ダイエットと美容の味方!アーモンドの効果的な食べ方をご紹介
もちろん、ダイエットには運動や適度の食事制限をすることは大切ですが、綺麗に痩せるためには食べるものも厳選していかなくてはなりません。
そこでお勧めしたい食材が、アーモンドです!
アーモンドがどのようにダイエットに効果を発揮してくれるのか、またどんな食べ方をするのがいいのかをご紹介します。
Contents
アーモンドのダイエット効果をハーバード大学が立証した!
アーモンドが本当にダイエットに効くのかを研究したのが、名門大学のハーバード大学です。
- 18歳~50歳が対象である
- 半年間、毎日の食事にアーモンドを取り入れる
結果は、その多くの人が期間中に5㎏の減量に成功し、さらにその後1年経過してもリバウンドしなかったのです。
せっかくダイエットをするならリバウンドは絶対したくないですし、アーモンドを食べる以外の生活習慣は変えていないため、無理なく続けられますね。
アーモンドがダイエットに効果がある理由は「ビタミンB2」
では、なぜアーモンドがダイエットに効果があるのでしょうか。
一番の理由は「ビタミンB2」を豊富に含んでいるからです。
- ビタミンB2とは?
- 脂質・糖質・たんぱく質をエネルギーに変換するサポートをしています。加えて、皮膚・粘膜・毛髪・爪の再生を促し、アンチエイジンの作用が期待できます。
脂質の代謝を促進し、体脂肪を燃焼させる作用を持つため、ダイエットに効果を発揮するのです。
ダイエット以外も!アーモンドは美容・健康にも抜群の効果がある
アーモンドはビタミンB2の他に、ビタミンE、不飽和脂肪酸、食物繊維を多く含んでいます。
そのため、ダイエット中に不足しがちな栄養素をしっかり補ってくれますし、ダイエットをしていない女性にも嬉しい美容効果も期待できます。
抗酸化作用のある「ビタミンE」
ビタミンEは強い抗酸化作用があり、血管を健康に保ち、血中コレステロールの酸化を抑制するなどの働きがあります。
細胞の酸化も防ぐため、アンチエイジング効果も期待できます。
血液をさらさらにする「不飽和脂肪酸(オレイン酸)」
アーモンドにはオレイン酸という不飽和脂肪酸が含まれています。
オレイン酸は、オリーブオイルなどの良質なアブラに含まれている脂肪酸で、酸化に強い性質があるため、摂取しても健康被害がないといわれています。
不飽和脂肪酸はアーモンドの主成分の8割以上を占めていて、血液をどろどろさせる悪玉コレステロールを減少させ、血液の状態を健康に保つ作用があります。
血流が良くなれば代謝も良くなりますし、老廃物や毒素を排出できれば美容効果も手に入れることができますね。
便秘を解消できる「食物繊維」
アーモンドに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維と呼ばれ、お腹の中で水分を吸収して膨らむ性質があります。
食物繊維はご存知の通り、腸内環境を整え、便秘の解消に役立ちますね。
ダイエット中は便秘になりやすいため、食物繊維は意識して摂取していきたいものです。
ダイエットにいいアーモンドの食べ方
アーモンドダイエットはどのように進めていけばいいのでしょうか。その具体的な方法をご紹介します。
食前もしくは食間に食べる
まず、アーモンドを食べるタイミングは「食前」もしくは「食間」にしましょう。
アーモンドは咀嚼回数が多いため、食前に食べることで満腹感を早めに得られ、食べ過ぎ予防になります。おすすめは食事の20分前です。
また、おやつ代わりにアーモンドを取り入れれば急な血糖値の上昇を抑えられ、バランスのいい栄養を摂取することができます。
どちらの場合も、よく噛んで十分な水分も同時に摂取するようにしましょう。
アーモンドは1日20~25粒食べる
アーモンドを食べる量は、1日に20~25粒を目安にします。
脂質やたんぱく質をエネルギーに変えてくれるビタミンEは、1日に男性は7.0㎎、女性は6.5㎎の摂取が推奨されていて、これは、アーモンド約20粒分に相当します。
また、一度に多量のアーモンドを食べると血糖値を急激に上昇させ肥満の原因になるため、3~4回に分けて食べるようにしましょう。
皮付きの無塩アーモンドを選ぶ
アーモンドには、素焼き、生、うすしお、油揚げ、アメがけなど様々な種類があります。
ダイエットが目的なら、皮付きの無塩で素焼きのアーモンドを選びましょう。
