胸が垂れる一番大きな原因である食習慣や生活習慣について
いつからか胸が下向きになってきた最近胸が垂れてきたと胸を見下ろしている女性、きっといますよね。
美しいバストは女性らしさと美しさの象徴です。歳をとってしまったら仕方ないのかなと諦めてしまっている人、いませんか?けれど胸が垂れる原因は本当に加齢によるものだけでしょうか?
実は、胸が垂れてしまう大きな原因は加齢ではありません。胸が垂れる最も大きな原因は日常生活にこそ隠れているのです。まずは胸が垂れる本当の原因をきちんと理解して自分の胸と向き合いましょう。
Contents
胸が垂れる原因となる生活習慣やストレス
実は、現代女性にとって胸が垂れる原因は生活に溢れていて、バランスがよく張りとつやのある魅力的なバストを保つのはとても難しい事だったのです。
胸が垂れてしまうのは何故でしょうか?それは出産や加齢によるものだけではありません。私たちは生活の中で知らず知らずのうちに胸が垂れる原因を作っています。
胸を支えるクーパー靭帯の損傷
胸が垂れる最も大きな原因はクーパー靭帯にあります。バストは脂肪、乳腺、クーパー靭帯で構成されています。クーパー靭帯とは乳房の内側で網の目のように張り巡らされ、脂肪や乳腺をまとめあげる事でバストの形を保つ大切な役割を果たすコラーゲン繊維です。
何らかの理由でクーパー靭帯が切れたり伸びて戻らなくなったり損傷するとバストを支える事ができなくなり垂れてしまいます。
クーパー靭帯とストレスやホルモンバランスとの関係や切れる原因
クーパー靭帯が切れる原因は様々です。いつもの生活で切れる原因を作っていないのか見直してみましょう。また加齢によってクーパー靭帯が切れてしまう原因も正確に押さえておきましょう。
妊娠中や授乳中の急激なバストサイズの変化
女性は妊娠すると本能的に胸がはり赤ちゃんに母乳を与える準備をします。また授乳中も常に母乳が貯まるため胸が大きくなり、個人差はありますが1~2カップはバストサイズがアップします。
胸を振動させる激しい運動
洗い物や食事など日常生活の穏やかな動きであればクーパー靭帯は伸び縮みするので元に戻りますが、ジョギングや縄跳び、エアロビクスなど胸が上下に動く激しい運動によってクーパー靭帯は切れてしまいます。
大胸筋と小胸筋の衰えによるバスト全体への負担
胸周りの乳房の辺りの筋肉を大胸筋、鎖骨から肩にかけての筋肉を小胸筋と言い2つの筋肉は胸全体の土台となってバストを支えています。他の筋肉と同じくバストを支える筋肉も鍛えないでいるとどんどん衰えていってしまいます。
デスクワークで長時間同じ姿勢でいたり運動不足などで大胸筋と小胸筋を余り使わない生活を続けるとバストをサポートする力は弱くなっていきます。するとバストの内側で乳腺や脂肪をまとめて支えているクーパー繊維に負担がかかり胸の重みに耐えられず切れてしまいます。
姿勢の悪さによるバストの歪み
日常の姿勢を気にした事がありますか?実はかなり多くの女性が猫背や前かがみになりがちな事がわかっています。日常生活の姿勢は大胸筋や小胸筋や、周辺の胸を支える役割を果たす様々な筋肉に影響を与えます。
悪い姿勢は胸の周りの筋肉の大きな負担になります。姿勢が悪いと胸の周りの骨格がゆがむため筋肉の付き方もバランスが悪くなるのでバストの張りにも影響します。
誤った下着のサイズや付け方による胸への負担
実際の胸のサイズより大きいブラジャーをつけると胸はブラジャーの中で移動してしまいよく動きます。また小さいブブラジャーをつけるとバストは締め付けられます。下着のサイズが大きすぎても小さすぎてもクーパー繊維を傷つけて切れやすくしてしまうので胸が垂れる原因となります。
またサイズの合ったブラジャーであっても、間違った付け方をしていると胸全体の負担となり皮膚を傷つけてクーパー繊維が切れる原因となります。間違った下着の選び方や付け方で胸は垂れていってしまうのです。
