うねり髪をオシャレに活かす!長さ別、オススメパーマ風髪型と作り方

髪のうねりをなんとかするための方法は、実にさまざまです。シャンプーを変えてみたりドライヤーで工夫してみたり、ストレートパーマに挑戦してみたり…。

しかしどれだけ頑張っても、「うねりがとれない!」「一度とれても、すぐにまた元通り」なんてお悩みを抱えている方も少なくありません。

こんなときには、逆転の発想!「うねりを活かしたヘアスタイル」へとチェンジしてみませんか?うねり髪を素敵に見せる髪型と、パーマ風ヘアを演出するコツを紹介します。

ショートスタイルなら、うねりを活かして軽やかに!

女性にとって身近な髪型の中で、もっとも「うねりを活かしやすい」と言われているのがショートスタイルです。

全体の髪を短めにカットすることで、うねりを使って「毛先の動き」を出すことができます。

ショートヘアをペタンとした印象にしたくないときに、あえてパーマをかける方も少なくありません。自身のうねりやクセを活かせば、わざわざパーマを当てる必要もないでしょう。

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出典:http://kinujo.com/kusege

ベリーショートなら、うねりの度合いが強くても大丈夫です。ランダムな毛先が、女性らしい柔らかさを演出してくれます。

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出典:http://kinujo.com/kusege

短すぎるショートヘアは難易度が高い!と思う方には、少し長めのスタイルがオススメです。ワックスで動きをつけたスタイリングをすることで、軽やかに仕上がるでしょう。

ふわふわとした動きを楽しみたい女性にオススメ

うねりを活かしたショートスタイルは、ふんわり軽やかな動きを楽しみたい女性にオススメの髪型です。

たとえうねりの度合いが強くても、それを個性的に演出できるのがショートスタイルの魅力でもあります。

朝起きて髪をブローしたら、スタイリング剤を髪全体に揉み込むようにするだけでセットが決まります。

「うねりを伸ばす」「固める」なんてステップも必要ありませんから、毎日の身支度の時短にもつながるでしょう。

なるべくうねりを出したくない人には不向き

一方で、髪のうねりを活かしながらも、あまり目立たせたくない…と思う方には、ショートスタイルは不向きです。

髪全体の長さが短くなることで重みがなくなり、これまでは自然とまっすぐに伸ばされていたような髪も、うねりが気になるようになります。

一度切ってしまうと、髪はなかなか元には戻りません。迷ったときには慎重に検討するのがオススメです。

傷んだ毛先をバッサリとカットできるショートスタイルは、加齢による髪質の低下やボリュームダウンが気になる方にもオススメです。

ただし元々のうねりが強い場合、短くし過ぎると個性的になり過ぎてしまう可能性も…。程よいバランスを意識しましょう!

パーマ風で女性らしい魅力アップ!ミディアムスタイル

髪のうねりを活かしたパーマ風の雰囲気と、女性らしい華やかさのバランスに優れているのがミディアムスタイルです。首から肩にかけての長さで、アレンジしやすい点も魅力の一つだと言えるでしょう。

ミディアムスタイルでは、毛先や髪の内部で気になるうねりを、パーマのように活かすことで仕上げていきます。

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毛先を軽やかに仕上げると、パーマっぽさも一段とアップします。うねりの度合いが比較的少ない方にオススメのスタイルです。

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一方で、うねりの度合いが強い方には、全体を重めに仕上げるのがオススメです。自分なりのうねりが、独特のウェーブになって上品な魅力を演出してくれます。

うねりに合わせてポイントパーマで調整もオススメ!

うねりを活かして髪型を整える際に困ってしまいがちなのが、「場所によってうねりの出方が違うため、上手く整えられない!」という点です。

確かに、自身の髪とはいえ、うねりを自由にコントロールするのは難しいこと。「うねりを活かすなんて…難しい!」と感じるのも当然だと言えるでしょう。

こんなときには、うねりがうまく出ていない部分にだけポイントパーマを取り入れてみて。髪へのダメージも最小限に、髪型を整えやすくしてくれます。

一部分だけ特にうねりが気になるときにも、ポイントパーマは有効な方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

女性らしいミディアムヘアは、アレンジしやすいヘアスタイルとしても知られています。うねりとの相性も良いので、ロングヘアからの乗り換えもオススメですよ。

うねりを最小限に抑えられるロングスタイル

「うねりを活かす」と聞いても、正直あまりピンとこない…できれば顔周りはスッキリ見せたい!と思う方にオススメなのがロングスタイルです。

ある程度髪に重みがあるため、生え際のうねりもまっすぐに整えられやすいという特徴があります。

ロングスタイルでは、毛先にかけて緩やかに髪がうねるケースが多いのですが、これを活かすことにより、「毛先だけにパーマをかけて、動きを楽しむ」スタイルになります。

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出典:https://beauty-air.jp/yournaturalcurlyhairisbeautiful

毛先のうねりを楽しむロングヘアは、全体的に重めに仕上げると、毛先以外のうねりが気になりづらくなります。

バストラインより下にレイヤーを入れて軽やかにすることで、うねりをアクセントにしやすくなるでしょう。

左右非対称で、うねりをナチュラルに見せるのがコツ!

髪が長くなれば、左右のバランスが気になるもの。特にうねりを活かす場合、「左右のバランスがとりにくい」と悩む方も多いはずです。

こんなときには、あえて左右非対称を意識するのがオススメです。

  • 分け目をずらして、左右の髪の量を変える
  • 片方だけ耳にかけて、見せ方を変える

左右のバランスをあえて整えないことで、それがヘアスタイルのポイントとなります。うねりの具合が違っていても、気になることもありません。

左右どちらか一方だけのうねりに悩んでいる場合にも、オススメの対処法と言えるでしょう。

髪のうねりを、ナチュラルなパーマスタイルに見せやすいのがロングスタイルの特徴です。

とはいえロングスタイルは、髪の傷みや髪質の低下が気になりやすい髪型でもあります。ダメージケアや潤いケアも忘れないようにしましょう。

関連記事:トリートメントで髪のうねりを自然に抑えて!憧れのツヤ髪女子を目指そう

どの髪型か悩んだら、美容師さんに相談してみよう!

