目の下のたるみはできる前に予防しよう!たるみを作らない方法
目の下のたるみを予防するには、「基礎化粧品でのお手入れ」と「表情筋のトレーニング」が大切です。
目の下のたるみを防ぐための、お手入れの際の注意点や、表情筋の効果的な鍛え方、理想的な生活習慣についてまとめました。
Contents
乾燥対策でたるみ予防!うるおいキープで肌のハリを守る
肌の表面が乾燥すると、真皮層のヒアルロン酸やコラーゲンが減少して、たるみの原因になります。
たるみケアには保湿が重要です。たるみのケアに役立つ成分を含んだ基礎化粧品を使い、お肌のハリを守りましょう。
- たるみのケアに役立つ成分例
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- コラーゲン
- コエンザイムQ10
- ビタミンC誘導体
- たるみケアに役立つアイテム
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- 美容液
- シートマスク
- アイクリーム
また、お肌の奥深く(真皮層)にまで届いて美肌を守る「美顔器」を使うのも効果が期待できるでしょう。
目元に刺激を与えない!お手入れ時の注意点
お手入れのときに注意しなければならないのが「力加減」です。目元に、ゴシゴシと力を入れてこするのはNGです。
特に、アイメイクをしっかりした日には、最小限の負担でクレンジングできるように気を付けましょう。
目元に負担をかけないお手入れを心がけよう
目元の皮膚は、顔の他の部分の1/3ほどの厚みしかありません。ゆで卵の薄皮程度の厚みと言われています。そのため、たるみやシワがでやすい部分なのです。
お手入れの際に力を入れすぎてしまうと肌に負担がかかり、たるみやすくなります。特に、次のような時に注意しましょう。
- 注意したいとき
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- マスカラなどのアイメイクを落とすとき
- 目元の保湿をするとき
- マッサージクリームをつかうとき
力いっぱい皮膚をひっぱったり、何度もグリグリと押さえたりすると、肌や筋肉を痛めてしまいます。目元のケアをするときは、優しく、トントンとなじませるようにしましょう。
目元に負担をかけない!アイメイクの正しい落とし方
目を大きくパッチリ見せるため、アイシャドウにアイライン、マスカラなどを使い、目元のメイクを入念におこなう方も多いと思います。
「崩れないメイク」は「落ちにくいメイク」でもあります。早く落としたいからと、クレンジングのときに目元をゴシゴシしていませんか。
落ちにくいアイメイクを落とすときは、次のようにすると負担が少なくなります。
- アイメイクの落とし方
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- コットンにクレンジングを含ませる
- 目をつぶり、まぶたの上にコットンを置く
- 10秒ほど待つとアイメイクが浮いてきます
- 優しくそっと拭き取ります
ポイントはメイクが浮き上がるまで待つことです。アイメイクを浮かせてから拭き取ることで、こすらずにきちんと落とすことができます。
毎日のアイメイク&クレンジングは、それだけで目元に負担をかけてしまいます。ときにはアイメイクをお休みすることも、たるみの予防につながるでしょう。
紫外線対策は季節に関わらず毎日しよう!「夏だけ」はNG
紫外線に含まれるUV-Aは、真皮層にダメージを与え、たるみの原因となります。目元のたるみを予防するには、紫外線対策を怠らないことが大切です。
月別にUV-Aの量を調べると、4月~8月がピークとなりますが、それ以外の月もピーク時の50%以上の量が降り注いでいるからです。(年間の紫外線量|日本ロレアル株式会社のサイトによる)
- 目元に紫外線を当てない対策
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- 日焼け止めクリームを使う
- つばの広い帽子、日傘を使う
- サングラスを使う
メガネのJINSのホームページによれば、高機能とされている紫外線カットサングラスを着用すると、帽子をかぶるよりも4倍以上の紫外線をカットできるといわれます。
