バサバサ枝毛を治す方法!トラブル改善ケア6つで美髪を目指そう

枝毛トラブルが発生した髪は、パサついたり広がったりと、トラブルもたくさん。「なんとかして無くすことができたら……」「改善するための方法を知りたい!」という方も多いのではないでしょうか。

枝毛が発生したときには、「そもそも枝毛は、治すことは可能なの?」と疑問に思ってしまいがちです。

トラブルを無くすための手順と、すでにできてしまった枝毛を治すための方法、そして今後のために知っておきたい改善方法を紹介します。

枝毛を治すことは不可能!できた枝毛はカットで対応

枝毛ができてしまう原因は、何らかの原因により、髪のキューティクルが傷んだことだと言われています。

日常生活の中で、キューティクルが傷つく場面は数多くあります。特にロングヘアの女性は、長期間髪をキープすることになります。紙が伸びる間にダメージが蓄積していく可能性も高いです。

自身の髪が枝毛だらけだったことに気付いた瞬間、「なんとか治すことができれば……」と思う気持ちも、よくわかります。

枝毛を元通りにして、トラブルを無くすのがベストですが、残念ながらこれは不可能です。一度枝毛になってしまった髪は、もう元に戻ることはありません。

枝毛を「治す」ことができない以上、できてしまった枝毛は、一度カットして無くすのがベストです。

その上で、再度同じ状況を引き起こさないために、状況を改善するための方法を取りましょう。

関連記事:枝毛だらけのバサバサヘアー!髪の傷みを引き起こしている原因5つ

関連記事:枝毛の正しい処理方法はカット!セルフカット対策と枝毛カッターの特徴

枝毛だらけの髪を改善させるためのヘアケア6つ

枝毛トラブルを無くすためのコツは、髪に優しい生活をするということです。キューティクルを壊さないように意識して生活することで、枝毛発生を避けることができます。

枝毛を改善させるために実践したいヘアケア方法は、具体的に以下の6つです。

  • 毎日のシャンプーを正しく行う
  • 洗髪後のケアを怠らない
  • 髪を乾かすときのルールを守ろう!
  • ブラッシングにも注意して
  • 肌と同様に紫外線対策が必須
  • 規則正しい生活が美髪の基本

それぞれを詳しく紹介していくので、ぜひ実践してみてください。

髪に優しいシャンプーを選び、正しく洗おう!

毎日欠かさず行うシャンプーは、髪や頭皮を清潔に保つための習慣で、非常に重要なものです。しかしシャンプーの選び方ややり方が間違っていて、余計な負担を与えてしまっている人が多いのも事実です。

ドラッグストアなどで購入できる、比較的安価なシャンプーは、「高級アルコール系」であるケースも多いもの。泡立ちが良く洗浄力が高い一方で、髪や頭皮に負担をかけやすいという特徴があります。

枝毛が気になるときには、すでに髪がある程度のダメージを受けていることがわかります。まずはシャンプーを、髪に優しいアミノ酸系のものへと変更しましょう。

またシャンプー時に、髪をごしごしとこするのはNG。指の腹を使って、優しく洗い上げるようにしてください。

シャンプー前にブラッシングをして、ぬるめのシャワーで予洗いを行うことで、頭皮や髪の汚れを落としやすくなります。シャンプーによる刺激も最小限に留められるでしょう。

シャンプー後のすすぎは、たっぷりと行ってください。髪や頭皮に残ったシャンプーも、トラブル悪化の原因となります。

シャンプー後の流す時間は、「シャンプー時間の3倍」が目安です。泡がなくなったからと油断せず、しっかりじっくり洗い流しましょう!

洗髪後の髪はデリケート!アウトバストリートメントがオススメ

枝毛が気になる髪は、内部の水分や栄養分が外へと流れ出てしまった状態です。洗髪後のタイミングを狙って、しっかりとダメージケアをしてあげることで、枝毛改善につなげていけます。

洗髪後の髪は、非常にデリケートなもの。そのまま放っておけば、またキューティクルが剥がれ、枝毛トラブルに悩まされてしまう可能性も高いです。

洗髪後の髪に使えるアウトバストリートメントであれば、デリケートな髪を優しく保護し、補修してくれます。ドライヤーの熱からも髪を守ってくれますから、一石二鳥です。

関連記事:枝毛の予防ケアはシャンプー&コンディショナーから!軟毛の人は特に注意

「使わない」も「使い過ぎ」もNG!ドライヤーの使い方のコツ

枝毛改善のために、重要なのは「ドライヤーの正しい使い方を身につける」ということです。ドライヤーの熱は、やはりキューティクルを傷める原因になってしまいます。

とはいえ、「ドライヤーを使わない」のもオススメできません。濡れた髪は、キューティクルが開きっぱなしの状態です。放っておく時間が長ければ長いほど、傷みも進行してしまいます。

ドライヤーは、頭皮を中心に乾かすもの。また事前のタオルドライをしっかりと行っておくことで、熱風を当てる時間を少なくできます。

8割がた乾いた後には、冷風へと切り替えましょう。冷たい風がキューティクルを引き締め、艶やかで健康的な髪を守ってくれます。

がさつなブラッシングも枝毛の元!ゆっくりほぐして丁寧に!

