敏感肌さんはノンケミカルの日焼け止めを選ぼう!効果的な塗り方も紹介
日焼け止めは、敏感肌にとってとても刺激の強いもの。UV対策したいけど、どんなものなら肌トラブルを引き起こしにくいのか不安がありますよね。
あなたの敏感肌を守る3つのポイントを押さえておけば、しっかり紫外線を防ぐことができます。
ノンケミカルの日焼け止めは、敏感肌に最適!ここでは、肌に大きな負担をかける紫外線吸収剤の正体を解説します。
また、日焼け止めの賢い選び方や、敏感肌のための正しい塗り方をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
Contents
敏感肌は紫外線吸収剤不使用ノンケミカルの日焼け止め
お肌に影響を及ぼす紫外線は、1年中降り注いでいます。夏だけでなく、年間を通してのUVケアは必須なのです。
敏感肌にとって日焼け止めは、肌への刺激が強いことから敬遠されがちですよね。ここでは、肌が弱くても安心して使えるポイントをご紹介します。
紫外線吸収剤の正体とSPF/PAの指標
日焼け止めには、「紫外線吸収剤」を使ったタイプと「紫外線散乱剤」の2つのタイプがあります。
紫外線吸収剤は、肌に受けた紫外線を吸収して、化学変化を起こし、熱などのエネルギーに変えて紫外線を放出します。
肌の上で化学反応を起こすため、肌に負担がとても大きいのです。そのため、特に敏感肌は、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めをおすすめします。
また、SPF/PAの指標の最大値は、SPF50+/PA++++です。この数値は、高くなるにつれて、肌への負担も大きくなります。
敏感肌は3つのポイントをチェック!
敏感肌が日焼け止めを安心して使用するためには、最低限チェックしたい3つのポイントがあります。
- 敏感肌が押さえておきたい3つのポイント
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- SPF/PA値
- 敏感肌用または子供用
- オフのしやすさ
SPF/PA値は、大きいほど肌への刺激が強くなります。最大値は、「SPF50+/PA++++」です。
敏感肌は、「敏感肌用」の日焼け止めが安心ですが、「子供用」もおすすめ。刺激の強い成分が配合されていないため、肌に優しい作りになっています。
これらの3つが敏感肌にとって重要なポイントとなります。しっかり覚えておきましょう。
敏感肌でも安心して使える日焼け止めの選び方
日焼け止めは、たくさん種類があるため消去法で選ぶのがコツ。敏感肌が押さえておきたいポイントをインプットして賢く選びましょう。
ここでは、肌に負担をかけない日焼け止めの選び方や、敏感肌が注意するべき成分についても解説します。
あなたの肌を守る賢い選びかた
敏感肌は、とにかく肌に負担をかけないことが優先です。「赤ちゃんでも安心」をコンセプトにしている商品は、肌トラブルを起こす可能性は低いでしょう。
SPF/PAの値は、紫外線をカットする上で高い数値に越したことはありません。しかし敏感肌の場合は、値はあまり大きくないものを選択するのが安心です。
敏感肌は、数値が高いものを選ぶよりも、低いものをこまめに塗り直す方が、紫外線対策には有効と言えます。
- 石けんやお湯でオフできる
- 保湿成分配合
- SPF15~30/PA++くらいのもの
この3つを考慮して、低刺激な日焼け止めを選ぶのがポイント。また、目的に合わせて使い分けましょう。買い物程度の外出なら、SPF10/PA+で十分。
敏感肌が気をつけたい日焼け止めの成分
「石けんやお湯でオフできる」「保湿成分配合」「SPF10~30/PA++」を前提に、避けたい10個の成分をご紹介します。
- 紫外線吸収剤
- 合成界面活性剤
- アルコール
- エタノール
- シリコン
- パラベン
- 香料
- 着色料
- 防腐剤
- ナノ粒子
敏感肌の方は日焼け止めの塗り方にも気をつけよう
SPF/PAの高い効果がある日焼け止めは、敏感肌には刺激が強くて手が出ませんよね。しかし、敏感肌でもしっかり紫外線をカバーする塗り方があります。
ここでは、敏感肌に実践してほしい効果的な塗り方を解説!また、日焼け止めの正しい落とし方もご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
敏感肌のための効果的な塗り方
敏感肌は、紫外線ブロックの効果がそんなに高くない日焼け止めを使うことで、肌への負担を軽減します。
- しっかり効果を引き出すためのポイント2つ
- 顔に塗る量は、500円玉くらいが目安
- 2~3時間おきに塗り直す
この2点を行えば、しっかり紫外線を防ぐことができます。
必ずパッチテストを行ってから使い始めましょう。二の腕などの部分に試し塗りして、赤みやかゆみが出ないか確かめてみてくださいね。
肌に負担をかけない日焼け止めの落とし方
外出から帰ってきたら、しっかり日焼け止めを落としましょう。肌に成分が残ってしまうと、肌トラブルの原因になってしまいます。
敏感肌は、石けんやお湯で落とせるタイプの日焼け止めがおすすめです。体はボディソープでOK!
