おにぎりダイエットで健康的に痩せる!やり方と失敗してしまう理由

ご飯は糖質が多くて太りやすいと思っていませんか?実は、お米は脂質が低く栄養価の高い優良食品なのです。

そこで、近年注目されているのがおにぎりダイエットです。おにぎりをバランスよく食べてることで、ダイエットの効果を得ようというものです。

どんな食べ方をすればおにぎりでダイエットが可能なのでしょうか。おにぎりダイエットのルールと、失敗しない方法をまとめました。

失敗しない!おにぎりダイエットの正しいやり方

おにぎりダイエットの方法は、1日1~2合のお米で作ったおにぎりを3~4個食べて、そのほか野菜やタンパク質で作ったおかずを付けるというものです。

加えて、運動も行います。といっても厳しいトレーニングではありません。期間の目安は3週間です。どのように行うのでしょうか。

おにぎりの食べ方

おにぎりを食べながら野菜とタンパク質のおかずを取り、栄養のバランスを考えながら行うのがおにぎりダイエットです。

おにぎりは1個のカロリーが把握しやすいので、自然とカロリーを低く抑えられておかずとのバランスも取りやすくなるのです。

おにぎりダイエットをする際のおにぎりの食べ方です

  • 朝 おにぎり1個(80キロカロリー程度)+おかず
  • 昼 おにぎり2個+おかず
  • 夜 おにぎり1個+おかず(野菜中心で量を少なめにする)

おにぎりを食べるときは、中に具を入れても大丈夫。昆布や梅干がおすすめです。食物繊維や酢酸を補給できます。

おかずにはお味噌汁をつけても大丈夫です。味噌にはたんぱく質も含まれているので、野菜たっぷりのお味噌汁とおにぎりなら万能のダイエット食になります。

ただ、他のおかずに肉や魚を取る場合は、トン汁などのようにお味噌汁の中に肉を入れるのはやめましょう。しいて言うならお豆腐がおすすめです。

脂質を避け、間食とアルコールを抜きます

おにぎりダイエットのポイントは脂質の量を制限して、炭水化物から正しい量のエネルギーをとることです。

炭水化物は取りすぎると太る原因になってしまいますが、逆に少なすぎると活動のためにエネルギーが減って代謝が悪くなります。

そこでおにぎりで1日に適量のお米を食べ、プラスして野菜と肉や魚食べます。こうすることで自然とバランスのよい食事になっていくのです。

おかずのルールは、脂質を避けるために揚げ物や油の入ったドレッシングは避けること、間食をしないで、お酒を飲まないことです。

おにぎりダイエットでおすすめなおかずです

  • 卵焼きやゆで卵
  • 冷奴
  • 納豆
  • サラダ
  • おひたし
  • 根菜の煮物
肉や魚はまったく食べてはいけないわけではないですが、脂質が多いものがあるので少なめにしましょう。

タンパク質を手軽に取るなら、卵がおすすめです。ゆで卵や温泉卵ならコンビニでも手に入るので、お昼ごはんなどに気軽に取り入れられます。

つまり余計なカロリーを極力減らして、かつ必要なエネルギーを補うことで、運動したときに消費されるカロリーを増やすことができるのです。

運動をプラスすることでさらに効果アップ!

おにぎりダイエットはおにぎりを適量食べることで、カロリーを普段より少なく抑えることがポイントになります。

ですが、あまり摂取カロリーを減らすと筋肉が痩せてしまって、おにぎりダイエットをやめたときにリバウンドしてしまいます。

そこで、軽い運動を付け加えることで食事量が減っても筋肉を衰えさせないようにしましょう。

おにぎりダイエット中に向いている運動です。

  • 軽いウォーキング
  • 筋トレ
  • ヨガ
  • ストレッチ
あまり激しい運動をしなくても大丈夫です。むしろ、ランニングや水泳のようハードな運動をすると、お腹がすくので食べる量が増えてしまいがちです。

おにぎりダイエットはお米を中心に食事のバランスを整えて、体質を改善するものです。運動はそのサポートをしてくれるものです。

おにぎりダイエットで痩せる理由

おにぎりダイエットは毎日決まった量のおにぎりと野菜中心のカロリーを抑えたおかずを食べると言うものです。

なぜこのルールを守ることで、ダイエットが出来るのでしょうか。おにぎりで痩せるポイントをまとめました。

難消化性でんぷんの量が多い

お米は炭水化物豊富な食品ですが、その中には難消化性でんぷんというものも含まれています。

レジスタントスターチとも呼ばれている難消化性でんぷんは、文字通り食べても消化されにくい性質を持っています。

腸の中で吸収されずに外に出て行くので、食物繊維に似た性質を持っており、ダイエットに最適な成分だといわれています。

この難消化性でんぷんは、暖かいお米よりも冷えたご飯のほうが多くなっています。そのため糖質オフダイエットにもつながるのです。

また、糖質が吸収されづらくなっているので、食事の後の血糖値の上昇が穏やかになります。そのため、体に脂肪が付くのを抑えることが出来るのです。

お米は栄養バランスに優れた健康食です

主食として食べることから、炭水化物や糖質ばかり指摘されることが多いお米。実は、そのほかにも多くの栄養素を含んでいるのです。

特に、タンパク質と亜鉛の量が以外に多く含まれています。お茶碗1杯のご飯に含まれるタンパク質の量は牛乳コップ2分の1杯に相当、亜鉛はブロッコリー半個分です。

そのほかカルシウムや鉄分、食物繊維も含まれているのです。このようにお米には様々な栄養素が含まれいて、健康にいい食べ物なのです。

そのため、食事の栄養バランスを整えるのに効果的で代謝アップにつながり、1日に消費されるエネルギーの量を多くすることが出来るのです。

おにぎりダイエットをしたけど効果がない理由

おにぎりダイエットにトライしたものの、失敗して逆に体重が多くなってしまったという口コミもあります。

体重減などの効果を得られなかったのはどうしてなのでしょうか。失敗してしまう原因をまとめました。

糖質、脂質の多いおかずを取っていた

おにぎりダイエットの一番重要なポイントは、お米中心の食事にして脂質を控えるということです。

もともとおにぎりはパンやパスタ類のように油を使わないので、脂質を抑えるのに向いた食品です。そのためダイエットにも向いているのです。

ですが、あわせるおかずに脂質の多いばら肉や、砂糖をたくさん使った煮物などを取ると、ダイエットに大敵な脂質を糖質を多く取ってしまいます。

結果としておにぎり以外から取るカロリーが多くなってしまい、痩せる効果がなくなってしまうのです。

少食からのリバウンド

おにぎりダイエットはしっかり食事を取り、軽い運動を加える健康的なダイエットです。しかし中にはダイエットのために食事量を減らす人もいます。

そんな方がおにぎりダイエットで急に食べる量をそれまでより増やしてしまうと、体はどんどんカロリーを吸収してしまいます。

さらに、食事制限だけのダイエットをしていると筋肉量が減って代謝が落ちているので、食事の量が増えたことで太ってしまったのです。

失敗しないためにはルールを守って!脂質オフがポイント

おにぎりは基本冷えたご飯なので、糖質が吸収されづらく、また栄養素に優れ脂質が低いという特徴がありました。

そのためダイエットに向いているのです。ですが、食べ過ぎてしまったり、一緒に食べるおかずが脂質過多だと意味がありません。

おにぎりダイエットを行うときは、適度な運動をしながら、野菜や植物性タンパク質などを取り、脂質を抑えた食事をすることが重要です。

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