まぶたのたるみを予防!いつまでもキラキラ元気な目元を保つ方法

まぶたは年を重ねれば垂れてくるもの…。そんな風に思っていませんか?

それは間違い。しっかりケアすることで、予防ができます。

まぶたが垂れると老けて見えるだけでなく、頭痛・肩こり・腰痛や不眠の原因になることもあるんです。

日々の生活に簡単に取り入れられる予防法を集めました。習慣にして元気で若々しい目元をキープしましょう!

朝するべきは「紫外線対策」まぶたの刺激は控えめに

1日のはじまりにできる、まぶたのたるみ予防法をチェックしましょう。難しいことはありません。少し気を付ければできる事ばかりなので、実践してみてくださいね。

洗顔はふんわりやさしく。ゴシゴシしない。

顔の皮膚の中でも、まぶたはとても薄くて特に刺激に弱い部分です。肌を守るためには、たっぷりの泡でやさしく洗顔するようにと言われていますが、まぶたにも同じこと。

手や指でゴシゴシ擦るのではなく、泡でなでるように洗顔しましょう。拭くときもタオルで押さえるようにします。

コンタクトは下まぶたを下げて付ける

コンタクトを使っている方は、上まぶたを上方向にぐっと引っ張りながら装着する方が多いのではないでしょうか。毎日するこの動作は、強くまぶたを引っ張ります。

皮膚の薄いまぶたを毎日引っ張ることは、毎日コツコツとまぶたをたるませているのと同じこと。

コンタクトを装着するとき、はずすときも、しっかり目を見開き下まぶたを軽く押さえて着脱するようにしましょう。

紫外線は皮膚の敵!屋内でも冬でも日焼け止め必須

肌の老化の8割は紫外線が原因だと言われています。コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を保つ成分を破壊してしまう紫外線。

紫外線を無防備に浴びたまぶたは、弾力が減り、張りを保てずにたるんできます。日焼け止めをしっかり塗るようにしましょう。

日常生活ならSPF30・PA++で十分です。屋内に居ることが多い方も、冬場でも、日焼け止めを使いましょう。そこで気を抜かない事が、たるみ予防につながります。

ビタミンCで体の中からも紫外線対策!

メラニンの生成を抑え、コラーゲン・エラスチンの生成を促進させるビタミンCを摂取するのも紫外線対策になります。

3時間程度で排出されてしまうので、朝・昼・晩の毎回の食事でしっかりビタミンCを摂るようにしましょう。

ただ、過剰摂取は腹痛や吐き気などを引き起こすことがあります。特にサプリメントを利用する際には、用法容量を守りましょう。

鉄分の吸収を高めてくれたり、ストレスに強い体を作ってくれたり、シミ・老化を防いでくれたりと、ビタミンC摂取には良い事がたくさん。

朝からしっかりビタミンCを摂ることができたら、1日を元気にスタートできそうですね。

  • ピーマン(赤・黄・緑)
  • アセロラジュース
  • レモン
  • ゴーヤ
  • めんたいこ
  • キウイ
  • いちご
  • 水菜(生)
  • ブロッコリー

朝食に取り入れやすいビタミンCが豊富な食品です。積極的に摂取して行きましょう。

アイメイクは引っ張らない!擦らない!

  • ビューラーはまぶたが伸びるほど引っ張らない。
    まつ毛だけに力がかかるようにする。
  • アイシャドウは擦らない。
    手の甲などでのばしたものをまぶたトントンのせるようにする。
  • 眉毛は抜かない。シェーバーで整えるようにする。
まぶたを引っ張ったり擦ったりすることが毎日続くと、どんどんまぶたが伸びて、たるみになります。

メイクをしないのが一番ですが、そういうワケにもいきませんよね。できるだけまぶたを刺激しないように、心掛けましょう。

たまにはノーメイクデーを作るのもいいですね。

日中は「悪しき生活習慣を見直し」でたるみを予防!

日中にできるたるみ予防。日中だけでなく、常に気を付けるとよいでしょう。習慣になってしまっていることを変える必要があるので、少しハードルが高いかもしれません。

でも、これらを実践できれば、まぶたのたるみだけでなく、お肌が綺麗になったり、余計な脂肪が取れたりと、全身に良い事がたくさん待っています。

できることからチャレンジしてみましょう。

タバコは控えめに。副流煙にも要注意

1日に35本以上のタバコを吸う人は、吸わない人に比べ4.7倍シワができやすいという研究結果があります。

タバコの煙は、肌の真皮の弾力線維にダメージを与えます。コラーゲンも減少し、皮膚も薄くなります。

簡単にいえば、タバコの煙は皮膚をたるませるということ。副流煙も同様。まぶたのため、肌のため、体のためにも、禁煙するのが一番です。

でも、無理は禁物。減らすだけでも体は答えてくれます。ストレスにならないように、出来る範囲でタバコの煙から距離をとっていきましょう。

甘い物・炭水化物は摂りすぎ注意

まだあまり知られていない体の「糖化」。糖分を摂りすぎて血糖値が上がるとなる老化現象です。体が糖化すると、皮膚の弾力が低下して、しわ・たるみ・くすみとなって現れます。

