髪のうねりは、ヘアアイロンで即ケアしよう!正しい手順と注意点も
髪のうねりをなんとかしたい!と思ったときに、まず頼りにしたいのがヘアアイロンです。
手軽に扱えるアイテムで、女性のオシャレには欠かせない品。わざわざ購入しなくても、自宅にある!という方も多いことでしょう。
とはいえ、ヘアアイロンも上手に活用しなければ、うねり対策効果は半減してしまいます。上手な使い方やサラサラストレートヘアに仕上げるためのコツ、そしてヘアアイロン使用のデメリットについても解説します。
Contents
ヘアアイロンでうねりを撃退するための正しい手順
ヘアアイロンを使ってうねり対策を行う場合、正しい手順に則って作業を進めていくことがもっとも重要です。以下の手順を参考にしてみてください。
- 髪をしっかりと乾かしておく
- ヘアアイロン用のスタイリング剤を髪に馴染ませる
- 髪をブロッキングする
- 後頭部から側頭部へとアイロンをかける
- ヘアスプレーでふんわりと仕上げる
それぞれの手順について、詳しいポイントを紹介します。
事前ブローは非常に重要!丁寧さを心掛けて
髪のうねり対策は、髪を洗ったあと、髪を乾かす際に丁寧に実践することが非常に重要です。この段階でうねり対策ができていないと、いくらアイロンで伸ばしても、サラサラストレートヘアは長持ちしません。
ドライヤーで髪を乾かすときには、根本に風が当たるようにして、頭皮を乾かすことがコツ。髪の根元のお手入れをしっかりと行っておくことで、髪全体のうねりも少なくなるでしょう。
「ドライヤーを使うと髪が傷みそう!」と思う場合には、マイナスイオンドライヤーなど、髪や頭皮に優しい機能を備えているドライヤーを選択するのがオススメです。
ドライヤーの正しい使い方をマスターするだけでも、うねり問題は軽減できます。
関連記事:うねりと決別してサラサラ髪に!オススメ高機能ドライヤーと乾かし方
スタイリング剤は、髪を守る重要アイテム!
ヘアアイロンを使うときには、髪に熱を加えてうねりを解消することになります。アイロンをかけることで美しいストレートになりますが、熱によるダメージは否定できません。
こうしたダメージを最小限にできるのが、ヘアアイロン専用のスタイリング剤です。ストレート用とパーマスタイル用がありますが、うねり対策にはストレート用を選択しましょう。
ストレート用のスタイリング剤で多いのは、以下のようなタイプです。
- ローションタイプ
- ミストタイプ
- ミルクタイプ
種類が豊富なのはローションタイプやミストタイプで、サラっとした使い心地が魅力です。ミルクタイプの中にはトリートメント効果を備えているものもありますから、自身の髪の状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
- 美容液スタイリング ストレートメモリーセラム(ラックス)
- ドラッグストアでも手軽に購入できるストレート用のスタイリング剤です。ミルクタイプで保湿力に優れていますが、べたつきは少なくさっぱりと使えます。また通常のアウトバストリートメントとしても使えるので、アイロンを使わない日でも活躍してくれます。
- プロスタイル フワリエ ストレートスタイルミスト(クラシエ)
- こちらはミストタイプのスタイリング剤です。ヒートプロテクト効果を備えているため、アイロンの熱から髪を守ってくれます。パサつきやすい髪にも強く、しっとりと落ち着いた印象に仕上げられます。
丁寧なブロッキングが美しい仕上がりのコツ
スタイリング剤を髪に馴染ませたら、全体をまんべんなくアイロンできるよう、髪をブロッキングしていきます。
自分の髪を、まずは「右」「後ろ」「左」の3つのブロックに分けてください。このときに、それぞれの毛束が同じぐらいになるよう、調整しましょう。
次に3つの毛束を、それぞれ上下にわけていきます。
【イラスト化依頼8-1】
出典:https://moteco-web.jp/beauty/27300
合計6つのブロックが出来上がったら、ヘアアイロンをあてる前の準備は完璧です。
アイロンスタート!後頭部から徐々に前へ
アイロンをかけるときには、ブロッキングした毛束のうち、「後頭部の下部分」の髪から行っていきましょう。
根元に近すぎる部分は避けて、少し下げた部分からアイロンをあてはじめます。毛束を優しくはさんだら、そのまままっすぐに下へと下ろします。
セミロングの場合、髪の根本から毛先まで、「約5秒」を意識すると、髪への負担を軽減できます。後頭部の下部分が終わったら、次は上部分へ。それが終わったら、横の髪も同じように作業していきます。
このときのアイロンの温度は、180度以下が目安となります。一度でまっすぐにならない場合には、2度ほど繰り返すと良いでしょう。
最後にヘアスプレーで全体をふんわりと仕上げることで、まっすぐの状態を長くキープすることができます。
関連記事:悩ましい髪のうねりの原因を知ろう!頭皮の老化や湿気などの要因
ヘアアイロン、正しく使うための注意点5つ
うねり対策に便利に使えるヘアアイロンですが、正しく使うためには注意点も頭に入れておきましょう。5つのポイントを紹介します。
- 温度は180度前後にしよう
- 根元ギリギリを狙うのは危険!
