黒ずみのケアは場所によって変える！パーツ別原因とお手入れの方法

年齢を重ねると、肌の黒ずみに悩む方が多くなっていくようです。黒ずみのない肌は健康の証。それに若々しく見えるので、ぜひ維持したいですよね。

では何故年を取ると、肌に黒ずみが目立つようになってしまうのでしょうか。いつまでも若いころのような白い肌でいる方法はないのでしょうか。

実は黒ずみの原因は体の部分別に異なります。それぞれ適したケアの仕方を解説していきます。

加齢による黒ずみの2大原因

黒ずみとは、肌の一部分だけに黒いメラニン色素沈着してしまい、しみのようなあざのような痕を作ってしまっている物です。

白くてすべすべした肌をしていると、年齢よりも若く見られます。反対に、黒ずみのあるか所はなんとなくざらついて、より老けて見られます。

できれば避けたいこのような黒ずみの原因は、大きく分けて2つあります。それは乾燥とホルモンバランスの乱れです。

乾燥で黒ずみが出来るメカニズム

本来肌は繊維芽細胞と言うところから生成されるコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分によって、常に適度な水分を得ています。

ところが、繊維芽細胞も時間の経過とともに老化していきます。すると、保湿成分が体内で作られなくなります。

そのため肌の表面が乾燥してしまい、バリア機能が弱まるために、メラニンの増殖が起きてしまうのです。これが黒ずみのもととなります。

ホルモンの乱れが黒ずみを作るメカニズム

肌表面の水分や油分のバランスは、女性ホルモンの働きに大きく影響を受けています。特に女性は30～40代にかけてホルモンの変化が激しくなります。

それは妊娠や出産を経験するからでもありますが、そうでなくても40代は女性ホルモンの動きが繊細になって、ちょっとしたことでもバランスを崩すのです。

そのため、正常なターンオーバーが起こらなくなり、古い角質が肌の上に残りやすくなってしまうので、黒ずみが出来るというわけなのです。

主にこの2つの理由から肌の黒ずみは増えていきます。黒ずみの出来る原因は体の各部分によっても異なります。そこで、それぞれに適したケアが必要なのです。

膝は刺激を受けやすい部分。バリア機能を高めるのが重要

膝は体の中でも曲げ伸ばしの多い関節です。そのため、毎日の生活の中で頻繁に皮膚が伸びたり縮んだりして刺激を受けています。

そのため、他の部分よりも肌がストレスを受けやすいのはどうしても仕方がないことです。加えて、膝は皮脂の分泌が少ない箇所でもあります。

皮脂は肌の表面から水分が逃げ出さないようにしてくれます。その分泌量が少なくなると、肌が乾いてがさがさになってしまうのですね。

スクラブで皮膚を柔らかくして、保湿化粧水を使う

刺激を受けた膝は角質が溜まって硬くなってしまっています。そこでまずスクラブクリームを使って溜まってしまった古い細胞を取り除きましょう。

角質が溜まったままでは、肌の正常なターンオーバーが機能せず、メラニンの蓄積が進む一方です。

そこで、お風呂に入っているときなどに、スクラブクリームを使ってマッサージをするように膝の硬くなっている部分に塗りこみましょう。

注意点は、角質除去のためにごしごしとこすってはいけないということです。こすり付けると肌は余計ストレスを感じて、角質がますます硬くなってしまいます。

黒ずみやすいデリケートゾーンには黒ずみ専用石鹸を

股や乳首などのデリケートゾーンはもともと皮膚が薄く、刺激に弱い上に、常に衣服に締め付けられたりこすれたりなどの肌ストレスを受けています。

そのため、デリケートゾーンは体の中でも特に黒ずみが出来やすいのです。ケアのためには緩めの服を着る、乾燥を防ぐなどの方法もありますが、黒ずみ専用石鹸も有効です。

黒ずみ石鹸には美肌、潤い成分が充実！

デリケートゾーンの黒ずみを取るには、蓄積してしまったメラニンをこれ以上増やさないようにすることが重要です。

