手軽に白髪対策!白髪に良いトリートメントの選び方と効果・注意点

白髪対策にトリートメントを使っている女性

白髪を隠す対策といえば、美容院や自宅で白髪染めをすることが一般的ですが、繰り返しのカラーリングは髪を傷めたり頭皮環境にダメージを与える可能性もあります。

そのため、出来れば髪と頭皮の負担が少ない状態で白髪対策を行ったり、出来れば効果のある成分が配合されているものでケアしていきたいと思うものです。

白髪対策をしながら髪と頭皮もしっかり労わりたいという方におすすめのアイテムが白髪染め出来るトリートメントです。

実際に白髪対策に効果的なトリートメントにはどのような効果があるのか、使い方と注意点も踏まえてご紹介します。

白髪染めトリートメントは負担が少ないヘアカラーの役割

最近ではドラッグストアでも簡単に手に入るようになってきた白髪染めトリートメント(カラートリートメント)は、白髪染めとして使えるダメージの少ないトリートメント剤です。

市販されている白髪染めのヘアカラーは、一度キューティクルを破壊して色素を髪の内部に入れて白髪を染めますが、トリートメントでのカラーリングは髪の表面に色素を付着させます。

一度キューティクルをはがすという作業をしないにで髪の内部を傷めにくく、薬品として載せ分も比較的弱く設定されているので、髪や地肌に優しいと考えられています。

髪や頭皮環境を整えるのに有効な美容成分が配合されていたり、植物由来の成分から作られている商品も多く、より刺激の少ない仕様が人気のようです。

頭皮環境を整えられるということは、白髪を予防改善する効果も期待できるので、ただ染めるだけでなく根本から白髪が生えるのを阻止しようと働きかけることも考えられます。

白髪染め効果のあるトリートメントのメリットとデメリット

ここまで白髪染め出来るトリートメントの良い部分を紹介していきましたが、使う際にはメリットとデメリットがあります。

期待が高すぎて効果を不満に思ったり、想像と違ったということを避けるためにも、メリットとデメリットを頭に入れた上で選択肢を考えるようにしましょう。

トリートメントのメリット

白髪染めトリートメントを利用する際には、主に髪と頭皮のダメージが少ないことのメリットが多く挙げられます。

メリットの一例

  • トリートメントで白髪が染められるので、髪質を綺麗に保つことが出来る。
  • ヘアカラーをするほどでもない少量の白髪でも、ダメージなく自然に染められる。
  • まだ白髪になっていない周囲の髪自体の補修も可能。
  • カラーリングに比べると手間をかけずに白髪を目立たなくさせられる。
  • 白髪や薄毛の予防にも効果的な商品もある。

白髪染めトリートメントには、海藻エキス、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの美髪成分を配合していることが多いので、トリートメントの本来の目的である「髪をいたわる」を叶えることももちろん可能です。

さらに、加齢以外にも頭皮の環境が悪いと白髪になることもありますが、カラーリングのように強い薬剤ではないので頭皮に負担があまりかからず、白髪や抜け毛を結果として予防することにもつながります。

中にはカラーリング効果がなくエイジングヘア用のトリートメントもありますが、その場合にも頭皮環境を整えて髪のコンディションを保つ効果が前面に出されています。

トリートメントのデメリット

白髪染め出来るトリートメントは確かに負担が少ないですが、その分一度で綺麗に白髪を染めることは出来ず、1週間程度連続して使うことで徐々に色が入っていきます。

カラーのもちもそれほど良くないので、こまめに使って色を乗せていく作業をする必要があるのは、忙しかったり面倒くさがりの人にとってはデメリットです。

また、トリートメント前に使っているシャンプーによって染まりに差が出てくることもあり、シリコンやポリマーが配合されているシャンプーを使用している場合、トリートメントでは色が出にくいです。

