鍋ダイエットは手軽に痩せられる!おすすめメニューと成功の秘訣
きちんと食事を摂りながらも痩せたいという人達の間で人気なのが、鍋料理を活用したダイエットです。
野菜たっぷりでヘルシー、お腹に溜まりやすく美味しい、様々なレシピがあるので飽きない、体が温まる…など、鍋ダイエットにはたくさんのメリットがあります。
今回は、鍋ダイエットを行う際に気を付けておくべきポイントを確認しながら、おすすめの鍋メニューと成功のコツをご紹介します。
鍋料理はヘルシーで美味しい!鍋でダイエットが叶う秘密
鍋料理は、野菜を中心に様々な種類の食材を入れて、油を使わずに煮込むことで調理するヘルシーかつボリュームのある料理です。
食材を鍋に入れて煮込めば出来るので、料理初心者の人や外食中心の人でも、比較的簡単に自炊に挑戦することが可能なのも嬉しいポイントです。
- 美容効果がある
- 栄養バランスが整っている
- 満腹感を得られる
それぞれについて見ていきましょう。
温かい食事で代謝アップ!血行促進や冷え性改善効果も
鍋料理は食材を鍋で煮込むので、温かく比較的冷めにくい料理です。
温かい食事は冷えた体を温めるだけではなく、継続して食べていくことでダイエットに欠かせない基礎代謝を高める効果があります。
他にも、鍋に入ったたっぷりの野菜から食物繊維を摂ることが出来るので、便秘を解消し腸内環境が良くなる効果も期待できます。
身体のコンディションを整えることで、体の中に溜まった老廃物を輩出するデトックス効果もあるため、美肌効果や冷え性改善などの美容の面での好影響が考えられるのです。
野菜を摂るのも簡単!美味しく栄養バランス抜群
鍋料理は油を使うことなく調理することが出来、さらに野菜を中心として様々な具材を組み合わせて作ることが出来る料理なので、様々な栄養素をバランスよく取り入れることが比較的容易に出来ます。
また、熱を通すことで葉物野菜などのかさばるものも小さくなり、味付けも多種多様なので苦手意識を持つことなく栄養のある野菜をたくさん食べることが出来ます。
カロリーに対して比較的多めの食事量を摂りつつ、ヘルシーに栄養バランスの取れた食事を行えるので、ダイエットには最適です。
満腹感をしっかり得られる低カロリー料理
鍋に用いられることが多い白菜、大根、ねぎ、もやしなどの野菜は総じてカロリーが低いですし、糸こんにゃくに至ってはカロリーがゼロの物もあります。
温かく水分の多い料理ですので、それだけでもお腹に溜まりやすく満腹感を得やすいのですが、さらに様々な食材を組み合わせることで歯応えにも変化が出るので、噛むことで得られる満腹中枢への刺激にもつながります。
〆の雑炊や麺類を除いた状態でも満腹感を得られるので、しめを避けることで炭水化物や糖質のカットを行えますし、よりダイエット効果に拍車をかけることも可能です。
ダイエット鍋は食材とスープに注目!メニュー決めのポイント
鍋料理は本当にたくさんの種類がありますが、どんな鍋でもダイエット向きというわけではありません。
ダイエットで鍋を食べる際には、押さえておくべきポイントがあります。そのポイントをしっかり押さえた上で、自分の好きな食材を組み合わせるのが良いでしょう。
では、ダイエット向きの鍋料理のポイントとおすすめの鍋を見ていきましょう。
- 野菜と肉魚介のバランス
- スープの種類
- 避けるべき食材
- おすすめのメニュー
それぞれについて詳しくご紹介します。
野菜と肉魚介は「7:3」が黄金バランス
ダイエット向きかどうかは別としても、実はほとんどの鍋料理のレシピは、野菜とたんぱく源の食材のバランスが7:3になるように作られています。
「食べながら痩せる」という鍋ダイエットを大成功させたいのであれば、このルールにのっとった上で野菜とたんぱく源の具材を鍋にするのをおすすめします。
野菜もしっかりとした根菜類ばかりでなく、低カロリーでもかさを食べることが出来る葉物野菜を中心に、様々な種類を組み合わせて飽きが来ないようにするのがおすすめです。
肉や魚介類も、出来るだけ低カロリーの物を選ぶようにしましょう。
- 牛肉、豚肉…バラ肉ではなく赤身やモモ肉など出来るだけ脂身のない部位を選ぶ。
- 鶏肉…もも肉よりも胸肉やささみを選び、高カロリーの皮部分は除く。
- 魚介類…白身魚など、高たんぱく低脂質のものを選ぶ。
