手帳の選び方。40代女性はライフスタイルに合わせた手帳選びを
文房具店や書店に行くと様々な手帳が販売されています。見ていても楽しい手帳ですが、いざ選ぼうと思うとどれがいいのか迷いますよね。
最近ではスマホやタブレットの手帳アプリも利便性が高くなり、わざわざ紙の手帳を持つのもどうなのかな?という思いを持つ方もいます。
40代女性が使いやすい手帳とはどのようなものなのか。紙の手帳とアプリの手帳のメリットデメリットなどもご紹介します。
ライフスタイル別、おすすめの手帳タイプとその特徴
40代女性のライフスタイルは多様です。
- 管理職として職場の第一線で働く方
- パートと家事を柔軟にこなす兼業主婦
- 専業主婦として家事・育児に専念する方
- 独身で仕事と趣味を両立させ楽しむ方
ライフスタイルごとに、スケジュールの建て方にも違いが出てきます。手帳はスケジュール管理をするツールですので、そのライフスタイルごとに合うもの、合わないものがでてきます。
そこでまずはライフスタイルによっておすすめの手帳のタイプをご紹介していきます。
時間単位の管理が必要な方には週間バーチカル
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出典URL:http://www.nicopaclub.jp/category/girls_collection/vol23.html
週間バーチカルタイプの手帳は、横軸に1週間の日付、縦軸には1日の時間が割り振られています。横軸と縦軸が逆になっていることもありますが、特徴は一日を時間単位で管理できる点です。
一日の時間の流れが一目でわかるため、ダブルブッキングなども防げるメリットがあります。
- パートのシフトが不定期
- PTA役員や町内会の役員などをしている
- 塾の講師や家庭教師などの仕事をしている
- 会議などが多い仕事をしている
このような方にはおすすめです。
家族の予定も把握したいならマンスリータイプ
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出典URL:http://www.kutsuwa.co.jp/products/view/3492
マンスリータイプの手帳は、見開きで1カ月の予定を一目で確認できるため、日ごとの細かな予定ではなく、カレンダーに書き入れるような感覚で利用できる手帳です。
ファミリー手帳と言って、4~5個くらいの区分けがしてあり、家族の予定をそれぞれ書き込めるタイプの物もあるため、家族の予定も把握したい方にもぴったりです。
- 子どもが2人以上いて違う学校に通っている
- 予定を大まかに把握していればよい
- まめに書き込みをするのが苦手
このようなタイプの方におすすめです。
複数のスケジュールを一括管理するならセパレートタイプ
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出典URL:https://www.yumekirock.com/SHOP/1901MwA5-001.html
一カ月の予定を大まかに把握しつつ、1週間ごとの細かな予定もしっかりと管理したいという方におすすめなのが、セパレートタイプの手帳です。
セパレートタイプは、1冊の手帳の真ん中部分が別々にめくれるようになっています。
上段にマンスリーダイヤリー、下段にウィークリーダイヤリーといったように、異なる二つのスケジュール帳を同時に見れるものです。
例えば、プライベートのスケジュールはマンスリーダイヤリーに、仕事の予定はウィークリーダイヤリーに記載するといったように、複数のスケジュールを一括管理するのに向いています。
週末や仕事後の予定もしっかり把握するならホリゾンタルタイプ
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出典URL:http://sakuragawa.tsukuba.ch/e259066.html
見開きで1週間のスケジュール管理が出来るホリゾンタルタイプの手帳は、ビジネス手帳に良くみられます。
一日の時間管理をするのにはあまり向きませんが、予定をたくさん書き入れることが可能です。仕事だけではなく、週末の予定や仕事後の飲み会の予定なども書き入れやすくなります。
仕事中心なら月曜日から金曜日の枠が大きく取られたものを、週末の予定をしっかり書き入れたいなら、土日の枠も大きく取られたものを選ぶと使いやすくなります。
- 婚活中で飲み会の予定なども多い
- レジャーの計画を把握したい
- 一行日記のような記録したい
このような方におすすめです
日記としても使いたいなら1日1ページ
