8時間ダイエットとは?痩せられる理由と失敗しない実践方法

8時間ダイエットをしている様子

8時間ダイエットというダイエット方法があります。これは、1日に8時間だけ食事の時間をとる、というものです。

痩せる効果が高いと言われていますが、なぜ1日のうち8時間以内で食事することがダイエットにつながるのでしょうか。

効果的な8時間ダイエットのやり方と、効果が出ない場合の原因などを調べました、実践する際の参考にしてください。

8時間内の食事でダイエットが出来る理由

8時間ダイエットでは、1日の間に8時間だけ食事をしていい時間を取り、後は水分だけで過ごすと言うものです。

きつい運動をする必要も無く、食べてはいけない食品もないので、ストレスのないダイエット法として注目を浴びています。

消化器官を休ませて代謝を上げる

なぜ8時間内に食事を終わらせることで痩せられるのでしょうか。それは、胃や腸などの消化器官を休ませることが出来るからです。

食べたものは腸で消化吸収されますが、消化のために腸はエネルギーを必要としています。1日3食食べていると、その間ずっと腸がエネルギーを使い続けますね。

そして、消化のためにエネルギーを割いていると代謝に使われるエネルギーが減ってしまいます。

そこで、胃腸を休ませることで代謝に使われるエネルギーの量を増やし、痩せやすい体を作る事が8時間ダイエットの目的なのです。

食べる時間を減らすことで脂肪が溜まりにくくなる

人の体内で作られるタンパク質の一種に、ビーマルワンというものがあります。これは体に脂肪を蓄えるためのタンパク質です。

本来人体は、生存のためにエネルギーを貯蔵しやすい体質になっています。ビーマルワンそのために働きます。

ビーマルワンの活動が活発だと、胃の中にある食べ物が脂肪として体に溜まりやすくなり、太りやすい体になってしまいます。

このビーマルワンは、夜10時ごろから活発に働くようになります。そこで、この時間帯に胃の中が空になっていると、蓄積される脂肪が減ってダイエット効果があるのです。

8時間ダイエットでは、1日に食べる時間を制限することで消化物が夜中胃腸に残りにくくなります。ビーマルワン対策がしっかり出来ているのです。

痩せるだけでなく整腸作用もあります

胃腸を休ませるということは、疲労している腸の機能を回復させるという効果も期待できます。

通常、7時に朝食を食べ、12時に昼食を食べ、3時ごろ間食をとり、7時に夕食を食べ、寝る前お酒と一緒に何かつまんでしまう。

こんな生活を続けていると、腸は休む暇もありませんね。そのため弱って悪玉菌が増えてしまい、蠕動運動が阻害されて便秘になってしまうのです。

食べる時間を減らして、胃腸が動いている時間を少なくすることで、腸が疲労を回復できます。そして便通などの改善につながるのです。

8時間ダイエットの正しいやり方

ストレスの少ないダイエット法と言われていますが、やり方が正しくないと効果が出なかったり、逆に太ってしまうこともあります。

きちんと結果を出すために、正しい8時間ダイエットのやり方を覚えましょう。基本のやり方をまとめました。

8時間の間にバランス良く食事を終わらせる

8時間ダイエットは、たとえば朝の8時から夕方4時までの間だけ食事をするというのが基本です。この間なら何を食べても構いません。

基本の食事時間の例

  1. 朝早い人の場合 朝7時に朝食、昼12時に軽食、3時までに夕食
  2. 朝に余裕がある人の場合 朝9時に朝食 昼1~2時に軽食、夕方5時までに夕食
  3. 夜にしっかり食べたい人の場合 昼12時に朝食兼昼食、夜8時までに夕食 

