ブロッコリーで手軽にダイエット！豊富な有効成分で楽やせが可能に

ブロッコリーダイエットという方法があります。これは、置き換えダイエットやカロリー制限ダイエットとは違い、通常の食事を続けながら出来るダイエット法です。

ブロッコリーは野菜の中でも際立って栄養価の高い野菜です。その中には、ダイエットに効果的なものも多く含まれています。

そこで、ブロッコリーを効率よく食事に取り入れていくことで、無理なカロリー制限をしなくても健康にきれいに痩せられるのです。

ブロッコリーが持つダイエット成分

緑黄色野菜であるブロッコリーにはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。特にビタミンCにはアンチエイジング効果もあり、女性は多く取ってほしい成分です。

ブロッコリーに含まれているダイエット有効成分です

• スルフォラファン　細胞分裂を活発にさせて代謝をアップさせます
• ビタミンB1　脂肪を燃焼させます
• クロム　脂肪を燃焼させます
• カリウム　塩分を排出してむくみを解消します

ブロッコリーダイエットの実践方法

ブロッコリーダイエットはとてもシンプルな方法で行います。それは、毎日の食事にブロッコリーを取り入れると言うものです。

ブロッコリーはローカロリーで、糖質も少ないのでダイエットにはうってつけの食材なうえ、料理法もバラエティ豊富で飽きることがありません。

1回の食事での摂取目安量など、毎日続けていくための具体的な食事方法を紹介していきます。

1日100ｇのブロッコリーを食べるだけ！

1日に食べるブロッコリーの目安は100ｇです。これは、市販されているブロッコリー1株の可食部分に相当します。

これだけ食べてもカロリーは41kcalとかなりヘルシーです。そのため、たくさん食べてもカロリーオーバーになる心配がありません。

しかもこれを1日3回に分けて食べればいいので、1食分は小鉢に一盛り程度です。けして無理な量ではありませんし、栄養素を十分補えるので飢餓感が出にくい利点もあります。

より効果を出したいなら食事の最初に食べること

ブロッコリーは食物繊維も豊富なので、食事の時一番に食べると、腸の中で脂質の吸収を抑えてくれる効果があります。

これならダイエット中でも揚げ物や肉類の油も気にせずにすみますね。同時に糖質の吸収も穏やかにしてくれるので、血糖値が上がるのを抑えてくれます。

また、噛み応えがあるので自然にゆっくり食べようになり、どか食いが防げるのと、とお腹が膨らむので食事量も抑えられます。

効果を逃さないための加熱方法

ブロッコリーは茹でて温野菜にして食べるのが一般的ですが、これではせっかくのビタミンCが水に溶けて減少してしまいます。

そこで、ブロッコリーを加熱する場合は蒸すのがおすすめです。蒸し器を使ってもいいですがより簡単にするならレンジを使いましょう。

100ｇ分の加熱時間は600ワットのレンジなら、水洗いした状態で耐熱容器に入れ3分程度です。お使いの機種によっても異なるので、様子を見ながら加熱してください。

ブロッコリーダイエットおすすめレシピ

蒸したものを、そのままお塩やノンオイルドレッシングで食べるだけでいいブロッコリーダイエットですが、毎日続くと飽きてしまうかもしれません。

ですがブロッコリーは使い勝手のいい野菜です。どんな料理にも対応できます。そこで、簡単美味しいブロッコリーのレシピを紹介します。

ブロッコリーのおひたし

ほうれん草や小松菜を使う要領で、ブロッコリーもおひたしに出来ます。先に和え衣を作って混ぜることで、色が悪くなるのを防ぎ作り置きにも適しています。

和えごろもは、鰹節の変わりにすりゴマを使っても栄養バランスが良くなりますし、ちぎった焼き海苔で和えたりなど変化をつけても美味しいですよ。

ブロッコリーのぺペロンチーノ風

にんにくと鷹のつめで食欲をそそる一品が作れます。カプサイシンの脂肪燃焼効果で更にダイエットを加速します。

チューブのにんにくや一味を使っても同様の味になります。その場合は、火にかける前に油とにんにくチューブをよくなじませておきましょう。

そして火加減は弱めにします。そうしないと料理中ににんにくがはねることがあるので少し危険です。

鶏肉とブロッコリーのオイスターソース炒め

しっかりした味付けでメインになる一品です。ブロッコリーを多めにすればお肉が少なくても満足できます。

炒め油をごま油にして、先ににんにくをいためたりするとより中華風で味に変化がつきます。マンネリ化したときに試してみてください。

ブロッコリーダイエットの注意点

ブロッコリーを食べるときは、なるべく茎の部分まで食べるようにしましょう。茎は房よりも栄養素が豊富なので、美容、健康効果が高まります。

ですが、ブロッコリーには甲状腺の働きを阻害するゴイドロゲンという成分や、女性ホルモンの働きを抑える成分も含まれています。

そのため食べすぎるとひげが濃くなるなど男性化という症状が起きてしまうかもしれません。目安量を守って食べるようにしましょう。

女性にうれしい成分たっぷり！手軽なブロッコリーダイエット

ブロッコリーダイエットのいいところは、他の食べ物を特に制限する必要が無いと言うことです。

とはいっても、ブロッコリーを食べ過ぎたり、痩せるからと思っておかずを食べ過ぎると効果がありません。普段の食事量を増やさず、メニューにブロッコリーを使いましょう。

抗酸化作用や脂肪燃焼など、年齢を重ねた女性にうれしい効果のあるブロッコリー。意識して食べることで自然にダイエットに繋がります。