黒ずみ石鹸には、メラニン除去に働くビタミンＣ誘導体やプラセンタなどの美白成分が多く含まれていて、体を洗うことで皮膚に浸透していきます。

注意点は、膝のときの同様にごしごしとこすらないことです。体を洗う刺激も皮膚ストレスになります。肌ケアはどんな場所でも優しく丁寧にが基本です。

おすすめ黒ずみ石鹸　クリアネオ　パール

オーガニック成分を多く利用した、黒ずみだけでなく気になる臭やかゆみにも対処してくれるボディソープです。

美肌成分や保湿成分のほかに、殺菌成分も含んでおり、しかも天然の原材料が由来なので、安心して敏感な場所に使うことが出来るのです。

鼻の毛穴の黒ずみは皮脂が酸化した角栓

鼻の毛穴が黒くぷつぷつと目立ってしまい、いわゆるイチゴ鼻になってしまっていませんか。

これは、角栓と言って毛穴から過剰に分泌されてしまった皮脂や、ファンデーションなどが混ざり合って、酸化してしまったものです。

皮脂やファンデーションは油分が多いので、酸素に触れているうちに成分が変化して黒ずんでしまうのです。

クリームタイプのクレンジングで角栓を除去

角栓が出来てしまう原因は、乾燥でもあります。鼻の皮膚が乾燥していると、毛穴が開きやすくなるので、そこに皮脂や化粧品が溜まりやすくなるのです。

そこで、角栓を取るためにはクレンジングで皮脂のケアをすることが重要なのですが、オイルタイプやジェルタイプのクレンジング料では乾燥を加速するリスクがあります。

その点、クリームタイプのクレンジング料なら鼻の油脂としっかりなじんで、汚れをかき出し、かつ洗い流したあと乾燥しにくいのです。

おすすめ角質ケアクレンジング　サッポー

アボカド成分、蜜蝋、オリーブオイル、ローヤルゼリーなどの天然由来美肌成分を豊富に含んだクレンジングクリームです。

界面活性剤を使用していないので、自然と汚れを浮かび上がらせて毛穴の角栓を取り除いてくれます。

洗ったあとは保湿成分が肌を守ってくれるので、次の角栓が出来るのを防いでイチゴ鼻を卒業できますよ。

こすれやすい脇は色素が沈着しやすいパーツ

デリケートゾーンと同様に、脇も体の中で肌と肌が擦れやすい部分でもあります。そのため肌は刺激を受け続け、防御のために硬く黒くなってしまいます。

また、過剰な毛抜きやピーリングも肌へのストレスになってしまいます。夏に向けて無駄毛の処理は大切ですが、やり方を間違えると余計に目立ってしまうので注意しましょう。

さらに、夏場に汗をかきやすい脇には制汗スプレーを使う人も多いですよね。スプレーの刺激も肌ストレスになることがあるので、同様に注意が必要です。

黒ずみの強い脇には美白と保湿を

脇の黒ずみケアには、衣服の締め付けをなくす、抗酸化作用のある食べ物をよく取るようにするなどの対処法もありますが、化粧品によるケアも効果的です。

その際は、既に沈着してしまった黒ずみの色素に対応するために、美白成分と保湿成分の含まれているクリームを選ぶようにしましょう。

美白成分は出来てしまったメラニンをこれ以上増やさないようにしてくれますし、肌の乾燥を防ぐことで健康な表皮を取り戻せます。

脇の黒ずみケアにおすすめ　アットベリー

浸透方コラーゲンが肌の乾燥を防ぎ、またナノ化された美容成分が表皮の奥にまでしみこんでいくので、黒ずみにしっかりアプローチくれます。

また高分子ヒアルロン酸は表皮表面にとどまるので、中からも外からもしっかり乾燥を改善する力があるのです。

体の各部分ごとに理由はさまざま。しっかり黒ずみをケアしましょう

黒ずみは放っておくと体のいろいろなところに出来てしまいますね。しかも理由様々で、そのつどケアの方法を変えなくてはいけません。

大まかな原因としては、肌への刺激と乾燥です。適度な水分を保ってストレスを与えないことが重要なのです。

保湿成分の高いクリームを使ったり、体を洗うとき強く擦り過ぎないなどの工夫をしましょう。毎日続ければきれいな白い肌が戻ってきますよ。