ただし、低カロリーを最優先にしてたんぱく源をカットした野菜のみの鍋にしてしまうと、食べごたえがなく物足りなく感じてしまい、鍋ダイエットが続きにくくなりますので、必ず取り入れるように心がけましょう。
こってりスープは我慢!あっさり鍋中心
鍋を作る際に迷うのがどんな味のスープにするかだと思いますが、実は味によってカロリーも千差万別です。
代表的なスープの種類と目安となるカロリーを見ていきましょう。
水炊きスープ | 100mlあたり約10kcal |
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トマトスープ | 100mlあたり約25kcal |
キムチスープ | 100mlあたり約30kcal |
豆乳スープ | 100mlあたり約50kcal |
味噌スープ | 100mlあたり約60kcal |
すき焼きスープ | 100mlあたり約80kcal |
スープの種類を見ていくと、より味がしっかりと全体的についていて、こってりとした味わいのものが比較的カロリーが高めであることが分かります。
上記のスープ一覧にはありませんが、坦々鍋や豚骨鍋、カレー鍋、チーズ鍋のスープも高カロリーですので、あまりダイエットに向いているとは言えません。
つけダレもカロリーを鑑みて選ぶのであれば、ごまだれよりもポン酢やレモン汁がヘルシーです。
落とし穴!避けたほうが無難な要注意の食材
好きな野菜や食材を色々と組み合わせて作ることが出来る鍋ですが、ダイエット中に食べるのであればなるべく避けたほうが良い食材もあります。
具体的な食材と、代替できる食材を詳しく見ていきましょう。
- じゃがいもなどイモ類の野菜
- 糖質が多いのでダイエットには不向きです。葉物野菜やキノコ類、根菜などで代用しましょう。
- 春雨、マロニー
- 案外糖質の多い食材なので避けたほうが無難です。あく抜きした糸こんにゃく、しらたきなどで代用しましょう。
- 〆の麺、ごはん
- 一気にカロリー摂取量を増やすだけでなく、炭水化物のかたまりなので避けましょう。あく抜き後乾煎りしたしらたきが代用できます。
- 練り物
- 特にさつま揚げは塩分も多くカロリーも比較的高いので、おでんなどで使う際には注意が必要です。下茹でした大きめに切った根菜類で代用するか、使う数を2つ程度に絞るのがおすすめです。
ダイエットに最適!おすすめの鍋メニュー
ここまで鍋の調理のポイントを確認してきましたが、筆者も実際に作って食べたことがある、おすすめの美味しくヘルシーなメニューをご紹介します。
どのメニューも調理手順は共通しています。
- 具材を全て一口大に切ります。
- スープ(出汁)を煮立てて、火の通りにくい食材(肉、魚類)から入れます。
- 灰汁を取りながら、火の通りにくい野菜から順に加えていきます(面倒であれば一気に入れても大丈夫です)
- 全ての食材に火が通ったら完成です。
- 鶏肉が美味しい水炊き鍋
- シンプルな昆布だしを使い、鶏ささみを使ってヘルシーに仕上げると美味しかったです。キノコをたっぷりと入れて作ると歯応えが良く仕上がります。つけダレとしてポン酢や生姜醤油、梅肉を使うのも味を色々と楽しめて美味しいです。
- 発汗作用抜群キムチ鍋
- 赤身の豚肉を使い、豆腐やニラ、白菜など、ネギなどでボリュームを出すと食べごたえ抜群です。キムチのみで味付けが完了するので簡単に作ることが出来ますし、お好みでニンニクを足すのもおすすめです。
- 洋風トマト鍋
- スープは無縁のカットトマト缶とコンソメ顆粒で手軽に作れますし、胡椒で味付けするとぴりっとアクセントが効きます。洋風野菜としてキャベツやブロッコリー、玉ねぎを使ったり、白身魚を使うと味が染み込みやすく美味しいです。
鍋料理で美味しくダイエットを叶えよう
鍋料理のダイエットは、まずは1週間継続して生活に組み入れる所から始めましょう。
いきなり全ての食事を鍋にするのは食事面も準備面も大変ですので、まずは夕食のみ1食を置き換えてみて、慣れてきて増やせそうならば夕食に加えてもう1食を置き換えするのをおすすめします。
鍋料理のダイエットは食べ過ぎにも注意が必要です。1人前を意識して、腹八分目を心がけて、美味しく楽しくヘルシーにダイエットを成功させられると良いですね。
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