夏も冬も気になる足汗を止める方法!臭い対策もしっかり
足汗が気になっても、なかなか人には相談できないですよね?
実はこの足汗、手汗と同じように緊張したときやホルモンバランスが崩れているとき、ストレスが溜まっているときなんかに出てしまう精神性発汗の一種です。
なので、足汗をかいているからと行って、必ずしもおかしいということではないのですが、やっぱり気になっちゃいますし、下手すると水虫の原因になることも!?
足汗の対策方法を知って、上手に付き合っていきましょう。
皮膚科で治療ができる!足蹠多汗症を治す2つの方法
運動をしていなくても、冬でも足の裏だけに汗をかいてしまう!という場合、「足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)」である可能性が高いです。
靴の中に汗がこもると、雑菌が繁殖して臭いや水虫の原因になることもあります。
すぐに治したい!という人はまず、皮膚科に行ってみることをおすすめします。
医療用制汗剤で症状を抑える!
塩化アルミニウムを塗ることで、発汗が減ることがあります。
これは、塩化アルミニウムが汗腺の中の水分と反応し、腺の奥に角栓を形成するためです。
つまり、汗が出るところに蓋をしちゃう!というわけです。
作った角栓は皮膚のターンオーバーに伴って排出されるので、人によりますが短いと2日、長くて7日程度しか保ちません。
なので、週に何回か定期的に塗っていくことが必要となります。
だけど、塗り薬だけで止まるかもしれないなら、やってみたいですよね!
ボトックス注射で汗を止める!?
ボトックス注射って聞いたことありますよね?
そう、シワとかを無くしてくれる美容のアレです!
ボトックス注射というのは「ボツリヌス菌」というものを注射しているのですが、これが神経伝達物質の分泌を抑制し、汗腺への刺激を減らすことで発汗を抑えてくれます。
こちらは効果が3日から1週間ほどで現れ、効果が3ヶ月から半年ほど保つようです。
他にも、投薬による治療などができる病院もあるようです。
気になる方は一度、病院へ相談してみるのもいいかもしれないですね。
とりあえず自分で!今日からできる足汗対策とは
病院へ行くほどの汗の量じゃない、とか。
病院へ行くのはちょっと抵抗がある、でも汗や臭いは気になる・・・って方もいらっしゃいますよね。
そういう場合はまず、自分でできる足汗対策をおこなっていきましょう!
まずは足を綺麗に!使っている石鹸をチェック
足汗をかくことできになるのが、まず、臭いですよね。
実は、汗そのものは無臭だってご存知ですか?
汗の臭いは、皮膚にいる雑菌が繁殖し、皮脂や古い角質が分解されることで発生します。
しかも、汗をかいていると高温多湿な状態が続くので、最近が繁殖しやすくなり臭いの原因を増やすことに。
まずは臭いの発生しにくい環境を整えることが大切。
殺菌効果のある石鹸を使って足を洗うことで、菌が増えるのを防ぎましょう。
古い角質を取り除くケアも効果的です!こちらの記事にやり方が載っていますよ!
蒸れにくく臭いにくい靴を選ぶ!
まず、大前提として、毎日同じ靴を履くのは厳禁です。
毎日同じ靴を履いていると、乾燥する暇がなく湿気や臭いがこもりっぱなしになってしまいます。
通勤靴は最低でも2足あるといいですね。
また、通気性のいい靴を選ぶことも大切です。
通気性のいい靴を選ぶことで、靴の中に湿気がこもりにくくなり、雑菌が繁殖するのを抑えてくれます。
ただし、雨や雪の日は要注意です!
通気性の良い靴は外からの水分も吸収しやすいので、靴の中がびしょびしょに!なんてことも。
そうなった場合は靴下を新しいものに取り替えるなどして、濡れたまま放置しないようにしましょう。
雨の日は傘と一緒に、予備の靴下を持っておきたいですね。
雨の日でなくても、靴の中に汗が溜まったままの状態で靴を履き続ければ、当然指は蒸れてしまい、雑菌を繁殖させやすくなります。
そればかりか、靴に臭いが移ってしまったら最悪です!
乾燥しているときは良くても、靴を履いて湿気を帯びる度に臭いが戻ってきます。
革靴などで出勤されている方は、会社では通気性のいい靴に履き替えるのが一番いいですね。
靴下にもひと工夫!汗と臭いにはこれ!
革靴を通勤後に脱いでしまえればそれが一番ですが、それができない場合は、抗菌作用のある中敷や、5本指ソックスの着用をオススメします。
5本指ソックスには、タイツやストッキングの下に履けるタイプもあるので、普段のファッションを変えずに着用できますよ!
ストッキングを足の臭いを防ぐ方法も知っておくと便利です。こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
足汗は心と繋がってる!?自律神経を整えて足汗を軽減
足汗の原因の1つに、自律神経の乱れが挙げられます。
自律神経には呼吸器や循環器などを調整する役割を持つ、「交感神経」と「副交感神経」のことを言います。
- 交感神経・・・日中に働く。身体を活動させる!
