洗い流さないトリートメントは髪質改善におすすめ!賢い使い方と効果

私たちエイジング世代は、加齢とともに髪の毛の水分が失われていきます。髪がパサパサしたり、元気のない質感になっていませんか?

そこで、嬉しい効果を発揮してくれるのが「洗い流さないトリートメント」。エイジング毛を改善してくれるものも多く存在します。

洗い流さないトリートメントは、髪に潤いやツヤを与え、理想の髪質へと導いてくれます。輝きを取り戻すことで、毎日のスタイリングも楽しくなりますよね。

ここでは、洗い流さないトリートメントのメリットや、賢い選び方を解説!また、効果的に使う方法とおすすめの商品も併せてご紹介します。

洗い流さないトリートメントは手軽にケアできておすすめ!

シャンプー後のトリートメントだけでは、髪の毛をしっかりケアできないって知っていましたか?髪1本1本を守ることができないのです。

そのため、洗い流さないトリートメントが重要となります。ここでは、洗い流さないトリートメントのメリットを大きく分けて3つご紹介します。

外部からのダメージを防いでくれる

洗い流さないトリートメントは、髪をコーティングする働きがあります。そのため、乾燥や摩擦・紫外線・熱などによるダメージから髪を守ってくれます。

UV効果のあるスプレータイプもあるので心強いですよね。外出の際、気になった時に手軽にケアできておすすめです。

傷んだ髪の毛を補修してくれる

傷んでしまった髪の毛を、しっかり補修してくれます。不足している水分を補い、保湿成分を閉じ込めて髪を守ります。

顔のスキンケアも、化粧水や美容液で肌に有効成分を浸透させ、乳液で蒸発してしまうのを防ぎますよね。髪の毛も同様なのです。

ツヤと質感をUPさせる

洗い流さないトリートメントは、理想のツヤ感と潤いを与えてくれます。美しくキレイな髪が持続するため、ストレスフリー。

スタイリング剤の代わりとしても使えるため、バッグに1本忍ばせておくと便利です。

洗い流さないトリートメントの賢い選び方

洗い流さないトリートメントは、たくさん種類があって迷いますよね。どれも魅力的なキャッチフレーズで、心が揺れてしまいます…。

そこで、迷わない賢い選び方をご紹介します。また、失敗しない6つのポイントも併せて解説!ぜひ参考にして、お気に入りのものを見つけてくださいね。

賢く選ぼう!重要なのはあなたの髪質に合うトリートメント

洗い流さないトリートメントには、5つのタイプがあります。それぞれ髪への効果も異なるため、自分の今の髪の状態を把握しておきましょう。

まずは、どのタイプが自分の髪に適しているかを知ることが大切。タイプ別の効果を理解して、適切なトリートメントのタイプを決めてくださいね。

オイルタイプ
オイルタイプは、髪をしっかりコーティングしてくます。熱や摩擦など外部からのダメージを防ぎ、髪にツヤと潤いを与えてくれます。
ジェルタイプ
ジェルタイプは、シャンプー後に髪の引っかかりや絡まりを防止するのに最適です。髪を保護する力は抜群で、しっかり被膜を作ってくれます。
クリーム・ミルクタイプ
スタイリング剤としても使用可能で一石二鳥。保湿力も高く、髪の修復成分もバッチリです。一方、油分が少ないため、熱の耐久性に欠けています。
ミストタイプ
美容成分やタンパク質が含まれていて、傷んだ髪の補修に最適。成分が水に溶けて出てくるため、髪への浸透力が高いです。熱の耐久性は弱いのが難点。
スプレータイプ
スプレータイプは、オイルタイプとほぼ同様の効果が得られます。少量で髪に馴染むため、手軽さが◎。UV効果やパサつき防止など種類もあって魅力的です。

5つのタイプのうち、あなたはどのタイプが自分の髪に合っていましたか?まだ少し迷うという方のために、さらに細かく見ていきましょう。

  • アイロンやコテをよく使う:オイルタイプ
  • 枝毛や切れ毛が気になる:オイルタイプ
  • 静電気を防ぎたい:オイルタイプ
  • しっとり感やまとまり感が欲しい:ミルク・クリームタイプ
  • 頭皮や髪の毛に油分が多い:ミストタイプ
  • パーマの巻を復活させたい:スプレータイプ
  • スタイリング後に使いたい:スプレータイプ
  • くせ毛が悩み:ミルクタイプとミストタイプを併用

使いたいタイプを決めて、理想の髪へ導いてもらいましょう!

