健康的なダイエットにプロテインがおすすめ!タイミングから注意点までをカバー

ダイエットをはじめて一番怖いのはリバウンドではないでしょうか。リバウンドは体型が崩れるのはもちろん、体調不良にもつながりかねない深刻なものです。そうしたリバウンドを避けるために、筋肉をつける健康的なダイエットを目指しましょう。

筋肉が付けば代謝の良い身体になるため、おのずと食べても太りにくい体質に変化していきます。

とはいえ、普段の運動と食事のみで筋肉をつけるのは大変。そんな時にプロテインは、健康的なダイエットの大きな力になってくれます。

プロテインでダイエットする際の効果的なタイミングや、プロテインの選び方、摂取の注意点などを紹介します。

プロテインダイエットは食事と運動を組み合わせてやろう!

ダイエットの大敵ともいえるリバウンドを避けるためには、極端な食事制限は避けましょう。食事と運動を上手にコントロールするのがベストです。

とはいえ、通常よりすくない食事量で栄養素を摂取するのは大変です。ダイエットのストレスから、甘いものに手が出てしまうなんてことも…。食事面のサポートに、プロテインを摂り入れてみましょう。

まずは、1日1食をプロテインに置き換えることからはじめます。ダイエット効果が一番高いのは、夕食の置き換えですが、初心者は負担の少ない朝食を置き換えるのでも構いません。

痩せるだけじゃない!プロテインの嬉しい効果3つ

ダイエットとして、プロテインをはじめている女性は増えています。それは、ダイエットといっても、均整のとれた身体をつくることに重点を置いているから。

筋肉の付いた身体は、細くしなやかで美しいです。加えて、筋肉は脂肪を燃焼するから太りにくく、リバウンドとは無縁です。ただ痩せるだけではない、プロテインの効果を見ていきましょう。

【美容】ダイエット中でも肌の健康を保てる!

筋肉のイメージが強いプロテインですが、実は栄養バランスが良くて、女性の美容にも効果的です。プロテインには筋肉、肌、髪など身体のあらゆる部分を構成するたんぱく質が豊富。

肉や魚を抜いたダイエットは、たんぱく質不足で肌がカサカサになりがちです。

プロテインを食事に摂り入れれば、食事だけでは補いきれない、たんぱく質を補充できるのです。

【姿勢】身体のラインをきれいに魅せる筋肉をつけよう!

猫背や反り腰だと、いくら細い身体をしていても美しく見えません。筋肉がしっかりついているからこそ、身体のラインは保たれます。

プロテインを摂取することで、筋肉のもととなるたんぱく質を補充しましょう。

週に1回約1時間の運動と、日々20分以上の活動で必要な筋肉は十分つきます。

【健康】リバウンドをしないダイエットをしよう!

リバウンドをしてしまったら、ダイエット方法を変える方が良いでしょう。リバウンドを何度も繰り返す度に、痩せにくい身体になってしまうからです。

プロテインを使ったダイエットは、極端な食事制限をしないぶんリバウンドしにくいと考えられます。

むやみに食事を減らすより、栄養をバランスよく摂取する方が健康的に痩せられるのです。

どうせ飲むなら効果的に…プロテイン摂取にはタイミングが大事

  1. 運動後45分以内
  2. 朝食時
  3. 就寝前30分~1時間

プロテインはいつ飲んでも良いものですが、その効果を最大限に利用したいなら運動後45分以内に摂取しましょう。

運動後45分の時間帯はプロテインのゴールデンタイムといわれています。運動で失われた栄養素を身体が欲している時、筋肉に送られるアミノ酸は約3倍です。

運動後と同じ理由から、朝食でのプロテイン摂取も有効です。起きたばかりの身体は、プロテインの吸収率が良いです。

就寝前のプロテイン摂取は、就寝中、成長ホルモンの分泌を促します。成長ホルモンは筋肉の成長を助ける働きを持っています。プロテインを摂取することで寝ながら、トレーニングのような効果が得られるのです。