- 副交感神経・・安静時、夜に働く。身体を休めてリラックスさせる!
この二つがバランスを取ることにより身体の調子が整えられているのですが、どちらかが強く働いてしまうことでバランスが崩れ、様々な不調の原因になると言われています。
ほとんどの場合、「交感神経」が夜にも優位に働いてしまいうことから自律神経の乱れは始まります。
そしてその主な原因が、ストレスやホルモンバランスの乱れです。
ストレスを減らして自律神経を整えるには、どうしたらいのでしょうか?
イライラが増えてきたら更年期かも…こちらの記事で内容を確認してみてくださいね。
ストレスはこんなところにも!意外と溜まっている理由とは
自分ではあまりストレスが溜まっていないと思っていても、意外と身体には蓄積されています。
というのも、ストレスの原因は何も、心への負荷だけではないのです!
ストレスには、主に2つの種類があります。
- 身体的ストレス
- 精神的ストレス
精神的ストレスは、一般的に「ストレス」と言われているものが相当します。
人間関係や家庭環境、将来の不安など、見えないけれど心に負荷としてあるものです。
では、身体的ストレスとは何でしょうか?
- 気温
- 気圧
- 騒音
- 光
- 運動不足
- 長距離通勤
- 過食
- お酒
- 煙草
- 睡眠不足
他にもありますが、今挙げたものすべて回避して生きている人はなかなかいないと思います。
これをうまく発散してあげられないと、ストレスとして身体や心に蓄積され、自律神経を乱してしまいます。
そうなると、本来であれば「副交感神経」が夜の間に回復してくれるところが追いつかなくなり、どんどんストレスが溜まっていくという負のループに・・・。
気にしすぎないことが大事!心と身体に余裕を
足汗を軽減するにはまず、足汗のことをあまり気にしすぎないことが大切です。
気にしすぎると、ストレスとなってしまい、自律神経を乱し、また発汗が・・・というループから抜け出せません。
気にしていることを、気にしないようにする!というのはなかなか難しいですが、ちょっとだけ意識してやってみてください。
更年期のホルモンバランスについて、こちらの記事でも確認をしてみてくださいね。
自律神経を整えてみる!3つのポイント
また、自律神経がすでに乱れまくっている場合、心を落ち着けるだけではなかなか状態がよくなりません。
自律神経を整えるポイントは3つ。
- 規則正しい生活をすること
- バランスのいい食事を摂ること
- 軽い運動を心がけること
わかっているけど忙しくてできない・・・という人もいますよね。
そういう方はまず、どれか1つずつでいいので行動することが大切です。
睡眠時間だけはきちんと規則正しくする、とか。
食事だけはきちんと気を配る、とか。
帰り道は少し長めに歩いてみる、とか。
食事から変える!摂るべき栄養素とは
自律神経を整えるのにいい栄養素はこちらです。
- ビタミンB
- ビタミンC
- カルシウム
どれも日常的に取りやすい栄養素ばかり!
それぞれの栄養素が多く含まれている食材の例は、こんな感じです。
ビタミンB
- 豚肉
- 昆布
- 大豆
- 玄米
玄米を摂り入れたい方には、こちらの記事がおすすめです。注意点もしっかりとチェック出来ますよ。
ビタミンC
- ピーマン
- ほうれん草
- 柿
- キウイ
- いちご
カルシウム
- 牛乳
- 乳製品
- 煮干し
- 小松菜
外食で済ませてしまう、という方も帰りがけに果物や牛乳を購入して、おうちで栄養を補給できるといいですね!
香りでリラックス!副交感神経を優位に
ラベンダーの香りは、副交感神経の働きを優位に立たせてくれます!
アロマオイルでマッサージをするのは面倒くさい、という方は、お風呂にお湯をためてラベンダーの入浴剤を入れてみるといいかもしれませんね!
ラベンダーが苦手という方はお好きな入浴剤で大丈夫。
嫌いな臭いを嗅ぐとそれもストレスになってしまいますからね!
リラックスすることを最優先にしてください。
ただし、あまり熱いお湯に、寝る前に入るのは避けてください。
入浴剤でリラックスしたお風呂タイムを過ごしたい方、こちらの記事で選び方を見てみましょう。
自分にあったやり方で足汗ケアを!
いかがでしたか?
足汗がひどい場合は、一度皮膚科へ行かれることをオススメします。
でも、まだそこまでじゃないなぁって方は、とりあえずあまり足汗のことを気にしないようにするのが第一!
汗をかきやすい夏だけではなく、ブーツやタイツを着用する冬にも汗や臭いは気になるもの。
自分に合ったケアの方法で、うまく対策していきたいですね。
更年期になると、急にほてってくる「ホットフラッシュ」についてもチェックしておくといいですよ!こちらの記事に載っているのでよければ読んでみてくださいね。
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