失敗しない!6つのポイントを押さえて賢く選ぶ

洗い流さないトリートメントのタイプが決まったら、次は6つのポイントを押さえておきましょう。

  • 有効成分
  • 使用感
  • 髪の悩み
  • 髪の仕上がり
  • 濡れた髪用・乾いた髪用
  • 価格
有効成分は、アミノ酸やホホバ油、オリーブ油、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキスなどがあります。

使用感は、油分が多い方が髪の仕上がりは重くなり、水分が多いと軽い仕上がりに。サンプルがあれば、実際に試してみるといいかもしれませんね。

価格は、毎日使うものなので継続しやすいものがおすすめ。価格と品質は、決してイコールではないのです。プチプラでも良い商品はたくさんありますよ。

洗い流さないタイプを効果的に使う方法

正しい使い方をしないとトリートメントの効果が半減してしまいます。しっかり髪にツヤと潤いを与えて、キレイな髪を実現させましょう。

ここでは、正しい使用量や洗い流さないトリートメントを効果的に使うコツをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

使用量は髪の長さで決まる

髪につける量が少なすぎたり、逆に多すぎるのもNG。トリートメントの効果を引き出すことはできません。

髪の長さやダメージ具合によって使用量は異なります。自分の髪に適した正しい使用量で、ケアしましょう。使用量の目安は以下の通りです。

ショートヘア
  • パーマやカラーをしている場合:1~2プッシュ
  • ハイダメージの場合:2~3プッシュ
セミロングヘア
  • パーマやカラーをしている場合:1.5~3プッシュ
  • ハイダメージの場合:2~4プッシュ
ロングヘア
  • パーマやカラーをしている場合:2~4プッシュ
  • ハイダメージの場合:3~4プッシュ
上記はおおよその目安になります。商品によっても使用方法が違いますので、必ず商品に記載されている内容を確認してくださいね。

洗い流さないトリートメントの正しいつけ方を覚えよう!

洗い流さないトリートメントを、適当に髪につけていませんか?せっかくトリートメントを使うのなら、最大限の効果が欲しいですよね。

使い方次第で、髪の仕上がりは随分と変わってきます。少しの手間を惜しまず、正しい方法で使ってみましょう。

  1. しっかりタオルドライしておきましょう。
  2. 髪の毛をくしやブラシで綺麗にとかしましょう。
  3. 手に洗い流さないトリートメントを適量のせます。
  4. 手のひらで伸ばします。
  5. 髪の長さの半分くらいから下に向かって塗布していきます。
  6. 手ぐしをイメージしながら、しっかり毛先までつけましょう。
  7. 塗布が終わったら、ドライヤーで乾かして完了。
髪をいたわりながら、優しくケアするのがポイントですよ。さっそく今日から実践してみてくださいね。

