ブラトップで胸が垂れる?デメリットと着用の際の注意点

ブラトップを着用している女性

一日中ブラジャーを着けているのは流石に疲れる。そんな女性の本音に応えてくれる便利なインナーと言えばブラトップです。とても楽で快適、一度使うとやめられなくなってしまいますよね。

でも「ブラトップ着けてると胸が垂れる」なんて話を訊いたこと、ありませんか?ブラトップは胸が垂れる…悲しい事ですがこれ、事実です。

楽な反面ブラトップにはデメリットがあります。でも、筆者自身もブラトップを愛用する者として「ブラトップは悪だ!」とは言いたくありません。

そう、ブラトップに罪はないのです。使い方、着用の仕方に少し気をつけさえすれば大丈夫。今日は「ブラトップは胸が垂れる問題」の対策についてお話します。

ブラトップのデメリットって?どうして胸が垂れるのか

最早「ブラトップ」で十分通じるようになったカップ付きのキャミソールやタンクトップ。

  • 透けても気にならない
  • 価格が手頃
  • 型くずれを気にせず洗える
  • 紐が見えても大丈夫
  • お腹が冷えない

など、様々なメリットがありますよね。ワイヤーが無く体を締め付けないのでとても快適。ブラジャーを着けなくても外に出れるし、着脱しやすいので授乳期のインナーとしても、また体を伸ばした時などのズレも気にならないのでヨガやピラティスなどのウェアとしても活用されています。

ですが反面、ホールド力が弱いので動くと胸も動いてしまいます。胸にはクーパー靭帯という筋があり、乳房を上から引っ張って下垂を防いでいます。

しかし乳房が動いて揺れるとこのクーパー靭帯は徐々に伸びていきます。跳んだり走ったり、激しい動きで切れてしまうことも。

ワイヤーの入ったブラは胸を下から支えられるので胸の揺れを最小限に抑えることができますが、ブラトップはこの機能が無い為胸が揺れやすく、結果として垂れやすくなってしまうのです。

揺れだけでなく胸は加齢によっても下がってきますのでブラトップを使用していなくても徐々に垂れてくるのですが、揺れが加わると更に垂れる事になるので、ブラトップばかり着けているとどうなるか…もうお分かりですね。そう、物凄い勢いで胸が垂れていきます。

更にブラトップには補正力がありませんので、胸が下に垂れるだけではなく、背中や脇に胸の肉が流れていきます。ワイヤー入りブラを着けた時の、いわゆる「脇のハミ肉」になってしまうのです。

やはり胸は垂れるのを防ぐ為にしっかり固定し、毎日ちゃんと補正する必要があります。幾らブラトップが楽で快適でも、24時間フリーダムでは駄目。どんどん胸の位置が下がっていきますよ。

胸が垂れるのを防ぐには?ブラトップの賢い使い方

重ねて言いますがブラトップに罪はありません。とても便利なアイテムですし、やっぱりやめられない…!と頭を抱えている人も、大丈夫です!

一日中は駄目ですが、時にはフリーダムで良いんです!!なるべく垂れないブラトップの使い方をお教えします。

ブラジャーをブラトップを使い分ける

日中の活動する時間帯はしっかり胸をホールドしてくれるブラジャーを使用し、ブラトップは家でくつろぐ時に着けるようにしましょう。就寝までのリラックスタイムや、ヨガをする時などに使うのがおすすめです。

昼用のブラジャーはワイヤー入りのものが理想的ですが、近頃はノンワイヤーブラのホールド力も進化しています。ご自分の胸のサイズをちゃんと測って、貴方にぴったりの揺れないブラを見つけて下さいね。

スポーツをする時には専用のスポーツブラを使用しましょう。ランニングブームの昨今、走る女性の為に胸を揺れから守ってくれる優秀なスポーツブラが販売されています。

価格もそれほど高くありませんので、安心してスポーツする為にも是非手に入れておきましょう。

そして就寝時も油断は禁物!横になると胸も横へ流れていきますし、寝返りをうった時の揺れなどが無防備な胸に加わると、やはり胸が垂れる原因になるのです。

就寝時専用のナイトブラは、ちゃんと胸を保護しながらも安眠を妨げない着け心地になっています。今まで寝る時はノーブラだったという方も、この機会に是非ナイトブラを習慣にして下さい。

ブラトップの正しい着け方を覚えよう

楽ちんなブラトップにも、「正しい着用方法」があるんです。極力横に流れるのを防ぎ、胸を美しく見せる為の着け方のコツを覚えて下さいね。

  1. 上から被るのではなく、足から履いて着用します。
  2. 胸まで引き上げて、アンダーゴムを正しい位置(アンダーバスト)にフィットさせます。
  3. ストラップを肩に掛け、バストをカップの中にしっかりと収めます。

ブラトップにもS・M・Lなどのサイズ展開があります。ブラジャーのカップとアンダーバストによって対応するサイズが決まっていますので、購入する際は正しいサイズを確かめるようにしましょう。

長さが調節出来るアジャスター付きのストラップがついたブラトップは、胸の位置が下がるのを防ぐことが出来るのでおすすめです。

ブラジャーを着けると自然と背筋が伸びるという効果があるのですが、ブラトップにはそれがありません。猫背になると胸は重力の影響を受けやすくなります。ブラトップを着用している時は、特に猫背にならないよう注意しましょう。

バストのサイズがFカップ以上の方にはブラトップはおすすめ出来ません。大きい胸は揺れやすいですし、胸自体の重さもあり垂れるリスクが大きいので、普通のブラジャーを着けた方がいいでしょう。

使い方に気をつけて快適ブラトップライフを続行しよう!

ブラトップのデメリット「胸が垂れる」についてお話してきました。やはり、楽したままキレイを保つのは難しいですね。

胸にも同じ事が言える訳ですが、だからと言って断腸の思いでブラトップとお別れする必要はありません。

上手に使えば心配無用。楽ちん快適のブラトップ、これからもくつろぎタイムに活用していきましょう!!

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