野菜スープダイエットで脂肪を燃焼!実践方法とレシピ

健康的かつ美容にもよく、脂肪燃焼効果も高いダイエットとして注目されているものに、野菜スープダイエットがあります。

これはもともと、外科手術を控えた人が体への負担を少なくするために短期間で減量できるよう考案されたものです。

ですが、本来の野菜スープダイエットは1週間で急激に体重を落とすため、やめたあとのリバウンドのリスクも高い方法です。

そこで、安全に毎日の食生活に取り入れるための、野菜スープダイエットの実践方法を解説します。

ローカロリーな野菜をたっぷりとって脂肪を燃焼

野菜スープダイエットは、1週間野菜スープを3食食べ続けるダイエットです。野菜スープだけなら特に量の制限はなく、お腹いっぱい食べても大丈夫です。

そのため比較的ストレスの少ないダイエット方法と言えます。また、味付けをいろいろ変えるなどアレンジも簡単なので、飽きずに続けることが出来ます。

野菜スープはスープボウルに2、3杯食べても300キロカロリー程度しかありません。ラーメン一杯が600キロカロリーなことを考えると半分の量ですね。

摂取カロリーを減らすことで、体に蓄積された糖質が消費されます。そこでエネルギーを得るために体は体脂肪を燃やそうとします。

このような面から、野菜スープダイエットは糖質オフダイエットの一種とも見ることが出来ます。

野菜スープで脂肪が燃えるわけ

野菜スープは摂取カロリーを減らすだけでなく、脂肪を燃焼する効果も期待できます。それは野菜に含まれている様々な燃焼成分のおかげです。

野菜の中に含まれる脂肪燃焼成分の例です。

  • トマト リコピンによって脂肪の燃焼が促される
  • キャベツ 食物繊維が腸の蠕動運動を活発にして代謝を上げる
  • ブロッコリー ビタミンEが血流を良くする
  • たまねぎ 血液がさらさらになって代謝がよくなる
  • 豆類 筋肉の元となるタンパク質が豊富

野菜スープに使われる代表的な野菜だけでも、これだけの燃焼成分を持っています。このほかにもきのこなども、脂肪燃焼を助ける働きがあり、かつローカロリーです。

アンチエイジンの強い味方である野菜スープ

現代人は野菜不足であると言われています。そのため栄養バランスが悪くなり、エネルギー代謝が落ちて太りやすく病気にかかりやすくなっています。

野菜スープなら煮込むことで食材のかさが減って、柔らかく食べやすくなっています。そのため量をとることができ、日ごろの野菜不足を解消する一手になります。

またブロッコリーやピーマンなどの緑黄色野菜は、体の老化を防止する抗酸化作用が強いことも有名です。

そのためシミやしわを防いで、肌のはりを取り戻すことにとても向いています。30代以降の人ほど野菜スープダイエットを日常に取り入れるべきなのです。

野菜スープダイエットの実践方法2種類

野菜スープダイエット、あるいは燃焼スープダイエットと呼ばれているダイエットメソッドは、1週間の短期型と、継続型の2種類のやり方があります。

それぞれにメリットデメリットがあり、実践すべきタイミングや注意点があります。各自見てきましょう。

1週間の短期型野菜スープダイエット

もともと大きな外科手術を受ける人が、術中安全を期すために体脂肪を急いで減らす方法として考案されたのが1週間野菜スープダイエットです。

期間を1週間に区切って、毎日野菜スープだけを食べます。食べていいのは野菜スープだけですが、満腹感を得られるまで食べても大丈夫です。

しかし、この方法では急激なカロリーカットに陥る危険性があり、やめたとたんにご飯や肉類をどか食いしてしまうデメリットがあります。

1週間集中して野菜スープダイエットを行った後も、いきなり普通の食事に戻すのではなく、少しずつ内容を変えていきましょう。

1食は野菜スープだけ、野菜スープとご飯やパンだけなど、徐々に食事の種類を増やしていくのがポイントです。

1食置き換えで継続的にダイエット

短期間だけではなく、体質改善のためにも継続してダイエットを行いたい方は、1食を野菜スープだけにする置き換えダイエットを行いましょう。

こちらも目的は、1食分をヘルシーな野菜だけの食事にすることで、1日分の総摂取カロリーを抑えてやせることを目指します。

食べすぎに注意するのであれば、他の2食分はある程度好きなものを食べても大丈夫です。そのためストレスの少ない方法です。

ダイエット野菜スープのレシピ

根菜やとうもろこしなどの糖質の高い野菜を避ければ、どんなものを使ってもかまいません。ここでは手に入りやすい野菜を中心にしたレシピを紹介します。

野菜スープレシピ
キャベツ半玉 トマト缶1缶(生のものを使うなら2~3個)たまねぎ1個 ブロッコリー半株 シメジ1株 スープストック 塩コショウ適量

  1. 野菜は食べやすい大きさに切る(大きめの1口大なら噛む時間が掛かって満腹感を得やすい。小さく切ると煮えるのが早い)
  2. 大きな鍋に野菜とトマト缶、ひたひたにかぶる程度のスープストックを入れて、最初は強火、煮立ったら弱火で15分~20分よく煮込む
  3. 塩コショウで味を調える

燃焼効果の高いトマトと、繊維豊富なキャベツは必ず入れるようにしましょう。スープストックはコンソメ、中華だしなど様々な味にするとあきません。

また、仕上げにおろしショウガや一味唐辛子を入れるとさらに燃焼効率が高くなり、味も刺激的になるのでマンネリ化を防げます。

燃焼効果の高い野菜を使って脂肪を撃退

野菜スープダイエットは、短期集中で行う方法と、継続的に置き換えダイエットとして行う方法がありました。

野菜はローカロリーな上、代謝を上げたり便通をよくするなどダイエットに欠かせない食べ物です。

糖質や脂質を控えて、溜まった脂肪に直接アプローチできる方法です。目的に合わせて方法を選んで実践してみてください。

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