ですが、大切なポイントがあります。それは好きなものを好きなだけ食べては意味がないと言うことです。

もし8時間の間に大量に食事をしてしまうと、結局は胃の中にたくさんの食べ物を詰め込むことになります。

そうすると消化器官を休ませることが出来ません。腸の消費エネルギーが高いままなので、体全体の代謝が上がらないのです。

そこで、1日の食事は2回に留めてバランスのよい食事をするように心がけましょう。基本的に食べてはいけないものはありません。

ですが、脂質や糖質の取りすぎには気をつけましょう。普段から脂っこいものばかり食べている人は、食事を見直すきっかけにもなりますね。

筋力が落ちないように軽い筋トレや有酸素運動を行う

8時間ダイエットは、食事の時間を制限することで食べる量を減らし、摂取するカロリーも減らすという側面があります。

そのためダイエット効果が高く、続けるほど痩せられのですが、摂取カロリーが減ることで、筋肉が細くなってしまうデメリットがあります。

そこで、筋トレを行うなどして筋力が落ちるのを防ぎましょう。ウォーキングなどの有酸素運動を行うことも、脂肪燃焼の効果を高めます。

このように、8時間ダイエットでは食事時間を決めるだけでなく、運動を併用することでさらに結果につながりやすくなるのです。

スーパーフードを食事に取り入れることで美しく痩せる

食べ物の中には、他の食品と比べて格段に栄養素の高いものがあります。そうした一群の食材や食品のことを、スーパーフードといいます。

栄養価の高いものばかりなので、美容にとてもよいとされています。ダイエット中はどうしても栄養が不足して、肌が荒れたりしやすくなりますね。

8時間ダイエットの間には、こうしたスーパーフードを食事に取り入れると、不足しがちな栄養分を無理なく補えるので、肌の調子を保ったまま痩せられます。

特に、噛み応えがあるものだとよく顎を動かすので、より満足感を得られます。スーパーフードの例です。

  • ナッツ類
  • ベリー類
  • 脂質の少ない肉(とり胸肉、牛赤身肉など)
  • 玄米などの穀類
  • 色鮮やかな野菜(葉物野菜を含む)
  • 大豆製品

これらの中から2~3つを選んで食事に入れましょう。たとえばほうれん草のおひたしを刻んだナッツで和えたり、玄米に豆腐のお味噌汁という献立にしたり。

ちょっとした工夫で食事の満足感が得られます。そして、満足感があると続けやすいので、8時間ダイエットの効果が出やすいのです。

グリーンスムージーがおすすめ!

ダイエット中は栄養が偏りがち。野菜をしっかりと取り入れたグリーンスムージーは、腹持ちも良いので、8時間耐えられない…にも役立ちますよ!

水分補給はしっかりと!

食事の時間と量を制限する代わりに、水分はしっかりととらなくてはいけません。そうでないと脱水症状を起こしてしまうかもしれないからです。

8時間ダイエット中の水分補給あれこれ
水を1.5~2lを目安に飲むこと。ノンカフェインのお茶や、炭酸水などでもよし。また酵素ドリンクも取り入れてみて!炭酸水はお腹を満たし空腹感を紛らわせる効果がありますし、酵素ドリンクであれば栄養も補給できます。

ここで気をつけたいのは、コーヒーなどのカフェインの入った飲み物です。カフェインは胃を刺激するので食欲が増してしまいます。

ですので、8時間ダイエット中の飲み物としては不向きです。どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、デカフェを頼みましょう。

食事時間が10時間というダイエットからスタートしてみても効果あり!