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出典URL:http://shop.hedgehog-books.com/?pid=106977832
スケジュール管理だけではなく、日記としても手帳を使いたい方には、片側1ページがまるまる1日分になっている手帳がおすすめです。
一時期大流行したほぼ日手帳などがこのタイプとなります。
- 子どもの成長記録を付けたい
- アイディアなどを書き留めたい
このような方にもおすすめです。
手帳をメモ代わりに使いたいならレフトタイプ
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出典URL:http://img01.tsukuba.ch/usr/s/a/k/sakuragawa/weekly_nolty_left.jpg
レフトタイプの手帳の最大の特徴は、左側にはウィークリーダイヤリーが、右側にはメモを書き込める余白などが大きく取られているというものです。
一週間の予定の他に、メモなども取ることが多い方の場合には、かなり利便性が高くなります。
右側にはやるべきことを書き出した付箋を貼り、完了したら剥がしたり、翌週に持ち越すときには次のページに移動させるといった使い方もできます。
- メモ帳代わりにも使いたい
- アイディアなどをすぐに書き留めたい
レフトタイプはかなり使い勝手もよいため、さまざまな使い方が出来ます。
手帳のデザインは使うシーンに合わせて選ぶ
手帳にはレザー調のカバーのものや、女性らしい花柄のもの、可愛らしいキャラクターのものなど多様なデザインがあります。
身近に持つ手帳ですので、自分の好みに合ったものを選びたいところですが、注意すべきはビジネスシーンで使うなら、花柄のモノやキャラクターものなどは避けた方が無難です。
40代女性といえば、仕事場ではある程度の責任が有る立場になっていることも多くなります。自分の好みを優先させるのではなく、責任者としての立場を考えたデザイン選択が必要です。
キャラクターものの手帳は、意外に書き込みを行う部分に大きなイラストなどが描かれており、使いにくいケースもあります。
紙の手帳と手帳アプリの特徴をみつつ自分に合った物を見つけよう!
最近では手帳を持ち歩かず、スマホのアプリで済ませてしまう方も増えています。紙タイプとアプリとどちらにしようかと悩んでいる方も多いですよね。
どうしても持ち歩く荷物も増えがちな40代女性にとって、どちらが利便性が高いのか、双方のメリットやデメリットをチェックしてみましょう。
書くことで覚えれられるなど、紙の手帳のメリット・デメリット
まずは紙の手帳のメリットやデメリットを見ていきましょう。
- 紙の手帳は手間でも書くことで忘れにくい
- 紙の手帳は書き込みをしていかなければならないという手間がかかります。書き込みも間違えないように丁寧に書き入れる必要がありますよね。
ですが、書き込みを行うことで忘れにくいと感じる方も多くいます。
手間をかけた分、手帳を見なくてもある程度予定を覚えていられます。
- 手帳が変わることで気持ちも変えられる
- 多くのケースで1年に一度手帳の買換えを行います。これにより、気持ちの切り替えなども行えると感じる人が多くいます。
40代女性の中には、専業主婦として家事に専念している方もいますよね。学生や会社員の方に比べると一年の区切りがなかなかつかないという方もいます。
手帳を変えることで新たな一年がきた。という気持ちを持てます。
- 種類が豊富で選ぶ楽しみがある
- 手帳を買いに行けば多種多様の手帳が販売されており、選ぶ楽しみがあります。
自分にはどの手帳が合うかと迷いながら選ぶのはとても楽しいですよね。展示されている手帳のなかからこれがいいと選ぶのは、洋服選びをするときのような楽しみです。
女性は選択肢が多い中から自分に合ったものを選ぶことは大好きですよね。
- メモ帳替わりとしても活用できる
- 常に手帳を持ち歩くと、ちょっとしたメモ帳としても使えます。
- 友達との会話で話題に上ったカフェ
- 知り合いになった人の連絡先
- 気になった言葉
さまざまな事をささっとメモしておくことができるのは紙の手帳ならではのメリットです。
- 持ち歩きが面倒で使わなくなることも
- 大きめの手帳を買えばメモもたくさんできて利便性がありそうと、つい持ち歩きしにくい手帳を購入してしまうケースもあります。
- 大きいから
- 邪魔だから
- 重たいから
つい手帳を持ち歩く習慣が持てず、結果的に面倒になり使わなくなってしまうこともあります。
手帳アプリのメリット・デメリット。スマートに持ち歩け一括管理もしやすい!
