アイメイクでまぶたのたるみをカバ-。やってはいけないポイントも
30代後半から40代になってくると、アイラインがうまく引けないという悩みを持つ方も増えてきます。ちょうどまぶたのたるみなどが気になってくる年代ですが、このまぶたのたるみが原因でアイラインがうまく引けなくなることは多くなります。
まぶたのたるみをうまくカバーするためのアイメイクや、たるみによって難しくなってきたアイメイクをうまく行うためのポイントをご紹介します。
Contents
アイメイクがうまくいかなくなるのはたるみのサイン
日ごろからアイメイクを行っている人は、アイメイクに慣れているために、ささっとできるという人が多いですよね。
ですが、いつの間にかアイメイクにかかる時間が長くなてしまっている。という方はいませんか?
年齢共にアイメイクはやりにくくなる傾向があります。これは目元とくにまぶたのたるみが原因になっているケースが多いようです。
【たるみサイン】このような事があったら要注意
- アイラインが引きにくくなった
- アイラインがガタガタの状態になる
- 目を大きく見せるアイメイクをすると逆に目が小さく見える
- アイメイクをすると目が乾燥する
- アイメイクの崩れが気になり手直しに時間がかかる
これらはすべてまぶたのたるみが原因でおこっています。どうしてこのような事が起こるのでしょうか。
- まぶたが邪魔をしてアイラインがひけない
- 慣れていたはずのアイラインを引くというメイクがうまくいかなくなったり、ガタガタになったりするのは、まぶたがたるんできているためです。
ハリがあったまぶたの皮膚がたるむことで、皮膚がよれてアイラインがひきにくくなってしまいます。
- アイラインの引きすぎで目が小さく見えドライアイになる事も
- 年齢と共にどうしてもまぶたがたるみ、目が小さく見えてしまうことが多くなるため、アイメイクで目を大きく見せようとする人も多くいます。
目の周りを囲むようにアイラインを引くと、若いころはぱっちりと大きな目に見せることが出来ましたが、年齢を重ねるとこのようなメイクが逆に目を小さく見せてしまう結果になります。
さらにアイラインを目の際を埋めるように引くことで、マイボーム腺という皮脂腺をふさいでしまい、ドライアイになってしまうケースもあります。
アイメイクをして目が小さく見える、目が乾くのは、たるみサインの一つといえます。
- まぶたがたるむとアイメイクが崩れやすく直しにくい
- 皮膚がたるむとどうしてもメイクはよれやすくなります。つまり、メイク崩れが起こりやすくなってしまいます。とくにアイシャドウのよれが気になってきます。
アイメイクの崩れはどうしても気になりますので、常にメイク直しをする羽目になり、メイク直しにも時間がかかるようになってしまいます。
このようなことに心当たりがあるという方は、まぶたがたるみを起こしている可能性が高くなってきます。
難しくなってきたアイメイクを上手に行うためのポイント
まぶたのたるみによってアイメイクが難しくなってきたという方でも、たるみを上手にカバーし、きれいにアイメイクをするためのポイントがあります。
- 下まぶたはハイライト&コンシーラー&チークで隠す
- アイシャドウはパウダーよりもクリームがおすすめ
- 細いアイラインを使って2ステップでひく
- マスカラは「盛る」よりも「カール」
一つづつポイントをチェックしていきましょう。
下まぶたはハイライト&コンシーラー&チークで隠す
下まぶたがたるむと全体的に老けた印象を与えるだけではなく、不健康そうにも見えてしまいます。これはたるみのよって下まぶたのあたりに影ができ、クマができているように見えることも原因です。
ベースメイクをしっかりと行った後、Tゾーンと目の下にハイライトを入れていきます。目の下のハイライトは眼頭から放射線状にハイライトを入れて指でぼかし、スポンジでしっかりと叩き込むようにします。
顔で他に影が気になる部分にもハイライトを入れて、フェイスパウダーをのせていきます。うえまぶたのくすみなどが気になっている場合には、ハイライトをのせておくと明るく見え若々しく見えます。
コンシーラーは
- 目頭から斜め下に
- 目じりの三分の一
- まぶたのしたの影の下
この3カ所に入れます。
ポイントとしては広げ過ぎないようにするという点です。
コンシーラーをのせてから、アイメイクとチークをしていきます。
チークのポイントは、笑ったときに一番頬が高くなる部分の少し上にまず軽くなじませ、ここを起点として斜め上に向かって軽く色をのせていきます。
ポイントでおくチークは練チークがおすすめで、そのあとパウダーチークを使うとキレイです。