ドライヤーで乾かしたら、再度つけると効果UP

タオルドライした髪に、洗い流さないトリートメントをつけたら、ドライヤー後にもう一度トリートメントをつけるのがおすすめです。

ツヤやしっとり感がUPして、より理想の質感に導いてくれますよ。また、毛先を中心に揉みこむようにつけると、さらに効果的です。

自分の髪質に合った洗い流さないトリートメントを使うことで、気になる部分をしっかりカバーすることができます。

シリコン入りとノンシリコンどっちがいいの?シリコンの正体を理解しよう

洗い流さないトリートメントは、シャンプーなどと同様、シリコン入りとノンシリコンのものが存在します。

シリコンは良くないって聞くけど実際どうなの?と疑問に思いますよね。そこで、シリコンの正体を解説!選ぶ際の参考にしてくださいね。

シリコンは髪をコーティングしてサラサラにしてくれる

巷では、シリコンは髪に良くないと言われていますよね。シャンプーなども、ノンシリコンのものがたくさん登場しています。

シリコンは、髪をコーティングしてサラサラにする働きがあります。しかし、キューティクルを剥がしてしまう可能性があるため、敬遠されがちに…。

また、シリコンでコーティングされているため、実際に髪が傷んでいても気付きにくいというデメリットもあるのです。

洗い流さないトリートメントにシリコン入りが多い理由

傷んだ髪は、自ら修復することはできません。トリートメントでしっかりケアしてあげる必要があります。

そのためには、シリコンの力が重要となってきます。髪の表面に皮膜を作り、ドライヤーの熱や髪の内側にある水分・油分を閉じ込めてもらうのです。

入浴の際にいつも通りトリートメントで、髪に栄養を与え、タオルドライ後にシリコン入りの洗い流さないトリートメントでケアすると効果的なわけですね。

これらのことを踏まえて、シリコン入りでも上手に正しく使用すれば、髪にとってメリットがたくさんあるのです。

洗い流さないトリートメントを効果的に使うための注意点

洗い流さないタイプは、むやみに塗布するのはNG。効果を半減させるどころか、理想の質感とは程遠くなってしまいます。

そこで、洗い流さないトリートメントの注意点を解説!効果的に使うために、しっかり把握しておきましょう。

頭皮につけないように気をつけて!

洗い流さないトリートメントは、髪の長さの半分から下までつけるのが基本です。頭皮につけてしまうと、肌荒れなどの原因になりかねません。

頭皮についた場合、毛穴が詰まってしまい抜け毛が増える可能性があります。また、かゆみや頭皮のニキビの原因にも。

洗い流さないトリートメントを使用する際は、塗布する部分に気をつけてケアしていきましょう。

使用量を守ろう!

洗い流さないトリートメントは、洗い流すタイプと違い、つけた分すべてが髪の毛に残ります。適量以上をつけた場合、髪がベットリとなってしまうのです。

また、つけ過ぎることで頭皮についてしまう可能性も。理想の質感を保つための効果が生かされず、髪はサラサラになりません。

自分の髪の状態や長さに合った使用量を守り、つけ過ぎることがないよう少量ずつつけていきましょう。

美容師おすすめ!洗い流さないトリートメント10選

髪の毛のプロがおすすめする洗い流さないトリートメントを10種類ご紹介します。髪につけるものなので、香りも重視したいですよね。

ラスティーク
  • 香り:フレッシュジャスミン
  • 参考価格:3,140円
SUNヘアプロテクトオイル
  • 香り:フローラル・グリーンアップル
  • 参考価格:2,800円
モーガンズ ディープモイストオイル
  • 香り:フローラル・グリーンアップル
  • 参考価格:2,700円
クイーンズバスルーム アメイジングシャインオイル
  • 香り:フルーティーフローラル
  • 参考価格:3,000円
ベータレイヤー ミスト
  • 香り:カシス
  • 参考価格:2,900円
モロッカンオイル
  • 香り:バニラムスク
  • 参考価格:4,000円
ケラスターゼ ソワン オレオ リラックス
  • 香り:フローラルフルーティー
  • 参考価格:3,000円
ロレッタ
  • 香り:ローズ
  • 参考価格:2,600円
ミルボン エルジューダ エマルジョン+
  • 香り:フローラル
  • 参考価格:2,600円
ラサーナ プレミオールヘアエッセンス
  • 香り:アロマティックフローラル
  • 参考価格:2,700円

洗い流さないトリートメントで健康な髪へシフトチェンジ!

有効成分が髪にしっかり浸透し、潤いを閉じ込めてくれる力は、洗い流さないトリートメントの最大のメリット!

より効果的に使うために、正しい方法で理想の髪質に導いてもらいましょう。エイジング毛の悩みも毎日のケアで、ハリのある髪に!

今日から洗い流さないトリートメントで、輝きと潤いのある健康な髪を取り戻しましょう。

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