普段持ち歩くことが多いスマホやタブレットの手帳アプリについてもメリットとデメリットをご紹介します。
- スマホ、パソコンなど一括管理ができる手帳アプリ
- 最近では手帳アプリはクラウドにデーターが保管され、スマホ、タブレット、パソコンなど、アカウントさえ同期しておけば自分が使っている全てのデバイスで一括管理が可能です。
- 職場では主にパソコン
- 出先ではスマホ
- 自宅ではタブレット
このようなさまざまなデバイスで一括管理ができるのは便利です。また家族で共有すれば、家族の予定も一括管理が可能です。
- 電気が無ければみられないというデメリットも
- デジタルデバイスの最大のデメリットは、電気が無ければ何もできないという点です。
災害時や停電時、さらに外出先でバッテリー切れとなってしまった場合には、アプリは開けません。
緊急時にチェックしたいと思っても、できないのは最大のデメリットとなります。
さらに、自分のデジタルデバイスは大丈夫でも、クラウドにトラブルが起これば最悪の場合全てのスケジュールデータが消失します。
- 繰り返しの予定は自動で入れられる
- 手帳アプリの多くは、繰り返しの予定を自動的に入力できる機能を備えています。
例えば誕生日や結婚記念日など、1年に一度の記念日をつい忘れがちというかたは、手帳アプリに登録しておけば、忘れてしまうことを避けられます。
毎週決まった曜日、決まった時間のお稽古事や、子どもの習い事などのスケジュールも、いちいち一回ずつ入力する手間は省けます。
- アプリの連携で効率化が可能
- 手帳アプリと文書管理アプリ、家計簿アプリなどを連携させることで、仕事の効率化が図れます。
週末に家族旅行の予定を入れ、メモアプリに宿泊先や立ち寄り先などの情報を登録、連携させることで、必要な情報をすぐに引き出せるようになります。
紙の手帳では難しいこのような連携作業が、手帳アプリでは簡単にできます。
- イラストや図などは入れにくい
- 手帳アプリの場合には、手書きのメモやイラスト、図といったものを思い通りに入力することは難しくなります。
一度図やイラストを紙に描き、カメラで撮影して紐づけするといった作業を行う必要が出てくるので、かなりの手間がかかります。
お絵かきアプリなどを利用する方法もありますが、手書きで描くよりも思い通りにいかないことも往々にしてありますよね。
- アラーム機能で予定を忘れにくくできる
- 付忘れがちなスケジュールを、アラーム機能で知らせてくれるのは手帳アプリならではのメリットです。
紙の手帳ではどうしてもアラームは鳴らせません。
自分に合った手帳でスケジュール管理をしていこう
手帳は種類も豊富なので、手帳選びは大変ですが、生活スタイルに合ったものを選ぶことで、スケジュール管理が圧倒的にしやすくなります。
デザインだけで選ぶのではなく、手帳を持つ目的をまず考えて、その目的に合った手帳の中から、好みのデザインを選ぶようにしましょう。
デザイン優先だと、せっかく買ったのに結局使いこなせず無駄にしてしまった。ということが起こりやすくなります。
また、手間でなければ複数の手帳をうまく併用することもお勧めです。紙の手帳と手帳アプリを併用することで、双方のメリットを活用し、デメリットを減らすこともできます。
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