8時間以内に食事を終わらせるのが難しいという場合には、もっと緩やかな10時間ダイエットという方法もあります。

こちらは食べる時間を10時間以内に収めるということ以外は、8時間ダイエットとほぼ同じです。

10時間ダイエットのやり方

  1. 1日の食事を10時間以内に終わらせる
  2. 水分補給をしっかりする
  3. バランスの良い食事を心がけてカロリーを減らす

胃を休める時間がわずかに長いので、効果の出方は少しゆっくりです。ですが、それでも続ければ結果につながります。

むしろ、8時間以内がつらくて続けられないという場合には、10時間ダイエットを継続する方がダイエットの効率は良くなるでしょう。

それでも時間的に難しい方は、さらに緩やかな12時間ダイエットをしてもいいですね。ポイントの、カロリーを増やさず胃腸を休めるということは変わりません。

効果が出ないのはどうしてか。8時間ダイエットでやせらない理由

ルールが簡単で痩せる効果が高いとアメリカを中心に話題を呼んだ8時間ダイエットですが、まったく効果がないという意見もあります。

また、8時間ダイエットを実践してみたものの、体重や体型に変化はなかったという方もあるようです。

むしろ、8時間ダイエットを実行して太ってしまったという失敗例を体験した方もあるようでなのです。

8時間ダイエットで効果が出ない理由は何なのでしょうか。ダイエットを失敗してしまう原因をまとめました。

水分補給の時に糖質も取ってしまっている

8時間以内の食事を済ませた後は、水やお茶などの水分だけで過ごすのが8時間ダイエットの基本です。

この水分補給が問題なのです。摂取カロリーを減らすのが目的なので、水分補給はノンカロリーの飲み物が望ましいのですね。

ですが、糖分が入っているジュースや清涼飲料水を飲んでしまうと、結局はカロリーを取ることになります。

それに胃が空腹を感じているときに糖質をとると、「もっとほしい」という信号が脳から出てしまい、食欲が刺激されてしまいます。

そして結局は8時間経った以降も食事を取ってしまうので、ダイエットの効果を出すことができないのです。

血糖値をあげやすいものを食べている

血糖値が急激に上がると、食べたものが脂肪として体に蓄積されやすくなります。16時間も何も食べない状態ではなおさら血糖値が上がりやすくなります。

血糖値をあげやすい食べ物です

  • 白米
  • パン
  • 麺類
  • かぼちゃ
  • じゃがいも
  • にんじん

これらの食べ物は糖質が高く、一度にたくさん食べてしまうと太りやすい食べ物だとされています。

そこで、まずは野菜やお味噌汁を取るなどして、ビタミンや食物繊維、たんぱく質などを摂取しましょう。

そうしてから糖質をとるようにすると、血糖値が上がりにくくなります。結果として体に脂肪がつきにくく、ダイエットが成功しやすくなるのです。

太ってしまった理由。何でも食べていいと勘違いしてしまっている

先にも書きましたが、8時間ダイエットでは食事制限がないわけではありません。何でも好きなだけ食べていいわけではないのです。

8時間ダイエットで効果がなかったケースでは、8時間しか食べる時間がないからと1度にたくさん食べている場合が多いようですね。

1度にたくさん食べてしまうので、摂取カロリーも多くなり、胃腸が休めなくなり、血糖値も上がりやすくなるという悪循環に陥ります。

結果として、以前よりも体重が増えることになってしまいます。しかも、短い時間に大量に食べることは、胃腸に更なる負担をかけ、疲労度が増してしまいます。

1回の食事量が増えてしまうと、ダイエットにとって悪いことずくめなのですね。そのため太ってしまうのです。

1日に2回を目安にして、1回分を通常通りの量の食事にしなくては意味がないのです。そうしないと胃腸が落ち着かず、カロリーも制限できません。

8時間ダイエットを成功させるには食事の取り方が重要!

食べる時間を短くすることで、胃腸を休ませて代謝を上げること。1日の摂取カロリーを減らすことが、8時間ダイエットのポイントです。

この2つが守られていない場合ダイエットの効果は出ません。該当する方は、食べすぎていたり糖質の高いものを中心に取っていることが考えられます。

8時間ダイエットを成功させるコツは、8時間の間にバランスよく食事をとり、糖質はできるだけ減らすことです。

そのためには野菜やたんぱく質を中心にした食生活を心がけましょう。食べる順番にも気をつけて、炭水化物は最後に食べるようにするのがいいですね。

コメントする