グリーンスムージーの効能。ダイエットだけでなく美容にも

グリーンスムージーは緑の葉野菜とフルーツプと水をミキサーにかけて作るドリンクです。置き換えダイエットとして注目されていますが、効果はそれだけではありません。

生の野菜に含まれる栄養素を余さず取ることが出来るので、年齢肌の悩みなどにも対処してくれるのです。

火を使わずに簡単に作ることも出来るので、食習慣の1つとして取り入れたいですね。効能やおすすめレシピを紹介します。

うれしい美容効果満点のグリーンスムージー

グリーンんスムージーの定義は、小松菜やほうれん草など緑黄色野菜の葉野菜とリンゴやバナナなどの果物をミキサーで攪拌した飲み物です。

水を使うのが一般的ですが、飲みやすくするために蜂蜜を入れたり、美肌効果を高めるために豆乳やヨーグルトを入れる場合もあります。

グリーンスムージーを飲むことで得られる一番の健康効果は、デットクスです。葉野菜には食物繊維が含まれていて、腸内環境を良くしてくれます。

すると腸の蠕動運動が活発になってたまっていた便が排出されるようになるので、体内の毒素が抜けて代謝が上がったり肌質が改善されます。

また、濃い緑色の野菜は体の調子を整えて元気を取り戻してくれるファイトケミカルに優れています。

年齢を重ねて疲れやすくなった、なんとなく調子の悪い日が続く、という場合には体質改善のために飲むのも効果的です。

飲みやすいので野菜不足を一気に解決!

現代の日本では、野菜の摂取量、特に緑黄色野菜の消費が少なく、慢性的な野菜不足が深刻化しています。

生の野菜には代謝や神経の働きを正常にするビタミンが豊富に含まれて居ますから、これが不足すると精神、身体両面で不調を起こしやすくなります。

グリーンスムージーは、ミキサーにかけてドリンクにしてしまうので、たくさんの量の野菜を1度に取ることが出来、効率よく栄養バランスを整えることが出来ます。

そこで、野菜不足の解消法としても注目されているのです。調理時間も掛からないので、仕事で忙しい方こそグリーンスムージーの習慣を作ってほしいですね。

緑の野菜に含まれる美容と健康パワー

もともと野菜とはビタミンや食物繊維など体に必要な栄養素を含んでいる、バランスのよい食べ物です。

中でも緑黄色野菜はその濃い色素の中にアンチエイジングに強い作用を持ったファイトケミカルを多く持っています。

グリーンスムージーによく使われる緑の野菜に含まれる健康成分について、解説します。どんなレシピでスムージーを作るのかの参考にしてください。

女性が陥りがちな貧血に効果大「ほうれんそう

グリーンスムージーに良く使われるものが、ほうれん草です。シュウ酸という成分を含んでいるので少しえぐみがあり、甘みの強いものと混ぜるのがおすすめですね。

ほうれん草には血流を良くするビタミンEや紫外線に抵抗するビタミンCも含まれますが、特に重要なのは鉄分が多いことです。

月経周期を持っている女性は、男性に比べて貧血に陥りやすいリスクを持っています。それを防ぐためには鉄分の補給が欠かせません。

体内で血がしっかり作られると見た目の肌色も良くなりますし、くすみを改善したり化粧のりをよくすることができます。

エイジングケアに最適「モロヘイヤ」

モロヘイヤは、各種ビタミンに加えてベータカロテンやカルシウム、カリウムなどのミネラル、癌や老化防止に役立つケルセチンも含んだスーパーフードです。

それだけでなく、独特のねばねば成分の中には水溶性食物繊維も豊富で、お腹の中をきれいにしてくれる作用も持っています。

1種類の野菜からこれだけの栄養分を取れるので、非常に効率のよい食べ物と言えます。忙しい40代のエイジングケアには最適です。

免疫力を高めて健康維持「チンゲン菜」

チンゲン菜も癖がなく1年を通じて手に入りやすい野菜なので、スムージーの材料には向いていますね。

注目したいのは、ベータカロテンを多く含んでいると言うことです。ベータカロテンは体内でビタミンAを作り出し、免疫力を高める働きをします。

そのため病気にかかりにくくなり、肌質も良くなり、美髪を維持することも出来ます。是非積極的に取っていただきたい野菜です。

良質な睡眠に導く「水菜」

水菜に含まれている栄養成分で注目したいのが、カルシウムです。骨や歯を作る原料になるカルシウムは、骨粗しょう症を防ぐためにも保持したい栄養素ですね。

一方でカルシウムには神経の働きを穏やかにさせる効果もあり、いらいらを解消するのとともに夜の睡眠の質を上げてくれます。

良質な睡眠は美肌つくりに欠かせません、深夜しっかり熟睡すると、脳下垂体から成長ホルモンが分泌されて傷ついた細胞を補修してくれるからです。

年齢を重ねていくことでどうしても体は傷ついていきます。水菜でカルシウムを補給すれば手軽に健康な体を取り戻せるのです。

手に入りやすい材料をつかった基本のグリーンスムージー

毎日続けてこそ健康効果も高まるので、スムージーに使う材料はスーパーでいつも手に入るものがいいですね。

野菜の組み合わせはお好みで大丈夫ですが、スムージー初心者の方にごく一般的なレシピを紹介します。

材料 ほうれん草2株 バナナ1本 キウイ1個 水200cc

  1. ほうれん草はざく切りに、バナナ、キウイは一口大に切る
  2. 果物を下に、野菜を上に入れて水を注ぐ
  3. ミキサーで塊がなくなるまで攪拌する

野菜だけでは青臭くて飲みづらいですので、甘みを加えるためにフルーツも使います。葉野菜は上で紹介したものをお好みで組み合わせてみてください。

ですが、あまり果物を多く入れすぎると糖質過多に傾いてしまい、ダイエットに良くない側面があります。

グリーンスムージーのメインは緑の野菜なので、フルーツはサブ食材だという意識を無くさないようにしましょう。

アンチエイジングの強い味方になるグリーンスムージー

緑の葉野菜には、美肌を維持するために欠かせない成分がバランスよく含まれていました。スムージーは加熱せずに作るので、栄養素が壊れる心配がなく健康にいいドリンクです。

特に40代以降しみや小じわが気になってきたり、疲れが取れにくくなるなど老化の兆候を感じ始めた方には、食習慣の1つとして取り入れていただきたいですね。

時間をかけずに作れて消化にもよく、仕事で遅くなってしまった日や食べ過ぎた次の日の1食として最適です。

栄養のバランスを整えることは代謝アップにもつながり、ダイエット効果も高くなります。年齢化に対抗するための強い味方と言えるでしょう。

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