乾燥肌さんのアイメイクやメイク直し。肌にやさしいメイクを楽しむ!
乾燥肌に悩む方は、ベースメイクにはもちろんこだわっていると思いますが、ポイントメイクやメイク直しにも気を配っているでしょうか。
また、全体的には乾燥肌ではないけれど、目元だけは乾燥しがち…という方もおられますよね。
今回は、乾燥肌の方でもメイクを楽しむ方法や、メイク直しの方法を紹介します。どんなことに気を付けると乾燥肌の方でもメイクを楽しめるのか、みていきましょう。
Contents
目の周りの皮膚は特に乾燥しやすい
乾燥肌ではなくても目元はなぜか乾燥しがち、という悩みを持つ方もおられますよね。ではなぜ、目の周りは乾燥しやすいのでしょうか。
皮膚が薄い分、目の周りは刺激を受けやすく、さらに皮脂腺が少ない部分のため、バリア機能も弱く、肌の潤いが逃げやすくなっています。
さらに、洗顔などによる摩擦、スマホなどを長時間見る、スキンケアが雑で目元のケアが疎かになっていることなどを原因として、さらに乾燥するようになってきます。
乾燥肌さんはアイシャドウの成分をチェック
アイシャドウの中には、肌の乾燥を招きやすくする成分が含まれていることがあります。特に注意しなければならない成分は以下の通りです。
- タール色素
- パラベン
- 合成ポリマー
- 香料
- 界面活性剤
- タール色素
- 石油由来の着色料で食品や化粧品に使用されています。石油由来と聞くと怖いですが、日本で使用されているものは安全性は確立されています。
ただし、化学物質であることは間違いないので、肌の弱い方はかゆみや炎症を起こしてしまう可能性があります。
- パラベン
- 「パラベンフリー」という言葉もよく聞きますね。「パラベン」とは、最もよく使用されている防腐剤の一つです。通常複数の種類のパラベンを組み合わせて使用されます。
パラベンが刺激となり、肌荒れなどの肌トラブルを引き起こす可能性があるので、敏感肌の方は注意が必要な成分です。
- 合成ポリマー
- 「合成ポリマー」とは、化学的に合成された高分子化合物のことを指します。シリコーン樹脂、プラスチック、合成樹脂などの総称です。
合成ポリマーが配合された化粧品には、肌にハリを出したり、肌をしっとりさせるなどの効果が期待できます。
しかしポリマーが含まれる化粧品を使用し続けることで、肌の潤い成分セラミドが減少し、自ら潤いを作り出せなくなり、肌荒れの原因となることがあります。
- 香料
- 香りには癒しの効果があり、化粧品も良い香りがするものがたくさんありますね。しかし、香料はアレルギー症状を引き起こしやすい物質の一つです。
また一言で香料といっても、天然由来のものから化学物質であるものなど様々なものがあります。
最近では安全な香料も増えてはいますが、敏感肌の場合、香料も肌の刺激になる場合があるので、避けた方がいいでしょう。
- 界面活性剤
- 界面活性剤とは、性質を変化させる物質の総称で、簡単にいえば、水と油のような本来混ざり合わないものを混ぜ合わせる働きを持つものです。
石けん、洗剤、化粧品などに広く使用されています。「界面活性剤=肌に悪い」というイメージが強くある方も多いのではないでしょうか。
しかし、界面活性剤のすべてが体に悪いわけではなく、シャンプーや石けんなどは界面活性剤がなければその洗浄力を維持することはできません。
ただ界面活性剤は洗浄力が強いため、肌の乾燥を招きやすくなります。特にアトピーの方は注意が必要な成分の一つです。
乾燥肌さんにオススメのポイントメイク
乾燥肌に悩むときは、アイシャドウなどのポイントメイクも敏感肌用に作られたものを使用すると安心です。
次に敏感肌用に展開しているメーカーを紹介します。
皮膚科専門医と共に共同研究した、低刺激で高機能な化粧品を作っています。皮膚生理学の本質に基づいた美しさを提案します。
臨床皮膚医学に基づいて開発された、乾燥肌や敏感肌、にきび肌の方のためのスキンケア、メイクを提案しています。
30年もの歴史を持つメーカーで、肌悩みを気にせずメイクを楽しむことができます。