一般的に「加齢によるうねりをカバーしやすい」と言われているのがショートスタイルですが、「似合う」「似合わない」には個人差があります。

またうねりの度合いによっても、見え方は大きく違ってくるでしょう。どのスタイルが向いているのかも、人によって変わってくるはずです。

現在ロングヘアの場合、「髪を切ったときに、うねりがどう出るのか」を自分自身で予測するのは難しいこと。だからこそ、まずは美容師さんに相談してみましょう。

このときには、髪のうねりに詳しく、経験豊富な美容師さんを選択するのがベストです。

  • くせ毛やうねり毛のカットを得意としている
  • うねりの特徴を説明しながらカットしてくれる
  • 濡れた状態と乾いた状態、両方をチェックしてカットを進めてくれる
  • カウンセリングが丁寧

普段からうねりが気になる髪のカットを得意としていて、多数の実績がある美容師さんであれば、細かな要望にも対応してもらいやすくなるでしょう。

自身のうねりの特徴を説明しながらカットしてくれれば、普段のお手入れもしやすくなります。

また髪が濡れているときと乾いているときでは、濡れているときの方が、うねりが強く出やすいです。両方の状態を確認しながらカットを進めてくれるようであれば、安心してお任せできます。

うねりに強い美容師さんは、まずネットを通じて探すのがオススメです。また普段通っている美容院にそうしたカットが得意な方が在籍していれば、ぜひ勇気を出して相談してみてくださいね。

うねりを活かすにはスタリング剤が必須!利用法とオススメ品

どのスタイルを選んだとしても、うねりを活かし、なおかつ美しく見せるためにはスタイリング剤が必須です。

特に加齢によるうねりが気になる場合には、髪の水分バランスが崩れ、パサつきや広がりが気になるケースも多いもの。

スタイリング剤を正しく使うことで、髪のまとまりをアップして、うねりの魅力をさらに引き出してくれることでしょう。

パサつきが気になるとき

髪がうねり、さらにパサついて広がっていると、周囲に「お手入れ不足」といった印象を与えてしまいます。

うねりを活かしたスタイルを楽しむときには、パサつきや広がりを徹底的にケアしておきましょう。

こんなときにオススメなのがヘアオイルです。髪全体に薄くつけたら丁寧にブラッシングしてください。髪全体のツヤ感がアップし、まとまりやすくなります。

N. ポリッシュオイル/ナプラ
自然由来のオイルを使っており、髪全体に馴染ませることでパサつきを抑え、ツヤを与えてくれます。髪が乾いているときでも、少量を手に馴染ませて広げることで、乾燥から髪を守ってくれます。

関連記事:地肌の乾燥をオイルで潤そう!うねりを改善しツヤ髪になれるヘアオイル

パーマ風スタイルをしっかりと楽しみたいとき

うねりを活かしてパーマ風スタイルを楽しみたいときには、髪の動きを一日キープする必要があります。

こんなときには、ハードワックスを髪全体に馴染ませるのがオススメです。

ハードワックスを使うことで毛束間を出すことができ、より美しいパーマスタイルへと近付けられます。毛量が多く、うねりが強い人にも向いています。

デザインキューブ・ハードグロス/ウェーボ
髪にツヤ感を与えながら、しっかりとセットできるヘアワックスです。濡髪風にしっかりと髪をまとめたいときにもオススメのアイテム。伸びも良く、毛先を中心になじませることで、毛束間のあるオシャレな仕上がりになるでしょう。

毛先の動きを出したいとき

髪全体をしっかりとまとめるのではなく、毛先だけにナチュラルな動きを演出したいときにはファイバーワックスがオススメです。

髪の表面に膜を作ってくれるので、髪が余計な水分を吸収し、広がるのを防いでくれます。

手のひらにワックスをとり、毛先のうねりを活かしながら揉み込むようにセットすることで、ナチュラルな雰囲気に仕上げられます。

ミディアムヘアやショートヘアにもオススメのアイテムです。

ニュアンスメイクワックス/ハニーチェ
天然ファイバーを配合したワックスで、自由自在にスタイリングを楽しめます。可愛らしいパッケージデザインと、さりげなく香るはちみつの香りでも人気のアイテムです。
うねりを上手に見せるためには、スタイリング剤を上手に活用するのも重要なポイント。なりたいイメージに合わせてアイテムを選ぶのがコツですが、わからないときには美容師さんにアドバイスしてもらうのもオススメですよ。

うねり髪も魅力的!逆転の発想でもっとオシャレを楽しもう

髪のうねりをなんとかしたい…!うねりに悩む方にとっては、非常に切実な願いだと言えるでしょう。

しかしストレートパーマや縮毛矯正など…頑張れば頑張るほど髪や頭皮のダメージが蓄積され、うねりがどんどんひどくなってしまうことも考えられます。

自分にとっては「気になるうねり」でも、素敵に見せる方法を知り、必要なテクニックを身につけておけば、もう慌てる必要はありません。

「あら、すてきなパーマスタイルね」なんて、周囲の人から注目される髪型に仕上げることもできるでしょう。毎朝のイライラも解消できそうですね。

自身の髪の状態をきちんと把握してくれている美容師さんと相談しながら、理想のスタイルを作り上げてみてください。

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