目の下のたるみを予防するためにも、UV対策できるアイテムを有効につかって、目元を紫外線から守りましょう。
効果的に目元の筋力をアップ!ほぐし&エクササイズがコツ
目元の筋力低下は、目の下のたるみにつながります。目の周りにある眼輪筋という表情筋を動かすことが、ハリのある目元をもたらします。
眼輪筋の効果的な鍛え方について説明していきましょう。
エクササイズの効果がアップ!筋肉をほぐす大切さ
使わずにカチカチに固まった筋肉は、うまく動かすことができません。動かない筋肉は、いくらエクササイズをしても鍛えることができず衰えてしまいます。
目の下のたるみに影響する筋肉は、次の2つが挙げられます。
- 眼輪筋・・・まばたきをする筋肉
- 側頭筋・・・眼輪筋につながる
目のまわりの筋肉の緊張をほぐしてから、後の章で説明するエクササイズを行い、目の下のたるみを予防しましょう。
目元の筋肉の緊張をほぐす6つの方法
では、目元や顔の筋肉の緊張をほぐす方法を6つご紹介します。凝り固まった目元~顔全体~頭皮の筋肉を緩めてあげましょう。
- 1.目を閉じる
- 長時間のPC作業などでまばたきが減ると、筋肉の動きがにぶくなります。意識的にまばたきをしたり、目をつむったりするようにしましょう。
- 2.目薬
- 疲れ目を放置すると、肩こりを起こし、顔全体の血流やリンパの流れを悪くします。PC作業をするときには、目薬を使って疲れ目を起こさないようにするとよいでしょう。
- 3.温めたタオル
- 温めたタオルを目元にのせて、休んでみましょう。温かさがじんわりと伝わり、疲れた目やコリ固まった筋肉をリラックスさせてくれます。
- 4.リンパマッサージ
- 耳の後ろから首、鎖骨にかけてリンパを流しましょう。顔全体の筋肉をほぐす効果が期待できます。
- 5.ツボ押し
- 目の上下にあるツボを刺激すると、血液の流れがよくなり、目の疲れが解消されます。ツボを押すときには、強く押さないようにしましょう。
- 6.ヘッドマッサージ
- 眼輪筋につながる側頭筋は、耳の上と目尻を結んだ辺りにあります。シャンプーの際に、頭を抱えるように目と耳の間に手の平を置き、じっくりほぐしてあげましょう。
ほぐれた目元の筋肉を鍛えよう!表情筋のエクササイズ
目の下のたるみの元となる眼輪筋とは、目の周りを囲うドーナツ状の形をした筋肉です。この筋肉は、目を開けたり閉じたりするときに使います。
年齢を重ねるごとに、ヒアルロン酸やコラーゲンなど、弾力のある肌を作るための成分は減少しますが、筋肉は年齢にかかわらず鍛えることができます。
表情筋のエクササイズは、「顔ヨガ」や「顔ダンス」などとも呼ばれています。眼輪筋を鍛えるためのグッズなども市販されています。
前述のとおり、まずは筋肉の緊張をほぐしてからエクササイズをするようにしてくださいね。
たるみの原因となる生活を見直そう!
目の下のたるみの原因は加齢だけではありません。長時間のPC作業、不規則な生活などもたるみの原因となります。
時々であれば影響がほとんど出ない習慣でも、毎日繰り返すと大きな影響として現れてきます。特に、次のような生活習慣に気を付けましょう。
- 【気をつけたい生活習慣】
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- 画面を長時間見ない
…パソコン・スマホなどの作業をするときは、時間を区切って休憩をとる。 - 十分な睡眠をとる
…特に夜10時~2時は睡眠時間にあてるようにする。 - 乱れた食生活を改善する
…ビタミンC、ミネラル、タンパク質を摂取するようにする - 禁煙する
…タバコは肌の老化を進行させる
- 画面を長時間見ない
肌弾力と筋力をキープ!目の下のたるみを予防しよう
テレビに映る女優さんやタレントさんは、自分よりずいぶん年上の方でも、目の下にたるみがない方が多く、若々しくみえるものです。
もちろん、皆さん相当の努力をされているかと思いますが、私たちも「できることなら数年後もハリのある目元を維持したい!」と願いますよね。
保湿や紫外線対策でお肌のハリと弾力を守り、表情筋のケアを行って、いつまでも若々しい目元をキープしましょう!
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