女性の薄毛の悩みをストップさせるブラッシングのコツ4つ!

髪をブラッシングしている女性

女性の髪のお手入れに、ブラッシングは欠かせないものです。髪を美しく見せるためだけではなく、健やかさを保つためにも重要なポイント。

薄毛で悩み始めたときには、どのような種類のブラシを使い、どんな風にブラッシングをするのが効果的なのでしょうか。

毎日の生活の中で実践できる、薄毛ケアのポイントについて紹介します。

ブラッシングが髪に良い3つの理由!

毎日のブラッシングケアは、ヘアケアの基本。こまめに行うことで、髪の状態を美しく保てます。また薄毛に悩んでいるときには、特にブラッシングは重要なポイント。

以下の三つのメリットで、抜け毛を減らす効果を期待できます。

  • 汚れやほこりを頭皮から浮かせることで、落としやすくする
  • 皮脂を髪全体に行き渡らせて、バリア効果を高める
  • 頭皮に刺激を与えることで、マッサージ効果がある

頭皮の汚れが毛穴に詰まれば、抜け毛を促進させてしまいます。また髪が乾燥していれば、外部からの刺激に弱くなってしまうでしょう。

薄毛予防には、頭皮マッサージが効果的。正しい方法でブラッシングをすれば、見た目を整えながら自然にマッサージを行い、血行を促進させられます。

ブラッシングをしたからといって、新しい髪がどんどん生えてくるわけではありません。しかし「抜け毛を減らす」という意味では、薄毛対策にも効果的!

毎日のブラッシングで頭皮環境を整えていきましょう!

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正しいブラッシングを実践するための知識4つ

とはいえブラッシングは、間違った方法で行うとかえって髪や頭皮を傷つけてしまう可能性もあります。かえって薄毛を進行させる可能性もありますから、注意しましょう。

正しい方法でブラッシングを行うために、身につけておきたい知識を4つ紹介します。

タイミングを見極めよう!

ブラッシングで髪や頭皮を傷つけないためには、ブラッシングを行うタイミングを見極めることが重要です。

ブラッシングに適しているのは、以下のようなタイミングです。

  • 髪が乾いているとき
  • シャンプーをする前
  • 育毛剤や発毛剤を使用する前

髪や頭皮が濡れているタイミングでのブラッシングは、余計な負担を与えてしまいます。

乾いているときと比較して、濡れている髪は非常に敏感。ブラッシングで刺激を与えると、キューティクルを傷つけてしまう可能性も高いですから避けてください。

髪がかわいているときの中でも、シャンプーをする前のブラッシングは特にオススメです。汚れを浮かせることで、お湯だけでもかなりの汚れを落とせるでしょう。

シャンプーによる頭皮への負担も少なくできますから、薄毛予防策としても効果的です。

最後に、育毛剤や発毛剤を使っている場合は、ブラッシングしてから塗布するのがオススメです。地肌に浸透しやすくなり、より効果を期待できます。

関連記事:薄毛ケアは女性用育毛剤と発毛剤で!違いを知ってベストを選ぼう!

頭皮や髪を傷つけないこと!

ブラッシングで薄毛予防をする方の中には、「より高いマッサージ効果を与えたい」と、強くたたいたり、頭皮をこすったりする方がいます。

しかし残念ながら、こちらは間違った方法です。髪や頭皮を乱暴に扱えば、ブラッシングのメリットよりもデメリットの方が大きくなってしまうでしょう。

ブラッシングは、優しくゆっくりと行うのが基本です。頭皮にとっては、柔らかな刺激で充分だと言えます。

頭皮に異常があるときには、ブラッシングが余計な刺激となり、トラブルをさらに深刻化させてしまう可能性もあります。このような場合にはブラッシングは避け、医師の診察を受けると良いでしょう。

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正しいブラッシングの手順

ブラッシングを行うときの、正しい手順は以下のとおりです。

  1. 髪が乾燥しているときは、ケア用アイテムで保護する
  2. 毛先の絡まりを丁寧にほぐしていく
  3. ブラシを入れる位置を、徐々に根元に近付けていく
  4. 全体をブラッシングし、優しく整える

