40代からの髪のうねりは予防できる!4つのポイントでケアしよう
毎日のヘアスタイルを整える上で、問題になりやすいのが「髪のうねり」です。この部分の、このうねりさえなければ…!なんて経験も、女性にとっては身近ですよね。
とはいえ、年齢を重ねるたびに、徐々に表面化してくることも多い髪のうねり。ひどくなってしまった後の対策よりも、気になり始めたタイミングでの「予防ケア」を重視するのがオススメです。
髪のうねりは、どう予防するべきなのでしょうか。うねりがひどくなる前の予防策を中心にお伝えします。
Contents
うねり防止に、もっとも重要な「毛穴」ケア!
髪のうねりがひどくなる原因の一つは、「毛穴の歪み」だとされています。本来は「美しい丸」であるはずの毛穴が、何らかの事情により歪んでしまうことで、髪にうねりが発生します。
髪のうねりを予防するためには、まずは毛穴の歪みを予防しましょう。そのために必要なのが頭皮ケアです。毛穴の汚れを中心に、しっかりと除去するようにしましょう。
頭皮と毛穴のケア方法は、以下の項目を参考にしてみてください。
- アミノ酸系の低刺激シャンプーに変える
- 正しい方法で頭皮を洗浄する
- 定期的にヘッドスパを行い、徹底的に汚れを除去する
- 頭皮マッサージを行い、毛穴に詰まった汚れを落としやすくする
それぞれを詳しく解説していきます。
洗浄力の強いNGは頭皮の負担に…頭皮に優しいシャンプーを選ぼう!
頭皮に直接つけて洗うシャンプーは、頭皮と毛穴にも非常に大きな影響を与えるものです。洗髪を行うたびに使うものですから、慎重に選んでみてください。
シャンプーの種類には、
- アミノ酸系シャンプー
- 高級アルコール系シャンプー
- 石鹸系シャンプー
の3つがあります。ドラッグストアなどで販売されているシャンプーの多くは、高級アルコール系シャンプーです。
洗浄力と泡立ちの良さ、そして価格の低さが魅力のシャンプーですが、洗浄力が高い分、頭皮に余計な刺激を与えてしまうという特徴があります。
頭皮のダメージが積み重なれば、当然毛穴にも悪影響が出てしまいますし、髪の歪みにもつながってしまいます。
頭皮に優しく、毛穴の汚れを優しく除去できるのは、アミノ酸系シャンプーです。高級アルコール系よりも少し値段は高いですが、髪と頭皮を守るため、ぜひ選んでみてください。
アミノ酸系シャンプーは、洗浄成分にアミノ酸と配合しています。アミノ酸は人の体や髪を作り出す際に主原料として使われる成分でもあります。
だからこそ、低刺激であるにも関わらず地肌によくなじみ、気になる皮脂汚れまでスッキリと除去してくれるという特徴があります。
- uruotte(株式会社クィーン)
- アミノ酸系シャンプーの中でも、特に「低刺激」にこだわって作られた商品です。オーガニックシャンプーの中でも人気が高く、また同シリーズに「薬用頭皮ケアエッセンス 優」があり、しっかり洗浄&頭皮環境ケアを同時に行える点も魅力です。260ミリリットル/2,592円
- アスタリフト スカルプフォーカスシャンプー(富士フィルム)
- アミノ酸系シャンプーの一つで、きめ細やかな泡が毛穴の奥に入り込んだ皮脂汚れまで、優しく除去してくれます。人型ナノヘアセラミドやアスタキサンチンなど、潤い成分もたっぷりと配合されていますから、保湿ケアをしながら洗えます。360ミリリットル/2,160円
関連記事:大人女子におすすめシャンプー。髪のうねりやパサつき改善に効果あり
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正しい方法で頭皮の洗浄を…ときにはヘッドスパも効果的!
頭皮に優しいシャンプーを選んだら、正しい方法で洗髪しましょう。頭皮の汚れをしっかりと除去できるようになります。
洗髪前には丁寧なブラッシングと、頭皮マッサージを行うのがオススメ。ブラッシングで汚れを浮かせて、マッサージで毛穴の詰まりを解消できます。
この状態でシャンプーや頭皮クレンジングを行うことで、溜め込みがちな皮脂汚れもスッキリと除去できるでしょう。
また、リラックス効果の高いヘッドスパは、集中的な頭皮クリーニングとしても高い効果が期待できます。
サロンに通って定期的にメンテナンスしてもらうことが、うねり予防にもつながります。
関連記事:頭皮マッサージで髪のうねり対策!老化による毛穴の歪みを撃退しよう
髪のダメージ、そのままにしておくとうねり進行の原因に!
