髪のうねりには地肌の乾燥対策を!オイルで潤してツヤ髪になれるヘアオイル
髪がうねる原因は人それぞれ。「遺伝」が関係しているケースもありますし、もっと単純に「髪のダメージ」がうねりを引き起こしているケースもあります。
40代から徐々に増えてくるのが、「頭皮の老化からくる毛穴の歪み」が原因であるパターンです。髪だけではなく、頭皮にまで目を向けることで、より効果的なうねりケアにつながります。
頭皮の乾燥を防ぎ、より良い環境へと導いてくれるヘアオイルの特徴や効果的な使い方、選ぶ際の注意点を詳しく解説していきます。
Contents
頭皮にも髪にも良いヘアオイルは「植物性」が最適!
髪に油分を与え、外部の刺激から守ってくれるヘアオイルは、ヘアケア用品としても定番の品です。「傷みやすい毛先のケアに…」なんて、日々の生活の中に取り入れている方も多いことでしょう。
しかしヘアオイルの活用方法は「毛先だけ」ではありません。使うオイルを上手に選ぶことで、「髪のダメージ予防」だけではなく「頭皮環境改善」まで行えます。
うねりの原因となる「髪の傷み」と「頭皮の老化」の両方を一度にケアできるというわけですね。
とはいえ、使うオイルは「どのようなものでも良い」というわけではありません。オイルの種類には以下のようなものがあります。
- 100%天然の植物性オイル
- 鉱物油を使って人工的に作ったオイル
後者にはシリコンが含まれているケースも多く、「髪の表面をツルツルにして手触りを良くしてくれる」というメリットがある一方で、頭皮に付着すると毛穴の詰まりの原因になってしまうことも…。
髪と頭皮を一度にケアしたい!と思ったときには、100%天然の植物性オイルを選択すると良いでしょう。
ヘアケア&頭皮ケアにオススメの植物性オイル3つ
植物性のオイルにもさまざまな種類があり、どのような特徴を持っているのかは、オイルによっても異なっています。
髪と頭皮のケアには、以下の3つのオイルを選択するのがオススメです。
- 椿油
- あんず油
- ホホバオイル
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
古くからヘアケアに使われてきた椿油
昔からヘアケア製品として使われてきた椿油には、以下のような効果が期待できます。
- 優れたクレンジング効果により、毛穴の汚れを除去してくれる
- 保湿効果があり、皮膚の乾燥を防いでくれる
- 優れた抗酸化作用を持ち、アンチエイジングに役立つ
- 紫外線やカラーリングなどのダメージから頭皮を守る
- 皮脂のバランスを整える
毎日シャンプーで汚れを除去しているつもりでも、汚れの種類によっては除去が難しいものもあります。こんなときでも椿油なら、毛穴から汚れを浮かせて取り除くことが可能です。
また年齢を重ねるごとに、ダメージは蓄積していってしまうもの。頭皮を守り、さらにアンチエイジングにもつなげてくれます。
「オイル=べたつく」という印象も付き物ですが、皮脂バランスを整えてくれる椿油であれば、皮脂分泌量をコントロールしてくれるので、かえってべたつきが解消するケースも少なくありません。
クレンジングにもヘアパックにも使えるあんず油
椿油と同様に人気の高いあんず油は、シャンプー前の頭皮マッサージに適したオイルです。毛穴から汚れを浮かせて除去する効果があるので、頭皮クレンジングにピッタリです。
またあんず油は、ヘアパックに使うことで髪質を改善することもできます。シャンプー前の濡れた髪にオイルをなじませ、蒸しタオルで10分おいてから洗い流すことで、ダメージ補修につながります。
一番人気のホホバオイル
うねり対策でもっとも人気が高い植物性オイルは、ホホバオイルです。肌馴染みの良いオイルは、頭皮や髪のケアにも最適で、うねり対策としても人気を集めています。
ホホバオイルのメリットは以下のとおりです。
- 保湿効果があり、皮膚の乾燥を防いでくれる
- 毛穴に詰まった皮脂・汚れの除去
- 皮脂分泌量の調整
- 髪の内部に浸透し、修復する
- ビタミンEでアンチエイジング効果もあり
髪だけではなく、頭皮にも安心して使えるホホバオイルは、皮脂が足りないときには油分を補い、皮脂が多すぎるときには取り除いてくれます。
皮脂分泌量が適正化されることで、毛穴の詰まりによるうねりのほか、臭いや抜け毛のトラブルも改善できる可能性があります。
また年齢を重ねていく上で避けられないのが「頭皮の老化」です。年をとればとるほど頭皮はたるみ、毛穴の変形を引き起こしてしまいます。
アンチエイジング効果の高いホホバオイルで定期的に頭皮マッサージを行えば、毛穴の歪みから生じるうねりもケアできるでしょう。
関連記事:頭皮マッサージで髪のうねり対策!老化による毛穴の歪みを撃退しよう
乾燥対策+汚れ除去!お気に入りオイルでケアしよう
髪と頭皮に良いヘアオイルですが、初めて選ぶときには「どのようなポイントで選べば良いの?」と悩みがちです。
100%天然由来の植物性オイルであることを確かめたら、後は自分の髪質と好みに合わせてチョイスすると良いでしょう。
- オイルの香り
- 髪に伸ばしたときの質感
- 髪馴染みの良さ
- スタイリングのしやすさ
香りの良いオイルであれば、使うたびにリラックス効果も高まります。
また天然のヘアオイルは、原材料や製造場所によって微妙に使い心地が異なっています。自身の髪質に合うオイルを探してみるのがオススメです。
オイルを使った頭皮&ヘアケア法を身につけよう!