摂り過ぎは内臓に負担をかけて危険!これだけは守ろうプロテインの注意点

プロテインの摂り過ぎで、たんぱく質の過剰摂取にならないよう、気をつけましょう。余分なたんぱく質は、身体の中で分解されて窒素になり、体外に排出されます。

肝臓・腎臓は、窒素を排出する作業を担っています。

窒素はアンモニアへと変わり、それを尿素にするのは肝臓の役目です。最終的に、腎臓で尿となって排出されます。

たんぱく質の過剰摂取は、肝臓と腎臓への大きな負担となります。内臓を守るために、むやみにプロテインを摂取することはやめましょう。

プロテイン選びのポイントは3つ!目的や種類で選ぼう

現在、プロテインは様々なものが発売されています。その数の多さは、どれを選んだらよいか迷ってしまう程です。

プロテインには筋肉にフォーカスしたものと、美容成分を合わせてダイエット向きにつくられたもの等があります。目的によってプロテインの種類を選びましょう。

続けることが大事だから飲めるものをチョイス

プロテインは粉状になっていて、水や牛乳で割って飲むのが普通です。味には、こってりした甘さがあり、それを好まない人も少なくありません。

幾つか試してみて、飲めるものを選びます。割るものを豆乳にしたり、アーモンドミルクにしたりと、工夫することでよりおいしく飲めます。

プロテインの種類を知ってる?種類は目的別に選ぼう

プロテインは原料によって効果が違います。ホエイ、カゼイン、大豆の3種類が主で、ホエイとカゼインは乳清です。

筋肉をつけたいのなら、ホエイ、カゼインのプロテインを選び、脂肪を燃焼したいなら大豆のプロテインを選ぶのが正解です。
ホエイ
ホエイは牛乳の約2割にあたる部分です。身体へ吸収するスピードが非常に速く、優れたアミノ酸組成をしています。
カゼイン
牛乳からホエイを除いた、残り8割がカゼインです。バターやチーズの原料ともなっていて、水に溶けない性質を持っています。胃酸に反応して胃の中で固まってしまうので、長時間にわたり、アミノ酸の血中濃度を高めることができます。
大豆
大豆は消化吸収しにくい性質を持っており、満腹感もあって、ダイエット向きです。ただし、味に大豆臭さが残ってしまう場合があります。試飲してみて、大丈夫なものを選びましょう。

長期間続けるなら値段を考えずにはいられない

味や成分と一緒にプロテインの値段も考えましょう。

プロテインの値段の基準は、1杯82円です。5キロ単位や10キロ単位で販売しているところもありますが、1杯に換算して値段を比較しましょう。

82円より高額なら高いプロテインで、82円を下回るならリーズナブルということです。いくつかおすすめのプロテインを紹介します。

名前 値段 プロテインの種類 特徴
SAVAS「ホエイプロテイン100」 1キロ約4000円 ホエイプロテイン 牛乳から2割しかとれない、吸収力抜群のホエイを100%使用しています。さらにビタミンB群とビタミンCを配合しているから、肉体改造にはもってこいのプロテインです。
バルクスポーツ「ビックホエイ」 1キロ約3500円 ホエイプロテイン ホエイプロテインの中でも値段が安くて飲みやすいタイプです。アーモンドチョコレート、バナナミルク、ティラミスなど味のバリエーションが豊富です。
kentai「ウエイトダウン ソイプロテイン」 1キロ約3500円 ソイプロテイン 消化吸収されにくいソイプロテインはダイエットに向いています。難点である味も、バナナ風味を用意。豆乳や牛乳で割ると、比較的美味しく飲めます。

プロテインにはダイエットはもちろん美容・健康効果もあった

筋肉と結びつけて考えられやすいプロテインですが、実はダイエットにも効果的で美容効果まであることがわかりました。

プロテインを選ぶ際は、肉体改造に重点を置いたホエイ・カゼインのプロテインか、ダイエット向きのソイプロテインかを考えましょう。

ホエイは吸収率が良いぶん、飲み過ぎると太りやすく、ソイプロテインは味が大豆臭い等の欠点があります。

例えば、体重増加が気になるなら、ホエイより吸収率が下がるカゼインを選びます。味が気になるソイプロテインは、割るものを工夫しましょう。

自分に合ったプロテインとの付き合い方を見つけてください。

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