髪が乾燥し過ぎていると、ブラッシングが刺激となり、抜け毛や切れ毛を増やしてしまうことがあります。専用のヘアスプレーなどを使うことで、適度に潤いを与えられます。

また最初から全体をブラッシングしようとすると、髪がからまってしまいます。強く引っ張られることで、毛穴にまでダメージを与えてしまうので注意してください。

毛先の方から順番に、少しずつ状態を整えていきましょう。最後は全体の流れを意識して、髪を整えれば完成です。

ブラシの種類によって効果も違う

ブラッシングに使うブラシには、さまざまな種類が存在しています。どれを使うのかによって、ブラッシングによる効果も違ってくるので注意が必要です。

一般的に入手しやすいブラシには、以下のような種類があります。

  • デンマンブラシ
  • ロールブラシ
  • パドルブラシ
  • 獣毛ブラシ

ブラシの形のほか、ナイロン製や金属製など、素材にもそれぞれ違いがあります。

大切なのは、自分の髪に合うブラシを見つけること。「どれを使っても同じ」というわけではないので注意しましょう。

薄毛にオススメのブラシ3選

ブラシの選び方が重要なことはわかったけれど…薄毛に良いブラシがわからない!という場合には、以下の情報を参考にしてみてください。

薄毛トラブルに良いとされるブラシの種類を、三つ紹介していきます。それぞれのメリット・デメリットから、自身のお悩みに合わせて選ぶと良いでしょう。

パドルブラシ
カヌーの「パドル」のような形をしているパドルブラシは、適度な柔らかさがあり、頭皮マッサージに適しています。頭皮への負担が少ないので、薄毛が気になる頭皮ケアにもピッタリです。
豚毛・猪毛ブラシ
動物の天然毛を使った獣毛ブラシは、動物の種類によってもその特徴は異なります。薄毛が気になるときには、豚毛や猪毛を選ぶのがオススメです。静電気を起こしにくく、髪に自然なツヤを与えてくれます。適度な硬さがありますから、頭皮に刺激も与えてくれます。
イオンブラシ
ブラシの毛一本一本に特殊なイオン加工をすることで、静電気の発生を抑えてくれます。髪がパサついたり広がったりすることもなく、しっとり艶やかにまとめられます。
百円均一などでも手軽に購入できるヘアブラシですが、ごく普通のナイロン製のものは髪や頭皮に与えるダメージも大きくなりがちです。

少し値は張りますが、お気に入りのブラシを使ってケアするのがオススメです。

ブラシのお手入れも忘れずにしよう!

ブラシで薄毛ケアをするときには、ブラシの清潔さも重要なポイントです。使っているうちに自然と汚れが溜まりがちですから、こまめにケアしておきましょう。

全体がプラスチックでできている場合は、水洗いをすることができます。髪や汚れを取り除いたら、シャンプーを溶かした水につけ置きしておきましょう。

一晩放置したあと、優しく洗うことで簡単に汚れを落とせます。シャンプーをきれいにとりのぞいて、拭き上げたら掃除は完了。定期的に行いましょう。

獣毛ブラシの場合は、水やお湯につけると、あまり良くないと言われています。専用のクリーナーや歯ブラシを使ってメンテナンスするのがオススメです。

汚れたままのブラシで髪をとかすと、髪や頭皮に余分な汚れが付着してしまいます。頭皮の状態によっては、トラブルを引き起こす可能性もありますから注意してください。

ブラッシングによる抜け毛を怖がらず、こまめなお手入れを!

ブラッシングをしていて、ブラシに髪がごっそりついていると、ついついギョッとしてしまうもの。ブラッシングをするのが怖い!と思ってしまうかもしれません。

しかし正しい方法でブラッシングをすれば、刺激で髪が抜けることはありません。ブラシについた髪は、生え代わりの時期を迎えた髪。きちんと取り除いて、頭皮環境を整えましょう。

毎日のブラッシングで頭皮の血流を改善できれば、サプリメントや育毛剤・発毛剤による効果も、より一層届きやすくなります。

毎日の習慣ケアとして、採り入れてみてください。

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