オイルを使って髪のうねりを解消するためには、正しい活用法を身につける必要があります。頭皮と髪、それぞれのオススメケア方法を紹介します。
頭皮クレンジングは週に1度程度がオススメ!
普段のシャンプーでは取り除けない汚れを、週に1度の頭皮クレンジングで取り除きましょう。毛穴への負担を少なくすることで、うねりケアにつながります。
具体的な手順は以下の通りです。
- オイルを手のひらにとって、頭皮全体に馴染ませる
- 頭皮を優しくマッサージする
- 全体をもみほぐしたら、蒸しタオルを頭に巻いて10~15分程度置く
- すすいだのちに、通常のシャンプーで洗い流す
オイルを使った頭皮クレンジングのポイントとなるのは、頭皮マッサージです。うねりを取り除くためにも、ぜひ正しい方法で行ってみてください。
またオイルで汚れを浮かせたら、シャンプーでしっかりと除去する必要があります。頭皮に優しいシャンプーを用意しておきましょう。
関連記事:大人女子におすすめシャンプー。髪のうねりやパサつき改善に効果あり
毎日のトリートメントにもオイルを使おう
オイルを使ったヘアケアでは、毎日のトリートメントとして取り入れるのがオススメです。髪をしっとりまとまりやすくしてくれるほか、ダメージ補修はもちろん、紫外線カット効果なども期待できます。
- ヘアオイルを手のひらに伸ばす
- 髪の内側から、揉み込むようにして馴染ませていく
- 毛先を中心にしてケアする
付け過ぎるとベタっとした印象になってしまいますから、最初は量を控えめにしましょう。その後少しずつ調整して、自分にとってのベストを見極めてみてください。
うねりケアにもピッタリのヘアオイル3選
うねりケアに使うオイル選びで悩んだときには、以下の3つの商品を参考にしてみてください。髪にも頭皮にも安心して使えるオイルを紹介します。
- 大島椿(大島椿)
- 天然の椿油を100%使った製品で、ヘアケアの定番品とも言えるでしょう。髪の広がりやうねりを抑えて、しっとりとまとめてくれる効果大。ほぼ無臭なので、匂いに対して敏感な方にも優しい仕様です。【60ミリリットル:1,620円】
- 柳屋 あんず油(柳屋本店)
- 天然のあんず油100%で作られたヘアオイルです。乾燥や紫外線から髪を守る効果が期待でき、キューティクルも補修してくれます。うねりの原因になる髪の傷みを、優しく保護してくれるでしょう。【60ミリリットル:1,058円】
- ホホバオイル(無印良品)
- ホホバオイルを化粧品用に精製した商品で、ヘアケアだけではなく多用途に使えます。無着色・無香料で、肌馴染みの良さが特徴。頭皮や髪だけではなく、皮膚全体の保湿ケアにも活用できます。【50ミリリットル:890円】
乾燥とダメージ補修でうねりゼロのツヤサラヘアーへ!
上質なヘアオイルは、一本持っていれば「傷んだ髪のケア」と「頭皮環境改善ケア」の両方ができるという特徴があります。
うねりが気になるときにも、一本で多角的なケアが可能というわけですね。またヘアオイルの場合、洗い流さないトリートメントと違って、ヘアアイロンとの相性も抜群です。
うねりケアにもアンチエイジングケアにも、ぜひ取り入れてみてください。
関連記事:髪のうねりは、ヘアアイロンで即ケアしよう!正しい手順と注意点も
コメントする