24h落とさなくてもOK!といわれるほど、肌に優しいコスメをプチプラで展開しています。
できるだけオーガニックな成分を使い、とことん肌へのやさしさにこだわった国産コスメです。
乾燥肌さんのアイメイク。お湯や石けんで簡単に落ちるものを選ぼう
「目の周りが乾燥するなら、パウダータイプのアイシャドウではなく、しっとりタイプのクリームアイシャドウを使用すればいいんじゃないの?」と思ってしまいそうですね。
乾燥肌さんがアイシャドウを選ぶときは、パウダーかクリームかではなく、含まれている成分をしっかり確認しなければなりません。
強い洗浄力を持つクレンジングを使ってこすらないと落ちないアイシャドウを使用し続けていると、その摩擦が刺激になり肌荒れを引き起こすことがあります。
アイシャドウだけでなく、マスカラやアイラインなども同様です。
最近ではにじまないのにお湯で簡単に落とせるものもたくさん販売されていますので、一度チェックしてみてください。
メイク道具にも要注意
いくらクレンジングや成分に気を付けていても、不衛生なメイク道具を使用していると肌荒れの原因となります。
アイシャドウを塗るときに専用のチップを使用する方も多いと思いますが、ずっと同じものを使用していたりしませんか?
洗浄できるものは小まめに洗浄したり、使い捨てのものは汚れたら潔く処分するなど衛生面にも気を付けましょう。
特に敏感肌の方は、チップによる摩擦も気になるので、アイシャドウブラシや指を使用する方がオススメです。
肌にやさしくしっかりメイクを落とせるアイメイクリムーバーを活用する
お湯や石けんで簡単に落とせるアイメイクが肌にやさしいとわかってはいても、そうもいかないこともありますよね。
例えば、「今日は海に行くのでウォータープルーフのマスカラを使いたい!」、「今日は特別な日なのでラメがたくさん入ったアイシャドウを使いたい!」などなど。
アイメイクリムーバーには、拭き取りタイプ、シートタイプなどいくつか種類がありますが、どれを選ぶかはお好みでOKです。
ただし、可能であればアイシャドウと同じメーカーが販売しているもの、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されているものを選ぶようにしてください。
クレンジングの摩擦やメイクの肌残りは肌荒れなどのトラブルの原因となるので、アイメイクリムーバーを使用することでそれらのトラブルを防ぐことができます。
乾燥肌さんのメイク直しは「保湿」がポイント
肌が乾燥しているとメイクも崩れやすくなります。
メイクをしてから時間が経つと、乾燥で肌がカサカサになってシワが目立ってしまったり、反対に乾燥によって過剰な皮脂分泌が起こりテカテカになってしまったり、などです。
乾燥肌さんのメイク直しに欠かせないのは「乳液」です。100均などにある詰め替え容器で少量持ち歩くようにしてください。
- 乾燥して崩れてしまった部分に乳液を少しだけ馴染ませる
- 綿棒やコットンなどで軽く拭き取り、フェイスパウダーを軽く乗せる
これだけです。
乳液の他に、保湿ミストを使う方法もあります。ミストを顔全体に吹きかけ、軽くティッシュで押さえてからフェイスパウダーを重ねます。
ミストを吹きかけたまま放置していると、ミストの水分が蒸発する際に肌の水分も一緒に持って行ってしまうので、必ずティッシュなどで押さえましょう。
肌が乾いたなと感じたらこのように保湿をすることで、大きなメイク崩れを防ぐことができますよ。
乾燥肌でもポイントメイクを楽しもう!
乾燥肌や敏感肌の方でも、肌に負担をかけずにアイメイクなどのポイントメイクを楽しめる方法がわかりましたね。
成分にこだわり、メイク方法やクレンジング方法にこだわると、肌への負担は最小限に抑えられます。健やかな肌でメイクを楽しみましょう。
一生付き合っていかなくてはならない自分の素肌を大切にしてあげてくださいね。
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