甘い物には糖分がたっぷり。パンやごはんは体内で糖分に変わります。どちらも食べすぎには注意しましょう。
血糖値を急激に上昇させないことも大切です。ゆっくり良く噛んで食べる事で、血糖値もゆっくり上昇します。

お腹が空いている時にいきなり糖分を摂ると、血糖値も急激に上がります。食べる順番にも気を付けましょう。

野菜(食物繊維)→肉・魚(タンパク質)→米・パン(炭水化物)

野菜の部分を牛乳にかえてもOK。この順で食事を摂れば、血糖値がゆっくり上昇。体の糖化を予防できます。

カフェインは血糖値を上げやすいので、紅茶やコーヒーなどは食後にしましょう。

最近は「血糖値の上がりやすさ」=「GI値」を示した商品もたくさん売られています。数字が小さいほど、血糖値が上がりにくいという事。そういった低GI商品を取り入れるのもいいですね。

運動不足解消で体の糖化をコントロール

特に食後の運動は血糖値を下げてくれます。食後でなくても、ウォーキングやヨガ、トランポリンなどの体幹を使う運動をするのがオススメ。

運動不足で筋力が減ると、血糖値の上昇に体が耐えられずに、シミ・シワ・たるみが増えることになります。

がんばって腹筋をしたり、ダンベルをあげたりする筋トレで付くような、見た目で分かるムキムキ筋肉ではなく、普通の生活でも使う体幹の筋肉を鍛えることで、激しい運動をしなくても糖化に強い体を作る事ができます。

1日おき、2日おきでも、5分でもいいから、長く続けられそうな自分にあった体幹トレーニングをさがして習慣にしてみましょう。
  • なるべく階段を使う
  • トイレに行くたびに5回スクワットする
  • デスクで気が向いたら両足を上げて10秒キープ
  • 電子レンジ待ちの間はつま先立ち

こんな風に、簡単なものからはじめてみるのもいいでしょう。続けることが重要です。

ヨガやエクササイズのスマホアプリもたくさんあり、楽しく続けられる工夫がされています。探してみるのもいいですね。

花粉症で目がかゆくても擦らない

花粉症の人に目を掻かないで、というのはなかなか難しい事だというのは良くわかります。でも、ぐっと我慢してください。

まぶたを擦ると皮膚が伸びたり、肌が乾燥してたるみやすくなります。

花粉症やその他のアレルギーなどで目がかゆくなったら、冷やしたり、目薬を差したりして対応しましょう。

目を閉じてミュラー筋を休ませる

ミュラー筋は目まぶたを持ち上げる筋肉。目を開くときに働いて、閉じると休みます。

自律神経と連動していて、目を開いているとき自律神経は活発に働き、目を閉じているとき自律神経はリラックスしている状態となります。

パソコンやスマホを見続けていると、瞬きが少なくなったり、瞬きのときにしっかりまぶたを閉じ切っていなかったりして、目も自律神経も疲労します。

擦ったり、使いすぎたりして伸びてしまったミュラー筋はもとには戻りません。そうなると、まぶたがたるみ、ひどくなると眼瞼下垂となって手術が必要になることもあります。

伸びてしまったミュラー筋は、たるんだまぶたを支えようと常に働いている状態になります。自律神経の緊張も続き、便秘・冷え性・不眠・疲労感など体調不良になったり、うつ病を発症することもあります。

1時間に一度は、静かに目を閉じる時間を作ってください。見る対象物を目線の下の方に置くのも効果的です。

上目遣いよりも下目遣いにしてまぶたを少し下げるだけでも、まぶたの緊張は緩和されます。パソコン画面の角度や、スマホをするときの姿勢にも注意しましょう。

夜は「心も目元もリラックス」自分を労わって!

夜は一日がんばった心と体を優しく労わってあげましょう。メイクも疲れもキレイにオフすれば、明日も元気な目元をキープできます。

メイク落としは優しく慎重に

アイメイクを落とすとき、ゴシゴシ擦らないように注意してください。つけまつげやアイプチなども、勢いで引っ張ってとらないようにしましょう。

専用のリムーバーやメイク落としを使えば、擦らずキレイに落とせるはずです。まぶたは優しく、丁寧に扱うことを忘れずに。

お風呂でゆったり温感療法

目の疲れは、まぶたをむくませて、たるみやすくさせます。目の疲れを解消するために、温めて血行を良くしてあげましょう。

浴槽に保冷剤を入れて温めておきます。それを入浴中に閉じた目の上に乗せます。とても気持ち良くて、リラックスできますよ。

温めたあとにはまぶたについた脂肪や疲労物質を流すための簡単なエクササイズをします。

目を閉じたまま、眼球を右回り・左回りに各3回大きくゆっくり回しましょう。これで目の疲れはスッキリ。目を開けると視力が良くなったように感じるほどにスッキリ感を味わえます。