一般的に、髪に良いイメージのあるブラッシングですが、こちらも方法を間違えれば、髪にダメージを与える原因になってしまいます。

髪がからまっているところを、無理に引っ張るのはオススメできません。優しくほぐすようにして、ブラッシングを行いましょう。

また静電気を起こしにくい、ナイロン製以外のブラシを使用するのもオススメです。髪へのダメージを小さくできます。

スプレータイプの日焼け止めが便利!髪も優しく保護しよう

お肌の紫外線対策はバッチリでも、髪の紫外線対策にまでは気が回っていない……。こんな女性たちも少なくありません。

しかし紫外線が持つパワーは強大なもの。お肌が傷つくのと同様に、髪や頭皮もダメージを負ってしまうのです。

きちんと紫外線対策を行うことが、髪の保護にもつながります。枝毛解消にも結び付いていくでしょう。

髪の紫外線対策は、以下のような方法で行うのがオススメです。

・帽子をかぶる
・日傘を使う
・UVカットスプレーを使う

帽子や日傘の場合は、「ついうっかり」で対策を忘れてしまうことも……。スプレーをシュッとして使えるタイプの日焼け止めを用意しておくと安心です。

食事・睡眠・ストレス解消!基本を整えて美髪を手に入れよう

枝毛を無くすための最後のポイントは、非常に日常的なこと。毎日の生活のリズムを整えることは、滑らかで艶やかな髪を手に入れるための必要最低条件です。

きちんと三食、バランスの良い食生活を心掛けるほか、ぐっすりと眠れる環境を用意しましょう。

また髪にとって、ストレスは大敵です。自分なりのストレス解消法を見つけるほか、根本からの解決を図ってみてください。

できてしまった枝毛をカットしたあとに、これらの6つのケアを意識すれば、きっと枝毛トラブルは解消できるはず!長い目で見て、健康的な髪を育ててみてくださいね。

枝毛を治すためには、オシャレを控えめにするのもオススメ

枝毛が発生した髪は、キューティクルが剥がれ、内部の水分やタンパク質が流れ出してしまった状態。髪の内部は「スカスカ」になってしまっています。

上で挙げた6つのヘアケアを実践しても、なかなか状況を改善できない場合には、ヘアケアでは対応しきれないほどの、大きな負担がかかっている可能性も高いです。

  • ヘアカラー
  • パーマ
  • 毎日のヘアアイロン使用

女性のオシャレに欠かせない3つの手段ですが、残念ながら髪への刺激は非常に大きくなっています。どの程度耐えられるのかには個人差がありますが、「枝毛発生=髪が限界を迎えている」というサインだと言えます。

ヘアカラーは、自分で行うのではなく、サロンでお願いするのがオススメです。髪の傷み具合をチェックした上で、美容師さんが最適なアドバイスをしてくれるでしょう。

パーマを楽しむときには、質の高いトリートメントとセットにすることで、ダメージを最小限に食い止められます。

ヘアアイロンの理想的な使用頻度は、週に2~3回だと言われています。「毎日」というのは非常に負担が大きいことだと、まずは頭に入れておきましょう。

髪が枝毛だらけになってしまったときには、これらの習慣を思い切って「おやすみ」してみるのも良いでしょう。素のままの自分で楽しめるスタイルへと変更することで、枝毛を無くすことができます。

できた枝毛を治すのは不可能!でも無くすための改善は可能!

残念ながら、一度できてしまった枝毛を、元のような艶やかな髪へと治すことはできません。該当部位をカットするしかないでしょう。

これまで一生懸命に髪を伸ばしてきた方にとっては、非常に切ないことかもしれませんね。

しかし、切なさに浸って何の対策も取らないままでは、枝毛を完全に無くすことはできません。せっかくカットしても、すぐにまた次の枝毛が出てきてしまうでしょう。

枝毛を無くすためには、まず日常生活を見直すことが大切です。知らない内に髪に負担をかけていないかどうか、またキューティクルを傷つけることをしていないかどうか、確認してみてください。

髪にまつわる習慣を見直すことで、枝毛を改善させることは可能です。艶やかな髪をキープできるよう、ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

Topics枝毛

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