油で揚げているものや食塩がついているものはカロリーが高く、塩分過多になるためダイエットには不向きでしょう。
スーパーやドラッグストアでも300gや500g入りのアーモンドを買うことができます。
その場合、ジップロックなどに入れて湿気や酸化を防ぐようにしましょう。
気をつけて!アーモンドの食べ過ぎは体に良くない
ダイエットや健康にいいアーモンドですが、食べれば食べるほどいいものではありません。
「ついつい1日の量をオーバーして食べてしまった」ということのないように気をつけてください。
ここでは、アーモンドを食べ過ぎてはいけない理由をご紹介します。
カロリーオーバーで太る
アーモンドを食べ過ぎると、カロリーオーバーで太ってしまう、これは誰もが想像できますよね。
アーモンド1粒のカロリーは約6kcalなので、25粒食べると約150kcalです。
1日の食事バランスを考えて、アーモンドの食べる量を調整し、摂取目安量は守るようにしましょう。
肌荒れを引き起こす
アーモンドに含まれる不飽和脂肪酸は良質であるため肌や髪のツヤを保ってくれますが、摂取しすぎると肌や髪に油分を補給しすぎてしまいます。
その結果、髪がべたついたり、テカリや今あるニキビを悪化させる原因になる可能性があります。
アンチエイジ効果があるため積極的に食べたいアーモンドですが、肌荒れが気になる時には控えることも大切です。
腹痛や下痢になる
アーモンドは消化しにくい不飽和脂肪酸や食物繊維が含まれているため、食べ過ぎると消化不良を起こしてしまうことがあります。
特に、生アーモンドは胃腸が弱い人が食べると消化不良になりやすいので注意が必要です。
また、アーモンドを食べるといつも体調が悪くなる場合には、軽いアレルギーの可能性も考えられるため、一度医療機関に相談してみてください。
口唇ヘルペスができる
口唇ヘルペスとは口の周りに痛みやかゆみの伴う赤いできもののことで、ストレスや疲労によって繰り返し発症することがあります。
実は、アーモンドにはヘルペスを増殖させる原因となるアルギニンという栄養素が含まれています。
毎日大量のアルギニンが摂取されると口唇ヘルペスを引き起こすことにつながるので、バランスのいい食事とアーモンドの摂取量を守ることを心掛けましょう。
ダイエットに他のアーモンド製品を代用してもOK!
アーモンドには、素焼きアーモンドの他にも様々な製品があります。
素焼きアーモンドは苦手という方は、そのような製品を代わりに取り入れてダイエットに取り組むのもいいでしょう。
- アーモンドミルク
- アーモンドミルクとは、アーモンドからとれるミルクのことで、砕いたアーモンドに水や砂糖を加えて作られています。
粒のものと違い食物繊維は含まれていませんが、そのほかの栄養素はほとんど変わりません。
ドリンクタイプなので同時に水分も摂取でき、フレーバーが豊富に品揃えされているため、好みの味が見つけやすいでしょう。
- アーモンドオイル
- アーモンドオイルはアーモンドの種子から抽出したオイルで、スキンケアにも使えるため万能です。
オレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸が約9割を占めるため、ダイエット時の食事に使うことで不足しがちな良質な油分を取り入れることができます。
- アーモンドプードル
- アーモンドプードルとは別名アーモンドパウダーと呼ばれ、アーモンドを粉末にしたもので、粒上のものと全く同じ栄養を含んでいます。
お菓子作りに使われることが多く、皮をむいて粉末にしたものと、皮付きのまま粉末にしたものがあります。
小麦粉の代わりに使ったり、小麦粉とアーモンドプードルを併用することによってアーモンドの高い栄養価のあるお菓子作りが可能になります。
ダイエットにアーモンドの効果を上手に取り入れよう!
ダイエットと効くと、激しい運動や厳しい食事制限をイメージしがちですが、毎日続けられることするのが一番の近道です。
アーモンドダイエットは普段の生活にプラスオンするだけととっても手軽ですし、「おやつ何にしよう」などと考える時間も節約できます!
忙しくても輝いていたい女性の味方、アーモンドをダイエットに取り入れていきましょう。
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