アイシャドウはパウダーよりもクリームがおすすめ
アイシャドウはパウダーよりもクリームの方がお肌との密着度が高くてよれにくいという特徴を持っています。どうしても皮膚のたるみでよれやすい場合には、よれやすいパウダーよりはクリームの方が使いやすくなります。
色についても、多色使いよりは、単色もしくは2色くらいの色味だけに絞るという点もポイントになります。
まずはアイホール全体に薄くアイシャドウをふんわりとのせて、まつげに向かって徐々に同じ色を重ねるようにすれば、グラデーションを作っていくことが出来ます。最後に指の腹を使って優しくぼかせばOKです。
2色使いをするときには、締めの一色として使うようにします。
細いアイラインを使って2ステップで引く
目を囲い込むような太いアイラインは、エイジング世代ではかえって目を小さく見せてしまいますので、細いアイラインを使うようにします。
一度にすっとひいてしまうと、どうしても皮膚に引っかかってしまい引きにくいので、2ステップで引くようにすることがおすすめです。
まずは黒目がある部分にアイラインの筆先を置いて眼尻に向かって引きます。そのあとにさらに先ほどの引き始めから目頭に向かって引くという2ステップになります。
アイラインはペンシルタイプでも筆タイプでも構いませんが、細いものを使うようにすることがポイントになります。色合いも少し優しい色にすると、目元が明るく見え、たるみを感じさせにくくなりますよ。
マスカラは「盛る」よりも「カール」
若いころにはマスカラはいかにまつげを長く濃くみせるかがポイントでした。「盛る」ことが重要という方も多かったのではないでしょうか。
ですが、まつげを盛るとその分どうしても重さが出てきます。まつげが重くなれば、どうしても重力でまぶたが下に下がり、たるみを起こす原因となってきます。
まぶたのたるみが気になってきたら、マスカラは盛ることよりもカールさせることで目をぱっちりと見せるほうがおすすめになってきます。
たるみを起こさせるやってはいけないアイメイク
目元の皮膚はとても薄くデリケートなので、間違えたアイメイクを行うと、まぶたのたるみが起こりやすくなってしまいます。
とくに年齢を重ねたエイジング世代の方は、若いころに習慣でアイメイクをしてしまうことも多いため、一度この習慣を見直しやってはいけないアイメイクをしていないかを振り返っておきましょう。
マスカラを盛り過ぎると重力でまぶたがたるむ
先ほども少し紹介しましたが、マスカラでまつげを長く見せる、ボリュームを増やすという「盛る」メイクは、どうしてもまつげを重くしてしまいます。つけまつげも同じことが言えます。
重たいまつげの影響で、まぶたが重力に負けてたるんでしまうということが起こりやすいため、皮膚や筋肉もやや衰えがちになってきたら、まつげを盛ることは避けるようにしましょう。
まぶたをひっぱる、押すはまぶたの筋肉を傷つけ伸ばしてしまう
アイシャドウをのせたり、アイラインを引くときに、まぶたを引っ張ったりチップなどでまぶたを押してしまうというケースもあります。
とくにまぶたの皮膚のたるみによってアイラインが上手に引けなくなると、まぶたの皮膚を引っ張って伸ばしてアイラインを引く。という人もでてきます。
このような皮膚への刺激が皮膚の老化をはやめ、さらにまぶたの筋肉を傷つけてしまう危険性が出てきます。
まぶたを引っ張ったり押すということは避け、優しくメイクをすることが必要です。
ごしごしこするメイクオフはたるみを起こさせる最大の原因
アイメイクをしたときにはしっかりとメイクオフをすることも、お肌のためには大切です。このアイメイクを落とすときに、ついやりがちなのがクレンジング剤をつけてくるくると指の腹を使ってメイクを落とすという行為です。
アイメイクをオフするときには専用のリムーバーを使い、なるべく刺激を与えないように行うことが大切です。
アイメイクはあくまでも優しく行うことが大切
普段からアイメイクをする人と、アイメイクをしない人とでは、どうしてもアイメイクをする人の方がまぶたがたるみやすい傾向にあるため、アイメイクをするときには優しく行うことを徹底しましょう。
アイメイクによって上手にたるみをカバーすることが出来るケースもあるため、コツをつかんでたるみにくくたるみをカバーできるメイクを心がけていきましょう。
アイメイクをした後は、オフをすることも忘れないようにしましょう。メイクオフにもさまざまなポイントがありますので、この辺りもしっかりとチェックしておきましょう。
常日頃からまぶたのたるみ予防も忘れずに!
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