民間療法で女性の薄毛対策を始めよう!オススメ食材と育毛水の作り方
体に何らかのトラブルが起きたとき、医師に頼るのが一般的です。しかし世の中には、「医師の手による治療法」以外にも、古い時代から人々の手で伝えられてきた民間療法が存在しています。
医学的な根拠はなくても、民間療法には人々の経験から伝えられてきた実績アリ!薄毛に悩むときには「ぜひ挑戦してみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
薄毛の治療を検討する際には、いったいどのような民間療法があるのでしょうか。具体的な方法や効果、注意点や実践した方の口コミを紹介します。
Contents
カボチャの種で髪に必要な栄養を補給!
民間療法における薄毛治療の考え方は、「髪の毛が生えるための栄養を正しく摂取し、髪が生えやすい環境を整える」というものです。
非常にシンプルですが、忙しい毎日の中で、意外とできていない人が多いのも事実。
育毛に必要な栄養をバランスよく摂取するための民間療法が「カボチャの種を食べる」というものです。
カボチャの種に含まれる栄養素5つ
カボチャの種に含まれる栄養素は、主に以下の5つです。
- ビタミンA(β-カロテン)、C、E、B
- たんぱく質
- ミネラル(亜鉛、マグネシウム、カリウム、鉄)
- リグナン
- 食物繊維
健康な髪を育てるために欠かせないたんぱく質や亜鉛のほか、貧血改善効果を期待できる鉄分や、女性ホルモンと似た作用を持つリグナンなど、カボチャの種には女性の薄毛を総合的にサポートする栄養素がぎっしりと詰まっています。
カボチャの種は捨てずに調理しよう
パンプキンシードという名前のサプリメントでも知られているカボチャの種ですが、普段食べているカボチャの種を調理することで、手軽に摂取可能です。
カボチャの種を調理する手順は以下のとおりです。
- カボチャの種を洗って、水気をふき取る
- 耐熱皿に種を並べ、電子レンジで2~3分温める
- フライパンに種をうつし、乾煎りする
- お好みで塩をふってできあがり
ナッツ感覚で食べられるので、オヤツにもピッタリ。カボチャを購入したときには、ぜひ種までしっかりと摂取してみてください。
特製ドリンクで薄毛予防をしよう
薄毛予防に重要な栄養摂取は、特製ドリンクで補うのもオススメです。薄毛に良いとされる民間療法の中でも、毎日のドリンクタイムに取り入れたいオススメの飲み物を2つ紹介します。
煮汁から作る黒豆ドリンク
黒豆にはビタミンB群の一種である「イノシトール」が含まれており、頭皮環境を正常化する効果が期待できます。
それと同時にレシチンやコリン、サポニンで、細胞の生まれ変わりや血行促進をサポートしてくれます。
ただし黒豆に含まれるこれらの栄養素は、全て水溶性ですから、黒豆を茹でる段階で水に溶けだしてしまいます。だからこそ、「煮汁」を積極的に摂取してください。
黒豆50グラムを1リットルのお湯でゆで、作ったドリンクはその日のうちに飲み切ると安心です。
実際に黒豆の煮汁を飲んでみた方の口コミは以下のとおりです。
- 1日にコップ1杯の黒豆の煮汁を3年飲み続けたところ、抜け毛と白髪の本数が減少。また白髪も薄茶色になり、目立たなくなって良かった(40代女性)
- 栄養満点の黒豆の煮汁はその他の料理やココアなどに活用しています(30代女性)
白髪トラブルにも効果的なきなこ牛乳
栄養価が高い「きなこ」と「牛乳」を組み合わせたきな粉牛乳も、ヘアケア効果が高いドリンクとして知られています。
きなこに含まれる栄養素は以下の通りです。
- 大豆イソフラボン
- リノレン酸
- ビタミン(B群、E)
- ミネラル(亜鉛・鉄分・カルシウム・カリウム)
もちろんたんぱく質も豊富に含まれており、育毛サポートに欠かせない食材と言って良いでしょう。
きなこ摂取におけるデメリットは「粉っぽくて継続摂取が難しいこと」ですが、牛乳と組み合わせることでデメリットは解消します。
マイルドで飲みやすいので、「育毛ケア」を意識することなく継続できます。以下は実際に飲んでみた方の感想となります。
- きなこだけなのでこのドリンクを飲み始めてすぐに効果が実感できたわけではないが、1年が経過した頃から、髪が抜けにくくなった(50代女性)
- 友人から聞いてきなこ牛乳を飲み始めたが、飲み続けることで徐々に抜け毛が減ってきた。排水口を見てもドキッとすることが減り、うれしい(50代女性)
低コストだからどんどん使える!手作りできる育毛水3つ
育毛剤といえば、薄毛に対するケア効果が高い対策として知られています。とはいえ髪が生えそろうまで使おうとすれば継続購入が必須で、コストが気になってしまいます。
育毛剤より効果がマイルドでも、頭皮と髪に優しい「育毛水」を手作りで用意できるとしたら、いつでも好きなときに活用可能。
お財布にも優しく、手軽に続けることができるでしょう。民間療法の中でも人気の手作り育毛水を3つ紹介します。
【ルイボスティーの育毛水】高い抗酸化力が魅力!
