ルミガンでまつげが長く濃く太くフサフサに?色素沈着などの副作用

ルミガンでマツ育している女性

緑内障の目薬でありながら、まつげ育毛効果で思わぬ脚光を浴びた「ルミガン」は、ボリューム不足で悩む方の救いとなっています。

ルミガンとはいったいどのような医薬品で、どうすれば手に入れられるのでしょうか。また使用する際に注意するべき点は、どんなところにあるのでしょうか。

今現在、まつ毛のまばら化に悩んでいるあなたのため、「ルミガン」について知っておきたい情報をまとめます。

緑内障用の目薬「ルミガン」、まつ毛育毛効果も抜群!

「ルミガン」は、緑内障を治療する目的で処方される医薬品です。ビマトプロストという成分が配合されており、目の中の圧力を下げる目的で使用されます。

これ以外にもビマトプロストには、「まつ毛を伸ばす」という効果も報告されていましたが、緑内障治療において、それは単なる「副作用」。あまり重視されていませんでした。

しかしさまざまな理由から、まつ毛のボリューム不足に悩む方は決して少なくありません。「まつ毛が伸びる」という副作用に注目し、新たな研究がスタートします。

研究の結果、ルミガンは世界で初めての「まつげ用の育毛剤」としての効果が立証され、使用者のまつ毛が長く濃く、そして太くしてくれることがわかっています。

ルミガンの販売元であるアメリカのアラガン社が行った臨床試験によると、ルミガンによるまつ毛への効果を実感できた方は、80%以上とのこと。

ルミガンはあくまでも「緑内障用の点眼薬」ですが、それと同時に「まつげ育毛剤」としての効果も認められたことになります。

副作用から新たな価値を見出されるという、少し変わった経歴を持つ「ルミガン」。しかしその育毛効果は、折り紙付きです。

気になる入手方法は3つ!

ルミガンの効果を知ったところで、気になるのが「入手法」についてです。どうやって手に入れれば良いのでしょうか。3つの方法を紹介します。

緑内障と診断される

ルミガンは、緑内障用の薬です。緑内障だと診断されれば、当然すぐに処方されます。

このときに処方される点眼薬は、日本製で2.5ミリリットル容量のもの。毎日の点眼で、眼圧上昇を防ぐことが狙いとなります。

とはいえ緑内障では、長い年月をかけて徐々に視野欠損が進んでいきます。また、治療が手遅れになれば失明にもつながりうる、怖い病気です。

まつげを育成する目的で、緑内障と診断されることは非常に難しく、あまり現実的とは言えません。

扱っているクリニック、美容皮膚科で購入する

美容皮膚科などのクリニックの中には、ルミガンを扱っていて、「まつげ育毛剤」として販売してくれるところもあります。

多くの場合、ここで扱われているのはアメリカ製の3ミリリットル容量のもの。もちろんもとは緑内障用の点眼薬であり、本来の用途とは異なる方法で使うことになります。

とはいえ、その使い方や注意点などをわかりやすく解説してくれるなど、医師のアドバイスのもとでまつげを育成できるというメリットもあります。

個人で輸入する

ルミガンを入手する方法としては、「海外で販売されているものを、個人で輸入する」という手段もあります。

この場合、個人輸入の代行通販サイトを使うと便利です。通常のインターネットショッピングと同じ感覚で注文が完了し、数日から10日前後で手元に届きます。

価格は1本3,000円前後から

ルミガンの価格は、入手する方法によって大きく変わってきます。

緑内障と診断される 保険適用あり 数百円~1,000円程度
クリニックで購入する 保険適用外 5,000円~9,000円
個人輸入する 保険適用外 2,000円~3,000円

もっとも安いのは「緑内障と診断された場合」で、わずか数百円でルミガンを手に入れることが可能です。

クリニックで購入すると安心感はあるものの、継続するためにはかなりの費用が必要となってしまいます。

最初はクリニックで購入し、慣れてきたら個人輸入へと入手方法を切り替える方も少なくないようです。

ルミガンは医薬品!手順を守って慎重に使おう

緑内障以外でもルミガンを入手する方法はあるとはいえ、れっきとした医薬品です。もちろん作用もあれば副作用もありますから、正しく取り扱うことが大切です。

まつげ育毛を目指してルミガンを使う際の手順について、詳しく解説します。

  1. アプリケーターを用意する
  2. ルミガンを開封し、アプリケーターに触れないよう注意しながら一滴垂らす
  3. アイラインを引く感覚で、まつ毛の生え際に塗布する
  4. 余分な場所についてしまった薬を取り除く
  5. 新しいアプリケーターで、もう片方のまつげに塗る

注意点も詳しく解説します。

【アプリケーター】専用アイテムを準備しよう!

アプリケーターとは、まつげ育毛剤をまつげの根本に、確実に塗るための道具です。

わざわざ購入しなくても、綿棒などで代用できるのでは?と思うかもしれませんが、これはあまりオススメできません。

ルミガンには、「色素沈着」という副作用があります。綿棒を使い、まつ毛の生え際以外に薬を塗布してしまうと、「まつげは伸びず色素沈着だけが引き起こされる」という残念な事態につながってしまいます。

また、繊細な目元に使用するアイテムですから、衛生面も気になるところです。

専用のアプリケーターは、使い捨てがほとんどです。一本ずつ滅菌された上で個包装されているので、安心して利用できます。

もったいない…と思わず、毎回きちんと、さらに左右の目で使い分けることが、副作用のリスクの低下、また眼病予防にもつながります。

ルミガンはもともと緑内障のために作られた薬。「まつげに塗る」という使い方は想定されていないため、アプリケーターは別売りです。

クリニックで購入する場合や個人輸入では、アプリケーターがセットになっているものもあります。少し価格は高めですが、利用すると便利です。

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こんな症状が現れたら、即使用を中止して!

ルミガンは医薬品ですから、想定していた以上に副作用が強く出てしまう可能性もあります。もしルミガンを使用していて、以下の症状が出てきたら、すぐに利用を中止して医療機関を受診しましょう。

  • 目が充血する
  • 目に強いかゆみが出た
  • ドライアイ
  • 目の違和感

もともと点眼薬として処方されている薬剤ですから、目に入っても大きな副作用を引き起こすリスクは少ないようです。

しかしどんな薬剤にも、人によって「合う」「合わない」がありますから、油断は禁物。異常を無視したまま使い続けることはやめましょう。

また、ルミガンには以下のような副作用も報告されています。

  • 目の周りの色素沈着
  • まつげ以外の体毛が濃くなる

これらの問題は、ルミガンの使用を中止すれば徐々に元の状態に戻っていきます。作用よりも副作用の方を強く感じたら、別のマツイク方法へと切り替えた方が良いでしょう。

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効果は高いものの注意点も多数!慎重な管理・使用を

世界で初めてまつげの育毛効果が実証された医薬品として、確かな効果が期待できるルミガンですが、購入や使用には注意するべき点もたくさんあります。

一般的に販売されている「まつげ美容液」とは、全く性質が異なるもの。実際に使用する際には、慎重に判断するのがオススメです。

またルミガン以外にも、まつ毛育毛剤として使われている医薬品はありますから、じっくりと比較検討してみてください。

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