就寝時にノーブラで寝るのも胸が垂れる原因です。睡眠中のおよそ6時間~10時間と意外に長い時間、胸は揺れて動きます。それなのに下着によってサポートされていないとクーパー繊維は傷んで切れてしまいます。
特に日本人女性のバストは欧米の女性と比べて脂肪分が多く柔らかいため、仰向けで寝る習慣のある人はバストのお肉が横に流れてしまいます。寝る時にかかる重力も胸がが垂れる原因となります。
食生活の乱れによる栄養不足
無理なダイエットや多忙な毎日で栄養バランスが偏るとバストの乳腺までに栄養が行き渡らなくなり垂れてしまいます。特にスナック菓子や野菜だけしか食べない生活を続けると胸の栄養分であるコラーゲンが不足して胸が小さくしぼんでハリがなくなって垂れてしまいます。
加齢によるバストの内側の乳腺の減少と脂肪の増加
胸が垂れ始める年齢は人によって様々です。バストは脂肪と乳腺とクーパー靭帯で形成されています。乳腺は元々妊娠した時に赤ちゃんの母乳を生成するためのものです。
乳腺はクーパー靭帯と同じくバストの張りに影響を与えます。加齢と共に体が必要ないと判断するため乳腺は脂肪に変わっていきます。脂肪が増加する事でたるんで垂れてしまいます。
ホルモンバランスの変化や生活環境によるエストロゲンの減少
思春期の頃から脳の指令を受けて分泌され始める女性ホルモンのエストロゲンは女性らしい体を形成する役割を果たします。
エストロゲンにはコラーゲンの合成を助けてバストを大きくしたり皮膚にハリを与えて美しいバストを保ち、乳腺を発達させ豊満で若々しい胸を保つ効果があります。
けれどエストロゲンは様々な理由で減少してしまい、胸が垂れる原因となります。エストロゲンが減少してしまう原因は様々です。
シャワー浴や冷たい飲み物による冷え
女性の体は冷えに弱く、体温が下がるとホルモンバランスが乱れてしまいます。夏に冷たい飲み物ばかりを飲んだり、いつもシャワーだけで済ませてしまう習慣によってエストロゲンは減少する傾向があります。
寝不足や喫煙など不摂生による生活習慣の乱れ
現代、朝すっきりと目覚めて夜はぐっすりと眠る、という健全な生活リズムを保つ事ができない女性は実に多いです。仕事や趣味で寝不足が続いて十分な睡眠が確保されなかったり、また過度の喫煙などにより自律神経は正常に保たれなくなります。
自律神経とホルモンに対して指令を与える部分は共通しているので自律神経とホルモンバランスは影響し合います。従って自律神経の乱れによってエストロゲンの分泌量が減少します。
仕事や恋愛、人間関係などによるストレス
実はエストロゲンを減少させる最も大きな原因は普段の生活での気持ちの変化やストレスによる影響である事がわかっています。心にストレスを感じると、そのストレスに対抗するための抗ストレス作用を持つコルチゾールというホルモンが多く生成されるようになります。
するとその分エストロゲンの生成量が減少します。仕事でミスしたことをいつまでも悩み必要以上に責任を感じたり、恋愛や友人との関係にイライラや不満を感じ続ける事でエストロゲンの生成量が減少してしまうのです。
更年期や加齢による自然現象
女性は加齢と共に、特に出産を終えてから閉経に向けて体が役目を終えたと感じるためエストロゲンの分泌量が減少するようにできています。これは20代の頃から始まる加齢減少であり、どの女性にとっても自然な体の変化なのです。
胸が垂れるのは生活習慣による原因がほとんど
胸は単に歳を重ねた事で垂れるのではないのですね。胸が垂れる原因は日常の行動や食生活にあります。
いつもの生活の中で胸が垂れる原因となる習慣がないか、行動をとっていないか見直して、加齢による体の変化もきちんと理解した上で上手に付き合ってゆこうと思ってもらえたら嬉しいです。
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