特にポリマー配合のシャンプーは髪の滑りが良くなる効果があるものの、白髪染めトリートメントの色味も滑ってしまって定着しにくくなります。

中には白髪対策のシャンプーとセットでトリートメントを販売しているものもありますので、同じ銘柄でそろえられるのであればそうした方が効果は発揮されやすいです。

単発でトリートメントのみを取り入れたい場合は、お手持ちのシャンプーの成分をよく確認してから商品を選ぶのをおすすめします。

白髪対策にオススメのシャンプーは、ノンシリコンタイプのシャンプーや白髪染め用のシャンプーです。

関連記事:簡単に白髪対策はシャンプーで!選び方と効果、注意点

トリートメントを効果的に使うために押さえるポイント

白髪染めトリートメントの使い方の基本は、日頃使っているコンディショナーやトリートメントの代わりに取り入れて白髪交じりの髪の毛をケアするという方法です。

商品によって使い方に多少の差があるようですが、基本的な使い方と綺麗に白髪対策を行うポイントをご紹介します。

基本的な使い方手順

商品の種類によって使い方に差はありますが、基本的な使い方の流れは共通しておりますので、なぞって見ていきましょう。

こまかな放置時間などの情報は、トリートメントの説明を必ず読んで指示に従うようにしてください。
  1. 相性の良いシャンプーを普通に行って、タオルなどで軽く水気を切っておきます。
  2. トリートメントを白髪以外の部分も含めて髪全体に塗布します。
  3. 指示された時間通りに髪を放置して待ちます。
  4. すすいだお湯に色が出なくなるまで、トリートメントをしっかりとすすいで頭皮に汚れが残らないようにします。
  5. タオルで髪全体の水気を軽く取って、ドライヤーでしっかりと乾かします。

トリートメント使用時の注意点

白髪染めトリートメントを使用する量は、髪の長さによって目安が異なります。

ショートヘアはピンポン1個分、セミロングは2個分、ロングは3個分というのを基本的な目安として、髪全体の量に応じて量を増やして塗るようにしてください。

また、カラー効果のあるトリートメントを使う際には、素手で触っても差し支えないという表記があっても手に多少色が残ることがありますので、気になる人はビニール製の手袋を使うと気になりません。

さらに、白髪染めトリートメントは手を使って塗布するため細かいところに届かないことがあり、根元が染まりにくいといったこともありえますので、根元はクシを使って付けるとむらなく塗布出来ます。

クシでトリートメントを塗布する際にクシをとかし過ぎると、トリートメントが落ちてしまったり逆に地肌を傷つけてしまう可能性もありますので、最低限の回数優しく触れる程度にしましょう。

おすすめの白髪対策トリートメント商品

ここまで白髪対策効果の高いトリートメントについて解説してきましたが、実際にどのような商品があるのか、おすすめの商品をご紹介します。

合わせて口コミや感想にも触れますので、実際に購入する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
POLAグローイングショットカラートリートメント
化粧品ブランドととして有名なPOLAの「エイジングケアシリーズの白髪染めトリートメント」で、アンチエイジングの頭皮ケア成分・毛髪補修成分が充実しています。
他のカラートリートメントよりも早い5分で染まるので、毎日時短でこまめに見える所を染めたい人には最適です。
仕上がりに高級感があるという感想がとても多く、化粧品ブランドならではの髪のつやの良さも人気の理由のようです。
SHISEIDOプリオールカラーコンディショナー
資生堂ブランドの厳しい安全基準を満たした、髪・地肌の痛みを防ぐ処方で人気のカラーコンディショナーで、白髪ケアのパサツキ・きしみを防ぎながら、ボリュームアップのケアも出来ます。
いかにも染めている感じが嫌いな人・白髪が伸びたときのプリンをくっきり出したくない人には特に人気で、明るい色が自然に入るという口コミもあります。
ルプルプヘアカラートリートメント
遺伝子工学技術を中心としたバイオテクノロジーを研究している「タカラバイオ」との共同で開発された白髪染め用カラートリートメントです。
ルプルプのために開発されたWフコイダンはタカラバイオの研究のたまもので、色が入りやすく艶が出ると評判です。
使う時の香りもつんとしておらずオーガニックアロマに近いのも人気です。

トリートメントを有効活用して髪と頭皮に優しい白髪対策

今回ご紹介した白髪染めができるトリートメントやエイジングヘア用トリートメントは、白髪染めの頻度を減らしてダメージを軽減したり、頭皮と髪の状態をよく保ったりするのに力を発揮します。

手軽に使うことが出来るので、白髪に悩むようになったら使うグッズの候補に加えるのをおすすめします。

あわせて、生活習慣の中に白髪の原因となるようなことがある場合には、そちらも同時に改善していくと、より効果的に白髪対策を進められます。

トリートメントは髪と地肌を労わる白髪対策が叶うので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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