年齢肌ってどんな状態?加齢による肌トラブルの症状を知ろう
30歳を超えてからお肌の悩みが増えていませんか?肌のくすみや乾燥・シワ・毛穴の開きなど、複数のトラブルが出ている方も多いかと思います。
女性は20代になると肌を保湿する成分が減少し、乾燥しやすくなります。この乾燥が肌に様々なトラブルを起こすと言われています。
自分はまだ大丈夫だと思っていたら、いつの間にか肌の状態が悪くなっていることもあります。年齢肌のトラブル例を知って、対策をしましょう!
Contents
年齢肌に現れる症状
こちらは、年齢肌の悩みを感じ始めた方に多い症状です。
- しわ・かさつき・炎症
- しみ・ほくろ・にきび・吹き出物
- くすみ
- ハリがなくたるむ
- 毛穴の広がり
これらの成分は20歳ごろをピークに、次第に減少し始めます。
また生理や妊娠、出産といったタイミングでもホルモンバランスが大きく変わります。
しわ・かさつき・炎症…顔はもちろん手にも注意
肌年齢が上がると、皮膚の一番外側にある表皮の角質細胞が乾燥します。かさつきや炎症・小ジワが発生します。
かさつきやすい頬、小ジワができやすい目の周りや口元など、顔はお手入れしている方も多いかと思います。
しかし顔だけではありません。水仕事で潤い不足になりやすい手の甲や指、直射日光があたりやすい首回りなど、全身に注意が必要です。
年齢以外に以下のような生活習慣を続けていると、更にかさつきやシワが加速します。
- 冬や夏のクーラーの下など、血行が悪くなる環境にいる
- 睡眠不足など不規則な生活
- 入浴・洗顔時にゴシゴシとこする
- 肌に合わない化粧品を使い続ける
新陳代謝がうまくできず、しみやほくろ・にきび・吹き出物に
年を取ると肌のターンオーバー(皮膚が生まれ変わる周期)が乱れがちになります。その結果、角質や皮脂・メラニン色素が溜まりやすくなります。
シミはメラニン色素が沈着してできます。その沈着したメラニン色素が集中してできたものがほくろです。
また角質や皮脂が溜まると、にきびや吹き出物の原因になります。ターンオーバーがうまくいかないために、にきび・吹き出物も治りにくく、跡が色素沈着して残る確率も上がります。
その他に不十分な日焼け対策や、洗顔やメイクなどで肌を擦ったり傷つけることも原因になります。
加齢に加えて、日々の忙しさで身支度が適当になってしまう事が、しみやほくろの増加につながります。
肌がくすむのは剥がれ落ちない角質!
化粧水をつけた直後は肌に透明感があるのに、しばらく経つとくすんで透明感が無くなる方が増えます。
以下のような生活習慣を続けていると、更にくすみやすくなります。
- 運動不足やデスクワークなどによる血行不良
- 夏場のエアコンによる冷え
- 睡眠不足・喫煙
- 紫外線や過度なマッサージによるメラニン色素の増加
ハリ・弾力が衰え肌がたるむ
20代後半から肌のハリや弾力がなくなります。ハリがなくなると重力に負けて皮膚が下がり、たるみが生じます。ハリ・弾力の衰えやたるみは、顔だけでなく
皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層からでき、その下に脂肪組織と筋肉があります。
また、コラーゲンとエラスチンが年齢と共に減少する事も深く関わります。
コラーゲン繊維は真皮を支える働きがあり、エラスチンはそのコラーゲン繊維をつなぎ合わせています。
加齢とともに切れたり細くなって真皮を支えられなくなり、お肌が下がってたるみ始めます。
その他に紫外線やストレスをためると活性酸素が発生し、肌のコラーゲンが破壊されることも原因です。
ハリが無くなり毛穴が広がる
加齢により、毛穴のある角質層の真皮にあるコラーゲンやエラスチンが減少することで、肌の土台が崩れます。
日頃の保湿が不十分であること、表情筋の凝りや代謝力の低下なども原因となります。
たるんだ毛穴を放っておくと、開いた毛穴が連結してシワのような状態になる帯状毛穴にもなります。たるみ毛穴と同様の原因に加え、乾燥が主な原因です。
たるみ毛穴・帯状毛穴ともに、傷んだ細胞を改善し十分な保湿ケアが必要です。「セラミド」と「ヒアルロン酸」を含む保湿剤が有効と言われています。
肌の老化は早めの対処が肝心!
肌の状態は顔全体の印象に大きく影響します。
年齢とともに肌そのものの保湿力は低下し、乾燥しがちになります。そして肌の乾燥はあらゆる老化の引き金となります。
トラブル隠しのためにメイクが厚くなってしまう前に、肌年齢に合わせたスキンケアを始めてくださいね。
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