毛穴の汚れと共に、もう一つ忘れてはいけないのが「髪のダメージ」についてです。髪は普段からさまざまな刺激にさらされており、ダメージを蓄積しています。
髪が傷つき、キューティクルが剥がれると、その部分から水分を吸収し膨張しやすくなってしまいます。この膨張こそが、髪のうねりの原因の一つです。
髪のダメージは、以下のような習慣からどんどんひどくなってしまいます。
- カラーやパーマを短いサイクルで楽しんでいる
- ドライヤーは高温でしっかりと乾かす
- 濡れたままの髪を放置
- トリートメントを使わない
髪を守るためには、これらの習慣を避けるのが一番です。カラーやパーマを楽しむ際には、「髪の休息期間」を設けるように意識しましょう。
ドライヤーは高温になればなるほど、髪へのダメージを大きくしてしまいます。「温度」よりも「風」で乾かすことを意識して、「8割乾燥」を目指してみてください。
また、「髪を傷ませたくないから」という理由で「ドライヤーやトリートメントを避ける」人もいますが、これは大きな間違いです。
トリートメントで保護しなければ、髪は直接外部からの刺激にさらされることになります。また濡れた髪は、キューティクルが非常にはがれやすい状態にあります。
髪をダメージから守り、うねりを発生させたくないのであれば、トリートメントもドライヤーも「正しく使う」ことを意識してみてください。
関連記事:トリートメントで髪のうねりを自然に抑えて!憧れのツヤ髪女子を目指そう
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加齢による影響も…アンチエイジングケアも同時に行おう
髪のうねりが生じる原因は、「毛穴の歪み」ですが、実はこの歪み、加齢が原因で引き起こされるケースも多いのです。
40代からの髪のうねりは、加齢が影響しているケースも多いもの。できるだけ早いタイミングからアンチエイジングケアを行うこともうねり予防につながります。
「でも、頭皮のアンチエイジングケアなんて、どうすればいいのかわからない!」なんて思う方も多いですよね。こんなときにオススメなのが、頭皮マッサージです。
年齢を重ねると、頭皮はどうしても硬くなってしまいます。血流が滞り、細胞がうまく働かなくなれば、美しくまっすぐな髪は生えてこなくなってしまいます。
こうした症状を予防できるのが、頭皮マッサージというわけですね。抜け毛ケア対策として人気の頭皮マッサージですが、実は「髪のうねり対策」としても効果的です。
また積極的に頭皮マッサージをして、皮膚の新陳代謝を活発にすることで、頭皮のたるみ予防にもつながります。
老化による髪のうねりの発生は、頭皮がたるんだことで毛穴の形が歪むためだと言われています。頭皮マッサージをすれば、こうした歪みも予防できます。
関連記事:悩ましい髪のうねりの原因を知ろう!頭皮の老化や湿気などの要因
生活習慣改善も、実はうねりの予防ケアに!
髪のうねりの予防ケアと聞くと、「何か特別なことを始めなくちゃ!」と思う方もいるかもしれません。しかし実際には、「日常生活を整えること」がうねり予防につながるケースも多いのです。
たとえば、過度なダイエットが原因で栄養が足りなくなれば、健康で美しい髪は作られなくなってしまいます。細く弱く、構成バランスの悪い髪になってしまいます。
同様に、睡眠不足が原因で、髪の成長が阻害されているケースも少なくありません。さらに「ストレス」と「髪トラブル」の間に関連性があることは、多くの方が知っていることです。
- バランスの良い食事を毎日三食しっかりと食べること
- 質の高い睡眠をとり、規則正しいリズムを身につけること
- ストレスは適度に発散すること
快適な生活を送るために、ごく当たり前のことばかりですが、うねり予防には大切なポイントばかりです。
ぜひ自分に足りない点を意識して、生活習慣を整えることから努力してみてくださいね。
すでにうねりが発生している場合も、コツコツ対策を始めよう
今回は「うねりがひどくなる前の予防ケア」を中心にお伝えしてきましたが、もちろん中には、「すでにうねりが気になっている…」なんて方もいるでしょう。
うねりが発生している場合には、うねりを軽減するためのケアが必要となります。
- 毛穴の歪みを改善するため、毎日のケアを見直す
- 頭皮マッサージで頭皮環境改善
- 生活習慣を見直す
基本的には、うねりが生じる前の予防ケアと同じ方法を用いて、うねりの改善を目指していくことになります。
今あるうねりのケアが、さらなるうねりを予防するためのケアになるということを頭に入れて、こつこつと努力を開始してみてください。
また残念ながら、これらのケアはすぐに効果を実感できるとは限りません。たとえ環境が整ったとしても、新たな髪が生えてくるまでにはそれなりの時間が必要だからです。
これらの点も踏まえて、「今どうしてもなんとかしたい!」という場合には、以下のような対策も頭に入れておくべきでしょう。
- パーマをかける
- 縮毛矯正を利用する
それぞれにメリット・デメリットがありますから、慎重に決定するのがオススメです。
うねりケアは「予防」が鍵!今日からケアをスタートしよう
若い頃はサラサラストレートだったのに…年齢を重ねるごとにうねりが気になり始めた…なんて経験談を語る方は少なくありません。
うねりには頭皮の老化が関係していることもあり、「仕方がないこと」と受け入れてしまっている方も少なくないのかもしれませんね。
しかしまだうねりが本格化する前の時期から「予防ケア」を意識することで、美しい髪はキープしやすくなります。
今回紹介した予防ケア法を、ぜひ「毎日の習慣」にしてみてください。なめらか美髪を守っていけることでしょう。
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