手のシワ予防は紫外線対策にあり!顔と同レベルのUVケアで指先まで若々しく!

手にUVカットのクリームを塗っている様子

手のシワの一つの原因に紫外線が挙げられます。紫外線を受けると、手のハリを作るコラーゲン・エラスチンが壊され、肌の老化が早まるからです。

お尻やももの内側などの日に当たりにくい部分は、年齢を重ねても皮膚の変化は小さいですよね。

しかし手は服で隠れにくく、紫外線のダメージを直接受けやすく注意が必要です。手の紫外線対策はシワ防止に必須!

日焼け止めクリームの選び方・塗り方、日焼け止めクリーム以外に紫外線対策をするコツをご紹介します。

日焼け止めクリームの選び方!SPFとPAを理解して!

紫外線対策といえば、やはり日焼け止めクリームを塗る事!それは手においても同じです。色々なタイプの日焼け止めが売られていますが、正しく選べているでしょうか。

日焼け止め選びに重要なのは「SPF50」や「PA++++」などの表示。自分の生活に合ったものを選べているかが重要です。

こちらの表示を正しく理解しましょう。

SPFは、紫外線B波(UVB)を防ぐ指標

SPFとは「Sun Protection Factor(紫外線防御効果)」の略です。紫外線B波(UVB)を防ぐ指標です。

紫外線B波は肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を引き起こし、肌表面に活性酸素を発生させます。この活性酸素がメラニン色素を作って色素沈着し、シミやソバカスの原因となります。

SPFの数値は、「紫外線を浴び始めてから紅斑(赤い斑点が出て炎症を起こしている状態)までの時間を何倍遅らせられるか」を表します。

日焼け対策がされていない肌は、紫外線に当たってから約15分で紅斑すると言われています。SPF20の日焼け止めを塗れば、15分×20倍で300分後まで紅斑を遅らせることができる計算になりますね。

SPFの最大値である50+は、51より大きい事を示します。

PAは、紫外線A波(UVA)を防ぐ指標

PAとは「Protection Grade of UVA」の略で、紫外線A波(UVA)を防ぐ効果の程度を表す指標です。「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」4段階に分けられています。

PA+の数は「紫外線による色素沈着が発生する時間を、何倍伸ばせられるか」を表しています。A+は2倍から4倍に、PA++は4倍から8倍に延ばせます。

紫外線A波はシミやしわの原因になります。B波に比べ波長が長いため、肌の奥深くにある真皮まで到達して、肌内部に活性酸素を作りだします。

活性酸素により肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみなど肌老化を招きます。

紫外線A波は雲や窓ガラスを通り抜けやすいので、曇りの日も日当たりの良い家の中でもしっかり対策することが必要です。

生活シーンに合わせて、SPF値やPA分類を選んでくださいね。
【イラスト化画像1-1】
出典:http://jp.rohto.com/learn-more/sun-care/column/spf_pa/

日焼け止めの塗り方は合っている?

日常生活に合った日焼け止めを塗っていても、塗り方が薄すぎたりムラがあると、表示通りの効果は得られません。

手の甲や平だけ日焼け止めを塗り、指先など細かな部分は何もしていない方も多いですよね。指先や関節・指と指の間も伸ばして塗ってください。

また、しっかり塗り込んで出かけても、お手洗いで手を洗ったり、食事前におしぼりで拭くこともあります。大多数の方が、日焼け止めを塗り直さず過ごしています。

外出先のお手洗いで手を洗ったら、日焼け止めを塗り直してください。メイク直しとセットで習慣づけるといいですよ。

日焼け止めクリームを指の隅々まで塗り込む、手洗いの度にクリームを塗り直す習慣をつけてください。

紫外線をカットできる手袋も活用してくださいね。

保湿も重要!紫外線に負けない健康肌を作ろう

保湿も紫外線対策と深い関係があります。潤っている健康な肌は、紫外線など外部からの刺激を軽減できます。

日焼け止めクリームと同様に保湿に努めましょう。

手の保湿といえばハンドクリームですが、水分補給の力は弱い製品が多いです。化粧水で保湿した後に、ハンドクリームを塗り込みましょう。

【関連記事】手のシワをハンドクリームでなかったことに!?正しい選び方と塗り方

また、保湿と同時にハンドマッサージも行えば、保湿力がアップしますよ。

【関連記事】手のシワに効く短時間マッサージ!すきま時間でできる方法をご紹介

手の紫外線対策、顔と同じくらい大事です

手への日焼け対策は見落としがちなもの。しかし、ケアの有無で確実に肌年齢が変わります。

生活習慣に合ったSPF値・PA分類の日焼け止めをムラなく塗りましょう!また保湿も忘れずに行ってください。

服で隠れず日光を直接浴びる手。顔と同レベルの紫外線対策をしていきましょう!

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