レッドスムージーは効能様々!赤い食べ物は美肌とダイエットの味方

野菜や果物を水で攪拌して作るドリンクのことをスムージーと言いますが、中でも赤い色の濃い素材で作るものをレッドスムージーと呼びます。

一般的にスムージーは葉野菜を使った緑色のものが良く知られています。レッドスムージーに使われる赤い野菜からは、どのような健康美容効果が得られるのでしょうか。

どのタイミングで飲めばいいのか、スムージーを作る場合にはどのような材料を選べばいいのか、レシピとともに紹介します。

高い栄養価で注目されているレッドフード

トマトやイチゴなどに代表される赤い色をした野菜や果物には、アンチエイジングのための成分が多く含まれていることから最近注目されています。

そうした食材で作るレッドスムージーですから、肌の老化防止やシミ予防のために高い効果を発揮するのですね。

また野菜中心で低カロリーなので、置き換えダイエットとして実践しても、健康的に痩せられていいこと尽くしです。

赤い色素を持った野菜や果物に含まれる健康美容成分について紹介します。スムージー造りの参考にしてください。

レッドフードの代表!ダイエット効果も高いトマト

夏場に旬を迎えるトマトには、様々な栄養素がバランスよく含まれていて、トマトを1個食べるだけで野菜不足の解消に繋がるほど。

ビタミンCやビタミンEなど、活性酸素に抵抗して体の老化を防ぐ成分や、コレステロールを下げる葉酸、むくみ解消に役立つカリウムなどが豊富なことが特徴です。

トマトを食べる最大のメリットは、赤い色素の元であるリコピンです。リコピンには脂肪を燃焼する効果があり、食事に取り入れるとダイエットをサポートしてくれます。

トマトでスムージーを作ると、加熱しないので栄養素を壊さずに済みますし、植物の組織を粉々にしているので吸収が良くなるというメリットがあります。

ピーマンを超える栄養価!美肌にもいい赤パプリカ

ピーマンと同様に唐辛子の一種である赤パプリカは、辛味はなくむしろさわやかな甘みがあるのでスムージーに入れても飲みやすいのでおすすめです。

ですがその中には脂肪燃焼を助けるカプサイシンも含まれており、ダイエットに効果的です。

ピーマンもビタミンなどの栄養素を豊富に含んでいますが、それに加えて赤パプリカにはカロテンなどのシミ予防になる成分もあり、年齢肌対策には最適です。

肌の下にはシミの予備軍が多く潜在していると言われています。カロテン中心のスムージーで隠れシミを撃退しましょう。

さわやかな酸味で味のアクセントになるブラッドオレンジ

日本ではあまり栽培されていない品種ですが、通常のオレンジよりも色素が濃く赤い色をしているオレンジです。輸入品などをスーパーで購入できます。

ブラッドオレンジは他のかんきつ類よりも酸味が柔らかで、スムージーの味のアクセントに入れるのに適しています。

また、ビタミンや葉酸なども多く含んでいるので、コラーゲンの生成を助けて肌のたるみを改善してくれます。

ローカロリーでデトックス効果もあるスイカ

スイカは水分が多いのでスムージーに加えるとちょっと水っぽくなると敬遠されることもあるかもしれませんね。

ですが、スイカの色素の中にもトマトと同様のリコピンが含まれていますし、ローカロリーかつカリウム豊富でデトックス作用も高いなどダイエットの強い味方です。

夏場以外にはあまり出回らないのがデメリットですが、トマトと同じ時期が旬なので、トマトとスイカのスムージーにすれば夏ばて防止にもなります。

糖質が高いものには要注意!入れすぎには気をつけて

レッドスムージーの材料としてもよく使われているにんじんやイチゴですが、これらはとり過ぎるとダイエットの効果が低くなるので要注意です。

イチゴもにんじんもビタミンやカロテンなど、他の赤い野菜同様に美容成分が豊富です。ですがその分糖質も高いという側面があります。

糖質が高いとカロリーも高くなるので、イチゴやにんじんを中心にしたスムージーを取りすぎると、美肌にはいいですが痩身には繋がりにくいかもしれません。

もちろん、スムージーに入れはいけないというわけではありません。ですが、あくまで栄養を補う目的で、メインにするのは避けましょう。

毎日でも飲みたい!レッドスムージーのレシピ

赤い野菜や果物をお好みでミキサーにかけるだけの手軽なレシピなので、疲れて帰ってきた後の夕食の代わりにするのにもおすすめなレッドスムージーです。

栄養を補いつつ、ダイエットや美肌効果を最大に発揮してくれるように、作りやすい組み合わせを紹介します。

材料 トマト1個 にんじん3分の1本程度 赤パプリカ半分 イチゴ小3粒(大きいものなら1粒でも) 水200cc

  1. 野菜や果物は一口大に切る
  2. トマト、イチゴ、パプリカ、にんじんの順番にミキサーに入れる(最初に硬いものを入れると攪拌されにくい)
  3. 水を入れてミキシングする

イチゴとパプリカで甘みを補いつつ、シミ予防や脂肪燃焼効果をしっかり得られる基本のレッドスムージーです。

甘みはバナナで補ったり、水ではなく豆乳を使うなどするとより栄養バランスも良くなります。

また、ヨーグルトを加えても腸内環境をよくしてくれて代謝アップに繋がります。果物の入れすぎに注意すれば、様々な組み合わせが楽しめます。

美味しく飲んで美肌とダイエットに!

赤い色をした食べ物には、アンチエイジングに力を発揮してくれるファイトケミカルという成分が多く含まれて居ます。

そのため、レッドスムージーは年齢が気になりだした女性に最適なドリンクと言えるでしょう。

トマトなどの赤い野菜を意識して食べることも重要ですが、スムージーにすれば数種類の食材をまとめて取ることが出来て便利ですね。

栄養バランスもよく、消化にも優しいレッドスムージーでシミやたるみを予防し若見え肌を目指しましょう。

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