どうにかしたい!垂れた胸を戻す、効果的なバストアップ術

腕立て伏せでバストアップしようとしている女性

胸の理想の位置は、「2本の鎖骨の間とバストのトップを結んだ線が正三角形であること」と言われています。しかし若い頃はこの「理想の正三角形」に近かった胸も加齢とともに下がってきて、気が付けば二等辺三角形に…。

バストはその大半が脂肪で出来ています。そして地球には重力があります。胸が垂れてくるのは避けられないこと。怠惰に暮らしているから垂れてしまう訳ではありません。最近垂れてきた胸にお悩みの貴方、決してご自分を責めないで下さい。貴方は何も悪くないのです。

とは言え垂れた胸をどうにかしたいから、今この記事をご覧下さっているのだと思います。その切実な願いに応えるべく、垂れた胸を戻す方法についてお話したいと思います。

胸は垂れる運命にある!?バストを下垂させる要因とは

先程も述べた通り、「地球に重力がある以上胸が垂れてくるのは仕方がない」というのが私の個人的な見解なのですが、重力以外にもバストが垂れてくる原因があります。

胸が垂れる原因をまずはこちらでチェック!

乳房は脂肪と乳腺で構成されています。この重力に抗えないお荷物を健気に支えてくれているものがあります。それが胸の筋肉・大胸筋とクーパー靭帯です。

しかし大胸筋は日常の動作であまり使われる事がなく、意識して鍛えでもしない限り筋力が落ちやすいのです。クーパー靭帯も重力や日常の動作による揺れ等で少しずつ伸びてきます。この2つが胸が下垂してくる要因なのです。

クーパー靭帯はコラーゲンで出来ています。しかしコラーゲンは加齢と共に失われていく傾向があります。また、出産後は授乳の為胸が大きくなり、それに伴ってクーパー靭帯も伸びるのですが、授乳期が終わり胸が元の大きさに戻っても一度伸びたクーパー靭帯が戻る事はありません。この為授乳を終えたお母さんも胸が垂れてしまうのです。

ランニングなどの運動により通常より大きな揺れが胸に加わる事もバストが垂れてしまう原因になります。習慣的に運動をしている人は胸が垂れやすいので気を付ける必要があります。

垂れてしまった胸。元に戻すことは可能なのか?

クーパー靭帯は伸びてしまうと元に戻らない事は先に述べた通りです。では、一度垂れてしまった胸はもう元には戻せないのでしょうか。正三角形に戻すのはなかなか大変ですが、今の位置より上に持ってくる事は可能です。その方法をご紹介したいと思います。

筋トレで大胸筋を鍛える

日常生活であまり使わない大胸筋を意識して鍛えていきましょう。次のようなエクササイズが効果的です。

腕立て伏せ
筋トレの中でもかなりメジャーな腕立て伏せ。腕の力で体を支える事により、二の腕の筋力アップに効果がありますが、実は大胸筋も鍛える事が出来るのです。
ポイントは手をつく位置を広くとること。肩幅よりやや広めに腕を広げておくと大胸筋に効いてきます。
とはいえ結構キツいメニューなので、全然出来ない!という人は膝をついて行ってもOKです。初めは10回位からで、慣れてきたら回数を増やしましょう。
チェストサンド
胸の前で手を合わせて、思いっきり両側から押し合う。ただこれだけです。
テレビを見ながらや入浴中など、「ながら運動」出来るメニューですので、思い出したらいつでもやっちゃいましょう。
ダンベルを使ったエクササイズ
  1. 仰向けになり、腕を真横に伸ばしてダンベルを構えます
  2. 息を吐きながらダンベルを胸の真上に持ち上げます
  3. 息を吸いながらゆっくり元に戻します。

20回を1セットとして、3セットを目標に行いましょう。

バストをマッサージする

マッサージで胸にハリを出しましょう。お風呂上がりなど血行が良くなっている時に行えば、女性らしい体を作るホルモン・エストロゲンが分泌されやすくなります。

マッサージをする時はボディクリームやマッサージオイルを使用しますが、バストアップ効果を高めるバストアップクリームを使うと更に効果的です。以下の様な手順でマッサージを行って下さい。

  1. 脇の下から胸の上→胸の谷間→乳房の下と円を描くように押していきます。
  2. 胸の下から手を添えて、胸を包み込むようにしゆっくりと持ち上げます。
  3. 脇の下から両手でそれぞれ反対側の胸に手を添えて、中央へと胸を寄せ集めます。

補正ブラ・ナイトブラをつける

今よりも更にクーパー靭帯が伸びてしまうのを阻止する為に描かせないのがブラジャーです。谷間を作り、胸を理想的な位置で保ってくれるリフトアップ効果のある補正プラジャーがおすすめ。

また、就寝中はブラジャーを着けない、という人も多いと思います。寝る時になるべく体を締め付けたくない気持ちは理解できますが、寝返りによって揺れたり、胸が引っ張られたりするのでノーブラで寝るのは良くありません。

そこで体を締め付けずに就寝中の胸をしっかりホールドしてくれるナイトブラをおすすめします。ノンワイヤーなど快適な眠りを阻害しない作りになっているので、「寝る時は断然ノーブラ派!!」の人でも不快感なく眠れる筈。

これ以上胸が垂れてしまわないよう、ノーブラ生活とはお別れしましょう。

食事を見直す

バストアップを助けてくれる食品を積極的に食事に取り入れていきましょう。次のような栄養素を含む食品が効果的です。

たんぱく質
たんぱく質は女性ホルモンの分泌を促します。特に植物系エストロゲンであるイソフラボンを含む大豆製品、

  • 納豆
  • 豆腐
  • 豆乳

などは適量をしっかり摂るようにしたいものです。(注:摂り過ぎると生理不順や乳がん・子宮体がんのリスクを高めると言われています)
その他にも、

  • 鶏肉
  • まぐろ
  • 牛乳

などにも動物性たんぱく質が含まれています。

ビタミンC
ビタミンCは体内でのコラーゲンの生成に必要な栄養素です。美容・美肌効果もありハリのあるバストを作ります。

  • オレンジなどの柑橘類
  • トマト
  • ピーマン
  • ブロッコリー

等に多く含まれます。

ミネラル
ミネラルは筋肉を維持するほか、体の機能維持に欠かせない栄養素です。

  • ひじき
  • わかめ
  • アーモンド

等が代表的な食品です。

重力に負けない「美しい胸」は作ることが出来る

垂れたバストを戻すには、

  • 筋トレ
  • マッサージ
  • ブラジャー
  • 食生活

この4つがポイントです。毎日ケアを続ければ、徐々に二等辺三角形が正三角形に戻っていく筈です。胸が垂れていくのは悲しい運命ですが、その運命に逆らう事は可能なんです。

早速今日から、美しい胸を目指してバストアップ生活を始めましょう!

また、胸が垂れること以外の「おばさん体型」にもアプローチしていきたいですね。

コメントする