枝毛の種類・特徴は多種多様!「二股に分かれる」以外も注意が必要!
髪の状態は、女性の第一印象に深く関わる問題です。枝毛が目立つ状態では、「若々しくて素敵な髪!」と評されるのは難しいでしょう。
枝毛を効果的にケアするためには、まずは「枝毛について知る」ことが重要です。実は自分で「枝毛」と認識できていないだけで、「実は枝毛だらけ!」なんてこともあるのかも…?
定番の枝毛からちょっと変わった枝毛まで、種類と特徴について紹介していきます。髪の傷みが気になり始めたタイミングで、ぜひチェックしてみてください。
Contents
枝毛の種類は大きく分けて5種類!
枝毛といえば「毛先が二股に分かれている髪」というイメージを抱く方も多いことでしょう。しかし実際の枝毛には、大きく分けて4つの種類が存在しています。
「枝毛はないから大丈夫!」という方のほとんどは、「毛先が二股になっていないから大丈夫」と安心しているのではないでしょうか。
実は、気になる髪の状態が、「枝毛」の種類の一つなのかもしれません。「え?それも枝毛なの!?」と驚いてしまいがちな、枝毛の種類を紹介します。
毛先が枝分かれしているタイプ
枝毛の種類の中で、もっとも認識されやすいのがこちら。「一本の髪の毛の毛先が、いくつかに分かれてしまっている」というタイプです。
【イラスト化依頼9-1】
出典:https://lumielina.コム/hairdryer/1005
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二股に分かれているもの以外にも、三股やそれ以上に分かれているものも存在しています。中には、稲の穂先のようになった枝毛もあります。
最初はシンプルな二股でも、枝毛を放っておくことでどんどん状態が悪化してしまうこともあるので、見つけたときにはなるべく早くケアをする必要があります。
髪が途中で直線的に折れているタイプ
毛先をチェックしていると、くせ毛とは違う、極めて直線的な角度で曲がっている髪を見つけることがあります。
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毛先は分かれてはいませんが、こちらも立派な枝毛です。折れている部分をよく見ると、白っぽくなっていることも。まさに「ちぎれる寸前」という雰囲気で、枝毛の仲間である切れ毛の一歩手前の状態だと言えるでしょう。
このタイプの枝毛が増えると、きちんと髪を整えているつもりでも、細かな毛先が収まりにくくなってしまいます。
毛先だけが細くなっているタイプ
健康な髪であれば、根本から毛先まで均一の太さをしているはずが、毛先だけが段階的に細いケースがあります。
まるでろうそくのような形で、こちらも立派な枝毛です。
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その他の枝毛タイプと比較すると、「見つけにくい」という特徴がありますが、指先で毛先を触ってみるとすぐに見つけることができます。毛先に向かう途中で、不自然な段差を感じることがあれば、それが枝毛のサインです。
目立つ枝毛ではありませんが、髪が傷んでいるのは事実です。放置するのはオススメできません。
髪が途中で結ばれているタイプ
髪のケアをしていると、髪が途中で「止め結び」の状態になっているのを見つけることがあります。実はこれも枝毛の種類の一つです。
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「ヘアスタイルを整えたり、ケアをしたりする過程で自然に結んでしまったのかな?」なんて、軽く考えがちですが、ダメージが蓄積している証拠です。
水分をしっかりと含んだ健康な髪は、非常にしなやか。一本の髪を結ぼうとしても、「できない」というのが普通なのです。
何らかのきっかけがあったにせよ、「髪が止め結びになってしまう状態」は、決して好ましいものではありません。こちらも「枝毛の一種」と認識して、しっかりとケアすることが大切です。
髪の途中に穴が開いているタイプ
枝毛の種類、最後の一つは、髪の途中に穴が開いているタイプです。見つけるのが難しい、珍しいタイプの枝毛だと言えるでしょう。
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分かれているのは毛先ではありませんが、こちらももちろん枝毛です。「2本の髪が絡み合っているだけ」と間違えやすいので、注意してチェックする必要があります。
枝毛の原因は主に「髪の傷み」!タイプによって異なる原因も
枝毛が発生する原因は、主に「毛先の傷み」です。どのタイプの枝毛の裏にも、「毛先の傷み」は必ず潜んでいます。
また枝毛の種類によっては、「特有の原因」が隠されているケースもあり、この場合は原因を特定することで、改善するべきポイントが見えやすくなります。
たとえば「毛先が枝分かれしているタイプ」や「髪の途中に穴が開いているタイプ」は、栄養不足が原因で引き起こされている可能性が高いです。
毎日の食事に気を配って、髪の元となるたんぱく質を積極的に摂取することで改善していける見込みがあります。
また「毛先だけが細くなっているタイプ」は、キューティクルがダメージを受け始めているサインでもあります。
ドライヤーの使い方や濡れている髪の扱い方、シャンプーやコンディショナー・トリートメントの使い方など、キューティクルを守る行動を意識することで、徐々に改善していけることでしょう。
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関連記事:枝毛の予防ケアはシャンプー&コンディショナーから!軟毛の人は特に注意
どんなタイプの枝毛も、対処法は「切る」しかない!
枝毛の種類と特徴を知ったところで、気になるのは「見つけた枝毛をどうするべきなのか」ということです。
残念ながら、一度枝毛になってしまった毛先を、元に戻すことはできません。見つけたのがどのようなタイプの枝毛であれ、「切るしかない」というのが実情なのです。
枝毛を切るときには、髪へのダメージを最小限に留める方法でカットする必要があります。これを守らずに「とにかく切れば良い」という考えでいると、さらに枝毛の数を増やしてしまう可能性もあるのです。
枝毛は主に毛先に発生するものですから、美容院で毛先をカットしてもらうのもオススメの方法です。自分でカットする場合には、カットしたあとにオイルやトリートメントで保護することも忘れないようにしましょう。
枝毛を無くしてきれいな状態に戻ったら、その状態をキープしていけるよう、各種生活習慣の見直しを図ってみてください。
関連記事:枝毛の正しい処理方法はカット!セルフカット対策と枝毛カッターの特徴
枝毛は意外に種類豊富!髪からのサインをキャッチしよう!
髪のダメージが原因で引き起こされる枝毛は、髪が発する重要なサインでもあります。枝毛をそのまま放置すれば、ダメージはどんどん進行してしまうでしょう。
反対に、枝毛の状態をしっかりと把握し、すぐに適切なケアを行える女性であれば、美しい髪をキープできる可能性は高くなります。
特に30代後半から40代にかけては、さまざまな髪トラブルが気になり始める時期ですから、枝毛の状態にも気を配ってみてください。
枝毛の種類にも目を向けることで、髪からのサインをキャッチしやすくなるでしょう。
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