高い抗菌作用と抗酸化力を持つルイボスティーは、飲むのもオススメですが育毛水として頭皮に塗布して使うことも可能です。頭皮環境正常化に役立ってくれることでしょう。
作り方は以下のとおりです。
- やかんに水500ミリリットルを入れて沸騰させる
- ルイボスティーの茶葉3グラムを入れ、10分ほど煮立たせる
- 出来上がったルイボスティーをこし器でこす
- 冷めたルイボスティーを50ミリリットルとる
- グリセリン5グラムと精製水45ミリリットルを加える
- 清潔な容器に入れ替えて使う
1日に2度を目安に頭皮のケアに使ってください。余計なものを配合していないので、使い心地も抜群です。
【まいたけの育毛水】細胞に働きかけて育毛力アップ!
まいたけにはβグルカンと呼ばれる栄養素が豊富に含まれています。これは髪の根元の毛母細胞に働きかけ、育毛を促進すると言われています。
まいたけの育毛水は、作るのに少々時間がかかりますが手軽に準備できるもののみで作成が可能です。
- まいたけ500グラムを陰干しする(7日~10日)
- 35度ホワイトリカーを1リットル用意して、清潔な容器に移し替える
- カラカラになったまいたけを加える
- 密閉して、1ヶ月間冷暗所で保存する
ホワイトリカーが黒っぽく変色したら完成の合図です。使うときにはスプレーに原液をとり、2倍の水で希釈してから使いましょう。
希釈したものの使用期限の目安は約2週間です。頭皮全体にスプレーして、頭皮マッサージを行ってください。
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【アロエの育毛水】肌に潤いを与えよう
皮膚に良いイメージのあるアロエは、育毛水にしても活躍してくれます。頭皮の潤いを守り、バリア機能を高めることで刺激から保護してくれることでしょう。
アロエの育毛水の作り方は以下のとおりです。
- キダチアロエを6本用意してよく洗う
- 皮つきのまま、1~3センチ程度にカットして、3日ほど陰干しで乾燥させる
- ホワイトリカー1.8リットルと乾燥アロエを清潔な容器に入れる
- 1ヶ月間冷暗所で保存する
- 液体が黄金色になったら、アロエを取り出して完成
使うときには、スプレー式のボトルに適量を入れ替えて吹き付けましょう。こちらも頭皮マッサージと共に取り入れるとより効果的です。
「気持ちが良い」と感じられる程度の強さで、ぜひ実践してみてください。
自家製「育毛水」を使うときの注意点4つ
育毛水を自分で作って使うときには、髪や頭皮に余計な負担を与えないために、注意するべき点もあります。4つのポイントを参考にしてみてください。
- パッチテストを行う
- 保存する容器は清潔なものを準備して!
- 頭皮にトラブルが生じているときには使用を避ける
- 使用後の皮膚の変化に敏感になる
どんなに良い材料を使っても、肌に合うかどうかには個人差があります。頭皮に直接つけるまえに、パッチテストを行いましょう。
腕の内側など、皮膚が柔らかく外から目立たない部位に塗り、一定時間おいて異常がないかどうか確かめてください。
また作った育毛水は清潔な容器で保存。余計なものを配合していないからこそ、腐敗が進む前に使い切るようにしましょう。
皮膚にトラブルが生じているときには、悪化させるケースがありますから使用は避けてください。また使用前に異変がなくても、使用後にトラブルが生じる可能性もあります。
変化に敏感になり、経過を観察していきましょう。
ツボ押しやオイルマッサージも民間療法!合うものを選んで
民間療法での薄毛ケアには、このほかにも以下のような方法があります。
- ツボ押し
- オイルマッサージ・オイルクレンジング
- 湯シャン
- アロマ
どの方法がベストなのかは、個人の体質や薄毛の原因によっても異なってきます。
医療の力に頼るのではなく、まずは民間療法を試してみたい!というときには、ぜひそれぞれの方法を詳しくリサーチしてみてください。
自分にピッタリな方法も見つかるかもしれません。
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民間療法と上手に付き合って薄毛改善を目指そう
女性の薄毛の原因はさまざまだからこそ、自分に合った民間療法を見つけることで、状況を改善できるかもしれません。
民間療法の魅力の一つは、「自宅で手軽に実践できるものが多い」という点です。気になるものを見つけたら、ぜひ積極的に試してみてはいかがでしょうか。
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