- メイクをしていない時の落とし方
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- 石けんをよく泡立ててきめ細かい泡を作りましょう。
- 擦らないように優しく洗います。
- しっかりお湯で洗い流します。
- 最後は、きちんと保湿して肌を乾燥から守りましょう。
- メイクをしている時の落とし方
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- クレンジング剤を顔につけたら、40秒以内で早めにオフ!
- ゴシゴシこすらず、優しく丁寧に素早く洗い流しましょう。
- タオルで押し当てるようにポンポンと水気を拭き、しっかり保湿します。
日焼け止めの上にメイクをしている時は、結局クレンジング剤を使わなければなりませんよね。
敏感肌のための効率的な紫外線対策
敏感肌は、日焼け止め以外の紫外線対策も取り入れてみましょう。なるべく肌に負担をかけず、効率的に肌を守ることが大切です。
ここでは、美肌効果もあるビタミンCを上手に取り入れる方法や、服装で紫外線対策する方法をご紹介します。
敏感肌は美肌対策も取り入れる
敏感肌は、最大値であるSPF50+/PA++++の日焼け止めは、刺激が強くて使うのは躊躇してしまいますよね。
そこで、体の中からも紫外線対策をしましょう。美肌対策にもなって一石二鳥ですよ。おすすめは、やっぱりビタミンC!
ビタミンCは、美容成分としてもスキンケア用品に含まれていますよね。メラニン生成抑制効果を期待して、積極的に取り入れてみましょう。
服装でも紫外線対策をしよう
日焼け止めやビタミンC摂取以外に、服装でもUVカットしましょう。服装にも気を使うと、日焼け止めを余計に塗る必要もなくなりますよね。
そもそも日焼け止めは、日焼けするまでの時間を引き延ばすためのもの。服装で対策しておけば紫外線に当たらずに済みます。
- 首にストールを巻く
- 日傘をさす
- 帽子をかぶる
- アームカバーをつける
- サングラスをかける
【敏感肌】日焼け止めの疑問
敏感肌の方の日焼け止めに対する疑問で、多いものを3つ挙げてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- どのタイプの日焼け止めも肌に合わない場合の対処法はありますか?
- 塗る日焼け止めが合わなければ、飲むタイプの日焼け止めもあります。飲むタイプなら、敏感肌でも安心です。
- ジェルタイプは使いやすそうだけど、敏感肌でも大丈夫?
- お子様でも使えるジェルタイプなら、低刺激なので敏感肌でも安心ですね。成分をしっかり確認してパッチテストも忘れずにしてください。
- 日焼け止めをつけて顔が赤くなったり痒くなったら?
- この場合は、早急に顔を洗い、皮膚科で早めに対処してもらいましょう。
敏感肌でも使えるプチプラ日焼け止めおすすめBEST6
ここでは、プチプラで敏感肌に優しい日焼け止めを6つご紹介します。SPF/PA値を考慮しながら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- パックスナチュロン UVクリーム
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- SPF15/PA++
- 参考価格 864円
- ちふれ UVサンベールクリーム(WP)
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- SPF30/PA++
- 参考価格 550円
- M-mark 日焼け止めローション
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- SPF30/PA+++
- 参考価格 864円
- コパトーン UVカットミルク マイルド
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- SPF32/PA+++
- 参考価格 972円
- キュレル UVエッセンス
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- SPF30/PA+++
- 参考価格 1,620円
- エテュセ バリアエッセンス
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- SPF35/PA+++
- 参考価格 1,600円
ノンケミカルの日焼け止めで敏感肌を守ろう!
日焼け止めには、敏感肌に嬉しくない成分がたくさん含まれています。その中で、肌に優しい日焼け止めを選ぶのは大変!
この記事で紹介した選ぶときのポイントを意識して、自分の肌に合った日焼け止めを探してみてくださいね。
また、日焼け止め以外の紫外線対策もしっかり行って、敏感肌を紫外線から守りましょう!
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