ほくろが薄くなるのは老化のサインかも…日常生活から見直しを!
若い頃ほくろが多かったり大きかったりすることに悩んでいたのに、いつの間にか色が薄くなっていた、ということがあります。
悩みだったほくろが目立たなくなると嬉しい反面、深刻な原因が隠れているケースもあって注意が必要です。
なぜほくろは薄くなっていくのか、薄くなった場合どのようなケアが必要なのかについて解説します。
ほくろが薄くなる原因2つ
もともとあったほくろの色が薄くなったり目立たなくなることには、大きく分けて2つの原因があります。
それは、肌の老化とほくろガンです。それぞれのメカニズムはどのようなものなのでしょうか。それぞれ見ていきます。
肌の細胞が老化すると、ほくろも老化します
人の体は必ず老化していきます。個人差はありますが、年齢を重ねることによって確実に老化は進んでいきます。
肌が歳をとると、細胞の働きも悪くなります。そのため、ほくろを作っている母斑細胞の働きも鈍くなって行きます。
加齢によって母斑細胞が働かなくなると、新しい色素細胞が作られなくなるのでほくろの色も薄くなっていくのです。
ほくろガンになると色が抜けることも
ほくろガンとは、メラノーマとも言われるほくろの細胞が発達して出来る皮膚がんの一種です。
通常は色が濃くなったり大きくなったりするものですが、中には色が抜けて薄くなっていくこともあります。
加齢による変化との見分け方です
- 形がいびつ
- どんどん大きくなっていく
- 腫れる
- 痛みや出血がある
ほくろの色の変化は年齢だけでなく病気のバロメーターでもあります。気になる箇所を見つけたらよく経過観察しましょう。
ほくろの種類についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
ほくろが目立たなくなるのは肌自体も老化しているから
ほくろが薄くなっていくと言うことは、肌そのものも老化が進んでいるというとが考えられます。ただ目立たなくなったと思って安心してはいけません。
肌が年をとって働きが鈍ると、どのような影響があるのでしょうか。そしてどのようなケアの方法があるのでしょうか。
肌が老化すると起こる様々な症状
人の体が徐々に老化していく原因は、まだ分かっていません。年をとったら見た目が老けていくのは当たり前のようですが、意外にもメカニズムは解明されいていないのです。
1つには、細胞が分裂の限界を迎えることと捉えられています。つまり少しずつ体の細胞の数が減っていくということなのですね。
その影響の一環で、ほくろを作る母斑細胞も数が減るので色が薄くなっていくのです。ですが、それは健康な状態とは言えません。
肌の老化がもたらす影響です
- 皮膚が薄くなる
- バリア機能が失われてくる
- はりが無くなる
- しわやしみが増える
できることならこのような状態は避けたいですね。いつまでも健康的で若々しい肌でいるために、ほくろの色を判断基準にしましょう。
シミのない肌を目指すなら、こちらの記事をチェック!
ほくろの色が薄くなってきたらすべきケア
ほくろが以前より薄くなってきたと感じたら、それは肌が老化していっていることを知らせてとも言えます。そうなるとほくろガンなどのリスクも高まります。
老化を加速させないために、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。スキンケアだけでは追いつかない老化への対策方法です。
日常的に規則正しく過ごすことを心がける
肌の老化を防ぎ、ほくろが病気になることを予防するためには、なんといっても規則正しい生活を心がけることが一番です。
睡眠や食事のバランスが崩れると、神経の働きが乱れて体の調子が悪くなるとともに、老化も一気に加速してしまいます。
老けて見える人ほど、日常生活のバランスを整えることに無頓着であることが多いのです。毎日規則正しく過ごすことは、年齢肌対策のために欠かせません。
ほくろが増えるのを予防する方法についてはこちらで確認をしてみてください。
薄くなったからと言って安心しないで!老化が進んだ合図です
年齢が進むとほくろは大きくなったり濃くなったりすることもありますが、細胞が老化することで逆に色が薄くなったりもします。
目立つほくろがなくなったと安心せずに、顔などが老け見えになっていないかチェックしてみましょう。肌がはりを失っていたりしみが増えているかもしれません。
老化は化粧品などだけではなかなか対処できません。体の中から若々しくいるためには、生活を改めるべきです。
これから先の人生を健康的に過ごすためにも、ほくろを1つの目安として不規則になりがちな毎日を改善していきましょう。
こちらの記事で40代女性のお肌やその他の悩みを見てみることもおすすめです。
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