- 一か所に集中させ過ぎないこと
- 強く引っ張り過ぎないこと
- うねりがとれないからといって、繰り返しあてる
アイロンの温度が高くなればなるほど、髪へのダメージはひどくなってしまいます。「ストレートにしようと頑張っているうちに、どんどん髪がバサバサになる!」なんて失敗も多いので、180度を上限として考えましょう。
同様に、一か所だけを狙ったり、強く引っ張ったり、何度も何度もアイロンを当てることは、髪のダメージを進行させてしまいますから注意してください。
また、「うねりを元からなんとかしたい!」と思ったときには、つい髪の根元のギリギリを狙いたくなります。
しかしこの方法をとると、かえって髪の根本に変な癖がついてしまうことも…。うねり対策として効果的ではない上に、頭皮ダメージの原因になることもあります。
どれも大切なポイントですから、しっかりと頭に入れておいてください。
髪のうねりを即カバー!オススメヘアアイロン3つ
髪のうねりをとり、なおかつ髪へのダメージを最小限にするためには、正しいヘアアイロンを選ぶことも大切です。オススメヘアアイロンを3つ紹介します。
- ヘアビューロン ストレート(リュミエリーナ)
- 40℃から180℃までの温度調整が可能で、プレートには特殊セラミックが使われています。独自の技術で、使っているうちに、髪のエイジングケアができる点も魅力の一つ。しっかりとうねりをとり、美しい髪に仕上げてくれるアイロンとして人気を集めています。価格:29,900円
- 絹女(株式会社KINUJO)
- 130℃から220℃までの温度調整が可能なタイプで、180℃になるまでは約20秒というスピーディーさが魅力です。独自の技術で実現したシルクプレートは、髪に優しいことが最大の魅力。またプレート部分の水洗いが可能で、清潔さも保てます。参考価格:19,440円
- アドストDS2(ハッコー)
- プロの美容師にも愛用されているストレートヘアアイロンで、ダメージモードを搭載しており、傷みやすい毛先にも安心して使用できます。60℃~180℃の温度調整に対応しており、設定した温度になるまでの時間は約30秒です。参考価格25,920円
ヘアアイロンにもデメリットはある!気になる場合は別の対策
正しく使えば、魅力的なサラサラヘア―を作り出せるヘアアイロンですが、残念ながら限界もあります。
遺伝的な要素で髪にうねりが発生している場合、いくらヘアアイロンで整えようとしてもきれいに仕上がらないことが考えられます。
また、シャワーを浴びれば髪は元通りになってしまいますから、毎日のヘアセットは欠かせません。「うねりはなんとかしたいけれど、正直面倒」と感じることもありますよね。
さらに言えば、ヘアアイロンでのうねりケアは、「問題を根本から解決する」ためのものではありません。使い続けたとしても、うねりから解放されるわけではないのです。
「手軽さ」や「コストパフォーマンスの良さ」などのメリットよりもデメリットが気になる場合には、その他の対策を選択するのがオススメです。
- サプリメントによる内側からのケア
- シャンプーやトリートメントによる髪質ケア
- マッサージによる頭皮ケア
これらの対策は、うねり問題を根本的に改善できる可能性があります。とはいえヘアアイロンのように即効性が期待できるわけではありませんから、「改善の兆しが見えるまでは併用する」というのもオススメの方法です。
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ヘアアイロンはセルフケアの強い味方!正しく活用しよう
髪のうねりを自分の手ですぐになんとかしたい!と思ったときに、ヘアアイロンは強い味方になってくれます。
正しい使い方を身につけて、さらさらストレートヘアを長時間キープできるよう工夫してみてください。
また、ヘアアイロンだけでは解決できない問題もあります。こんなときには、ぜひヘアアイロン以外の解決法にも目を向けてみてくださいね。
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