目元専用のケア用品でまぶたをたっぷり保湿・マッサージ

皮膚の薄いまぶたは乾燥しがち。乾燥は肌の張りをうばってたるませます。そんなことにならないように、しっかり保湿しましょう。

目の周りは顔の他の部分とは皮膚の構造が違います。そのためケアするときは目元専用を選ぶとより効果を感じられます。

クリーム系の物が多いアイケア用品。マッサージしながら使えると、保湿だけでなく血行が良くなって目の周りの疲れや老廃物を流すことができます。

マッサージをするときは、くれぐれも力を入れすぎないように。やさしくなでるようにマッサージしてくださいね。

商品によってそれぞれ効果を発揮する使い方があります。正しい使い方を確認して使用しましょう。

一日のストレス解消。たっぷり睡眠。

ストレスがあると呼吸が浅くなります。そうすると皮膚の再生・老廃物の排出能力が弱まって、くすみやむくみ、たるみとなって表れます。

コラーゲンもストレスによって減少し、張りのない肌になってしまいます。

解消できるストレスは、その日のうちに解消しましょう。

オススメは読書

ストレスの解消に効果的なのは、日常とは別の世界で夢中になること。6分の読書で68%もストレスが軽減されるそうです。

毎日数分でいいので、読書の時間を持ってみてください。小説でも漫画でも、自分のお気に入りの別の世界へ行ってストレスを発散しましょう。

夜の時間をスマホやパソコンと過ごす方。逆にストレスを増やしている可能性があります。インターネットの世界は広すぎるし、情報は断片的。SNSも現実の延長です。

スマホやパソコンに夢中になるのは目も疲れてしまいます。目の疲れはむくみ・たるみの原因になります。液晶画面はほどほどにしましょう。

ストレスが減ると、睡眠の質も良くなる

好きな本でストレス発散した後は、十分な睡眠をとりましょう。

睡眠不足は万病のもと。疲れがとれず、顔もまぶたもくすみ、たるんできます。

肌のターンオーバーが活発になるゴールデンタイム。22時から26時の間に寝ていると、成長ホルモンの分泌が促されて肌調子を良くしてくれると言われています。

最近では22時から26時ではなく、入眠から3~4時間がゴールデンタイムという説が有力になってきているようです。

どちらにしても、夜更かしは禁物。24時頃までには寝て、最低でも4時間はぐっすり眠る。そうすればお肌のゴールデンタイムをものにすることができます。

クリニックでできる特別なたるみ予防

たるみに劇的変化を施すものではありませんが、続けることでたるみを予防できます。自宅ではできない特別なケアをしたい場合は、クリニックへ行ってみましょう。

張りのある肌へ導くメラフェードの塗布

メラフェードとは、トレチノイン(皮膚の代謝の活性化)とハイドロキノン(美白剤)の入ったローション。

張りのある肌を保てるとともに、しみ・くすみにも効果があります。

1日1回、3か月塗布→1か月休止を繰り返して使います。40,000円~50,000円で2~3か月程度もちます。

市販品もありますが、クリニックの物の方が、濃度が高いのでより効果が期待できます。

イオン導入で肌のダメージを修復

ビタミンやアミノ酸などの肌の修復に必要な成分を電気的にイオン化させ、肌に浸透させるイオン導入も効果的です。

価格は成分によりますが、数千円~20,000円程度。月に1回を続けていきます。

メラフェードにくらべ手間もなく、気楽に通えそうですね。

隙間時間でできる目元エクササイズ2つ

  • 眼輪筋
  • 表情筋

この2つの筋肉を鍛えていきましょう!

どちらのエクササイズも1日何回でも、気付いたときにやってみましょう。これも続けることが重要です。1日くらい忘れたって大丈夫。思い出したらやってみましょう。

逆に、鍛えすぎるのもNG。シワの原因になるので、がんばりすぎないようにしてくださいね。

1.目の周りにドーナツ状に付いている筋肉「眼輪筋」を鍛えるエクササイズ

眼輪筋は瞬きするときに無意識に使っている筋肉。そこを意識してつかうことで鍛えられ、たるみを予防できます。

【眼輪筋を使った上まぶたの鍛え方】
ただゆっくり瞬きをする。それだけです。上まぶたに意識を向けながら、ゆっくり瞬きをしましょう。このときギュッと目をつぶってはいけません。シワの原因になります。
【眼輪筋を使った下まぶたの鍛え方】
上まぶたをそっと指の腹で押さえ、下まぶたを持ち上げるように目を閉じ、開きます。

はじめは難しいですが、続けることでできるようになってきます。

眼輪筋の弱い下まぶたは、上まぶたよりたるみやすいです。上まぶたに気を取られがちですが、下まぶたもしっかり鍛えてたるみ予防をしましょう。

2.顔全体「表情筋」を使うエクササイズ

眼輪筋も表情筋のひとつ。表情筋は顔に60以上もある筋肉の総称です。

  1. 顔の中心、鼻に顔のパーツを集めるようにギューっと力をいれて5秒キープ。
  2. そのあとパッと顔を広げるイメージで目も口も開く。

毎日コツコツでいつまでも元気な目元

項目にすると沢山あるように見えるたるみの予防法ですが、少しの意識でできる事が多いですよね。

継続は力なり。数年後も素敵な目元で居られるように、できることから続けて行きましょう。

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