同じくらいの圧力をかけながら移動させます。
3~5回繰り返すのを毎日1セット行うことで、顔全体の血行促進につながります。
頭のマッサージ
顔全体の血行を良くし、クマの改善に働きかけます。
- 両手の親指以外の4本をこめかみにしっかりと当てます。
- 親指を後頭部に添えて頭全体を安定させます。
- 4本の指をくるくると回転させるようにして頭皮を動かすマッサージを行います。
- 10秒ごとに親指以外の指の位置を動かしながら繰り返していきます。
むくみ解消やリンパを流すマッサージ
顔のリンパが滞ると余計な老廃物が体内にとどまって溜まっていくので、むくみやすくなったり肌のターンオーバーが乱れたりといったことが起こりやすくなります。
そうすると、たるみの影が原因の黒クマや肌の色素沈着が原因の茶クマが目立ってくることもありえます。
これらのクマの解消のためにおすすめなのが、むくみ解消やリンパを流す効果のあるマッサージです。
目のむくみ解消マッサージ
- 目尻に中指を置きます。
- 指を斜め45度方向にまぶたを引き、キツネ目にします。
- キツネ目をキープできるように指をグッと引いた状態を3秒キープして静止します。
- ゆっくりと指を離します。
左右それぞれ4回繰り返すのを1セットとして、気づいた時に行うとスッキリとした目元になります。
顔のリンパを流すマッサージ
- 耳の後ろの部分を指で優しく擦ります。
- 両方の耳たぶを同時に真横に引っ張り、約5秒そのままキープします。
- 耳の真ん中部分、耳の上側の部分も同様に引っ張り、約5秒そのままキープします。
- 耳たぶ全体を揉んでマッサージします。
- 耳の後ろに左右の人差し指、中指、薬指をセットし、頭頂部に向かって頭皮を持ち上げるような感じで押し進めます。
- 額の生え際にも同様に両方の3指をセットし、前頭部の頭皮を持ち上げるようなイメージで同じように押し進めます。
- 右手の平で左の首筋から鎖骨、左手の平で右の首筋から鎖骨に向かってそれぞれ撫でて、リンパの滞りを流すように動かします。
- 脇の下のリンパ節に老廃物を送り込むように動かします。
リンパの流れを促進すると、肌全体のくすみ解消や肩こりの改善などにも効果があります。
やりすぎに注意してクマ対策マッサージ
目のクマのマッサージで最も大事なことは、力加減や回数など何でもやりすぎないことです。
目の周囲の皮膚は身体の他の部分の皮膚に比べてとても薄くデリケートですので、過度な負担や刺激は色素沈着などクマの原因を作る事にもつながります。
せっかくの対策がクマを誘発しては残念ですので、力が入りすぎないように薬指をなるべく使うなど自分でも工夫しながらマッサージを行うと良いでしょう。
ぜひ毎日の習慣に積極的に取り入れてください。
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